法月綸太郎のレビュー一覧

  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    4編収録の短編集。SFの文脈でミステリが描かれることはしばしばあるが、ミステリの文脈でSFを描いたとしたらこんな感じになるのだろう。なんとも形容し難いが、不可思議な状況を科学的整合ではなくて、論理的整合性で物語っており、分かるけど、確かに面白いんだけど、もっと別のやり方があるんじゃないか、という感じ。2014年の「このミス」1位とのことだが、うーん。

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    2019年10月22日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    考えてみればSFと推理小説ってのは、難解という意味では同じジャンルというか、読者層は似ているのかもしれんから、今作なんて好きな人にはたまらんのかもしれん。
    が、好きでない人、ていうかコアな趣味層にはいない人にはけっこうきついか。だってホーキング放射って言われても訳わかんなくね?常識なんかな?ってwikiで調べちゃったよ。
    と言ってもそういうコアな知識がなくてもそこそこ面白かった。きっとSF+古典推理小説の知識があればニヤリとするネタの宝庫なんだろうなぁ。たまにはアガサ・クリスティでも読んで悦に入るかな。

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    2019年10月17日
  • 怪盗グリフィン、絶体絶命

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    初読みの作家さん。色々おもしろくしようとしてるんだけど個人的には空回りの印象f^_^;名前が複雑過ぎておばちゃんにはついていけなくて何回も読み返してしまいます。土偶入れ替えも結局、誰が誰の土偶を持ってた⁉️って感じです。小節の区切りも短くてそこも読み返してしまった。とはいえおもしろくないわけではなく、後半からは怒涛の一気読みでした☆ただあとがきが…ああいう手法はイマイチ…はぁそうですかって感じで個人的には鼻白む感じです。

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    2019年10月06日
  • パズル崩壊 WHODUNIT SURVIVAL 1992‐95

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    短編集。お馴染みの探偵法月綸太郎は最後のやつにしか登場しない。昔に書かれた作品ばかりだがどれも時代をあまり感じさせず今でも通じるものがあった。しかし「カット・アウト」に書かれている芸術に関する事は私に芸術的素養が欠けているため理解するのが難しかったけれど最後のカタルシスは十分通じた(ような気がする)。好みなのは「トランスミッション」「シャドウ・プレイ」かな。

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    2019年10月05日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    大好きな作家さんばかりの「どんでん返し」短編集。
    お馴染みのキャラクターが登場したり、既読作品もあったけど、さらっと読めるので悪くない。
    いちばん好きなのは「蝶番の問題」。
    面白かったのは「藤枝邸の完全なる密室」。


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    2019年09月27日
  • 生首に聞いてみろ

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    「このミス」1位を受賞した本格ミステリ大賞受賞作。
    でも、ちょっといまいち。長い..
    いわゆる謎解き探偵小説。しかし、見せ場や盛り上がりシーンもなく、エンターテイメント性には欠ける物語。
    主人公の探偵の人間性もいまいち好きになれません。また登場人物のキャラもいまいち。

    ストーリとしては、
    有名彫刻家が病死直前に完成させた、娘をモデルとした石膏像。
    しかし、その石膏像の首が何者かに切断され、持ち去られる事件が発生。
    持ちだした人物は誰か?
    その目的は?
    娘への殺人予告なのか?
    さらに、その彫刻家を売り出そうとしていたキュレータの怪しい行動。
    娘の身を案じた彫刻家の弟は主人公の法月に調査を依頼し

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    2019年04月27日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    作者自身が選ぶどんでん返しをテーマとする6篇の自作品。
    【綾辻行人「再生」】
    既読の作品だったが、言われてみれば確かにこれはどんでん返し(笑)
    【有栖川有栖「書く機械(ライティング・マシン)」】
    これは究極の缶詰め状態。作家としては自虐的ネタだろうか。
    【西澤保彦「アリバイ・ジ・アンビバレンス」】
    アリバイ崩しの作品だが、犯人の行動は今一つ腑に落ちない。
    【貫井徳郎「蝶番の問題」】
    探偵役による手記の解読は鮮やかだったが、どんでん返しとなる結末はどうも・・・。
    【法月綸太郎「カリバリズム小論」】
    『法月綸太郎の冒険』収録作とのことなので、既読のはずだが、ストーリーをまったく覚えていなかった。「

