呉勝浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ導入では惹きつけられたが結末は尻窄み感を感じた。目撃者の切り崩し、人の記憶の曖昧さみたいなのが徐々にわかっていくのは良かったのだけど、越智さんの正体をなんとなく察したあたりがピークだったかなと。越智さんのお兄さんの動機も、結局社会的に弱かった人が社会でやっていくためにはどんな手を使ってもお金を作ることが重要なのは現実的だけれど。誰もが認めるいい先生たちが、影では道徳に外れていて、そこらへんの乖離とかはすごく良かったけど、それに対する復讐とお金の作り方が少し短絡的に思えてしまった。
一つ読み飛ばしてしまったのかもなのだけど。おじいさんが自殺した現場の道徳の時間です、というメッセージ。書いた人が -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
「村瀬梓を預かっている。すぐに警察に通報しないと村瀬は死ぬ事になる」という電話が村瀬梓がアルバイトとして勤務しているコールセンターに届く。
また犯人は同時に村瀬梓が所属する芸能事務所には1億円を、警察には100人の人間を用意させていた。
犯人の目的はなんなのか?村瀬梓は無事に帰って来れるのか。
・感想
コールセンターへの電話や100人の警察官をSNSを使って翻弄するとか芸能事務所社長の怪しい過去とか色々思わせぶりで一つ一つの要素はワクワクしたんだけど…最終形態は「なんだか色々勿体無い…」が1番の感想かな。
呉先生の創作手法的に仕方ないかもだけどーー。
でも呉先生が作品に込めるテ -
Posted by ブクログ
最近の小説を読むと、こう言うふうに感じることが多くて。
もっと面白いはずなのに、なんで今ひとつ楽しめないんだろうと。
世界で小型核爆弾による同時テロがあってから数十年、一見普通の冴えないサラリーマンだけがプレイできるネットゲームが、世界を揺るがす鍵になった。
なんかエンダーのゲームとかよくありそうな設定と思わせておいて、いやそこのアイデアは、すごいなあ、と素直に思った。
文章も上手いと思うし、どう考えても面白いはずなんだが。
人物がみんな浅い。本当に、ゲームの中のプレーヤーというか、昔話の村人とかカニとか猿とか臼というか。生きてない。語られてる。
好き嫌いの問題だけかもしれないけど、 -