法月綸太郎のレビュー一覧

  • 新装版 頼子のために

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    物語小説としては、何とも悲しく儚い物語なんだと感心した。複雑な人間心理。手記を最初に出し、それで一つの物語になっているのに、そこからさらに真実を暴く。ミステリとしての驚きはあまりなかったが、いい意味で騙された。

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    2022年07月30日
  • 一の悲劇 【新装版】

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    「あなたが茂を殺したのよ」泣き叫ぶ冨沢路子の言葉に、山倉史朗は絶句した――。犯人は山倉の息子と間違えて、同級生で路子の息子である茂を誘拐した。厳戒下、山倉は身代金授受に失敗、少年は骸となって発見されたのだ。誰が、なぜこの凶行を?やがて浮上した容疑者には、作家探偵法月綸太郎と一緒にいた、というアリバイがあった……。

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    2022年04月19日
  • 新装版 密閉教室

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    ミステリーと青春の甘酸っぱさがミックスしてどちらの要素も楽しめた。推理が二点三点して惑わされた点も心を惹かれた。

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    2022年04月02日
  • 新装版 密閉教室

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    20年ぶりの再読。
    48組の机と椅子が教室から消えた謎はなるほど。でも工藤くん始め、高校生こんな会話するのか??とか、こんなに捜査に加わらせてもらえるのか?とかいろいろ疑問を挟みまくってしまった…
    でもすごく懐かしさを感じた作品。

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    2022年03月21日
  • しらみつぶしの時計

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    再読。短編集。印象に強く残って内容を覚えていたのは「使用中」「幽霊をやとった女」「しらみつぶしの時計」の三つ。特に「使用中」の下ネタがちょっと入ったコント風味の展開は最後まで覚えていたので、それぐらいには面白かったということだろう。最後に収録されている「トゥ・オブ・アス」は「二の悲劇」の原型となった話らしいが、肝心の「二の悲劇」をまだ読んだことがないのでいずれ読んでみたいと思っている。

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    2022年03月07日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    私には後味が悪い話が多め、かつ、どんでん返し?と思う話が多めで、話やコンセプトはとても面白かったが、ちょっとタイトルに期待しすぎた感は否めず。

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    2022年03月05日
  • キングを探せ

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    四重交換殺人に法月親子が挑む、これぞ本格ミステリーの名作。驚愕の仕掛けとロジカルな推理を堪能せよ!

    四人があつまって交換殺人の計画を企てる。彼らの犯行が進む中、主人公の法月警視と推理作家の親子が難解な事件解明に挑む本格ミステリー。

    すごい仕掛けとロジカルな推理が楽しめる一冊、パズラーには堪えられない面白さですね。法月親子の掛け合いはいつもの通り小気味よく、楽しく読み進められます。

    そして構成が見事! 事件が進むとともに、推理も少し進む、真相が見えてきたら実は…といった展開が素晴らしい。メイントリックもみごと、すっかり騙されました。

    ただ残念なのは、二人の推理を読まされている、置いてけぼ

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    2022年02月14日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    法月綸太郎はすごいなあ。
    内容よりロジックだけでない部分がふんだんに盛り込まれていて、圧倒されてしまった。

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    2021年12月06日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    どんでん返しがあるお話は好みだし、自薦というのも気になったので楽しみに読んだ。

    □綾辻行人「再生」
    おっとそうだったの?という面白さ。この後どうなったんだろうと想像すると、怖いんだけどちょっとニヤニヤしてしまう。

    □有栖川有栖「書く機械 ライティング・マシン」
    読みやすかったけれど、どんでん返しっぷりはそうでもなかったかな。

    □西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    この作品も難しい名字がいろいろ出てきたなー。谷谷谷谷(たにかべやつや)とか刀根館(とねだち)とか。
    ほとんど会話の中での推理だけで動機を導き出せるのすごい。なるほどなーと思える結末だった。

    □貫井徳郎「蝶番の問題」
    手記

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    2021年09月28日
  • 新装版 密閉教室

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    ネタバレ

    初法月綸太郎。
    なんか思ってたのと違うなぁ。
    法月綸太郎氏はロジック派と聞いていたのだが、本作ではその片鱗はあまり見ることができない。
    ロジックは法月綸太郎シリーズに限り、ということなのかもしれないが。

    机や椅子が消えた理由、大神が考えたダミーの密室トリックは面白い。
    だが、最後の取ってつけたような吉沢への追及、吉沢の告白、そしてモヤモヤするコーダには賛成しかねる。