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    2019年04月14日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    法月綸太郎さんのミステリーと言う事だったのですが、読んでみるとこれはSF?
    未来のタイムマシン的な話しなんですが、そこにミステリー小説の名作を愛情タップリに絡めた話しで、さらには専門的な物理用語もいっぱい出て来ます。

    「ノックス・マシン」「引き立て役倶楽部の陰謀」「バベルの牢獄」「論理蒸発__ノックス・マシン2」の4編
    ミステリーをアルゴリズムの数値化にしてる話しや、パラレルワールドの話しなど理解しようと読んでたのでは、意味がわかんなくなる作品でした。」

    そこでふと感じたのが、あっ、昔のSFだ~ そう言えば中学の頃は宇宙や時間や空間が好きで失われたシリーズや、タイムトラベル物などを好んで読

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    2019年03月24日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人を目的に手に取ったが、名前は聞くけど、読んだことのない作家が読めて良かった。

    特に貫井徳郎、法月綸太郎、東川徳哉、、他の作品も読んでみたいです。それにしても探偵役のキャラはバリエーション豊か。高慢チキ系、切な系に、おどけ過ぎ系、どれも好物です。

    ミステリ=探偵物ではないと思う。怪奇やブラックユーモアもけっこう好き。バリエーション豊かで良いオムニバスでした。

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    2019年02月03日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    「夜半のちぎり/岡崎琢磨」
    シンガポールの新婚旅行で奥さんが殺される。そこで元カノも結婚していて、彼と来ている。その彼が実は今の奥さんとも付き合っていて犯人というだけの話。

    「透明人間は密室に潜む/阿津川辰海」
    これは力作ですね。なぜか肌が透明になる人たちが現れてきて、そうなると透明人間は不便。人とぶつかるし、食べ物は見えるし、病院で患部の診察もできない。それでメイクを施すことになる。透明であることを利用して殺人事件を試みるのが出足。倒叙ということになる。身体に吸収したものは老廃物でも透明だがそれ以外は見えてしまうので爪の間の垢、歩いた時についた泥なども危ない。人通りの少ないところを探すのに

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    2018年11月11日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    書評を読むと賛否両論。スゲーという人と意味分からんわという人。確かにこれはオモロがる人を選ぶ小説ではある。19世紀~戦前にかけてのミステリー史とちょっと複雑めのSF理論をかじっておかないとオモロさは分からないだろう。

    と言ってる俺にしたって、どっちも苦手なジャンル。残念ながら「これはスゲー」と思うことはできず、「ここをオモロいと思わそうとしているな」という雰囲気を感じるのがせいぜい。俺にはハードルが高い小説であった。

    このミス1位を取ったことを嘆くレビューも多くみられるが、これを選べるのは「ミステリー賞」しかないだろうと思うし、これを選ぶ選者のいるコンテストがあることは、正しい姿勢だとも思

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    2018年10月28日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    【収録作品】「夜半のちぎり」岡崎琢磨/「透明人間は密室に潜む」阿津川辰海/「顔のない死体はなぜ顔がないのか」大山誠一郎/「首無館の殺人」白井智之/「袋小路の猫探偵」松尾由美/「葬式がえり」法月綸太郎/「カープレッドよりも真っ赤な嘘」東川篤哉/「使い勝手のいい女」水生大海/「掟上今日子の乗車券 第二枚 山麓オーベルジュ『ゆきどけ』」西尾維新/「虚構推理 ヌシの大蛇は聞いていた」城平京/評論 「吠えた犬の問題-ワトスンは語る」有栖川有栖

