呉勝浩のレビュー一覧

  • 道徳の時間

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    安全圏から道徳を叫ぶ人達。
    道徳の届かない場所にいる人達。

    「みんな」なんていない。
    ひとりひとりと向き合うんだ、という話。

    主人公のジャーナリストは主人公気質すぎて冷めるが、ストーリーは面白かった。

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    2025年11月17日
  • 爆弾(1)

    無料版購入済み

    冒頭部分だけだと

    ちょっとまだ何ともいえません。原作のミステリーは評判にもなって映画化されているのでつまらない展開にはならないのでしょうが、導入部だけではまだ判断しにくいです。

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    2025年11月02日
  • 警官の道

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    警官をテーマに、七人の作家が競演する書き下ろし警察短編集

    「上級国民」葉真中顕
    葉真中さんらしい、人間の陰をえぐる短編。
    現代社会の問題を踏まえながら、「下級国民」の強かでしなやかな生息を描きます。

    「許されざる者」中山七里
    刑事犬養隼人シリーズのスピンオフ的短編。
    コロナ禍の東京オリンピックを背景に、不祥事の数々を折り込みます。

    「Vに捧げる行進」呉勝浩
    あのコロナ禍当初の、息苦しい近隣・職場・日本、そして世界。
    「死を捨て街に出る」その衝動を描きます。

    「クローゼット」深町秋生
    性的嗜好を隠して生きる“クローゼット”。
    レイプ事件の被害者と加害者、それぞれの告白を前に、刑事は自らのクローゼットを開ける。
    ちょっと良いです。

    「見えない刃」下村敦史
    セカンドレイプという“見えない刃”。
    いまやSNSを通して可視化されることも多い。
    罪を犯す者が悪い―その単純な正義の奥に、
    視線を向ける側の“無自覚な責任”を要求。

    「シスター・レイ」長浦京
    フランスから訳あり離婚で帰国した玲。なぜ彼女は「シスター・レイ」と呼ばれるようになったのか『プリンシパル』を想起させる、心身ともに強い女性が魅せる、痛快な成敗劇。

    「聖」 柚月裕子
    母子家庭の定時高校生の少年は、父を憎んでいる。彼の報復の方法は、ひとりの警官との出会いによって変化していく。

    アンソロジーも悪くないです。
    書き下ろしですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)



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    2025年10月21日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    匿名

    真相究明されずモヤった

    好評レビューも多く面白そうな内容だったので期待して読んでみたのですが
    非常に読みにくく地味にストレスが溜まりました。
    その1番の理由は、誰のセリフかわからない場面が何回もあったこと。
    会話の応酬に「」がついていない。警察用語が注釈もなく使われている点。
    登場人物も多く、場面転換も多いためこの人誰だっけ?となりがち。
    なのでいちいち読む手を止めて前の方のページを遡ったりして読むのに時間がかかりました。
    以上の不満は映像化でほぼ解決されるだろうけど、1番の不満は中途半端なところで話がおわってる点。
    事件の真相究明がされないまま終わるのでモヤモヤする。
    劇場版ではその辺りをある程度スッキリさせてほしい。

    この小説で一番面白かったところは
    タゴサクが爆破予告ビデオで「〜は〜だから殺します」ってターゲットを列挙するところ
    ほぼ全員じゃん!と脳内でツッコミ入れました


    #ドロドロ #じれったい #怖い

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    2025年09月09日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

    匿名

    購入済み

    面白いかどうかと言うなら面白いが、読後感が宜しくない。で、星二つマイナス。
    スズキタゴサク氏は、私にとってはエイリアンです。言葉通じない、会話できない。場面に登場するだけでストレスが溜まっていく。
    続編も面白いに違いないが、またこのストレスと読後感にあうかと思うと買うのは躊躇します。

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    2025年08月19日
  • 法廷占拠 爆弾2

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    まあまあよかった。
    一作目の方が好みだったのもあり相対的に評価は下がるが悪くはなかった。

    テロリストになること、個人情報をSNSで開示し話題の的になること、実際に人を殺したり失敗すこと全部合わせても数千万の利益合わないと思った。
    ハイリスクすぎない??
    「数千万をローリスクと言って切り捨てるのも、恵まれた層の特権」
    追い詰められたらするのかな。

    小説の話に限るが、確信犯とか思想犯は犯人像として魅力的だなって思っている。
    死刑の執行を求める思想犯だったら痺れたが、実際には傍聴人の身代金要求が目的、ということにチープさを感じてしまった。注目度的にスズキの裁判以外で為し得ないし仕方がないとは思ったけれど幻滅した。今回の犯人も聡明ではあるが、共犯者のために頑張りすぎている。


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    2026年09月28日
  • 白い衝動

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    ネタバレ

    パイセン本。スクールカウンセラーの奥貫千早、「人を殺してみたい」という強烈かつ純粋な衝動を抱える野津秋成、凶悪犯罪で15年の服役を終えた入壱要、「包摂は洗脳になる得る」と説く千早の恩師寺兼、この四人を中心に物語が展開される。終始重苦しい展開だが、目を話すことができない。「排除せずに理解するほうが正しい」という言葉だけでは済まされない。リスクや責任も背負った上で、包摂は本当に可能か?と社会が他者をどう扱うべきかをずっと問いかけられる。入壱に関しては私は受け入れられないけど、他の問題は自分でもわからないなぁ。

