法月綸太郎のレビュー一覧

  • 自薦 THE どんでん返し

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    名だたる作家たちが“自薦”したどんでん返し短編を集めたアンソロジーです。
    さすがに完成度は高く、ジャンルや作風の違いもあって飽きずに読めましたが、正直どれも“裏切られるぞ”と構えて読む分、インパクトが薄まる部分もありました。
    中には意外性より余韻を残すタイプもあり、それはそれで良かったです。
    どんでん返しというより“うまい話”が多く感じたのが少し肩透かしでしたが、ミステリー好きとしてはニヤリとできる一冊でした。

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    2026年07月06日
  • 雪密室 新装版

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    ネタバレ

    雪の山荘「月蝕荘」に招かれた法月警視が、息子の作家・倫太郎とともに山荘で起きた密室殺人を解決するミステリー。
    被害者は、法月警視を山荘に招いた篠塚真棹。彼女がなぜ法月警視を招待したのか、ふたりの関係は?といった謎も事件の真相と絡みながら明かされていく。山荘に集まった登場人物が多く、少し読む間を空けてしまうとこの人誰だっけ?と忘れてしまい…文庫版最初のページにある山荘のレイアウト図と合わせて相関図も欲しかったかも。
    トリックに関しては計画的なところと咄嗟の判断とが相まって密室が作られたという展開で、面白く読んだ。

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    2026年07月04日
  • あなたも名探偵

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    ネタバレ

    折角なので、名探偵の気持ちで挑んだ。以下メモ程度の感想。

    『赤鉛筆は要らない』
    ・犯人当て成功、トリックも大体当てられた。
    ・静かな感じがして文体が好み。
    ・個人的には納得いかない部分は無かった。
    ・タイトルの回収が好き。

    『伯林あげぱんの謎』
    ・既に読んでいたため、サラッと復習。
    ・日常の謎なので、人が死なず安心して読める。
    ・小鳩くんの鼻につく感じが嫌いではない。

    『アリバイのある容疑者たち』
    ・犯人当て成功、トリックは見破れず。
    ・会話文が多くてサクサク進む。
    ・トリックはあまり好みでは無いが、そういうこともあるんだろうなの気持ち。
    ・作品の言葉を借りるなら、自分は2.5流探偵で

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    2026年06月28日
  • 意外な犯人 犯人当て小説傑作選

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    2026年。
    こういうのはいろんな作家さん読めて良いと思う。作家さんの略歴を1ページに載せているのもよい。
    白井智之くん好きだからつい手にとってしまったのだが、読んだことあるやつだった。それぞれ楽しめた。

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    2026年06月26日
  • 新装版 密閉教室

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    主人公の若さゆえの過信や行動があり、その部分を過去と現在の2つの事件で共通に見え隠れしていた。過去の事件はイメージですが。
    恥ずかしながら、最後の答え合わせで上記の漠然としたイメージが補強されたような感じでした。


    刑事さんがリードしてくれている感覚で心地よい流れを感じますが、場面が切り替わりすぎて、少しわかりにくい展開でした。
    しかし、登場人物の個性を活かした対話がとても良いと感じました。

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    2026年06月23日
  • 法月綸太郎の不覚

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    この短篇シリーズ、待ってました。
    相変わらず法月親子のディスカッションが楽しい。
    この二人、ホント仲良いよね。
    既刊作品と比較すると綸太郎はだいぶ落ち着いたように感じるのに、親父さんは変わらないんだよなあ。
    意図的でなくても《交換殺人》を題材に、ここまでバラエティに富んだ作品を書けるって凄いわ。

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    2026年06月20日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    “最後の一行”で見ていた景色が変わるーー。

    と謳ってはいるけど、何がどう変わるんだろう。正直最後の一行を読んだとて、別に景色は変わらん。

    「えぇ・・・そうなの?」とはなるが、それまで読んだ文章やストーリーがひっくり返るとかはなかった。

    自分の読解力の問題かな。

    ミステリーやサスペンス、SFの要素があって、短編集としてはサクっと読めて十分に楽しめる。

    「ゼリーに満たされて」はなんだか悲しかったな。

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    2026年06月14日
  • 7人の名探偵

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    なんだろう…文章から作家陣の個性がドバドバ溢れ出ている気がする。
    ホント思い思いの《名探偵》を描きました!って感じのアンソロジーだな。
    まだ読まずに置いてる麻耶さんの『翼ある闇』が楽しみになったわ。
    『あべこべの遺書』も良い。
    基本、法月親子が登場する話は全部好きなので。
    内輪感強めだけど、綾辻さんの『仮題・ぬえの密室』もなかなか楽しかった。

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    2026年06月13日
  • 新装版 密閉教室

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    好きか嫌いかで言えば嫌い。
    でも完全にしてやられた。

    1980年代末の新本格が重視した価値観と、2020年代の読者が重視する価値観には少なからずズレがある。

    デビュー作らしい粗さや時代特有の演出過剰さもあり、読んでいて引っかかる部分は多かった。
    正直、イライラしたし斜め読みしたところもある。

    けれど、「当時の読者は何を面白いと思ったのだろう」と考えながら読む時間は、まるで歴史資料を覗き見るような面白さがあった。
    面白くないところも含めて面白い、少し不思議な読書体験だった。