    著者本人も分かってはいるのだろうが、冗長な観念的表現を多用する芝居がかったセリフやキャラクターも気に入らない。
    ミステリーの体裁を取った芝居がかった青春小説、といったところだろうか。

    でもなぜか逆に法月綸太郎シリーズを読むの

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    2021年09月24日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6人の作家が自作から自選したミステリ・アンソロジー
    異なった作風の6篇が楽しめます。
    唯一、綾辻行人の「再生」が既読で、ミステリというよりホラーの作風でしたが・・・ま、概ね楽しかったです。が・・
    どんでん返し?な作品は・・・

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    2021年09月20日
  • 新装版 密閉教室

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    法月綸太郎デビュー作品。
    この後の作品を思わせる構成にニヤリ。
    ただあまり面白く読めなかった。残念。

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    2021年08月28日
  • パズル崩壊 WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95

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    「カット・アウト」と最後の短編が好き。
    それぞれの短編について、著者あとがきを読んで、なるほどと納得。

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    2021年08月06日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    6つの物語からなる短編集。

    ■綾辻行人「再生」
    非現実的な世界観の中に重く仄暗い現実感。
    オチについては想定できたが、物語に魅せられた。

    ■有栖川有栖「書く機械」
    こちらも非現実的な物語だが、
    綾辻さんの作品とは違い、世にも奇妙な物語に出てきそうな世界観。面白い。

    ■西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」
    西澤さんの軽妙なテンポや表現が好き。
    特に最初のブログのような独り語りとか。
    どんでん返しとまではいかないものの、オチを見て、タイトルを思い出しなるほど。という感じ。

    ■貫井徳郎「蝶番の問題」
    この作品は主人公から先輩を通して、読者に挑戦しているかのような内容。
    プロットがしっかり

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    2021年07月23日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    綾辻さんの作品がホラーチックでオチが怖く、面白かった。
    法月さんの作品は食人についてひたすらしつこく論じていく形式で、気持ち悪くて流し読みしてしてしまった…
    他の作品はまずまず。短編ミステリーとしては面白いが、どんでん返し感は思ったより薄かった。

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    2021年07月10日
  • 7人の名探偵

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    全編書き下ろしアンソロジー作品で、それぞれの作品に名探偵が登場します。

    中には、シリーズ物の人物が出てくる作品もあって、キャラや世界観が分かりづらい話も少し…

    30周年記念作品と言う事で、豪華な顔ぶれが揃っているので、ミステリー好きの人には嬉しい作品です。

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    2021年05月08日
  • 誰彼 新装版

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    兎に角、入れ替わりが激しすぎて読み進めていくうちに段々混乱してくる。
    物語を追うよりも理解することに注力してしまって楽しみきれなかった。親子関係は、完全にエラリークイーン的。日本人にはあまりないかんじではある。
    一つ興奮してのは舞台がホントに本当のご近所ですごいびっくり。

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    2021年04月24日
  • 怪盗グリフィン、絶体絶命

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    ネタバレ

    法月綸太郎シリーズじゃない法月綸太郎を読むのが、
    多分昔読んだ『密閉教室』以来くらいのものすごい久しぶりなので、
    こんな感じのコンゲームものも書くの?!という驚きがあった。

    「かつて子どもだったあなたと少年少女のための――」というコンセプトの
    ミステリーランドから出ている子ども向けの本という事もあって、
    目まぐるしい場面転換とストーリーの起伏で、飽きさせないしどんどん読み進められる。
    キャラクターの名前の遊びごころなんかもあって、翻訳者あとがき(!)まで、
    茶目っ気たっぷりですごく面白かった。
    ちょっと目まぐるしすぎて振り回された感じもあるけど、
    子どもが読むならこれくらいピンチと見せ場がく

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    2021年04月19日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人、有栖川有栖、西澤保彦、貫井徳郎、法月綸太郎、東川篤哉のあっと驚くどんでん返しの短編集。驚き方はそれぞれだが、まあ工夫されている。綾辻行人の「再生」は既に読んだものだったが、これは秀逸。うわーそう来たかという終わり方だ。貫井、東川のは、もうひとひねり欲しいところだ。

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    2021年04月04日
  • 7人の名探偵

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    新本格ミステリ30周年記念のアンソロジー

    それぞれのシリーズを知らない読者にとっては、背景が判らない名探偵の出現は唐突だろうが、
    アンソロジーのための書下ろし故か、多分、
    甘めになっている感じがしたので、読み易かった。

    ラストを締めくくる綾辻氏の作品は名探偵モノといっていいか判別し難いが、
    実名の作家たちが登場する 新本格を愛する読者にとっては嬉しい一作だと思う。

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    2021年03月11日