法月綸太郎のレビュー一覧

  • ふたたび赤い悪夢

    Posted by ブクログ

    実は大学生の頃に読んだのは『頼子のために』までで、その後別の作家に移った。これは単純にその頃出ていた彼の作品の文庫が『頼子のために』しかなかったからだ。本作を読んだのはかなり後で、数年経った頃。そして本作は『頼子のために』と『一の悲劇』と合わせて悲劇三部作という謳い文句でもあり、しかも先に書いた感想でも解るように、私の中では読後数年を経て、『頼子のために』の記憶は美化されていた。手にした時の期待感は推して量るべしだろう。

    まず前知識としてあったのは「悩める探偵法月綸太郎」というキャッチフレーズだ。前作で「後期クイーン問題」に直面した法月氏(この場合、作者と作中登場人物両者を指す)は自らの存在

    0
    2016年10月31日
  • 生首に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美術館にアレが届くところ、石膏像の首の真相の変容、あちらの首切断の事情が面白かったなぁ。失敗はするもくよくよし過ぎない綸太郎は犯罪ホロスコープに近い読み味。インタホンに裏声で話しかけるところ可愛くない?

    0
    2016年09月24日
  • 生首に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    トリックが登場人物たちの心情に追いついていない感じ。本格ミステリだからそういうもんだ、といわれればそうなんだろうけど。

    0
    2016年09月23日
  • 怪盗グリフィン、絶体絶命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2016/9/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2019/11/21〜11/24

    久しぶりの法月作品。メフィスト連載時には、いずれ読むだろうと読み飛ばしていた。これまでの作風とは違ったファンタジー風冒険譚?的作品であった。が、随所に謎解き要素もあり楽しめた。続編もあるようなので、再会を楽しみにしよう。

    0
    2019年11月24日
  • 犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題

    Posted by ブクログ

    黄道十二星座シリーズ。ダイイングメッセージのとある処理が巧い『錯乱のシランクス』と奇妙な身代金事件『ガニュメデスの骸』が好き

    0
    2016年07月10日
  • 犯罪ホロスコープI 六人の女王の問題

    Posted by ブクログ

    黄道十二星座にまつわる神話が事件と上手く絡めて使われてて読み解くのが楽しい。『ゼウスの息子たち』のミスリードにまんまと引っかかり、『ヒュドラ第十の首』では消去法からの意外な犯人の提示にやられた。2巻も早く読みたい

    0
    2016年07月10日
  • ふたたび赤い悪夢

    Posted by ブクログ

    法月綸太郎版アイドルマスター。「雪密室」の彼女を取り巻く事件を主軸に「頼子のために」の後の綸太郎の復活を描く。ラジオ局内の事件の真相は割れやすいか。ゆりりん周りの登場人物が優し過ぎて頼子がさらに不憫に感じて泣いた。ともかく綸太郎おかえり。

    0
    2016年07月10日
  • パズル崩壊 WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葛城刑事登場の3作、特に『黒のマリア』の決着とその余韻、『懐中電灯』の詰めが好み。『重ねて二つ』の死体装飾とトリックも面白いが『カット・アウト』の真相が明らかにされる場面はさらに好き。芸術の話は「夏と冬の奏鳴曲」を彷彿するも読み辛くはなかったなぁ

    0
    2016年07月09日
  • 名探偵の饗宴

    Posted by ブクログ

    アンソロジーは、初読みの作家さんを手に取るきっかけにもなるのだけど、今回は、お馴染みの作家さんに大軍配な感じ。
    「ウシュクダラのエンジェル」
    他の国の宗教や慣習を安易に批判・否定するわけではないのだけど、なんとも切ない展開だった。そういうお話に、京介の語り口がやけに似つかわしい。

    「禁じられた遊び」
    ずっと綸太郎パパの入院話で、どんな事件に関わるのかと思ったら。
    あの映画を一ひねり二ひねりした展開はさすが。
    でも、名探偵の本領発揮はなかったような(笑)

    「詩人の死」
    なんていう毒を含んだ作品なんだろう。
    いかにも葉村晶、いかにも若竹七海。

    「バルーン・タウンの裏窓」
    懐かしのバルーン・タ

    0
    2016年05月08日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    SFとミステリの融合。ノックスマシンとノックスマシン2。W・ハイデンフェルトの「<引立て役倶楽部>の不快な事件」をさらにパロった「引き立て役倶楽部の陰謀」とどれも面白かった。

