呉勝浩のレビュー一覧

  • 白い衝動

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    日本版「羊たちの沈黙」か?足を骨折している弟が絶対に犯人だと踏んでいたが見事に違っていて、いま地団駄を踏んでいる笑

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    2020年01月02日
  • 蜃気楼の犬

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    短編集っていってもひとつは100ページ超なので
    中編くらいかね
    若い奥さんがいるベテラン刑事と新米刑事が
    さまざまな事件を追う
    最後の書き下ろしだけ時間がさかのぼるが
    それ以外は時系列に並んでる感じ
    やっぱり100ページ超の本書のタイトルにも
    なっている話がおもしろかった

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    2019年07月04日
  • ロスト

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    二段構えの構成にまずは驚く。それに加えて複数の視点や場面が交錯し、メインとサイドの物語がいい距離感で描かれる。それぞれの終幕を少しうかがい知れるエピローグも含めて、すごく映画的だと思った。誘拐だけで終わらない誘拐小説。これは新しい。‬

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    2018年10月19日
  • 蜃気楼の犬

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    やる気も正義感も、少々くたびれてきた、県警捜査一課のオッサン刑事、番場。

    だが、事件現場に立つと途端に、その洞察、観察力を発揮する。

    だからか、仲間は彼を「現場の番場」と呼び、一目置く。

    当の番場は、50を過ぎ二回りも年下の女性を嫁にして、一途に愛情を注いでいる。

    女性のバラバラ遺体発見から始まる「月に吠える兎」。

    被害者の指二本がなくなっている代わりに、本人のものではない指が残されていた。

    そして、「真夜中の放物線」では、男性の飛び降り死体が発見されたが、周辺の高い建物といえば、少し離れた位置にあるマンションだけ。

    そこから落ちたにしては、不自然な距離に遺体はあった…。

    興味

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    2018年07月08日
  • ロスト

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    2018年47冊目。類を見ない誘拐の手口にわくわくする。視点人物が変わっても面白さは保たれているし、長さをあまり感じさせないのは良かった。

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    2018年04月23日
  • 道徳の時間

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    ネタバレ

    呉勝浩の初読み。

    しばらく前に見かけて気になってはいた一冊。
    気にはなったけれど、「古本で出回ってからでもいいか」と、そっと棚に戻した一冊でもあり。

    しがない小遣い制既婚勤め人には、初読み作家を新刊で買うのには勇気がいるもので(苦笑)。

    同僚からの誕プレを開いたら出てきたのが、この一冊だという偶然。同僚に感謝。

    かな~り久しぶりに「ページをめくるのが止まらない」という程にのめりこんだ一冊でもあり♪

    かといって、題名に沿って道徳とは何か?などと語る気はない。(もちろん、道徳とは何かと考えさせられる要素は多々あったけれど)

    自分はこの作品を、、、、
    報道の在り方を問う物語として、
    父と

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    2017年11月21日
  • 道徳の時間

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    道徳の時間を始めます。
    殺したのはだれ?―有名陶芸家の死亡現場で、殺人をほのめかす落書きが見つかる。
    同じ頃、VJ(ビデオジャーナリスト)の伏見にかつて町の小学校で起きた殺人事件の映画撮影のオファーが。
    伏見はふたつの事件の奇妙なリンクに搦め捕られていく。
    選考会も紛糾した江戸川乱歩賞受賞作を完全リニューアル。
    □□□
    以上、裏表紙の内容紹介から。
    いや、聞きしに勝るスリリングな展開。
    かなり複雑に入り組んだストーリーなので、頭の中を整理しながら読み進めましたが、筆力があるのでぐいぐい読ませます。
    新人賞受賞作は、このくらいの熱気がなきゃ、ですね。
    本筋とは離れますが、63ページにこんな場面が

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    2017年09月16日
  • 道徳の時間

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    不思議な作品だった。ベタなどんでん返しといまいち詰めの甘いサブストーリー。序盤の読みにくさが途端になくなる文章。理解できないけど魅了される心理。はたして救いがあったのか無かったのか。

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    2017年09月14日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    映像で見たほうがたぶんよかったのかもしれない。タゴサクの一人しゃべりが長い。映像だったら面白いのかもしれないけれど、文だと途中で私は飽きてしまった。読み進めるのに苦労しました。
    場面もあまり変わらないし、淡々と進んでいくという印象。

    #ダーク

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    2025年12月02日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ネタバレ

    前作は映画でしか観ていないが、圧倒的に1作目が面白かった。もっと狂気じみたタゴサクを感じたかったが、話の筋はハタチの犯人2人の友情爆弾物語。
    伊勢さん急にセクハラ!?と思ったらそういうことだったのね〜笑
    もしかすると文章で読むより映像化した方が面白いかも?
    前作からのタゴサクのその後が知れたのは良かった。
    続きもありそうなので楽しみ!

