法月綸太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★4.1 2022.02.04
はぁ、そう来たか。
早く早く、とページをめくる手が進む。
ネタバレになると困るので詳しくは書けないが、交換殺人の謎解きは想像の上の上の上にやってくる。
相変わらず、法月警視の息子綸太郎が推理力を発揮してくれるのが頼もしい。
↓↓↓内容↓↓↓
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。四重交換殺人を企む犯人たちと、法月警視&綸太郎コンビの、熾烈な頭脳戦をご堪能あれ! -
Posted by ブクログ
法月警視の作家の息子綸太郎(作者と同じ名前)が探偵役になって殺人事件の謎を解く短編集。ちょっぴり行動することもあるが、安楽椅子探偵の形かな。父親が難航している事件を息子に相談するのだが、ああでもないこうでもないと推理しているうちに、ぱっと解決の糸口が閃くというもの。無茶苦茶な状況でもなく、正攻法の論理的な進め方で、文章も読み易く結構面白かった。
「イコールYの悲劇」ダイイングメッセージという古典的な道具立てがかえって新鮮だった。
「中国蝸牛の謎」鍵のトリックも、筋自体もつまらない。
「都市伝説パズル」都市伝説という目の付け所がいいし、上手く生かしている。論理的な進め方も納得できる。
「ABCD -
Posted by ブクログ
ネタバレ終盤まで事件の全容が見えて来ない展開で、面白かった。
美術ネタだった。
末期ガンの著名な彫刻家・川島伊作がアトリエで息を引き取る。遺作は、娘・江知佳をモデルにじかに石膏取りするインサイド・キャスティングの技法で制作した石膏像。元妻をモデルにしたかつての代表作《母子像》を引き継ぐ作品と目されたが、気がつけば彫刻の頭部が何者かに切断され、盗まれていた。
殺害予告だと受け取った彫刻家の弟川島敦志は、綸太郎に事件を未然に防ぐよう依頼する。
しかし綸太郎の奮闘?も虚しく、江知佳は殺害され、切断された江知佳の頭部が川島の個展会場となる名古屋市立美術館に郵送される。
各章の冒頭に引用された、石像の目の表