    0
    2016年04月01日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    うわー、「こういう本」だったのかー。
    正直に言ってがっかり。著者の本格の大ファンなんで。でもファンなので星3つ。

    0
    2016年03月31日
  • 生首に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「玄人が好きそうな本格ミステリ」というべきか「非常に地味で堅実な作品」というべきか…。派手さは全くないが,緻密に伏線が張り巡らされた,よくできた作品。
    石膏像の首が何者かに切断され,持ち去られる。モデルとなった女性の身に危険があるのか?法月綸太郎が捜査を進めると,モデルとなった女性の生首が宅配便で送付されてくる…というあらすじ。
     ふた昔前くらいの本格ミステリでありそうな設定だが,怪奇的なムードなどは全くなく,彫刻についての雑学的分野を描きつつ,法月綸太郎と警察の捜査が丹念に描かれている。特に,法月綸太郎の考えや推理,勘違いなどが詳細に書かれている。この部分をフェアととらえるか,冗長ととらえ

    0
    2022年11月12日
  • パズル崩壊 WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95

    Posted by ブクログ

    若干悩める作品、実験的な作品が多いように感じたが、これが後の傑作群に繋がっていると考えると見方も変わってくる。
    勝手に法月綸太郎登場を期待して最後にすかされたのが少々不満だったりもする。

    0
    2016年02月25日
  • キングを探せ

    Posted by ブクログ

    途中までの展開はスピード感があって期待値が上がっていったが終わりに向けて失速した感が否めなかった。交換殺人というよくあるトリックを四重にするというのは面白く、また法月親子の掛け合いもまたよかった。頭を柔らかく使って読めばもっと楽しめたかも。

    0
    2016年02月17日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    2058年4月、上海大学で20世紀の探偵小説を研究していたユアン・チンルウは、国家科学技術局から呼び出される。博士論文のテーマ「ノックスの十戒」第5項が、史上初の双方向タイムトラベル成功に重要な役割を担う可能性があるというのだ。その理由を探るべく、実験に参加させられた彼が見たものとは―。表題作「ノックス・マシン」、名探偵の相棒たちが暗躍する「引き立て役倶楽部の陰謀」などを含む中篇集。

    ノックス・マシン、SFを読みなれない人間からすると非常に難しい文章だった。が、読み終わった後、ミステリ的にはとてもさっぱりしたシンプルなものだった。
    引き立て役倶楽部の陰

    0
    2016年02月01日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    ミステリ等をネタにした遊び心溢れたSF短編集。表題作と続編のオチ、『引き立て役倶楽部の陰謀』の古典ミステリネタをふんだんに配しつつ私のような不勉強な読者にも最大限ネタバレしないよう配慮した面白さ、『バベルの牢獄』の驚きの仕掛け、どれも楽しめた

    0
    2015年12月13日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

    Posted by ブクログ

    ミステリーSFといった感じの表題作を含め、4編収録の中編集。きっと、もう少し頭が柔らかい頃なら楽しめたのかも知れない。

    『ノックス・マシン』『引き立て役倶楽部の陰謀』『バベルの牢獄』『論理蒸発ーノックス・マシン2』を収録。

    0
    2015年11月29日
  • キングを探せ

    Posted by ブクログ

    ナンパ目的でボランティアに参加する奴っているんだな、と思いながら読み進めました。
    他のシリーズも読んでみたいと思います。

    0
    2015年11月08日
  • 生首に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    タイトルがえぐすぎてちょっととは思うが、きちっとしたサスペンスだ。謎解きまでの破綻は無いし、設定もきちんとしているのでサスペンス好きには是非読んでほしい。

    0
    2015年07月13日
  • 怪盗グリフィン、絶体絶命

    Posted by ブクログ

    このミスベスト10、2007年版8位。軽妙なタッチで好みのタイプだけど、前半はなんかテンポが悪くて、突っかえながら進む感じ。後半はテンポ上がってきて、サクサク進むようになる。意外性のある展開でどん伝返しの連続だけど、どん伝返りすぎて元に戻ったり、結局よく分からんようになってくる。「考え方が360度かわりました」みたいな。まあ、読後感は良いです。

    0
    2015年07月11日