法月綸太郎のレビュー一覧

  • 怪盗グリフィン、絶体絶命

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    ネタバレ

    ワクワクしながらあっという間に一気読み。子供向けに書かれた作品とはいえ、目まぐるしい展開に脱帽。
    頼子のためにとか一の悲劇とはまた違う法月綸太郎作品に出会えた。面白かった。ただ、名前がややこしい...(ノД`)

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    2019年12月29日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    本の厚さはそんなにないものの非常に中身が濃い作品。正直こんなに詰め込む必要があるのかというぐらい情報量が多いが、それも作者のミステリに対する愛と拘り故だと思う。本作はしらみつぶしの時計のようなミステリ作品というよりも、ミステリに対するまた違ったアプローチの仕方を書いた作品でありそれを楽しめる人にはたまらない小説になると思う。

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    2019年10月05日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    自分はSFの読み手ではないので、表題作シリーズのSF設定の説明は「?」となってしまった。
    知識がないのが悪いのかもだが、「ノックスの十戒」がどうして特異点になったのか、その理由が理解できないままだ。もちろん、ユーモアとして読むべき部分もあるだろうから、こんなことをいうこと自体が無粋なのかもしれないが…。
    いずれにせよ、SF的な仕かけがあるミステリは斬新でおもしろかった。

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    2019年06月15日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    様々なアンソロジーで読んだものもあったが、改めて面白い。虚構推理は次から次へと推論が出てきた上で結局は、というのが楽しい。

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    2019年03月10日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    ネタバレ

    「ノックス・マシン」★★★★★
    「引き立て役倶楽部の陰謀」★★★
    「バベルの牢獄」★★★★★
    「論理蒸発 ノックス・マシン2」★★★

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    2019年02月01日
  • ノックス・マシン 3/4 電子オリジナル版

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    ミス研の同人誌だったら伝説になりそう。つまりあまり一般受けはしないかも。
    『ノックス・マシン2』は中盤まではすごいテンションあがったのに、後半えらいご都合主義…
    『バベルの牢獄』は一読の価値あり。面白いです。

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    2018年12月30日
  • 新装版 頼子のために

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    「新装版 頼子のために」
    果たして手記は正しいか。


    到叙とは、ミステリで最初に犯人が明かされ、主に犯人の視点で物語が展開されていくタイプのもの。通常の到叙では、最初に犯人や犯行が明かされながら、もう一方の視点(探偵や警察)も描かれ、ミステリか深掘りされていく。古畑任三郎の様に犯人を徐々に追い詰めて行ったり、対峙する程に緊張感が増していくと思う。


    だが、本書はちょっと違っている。愛する娘である頼子を失った父が、その娘を殺した犯人に復讐したことを手記にて告白する形式を取っている。到叙ものでは、犯人の視点で描かれる内容は正として進める場合が多いので手記を正にしていくと思いきや、「頼子のため

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    2018年10月29日
  • 新装版 密閉教室

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    全ての机と椅子が消えた密室の教室に残されたコピーの遺書と級友の骸。高三の推理マニアの順也が自殺か他殺か謎に挑む。本格は苦手意識があったけれど、謎に興味を引かれるのは勿論それが明かされていく課程も爽快で、古さも感じなかった。中盤や終盤の二転三転する展開や、警部に教師に生徒たちの然り気無い立ち方も良い。

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    2018年10月10日
  • キングを探せ

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    4人の男性が交換殺人の計画に練るシーンから始まる。さて、誰が誰を殺害するのか…?はじめは順調かと思われた計画。やがて予定外の事が起きて綻び始める。倫太郎の豊かな想像力によって違う方向に流れる推理を横目に、一気に最後まで読むと…あちこちに張り巡らされた伏線が、いちいちツボにはまる。タイトルがイカしてるね!面白かった。

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    2018年09月23日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    最初からどんでん返しが用意されていることは
    分かっているので、その部分は期待するところではなく
    どういうどんでん返しになるのか、
    それよりも途中で語られている何気ない描写に
    その時きづくことができたか、なども楽しめる。
    推理ものとおもって読み始めたら
    いきなりホラーな感じで、ユーモア、悪夢、
    もちろん謎解き、コンパクトながらも
    ぎっしり詰まった感じの物語を様々楽しめた。

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    2018年08月30日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    昨年発表された本格ミステリ短編のベスト集。
    同じ趣旨の『ザ・ベストミステリーズ』(こちらは広義のミステリ短編)と比べられがちだが、ここ数年は後者の方がバランスが良くて面白かった。だけど、今作は数年の不振を一掃する位に傑作が揃った。本格好きとして大いに喜ばしい。
    特に大山誠一郎さんの作品は凄い。犯人が被害者の顔を潰す理由で、こんなに斬新なアイデアを考え付くとは! これだけでこの一冊を読んだ価値あり。