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    2018年08月07日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    6名の作家さんが最後に「どんでん返し」のある話をそれぞれの形で書いている。
    作家さんそれぞれの作風が出ていて面白かった。
    中でも印象的だったのが貫井徳郎さんの話。
    貫井さんの別小説「被害者は誰?」の中に出てくる吉祥院先輩と桂島とのコンビが出てきたので面白く読めました。
    もう一つ印象に残ったのは法月綸太郎さん話
    もう最初から気持ち悪さ全開で最後までまともに読めなかった。
    この本のパート2も積読していますがこのように気持ち悪さ100倍の作品があったらちょっと躊躇してしまう。
    早速読んでみよう。

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    2018年07月27日
  • 生首に聞いてみろ

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    ストレートなタイトルが、人によってこの本を手にし難いのでは?と印象があるが、中身はかなり念密に仕組まれたミステリー。例えれば現代版「金田一耕助」はたまた「エラリー・クイーン」的な印象すらある。

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    2018年07月07日
  • 新装版 密閉教室

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    ネタバレ

    最後に、女の子が主人公に言った「自分こそが主人公だと思ってるんだろうけど、馬鹿ね。あなたは最初から最後まで脇役よ」の言葉。自分が主人公だと思っていたら脇役だったのは主人公だけじゃないのでは。

    ラストにもやっと。というか、コーダがよくわからない。

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    2018年05月08日
  • 法月綸太郎の新冒険

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    身投げ女のブルースが一番いいかな。
    ただ、どの作品も偶然に頼りすぎているような。そして理論がくどいというか、鼻に付く感じが全体的に…。
    その辺りが、どうも法月さんの作品に乗り切れない理由か。

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    2018年05月07日
  • 法月綸太郎の冒険

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    シリーズ短編。死刑囚のお話と切り裂き魔が特に印象的でした。カニヴァリズムのお話が本当にグロッキーで、読みながら物凄い顔をしてしまった…あれは途中で読むのしんどかった…(;ω;)

    黒衣の家が1番意外な展開でした。
    後半の短編はなんだかトレンディー要素があって、今並行して読んでる柚木さんシリーズの雰囲気を感じましたww

    色んな要素の短編があって、短編とはいえ読みごたえがあって面白かったです。

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    2018年04月14日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    綾辻行人さん、有栖川有栖さん、西澤保彦さん、貫井徳郎さん、法月綸太郎さん、東川篤哉さんが、本のタイトルにもなっているように、それぞれ自薦のどんでん返しとなっている内容の短編集です。
    半分ぐらい、すでに読んでいた作品のため、★3としていますが、未読だったらもう少し高評価を付けていたと思います。

    全篇ミステリーというわけではなく、サスペンスホラー的な作品もあるため、それを踏まえて読んだ方が良いかと思います。

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    2018年03月11日
  • 新装版 頼子のために

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    トリックは二の次、心情描写や人間を描くことに重視を置いた昨今のミステリーは置いといて、そろそろ本格ミステリーを読んでみたいと思い、「衝撃のどんでん返し」「著者の記念碑的作品」という言葉につられ読んだ本作。
    久々の本格ミステリーに心躍るが、「法月綸太郎」という作者と同じ名前の素人探偵がいまひとつキャラが弱く、主人公にも魅力を感じず、結局、登場人物の誰一人として好きになれないままに終わった感じ。
    肝腎の真相も、どんでん返しとうたうほどの意外感もなく、予想された範囲。なんとも残念な感じだった。
    ただ、名探偵が真相を解き明かす小説の面白さは、ひとえに名探偵のキャラによるところが大きいので、探偵「法月綸

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    2018年02月20日
  • 生首に聞いてみろ

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    2018年7冊目。
    法月綸太郎シリーズを続けて読んでいるんだけれど、個人的に法月警視と綸太郎の掛け合いが好きなので、前半法月警視との絡みがなくてちょっと残念。
    なぜそうなるのか、誰が何のために・・と全然分からずに、途中途中で自分なりの推理も悉く覆され、最終的なオチにはこれまた嫌な気分に・・。
    「頼子のために」とはまた違った嫌な気分・・。
    あとは好みの問題だけど、カバーのイラストがちょっと好みでない・・。

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    2018年01月30日