法月綸太郎のレビュー一覧
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本書の元版は2002年刊行の『はじめて話すけど…』(フリースタイル)で、文庫のボーナストラックとして北村薫との記事が新たに収録されている。聞き手の小森氏は「短編ミステリの二百年」の編著者であるから、そのご縁での創元推理文庫入りだろうか。
〇各務三郎さん、懐かしいお名前。各務さんもミステリマガジンの編集長をされているのか。田村隆一、生島治郎、都筑道夫、常盤新平など錚々たる人たちが早川書房の草創期に働いていたのだな。
〇皆川博子さん、皆川さんには濃いファンが多いと聞いたことはあるが、残念ながらその著作を一冊も読んでいない。子どものころに読んだ本のことをこんなにも覚えているものなのか。巻末付 -
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ミステリ
かかった時間 2時間から2時間半くらい
交換殺人の話。帯に「読むべきミステリ」的な煽りがあったので買ったが、よく見ると「2013年」だった。十の位を見ずに、今年流行りのミステリかと思っていた。
それはそれとして、作品は普通に面白かった。謎解きゲームのような要素と、倒叙モノ特有の犯人視点のハラハラが味わえる。ただ、作者名「法月綸太郎」で、登場人物(探偵役)も「法月綸太郎」というのは、正直寒かった(エラリークイーンかな?)。また、父親との関係もあまり描ききれてない気がした。でもシリーズっぽいので、ミステリファンにはウケるのかもしれない。
文章はサラサラと読みやすく、ストレスがない。 -
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ネタバレ惜しい。何が一番惜しいって、タイトルにもなっている頼子の人物像がぼやっとしているから。
まず、ミステリー小説はミスリードにまんまと引っかかっていたことに気づく瞬間が楽しいと思っているタイプなので、序盤の手記を読んでいる時点でおかしな点が複数あることに初読で気づき、「ミステリーなのにこんなに推理がガバガバでいいのか」と正直途中で積むところだった。(読み進めるうちに手記のおかしな点から事件の真相を明らかにする話だとわかった)
また、ページ数が内容に対して多すぎる。多分半分から3分の2くらいの分量でまとめた方が話的にも綺麗にまとまったように思える。
そして何より頼子の人物像がぼやっとしすぎている。 -
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新本格ミステリの端緒を開いた『十角館の殺人』刊行から三十周年を記念したアンソロジー。新本格第一世代のレジェンド作家七名の夢の競演。
「名探偵」をテーマに書かれたレジェンド作家のアンソロジー。
「名探偵」をテーマに、とはいえ、実はストレートに探偵ものミステリを書いてる方は少ない印象。ちょっとメタフィクションっぽかったり、今までの新本格の歴史への郷愁を感じさせるものだったり。
ただ、短篇でも粒ぞろいで、この作家陣の並びだけでも非常に贅沢なものを読んでいる満足感があります。
個人的には我孫子武丸さん『プロジェクト:シャーロック』と歌野晶午さんの『天才少年の見た夢は』が好きでした。どちらもちょっ -
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法月綸太郎の中篇作品集『ノックス・マシン』を読みました。
ここのところ国内の作家のミステリ作品が続いています。
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「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!珠玉の中篇集。
上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。
「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。
科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。
本格ミステリ、本格SF、両ジャンルの歴史に残る必読の傑作
――大森望(「本の旅人」4月号)
まさに“血(知)湧き肉踊る”エンターテイメントだ
――村上貴史(「