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    2025年06月23日
  • 白い衝動

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    ネタバレ

    カウンセラーと殺人衝動が湧き上がってしまう少年と連続強姦魔と。 「一度罪を犯した人間は許されるべきではない?」みたいなテーマで全体が構成されていて、ミステリーの括りに入るけど、別にその要素はいらなかったのでは?と思わせる重い話。重い割には読ませる文章だったので疲れた。

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    2025年06月16日
  • 白い衝動

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    殺人願望のある男子学生から「殺したい人はいないか」と打ち明けられるスクールカウンセラー。そんな中、強姦魔の男が出所した事が明らかになり…
    加害者を受け入れる事が本当に自分達のためになるのか、なかなか答えは出ない問題。

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    2025年05月21日
  • 白い衝動

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    設定が面白そうだったので読んでみる。
    設定から想像するほど大きな事件発生せず、肩透かしを食らったような気分...
    過去に犯した犯罪と犯罪者とどう向き合うのかという命題に対しての深いやりとりはあったのだが「爆弾」的な展開を期待してだけにちょっと想像と違った

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    2025年05月04日
  • 警官の道

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    警官にまつわる有名作家たちの小説まとめ集で、半分以上は面白かった。私の好きな中山七里はもちろん面白いが、深町秋生のクローゼットも良かった。最後の柚月裕子の作品は心を掴まれうるっとくる。

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    2025年01月21日
  • スワン

    匿名

    購入済み

    残虐な殺人事件。実行した2人の犯人が絶対悪だとわかっていたのに。事件当初現場にいた人達は全員被害。その感情だけではどうしようもない人の心が見え辛かったです。いずみのハッキリしない所にはモヤモヤして被害者として見れなくなってしまった。彼女の考え方は間違っていると思ってしまったけれど正解の答えは見つけられなかった。

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    2024年12月26日
  • 蜃気楼の犬

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    警察ものの短編集。一つずつの事件かと思いきや、最後に…。50代の刑事番場には2回り歳の離れた妊娠中の妻がおり、全編にわたってその愛妻が出てくるわけだが、結婚に至る事情をワケアリのように仄めかし続けるも、最後まで説明はナシ…。不完全燃焼すぎる。短編それぞれは、ちょっと現実離れしつつもまぁ推理小説としては楽しめる。あっと驚かされるとこもあり爽快。また、短編集ながらも刑事一人一人の性格が掘り下げられており人間模様が感じられた。
    が、番場に特に魅力を感じないので、そんな若い妻がなんでおるんや。なんか裏があるだろ。というそっちの方にばかり気を取られたりして…。
    続編執筆予定だったのかな? 謎すぎる設定…。

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    2024年11月27日
  • 警官の道

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    柚月さんのファンで、手に取りました。
    柚木さんの作品はもちろん最高でしたが、初めて読んだ長浦さんの作品が、意外にもハマりました。短編ですが、まるで長編を一冊読んだような満足感でした。

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    2024年05月24日
  • 道徳の時間

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    とても難しい話だった。
    道徳とは何か?
    その人の状況によって、道徳は変わる。みんなが優しくいられる道徳なんて所詮はまやかし。
    閉鎖的な街でおこるいたずらと、15年前の事件が交錯しながら、主人公は道徳に向き合うことになる。
    主人公と息子の話ですら難しいが、さらに15年前の犯人の緻密な異常性と道徳が、より理解を難しくしている。

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    2024年05月12日
  • 道徳の時間

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    爆弾を読んで他の作品も読んでみたいと手に取った本。
    慣れるまで読みにくいな、と思いつつ、慣れてくると面白かったが、タイトル通りに最後は色々考えさせられる重たい展開となり、もう少し軽やかだと万人受けして読みやすいんだろうと思いながら終えた。
    あとがきが意外に味があるので、あとがきも読むべし。

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    2024年05月08日
  • 白い衝動

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    難しい内容だった
    心理学がそもそも難しいと感じた。数値として表れない曖昧な部分があるんだなと・・
    犯罪を犯した人間が再び社会に出て生きていく難しさ、周囲が理解しようとするにも限界があるのは事実だと思う。

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    2024年04月27日
  • 道徳の時間

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    ふう…久しぶりに感想が書きにくい作品に出会ったな。
    とっても疲れた。
    ホント“道徳”って何なんだろう。
    なんだか答えのない問題を解かされたような気分だし、何か得体の知れない真実が隠されている気がして怖くもなった。
    でも読まずにはいられない。
    特に終盤100頁ぐらいは一気読みだった。

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    2024年04月14日
  • 道徳の時間

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    問題。悪い人は、誰でしょう?彼を裁いたのは、「ルール」ですか?「モラル」ですか?-。

    『スワン』以来の呉勝浩san。

    ビデオジャーナリストの伏見祐大、QM(クエッション・オブ・モラリティ)、監督の越智冬奈、鳴川市、現在の連続イタズラ事件と13年前の小学校での講演者刺殺事件とのリンクなど。

    「これは道徳の問題なのです」というキーワードに惹かれ、あっという間に読み終えました。とにかく、終始冷静で鉄面皮な越智冬奈が魅力的で、エビ料理屋で出会った時から釘付けでした。

    黙秘の犯人、証言者の撮影、先生たちの真実、そして向家の過去。。最後の宮本先生のインタビューから、刑務所前エンドロールへの展開は感動しました。

    【第61回江戸川乱歩賞】

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    2024年04月07日
  • おれたちの歌をうたえ

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    スワンに爆弾にQっていう、着眼点が即ち牽引力のかなりを担う作品と比べ、本作はまあ、普通のミステリ。とはいえさすがの展開の妙で、これだけの長編も飽かずに読み通させる。

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    2024年03月04日