法月綸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ折角なので、名探偵の気持ちで挑んだ。以下メモ程度の感想。
『赤鉛筆は要らない』
・犯人当て成功、トリックも大体当てられた。
・静かな感じがして文体が好み。
・個人的には納得いかない部分は無かった。
・タイトルの回収が好き。
『伯林あげぱんの謎』
・既に読んでいたため、サラッと復習。
・日常の謎なので、人が死なず安心して読める。
・小鳩くんの鼻につく感じが嫌いではない。
『アリバイのある容疑者たち』
・犯人当て成功、トリックは見破れず。
・会話文が多くてサクサク進む。
・トリックはあまり好みでは無いが、そういうこともあるんだろうなの気持ち。
・作品の言葉を借りるなら、自分は2.5流探偵で -
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Posted by ブクログ
好きか嫌いかで言えば嫌い。
でも完全にしてやられた。
1980年代末の新本格が重視した価値観と、2020年代の読者が重視する価値観には少なからずズレがある。
デビュー作らしい粗さや時代特有の演出過剰さもあり、読んでいて引っかかる部分は多かった。
正直、イライラしたし斜め読みしたところもある。
けれど、「当時の読者は何を面白いと思ったのだろう」と考えながら読む時間は、まるで歴史資料を覗き見るような面白さがあった。
面白くないところも含めて面白い、少し不思議な読書体験だった。
そして最後の最後で、その距離を取った読み方ごとひっくり返される。
主人公や作品世界を冷静に批判していたつもりが、読