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パズル、クライム、センチメンタル──磨きぬかれた宝石のような謎、謎、謎!すべて異なる時を刻む1440個の時計の中から唯一正確な時計を探す表題作のほか、都筑道夫への敬愛に満ちたパスティーシュ、『二の悲劇』の原型となった初期作品など、著者の魅力満載のコレクション!
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Posted by ブクログ
『トゥ・オブ・アス』は大まかな筋が「二の悲劇」と同じだったが、長編の後者を読み終えた今は短編の無駄のなさをかえって物足りなさとして感じてしまった。やはりベストは『使用中』かな
バラエティに富んだミステリー短編集。 表題作にはただただ感心させられた。 一四四〇個の時計の中から唯一正確な時計を論理的かつ効率的に探す、ってホント頭良い。 『使用中』の構成やオチも結構好きだった。 あと、この人の作品に登場する女性って妙に恐ろしいところがあるんだよな。
再読。短編集。印象に強く残って内容を覚えていたのは「使用中」「幽霊をやとった女」「しらみつぶしの時計」の三つ。特に「使用中」の下ネタがちょっと入ったコント風味の展開は最後まで覚えていたので、それぐらいには面白かったということだろう。最後に収録されている「トゥ・オブ・アス」は「二の悲劇」の原型となった...続きを読む話らしいが、肝心の「二の悲劇」をまだ読んだことがないのでいずれ読んでみたいと思っている。
中にはミステリ…? と疑いたくなるような作品もありましたけれどもまあ、全編を通して面白かったですね…! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 表題作はちょっと内容に付いていけませんでしたけれども(!)…まあ、サスペンス感は出ていたかと思います! 個人的には単なる謎解きミステリよりもお話そのもの...続きを読むが面白かったり、登場人物の心情に迫っているものが好きだったりしますなぁ…。 何個目か忘れましたけれども、ちょっとホラーテイストの作品なんかもあったりして、作者の作家としての幅の広さと言いますか、様々なジャンルのものが描けるんだなぁ…と感嘆しましたよね! というわけで、次はこの本に収録された短編が元となった小説「二の悲劇」でも読んでみますか…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー
最初の密室の話、構成がすばらしかった。そしてトゥ・オブ・アスも、読後に漂う切なさというか哀しさが魅力。ただ、他の短編は個人的にはあまり好きでなかった。猫の巡礼は特によくわからなかった。
「猫の巡礼」に惹かれて。 この話、猫に興味のない人には何のこっちゃだろうなぁwミステリー短編の中にポツンと一滴の不思議の雫。河原での猫たちの描写には、実際にその光景を眺めているような何とも言いがたい厳かな気持ちになった。
著者は僕がファンの作家の一人。なんとなくペダンチックな文体は、いつも僕を引きよせてくれる。 特に表題作は、バリバリガチガチの論理で攻めていて、好きだなあ。著者本人はそれほど気に入って無さそうだけど。 猫の巡礼の話は、あまりに異色すぎて腰を抜かした。
パスティーシュ物、パズル物、密室物など、著者の魅力満載の本格推理短編集。 ところどころに蘊蓄も挿入されていて、「四色問題」の地図の色と「あきみちゃんのブラは紫」の話は、誰かに教えたくなる。
法月綸太郎の短編集。 ミステリもそうでないものも、完全オリジナルもパスティーシュも、いろんな法月綸太郎が味わえてある意味お得な、本格の法月綸太郎が好きな人には若干消化不良な作品集といえる。 しらみつぶしの時計のように完全に論理的に考えていけばいずれ正解がわかる数学のような作品もあれば、猫の巡礼のよう...続きを読むに結局なんだったのか、狐につままれたような気分になる作品もある。法月綸太郎という作者の、作品の幅の広さを実感することだけは間違いない。 とはいえ、やはり、悩める名探偵・法月綸太郎が活躍する作品をもっと読みたいと思うのは、ファンのエゴだろうか。
ちょいとヒネられたミステリー短編10本収録 打ち合わせ中のミステリー作家と編集者とそのファンのお話「使用中」 私生活に問題を抱えた男がバッティングセンターで出逢って展開してゆくお話「ダブル・プレイ」 冷え切った夫婦の顛末「素人芸」 シャーロックホームズのような時代背景の「盗まれた手紙」 現実のよう...続きを読むな創作のようなSS「イン・メモリアム」 猫たちの不思議な慣習「猫の巡礼」 戦隊ヒーローものに出演している女優が殺された。容疑者はヒーロー四人「四色問題」 これまた時代背景が少し前の味わいのある「幽霊をやとった女」 ちょっとSFっぽいロジック炸裂の「しらみつぶしの時計」 間違えられた二人の女の片方が殺害されたことからはじまる「トゥ・オブ・アス」 一番面白かったのはやはり表題作の「しらみつぶしの時計」 すべてに意図があり、まやかしやごまかしが一切ない。 でも迷路を出口からたどれば簡単に入口に着けるように、逆はなかなかに時間がかかる。 これは面白かったなぁ。 逆に「盗まれた手紙」はおそらく古典的なトリックなのだろうけど、煩雑で読み飛ばしました。 どれも必ず「おぉ!」と思う部分があってよかったです。 しかし冷え切った夫婦からおこる事件がやや多め? 作者さんはきっと「このシチュエーションなら事件が起こっても不思議ではない」とお考えなのでしょう。
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