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    2018年07月12日
  • 法月綸太郎の冒険

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    収録作品7作品中4作品はトリックもしくはプロットが解ってしまった。
    後半の沢田穂波とのコンビのビブリオ・ミステリ4作品は最初のエネルギーを持続させるには少々物足りないし(「緑の扉は危険」はこちらの期待が大きかったせいか、巷間で云われているほど、素晴らしいとは思わなかった)、「黒衣の家」はその呆気無さに唖然とした。

    が、しかし「死刑囚パズル」と「カニバリズム小論」がその不備を補って余りある光彩を放ってくれた。
    これぞ法月綸太郎の真骨頂であろう。よって4ツ星!

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    2018年05月14日
  • 生首に聞いてみろ

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    ネタバレ

    首切りものの中では一番良く出来ていたと思う。すごい。石像の首を切った理由がとても鳥肌たったし、そこを解くことですべてがすらすら解けていってほんとにすごかった。

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    2018年04月14日
  • ふたたび赤い悪夢

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    ネタバレ

    これからこのシリーズを読む方には、ここまでは必ず一気に読んだ方がいいよ!と言いたい。

    やはり胸が痛む事件だし、子どもが辛いシチュエーションだったなぁとも思うし、美和子が痛々しかったし、頼子のことを思い出して切ない気持ちを思い出したけど、最後になんだかどちらも少し救われた気持ちになったのはよかったなと思います。
    綸太郎が前の事件を引きずってしまうところとか、その人間くささが見えたことも凄くよかったなぁと思いました。
    シリーズ読み続けるのが、より楽しみになりました。

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    2018年02月18日
  • 法月綸太郎の冒険

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    ネタバレ

    2018年11冊目。
    先に「名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇」を読んでしまったので、そこに載らなかった作品も気になって購入。
    「カニバリズム小論」以外はどれも良かったけど、「黒衣の家」と「土曜日の本」が特に好きかな。
    やっぱり法月親子のやり取りは安定の面白さなんだけど、穂波とのやり取りも微笑ましくていい。
    「頼子のために」「ふたたび赤い悪夢」と比べるとだいぶ軽快で読みやすくあっという間でした。

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    2018年02月12日
  • ふたたび赤い悪夢

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    ネタバレ

    2018年5冊目。
    とりあえず、これ読む前に「雪密室」「頼子のために」は必読。
    どうしてもこれまでの法月親子の会話のイメージがあったから、この作品は綸太郎の苦悩っぷりにこっちまで胃が痛くなるような感じがして読んでてちょっと辛かった。
    本筋は面白かったんだけど、どうしてもエラリー・クイーンを読んでいないあたしとしてはそっちネタ出されるとちんぷんかんぷんで・・(;^ω^)
    それ読んでからまた読み直すと違うのかも。

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    2018年01月20日
  • 犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題

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    星座にまつわるエピソードを模した事件を描くシリーズ。こういう縛りを課してよくもまぁここまでドラマを展開できるなぁと驚くばかり。
    流石に12作も作るとやや強引なところもあるけど、本格推理物としての完成度は高いです。

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    2017年11月16日
  • 自薦 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    自薦のアンソロジー。有栖川有栖「書く機械」と東川篤哉「藤枝邸の完全なる密室」は再読。法月綸太郎「カニバリズム小論」はずっと教科書のようにカニバリズムについての話が続いて嫌になったけど、最後は面白かった。これぞどんでん返しか。旅のお供には気軽に読めて良かった。

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    2017年09月09日
  • キングを探せ

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    内容的にはありえない偶然の繰り返しで犯罪が成立してるけど、それを読者が見ぬくのは中々難しい。最初の時点で先入観を持たせられるので、最後の種明かしで自分が思い込みをしていたことに気付く。
    結局一番得をしてるのは、あの人の友人のあの人だったな。

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    2017年08月21日
  • 名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇

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    どれも一度は読んだことあるハズなんですが、久しぶりすぎてサッパリ忘れてましたね。新鮮に面白かった。
    今読み返すと「ああ、あの時代だわ」と思うネタがチラホラあったり、読んでる最中常にエラリー・クイーンと退職刑事が頭の片隅にチラチラする読書感とか、法月作品だなぁ……と堪能しました。
    巻末解説の巽さんも良いですし、表紙絵が私がイメージしてた綸太郎と法月警視で素晴らしいです。

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    2017年08月21日