    そして最後の最後で、その距離を取った読み方ごとひっくり返される。
    主人公や作品世界を冷静に批判していたつもりが、読

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    2026年06月10日
  • 惑 まどう

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    「かもしれない」と「最後の望み」が好きだったかなぁ。
    でも他の作品は、面白かったけど、なるほどね〜で終わっちゃった。
    「太陽と月が星になる」は好きな話だと思うんだけど、もうちょっと欲しかった…何を?と言うと難しいんだけど

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    2026年06月03日
  • 最後の一行 white

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    3番目の話(次はあんたの番だよ)、ちゃんと読んでないと最後の一行の意味がいまいちよくわからないかも。どんでん返し系ってどれもちゃんと読んでないと最後の快感?驚き?が薄れると思うんだけど、その中でも1話目(ゼリーに満たされて)はサクサク読んでても話がわかるなと思った。

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    2026年05月27日
  • 法月綸太郎の不覚

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    2026年。短編集。
    綸太郎と法月警視が話し合いながら事件を解決していく。交換殺人多いような。
    「次はあんたの番だよ」は他アンソロジーで読んだな。最後のヒトコトで今までがかわるやつ。

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    2026年05月25日
  • 最後の一行 white

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    タイトルから期待したのと違ったが、好きな作家さんばかりのアンソロジーで面白かった。ゼリ郎は賢いんだか賢くないんだか。法月親子が時代に合わせてきたのが感慨深い。

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    2026年05月17日
  • 最後の一行 white

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    2026.05.14

    表紙の箔が目に入り、帯文と4人の作家さんの名前で買いだ!と思った。

    どの作品も比較的短いとはいえ物語にがっつりハマりこめるし、するすると読める。そして最後の一行で「え」「は?」となる。おもしろかった。

    金子さんはいきなり異星人モノでびっくり。ほんわか友情話だと思ったのに。思ったのに!

    斜線堂さんは「人魚伝説」。登場人物たちの心のひりひりととげとげが伝わってきて一気に読んだ。で、最後。え?いや、怖いって。

    法月さんはもう、ひたすら人物相関と時系列を追った。それほど複雑ではないのに「は?」と思えて、満足。法月さんははじめましてだったけどがっつり長編を読んでみたくなっ

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    2026年05月15日
  • 最後の一行 white

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    whiteだから軽め?明るめ?
    かと思いきや全然後味悪い系で、
    元気な時に読まないと喰らっちゃうなぁ

    金子さんと芦沢さんの話が好き!

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    2026年05月10日
  • 法月綸太郎の不覚

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    2026年皐月。『読んだことない作家さん読んでみよう』キャンペーン開催でございます!
    1作目、法月綸太郎先生、重鎮でございます。
    たびたび他の作家さんの作中にも名前がでてくるのでいつかは読みたいと。確か綾辻先生とも懇意なはず。

    本作『法月綸太郎の不覚』は
    先日発売されたホヤホヤの最新作です。
    このシリーズは1989年に『雪密室』にて始まっているそうな。37年前からって、スゴッ!

    作品は法月綸太郎なる主人公が、頼りない相棒が持ってくる事件に巻き込まれて・・・。
    警察官僚の父から捜査の相談を受けたり、頼ったりしながら、事件を解決していくミステリでした。懐かしいテレビドラマでよくみる設定で
    既視

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    2026年05月03日
  • 7人の名探偵

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    ちょっと内輪受けぽさがある本だったけど、中高生のころ真剣に読んでた、あの頃の空気感が思い起こされてなつかしかった

    今はかじる程度にしか読まなくなったんだけど
    昔通っていた店がまだ営業しているのを知った時みたいな喜びがあった
    ずっと開店しててほしい

    あとがきを参考にして、色々読んでみようと思います

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    2026年04月23日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    【収録作品】
    金子玲介「ゼリーに満たされて」
    斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」
    法月綸太郎「次はあんたの番だよ」
    芦沢央「ひび割れ」

    最後の一行のインパクトが余韻を残す。
    「ゼリーに…」 宇宙人と男子小学生の交流。切ない。
    「人魚の骨を…」 島に人魚伝説の調査に来た女子大生と小学生たちの交流。いろいろな意味でエグく、ある意味エモい。
    「次は…」 探偵法月倫太郎もの。
    「ひび割れ」 ブラック会社の社員の末路。

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    2026年04月10日
  • 生首に聞いてみろ

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    全体的にやや長く、物語の進行もゆっくりめで、少し冗長に感じる部分がありました。もう少しコンパクトにまとまっていれば、より読みやすくなったと思います。

    一方で、ミステリーとしての展開は最後まで予想がつかず、その点はとても楽しめました。ただ、結末については一応納得はできるものの、やや強引にまとめたような印象もあり、少し引っかかる部分がありました。

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    2026年04月05日
  • キングを探せ

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    交換殺人を扱ったサスペンスで、トランプのAやQ、Jでターゲットを指していたのでこの題がある。法月警視とその息子の綸太郎という著者名から取った名前の登場人物が面白い。のんべんだらりと読む方なので、さほど楽しめなかったのかも。

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    2026年04月01日