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    2025年12月01日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    暴力事件で捕まり取り調べを受けるスズキタゴサクを名乗る男
    彼は霊感があると自称し、都内の爆発事件を次々に予言していく
    重要参考人のスズキタゴサクvs刑事たちの知能戦のお話

    フィクションとわかってても目を逸らしたいほど嫌悪感を強く感じる爆弾魔、スズキタゴサク
    だけど、きっと目を逸らしたくなるのは1ミリでもコイツの発言に共感する部分があるからなんだろう

    目の前で倒れてる誰かより、大事な人を優先的に助けてほしい
    そういう汚い部分が自分にもあるって認めるのは苦しい

    でも、実際に目の前にしたら、知らない誰かに手を差し伸べるし、どんなに憎くても殺せないんだろう

    読後、時間が経つと剥き出しの悪意と本

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    2025年11月30日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    たごさくファンなので、もっとタゴサクを全面に出して欲しかった!でも、ストーリーは読みやすくて好きな作品でした。

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    2025年11月30日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    相変わらずスズキタゴサク節が炸裂していた。
    今回の話の構成は少し複雑で、最後まで事件の全貌がわからないので読み応えがある。
    事件のラストのオチに少しうるっとしてしまい、ある意味裏切られた。
    次回作が早く読みたい。

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    2025年11月30日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    基本的に取調室でスズキタゴサクと刑事がタイマンで対峙して心理戦を繰り広げる感じ。映画やと爆発の迫力とかもあって抑揚があるんかもしれんけど個人的には盛り上がりに欠けたなーって言う印象。
    ちょっと期待しすぎたかも。
    好きな人は好きやと思うけど自分的にはそんなにかなーって言う感想でした。

    スズキと類家のキャラはいいと思う。

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    2025年11月29日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    ◯続編を匂わせるような終わり方が好きじゃない。(匂わせるというか、絶対あると思うけど。)
    ◯たごさくとか柴咲とか、犯人の頭良すぎやろ(笑)あれだけ重大事件起こして、今まで何も犯罪してこなかった奴が、冷静に出来すぎて違和感。
    ◯たごさくの話し方とか結構好きだから、2でも聞けると思ったら、序盤に退場してそのまま終わるとは。
    ◯類家の犯人追い詰める調子に乗ってる時の口調が嫌い、聞いててイライラする。

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    2025年11月29日
  • 爆弾(2)

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    劇場版を観た後だと微妙だなぁ。
    つまらなくはないのだけど、登場人物のイメージが違うのがちらほらと出てきた。
    原作にも忠実だしコミカライズとしてはよく出来ているとは思うけれど。
    スズキタゴサクは、もっと気持ち悪くても良い。
    等々力さんは良い。

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    2025年11月23日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    スズキタゴサクのインパクトが強すぎて、今回の犯人くんはいまいちだったかな…スズキタゴサクのような可愛げ(?)も無かったし…。
    シリーズ化する布石とお見受けしたので、次回作、楽しみに待ちます。

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    2025年11月21日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    正直なところ、原作から読めばよかった、、、映画から入ってしまったから、内容がかなり一緒でドキドキ、ハラハラがなかった。逆に言えば、映画は原作を忠実に再現していて、タゴサクに関しては、原作を越えてしまった感じがあった。

    だからこそ、原作から読んでいればと寂しくなった。

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    2025年11月21日
  • 道徳の時間

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    安全圏から道徳を叫ぶ人達。
    道徳の届かない場所にいる人達。

    「みんな」なんていない。
    ひとりひとりと向き合うんだ、という話。

    主人公のジャーナリストは主人公気質すぎて冷めるが、ストーリーは面白かった。

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    2025年11月17日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    登場する人物だったり場面を想像する方に必死で、会話がメインの爆弾ほどテンポ良くは読めなかったが、最後1/3以降は一気読み…!
    爆弾から変わらず、スズキの会話だけはスラスラと頭に入ってくるのはなんでなんだろう。
    あの話術を悪側が持っているんだから恐ろしい。
    続編にも期待大です、楽しみ。

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    2025年11月13日