生首に聞いてみろ

生首に聞いてみろ

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理は――!? 幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま開く!! 構想15年。著者渾身の長編本格ミステリ! 第5回本格ミステリ大賞受賞作!

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生首に聞いてみろ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長かった!でもとてつもなくおもしろかった!
    ある彫刻家が自分の娘をモデルした彫像を作った。彫刻家は末期癌で彫像を完成した直後倒れて亡くなる。
    完成作品を見た者は誰もなく、葬儀後に確認すると彫像の首が切り取られてなくなっていた…
    ここから怒涛の展開。彫刻家の娘、娘のストーカー、娘の実母とその再婚相手、美術評論家など入り乱れて色んな伏線がたくさん出てきて飽きない。最後に一気に回収され、まとめ方にうーんと唸るほど面白い☆
    もっと世間に読まれて良い作品の1つだと個人的には思いました❗️

    0
    2021年08月28日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本格推理ものを読んだ。以前から気になっていた法月綸太郎シリーズです。
    この筆者の作品は僕好みでした。まず登場する探偵が、ホームズや相棒の右京さんみたいなぶっ飛んだ頭脳の持ち主ではなく、割と右往左往しちゃうタイプの探偵。
    しかし最後の結論に至る論理の構成は完璧で緻密。
    基本的に読者目線で話が進むので、探偵が立てた仮説が」次から次へと証言によって覆される様は眩暈がしそうです。そういう展開が好きな読者には最良の一冊となるでしょう。

    0
    2014年09月30日

    Posted by ブクログ

    誰が犯人なのか、ウダウダと続く。
    そのウダウダは、それが別に不必要ではないが、少し長く、ウダウダ故に一向に犯人はわからない。

    だが、急に犯人がわかる。
    面白いけど、長め。
    2時間ドラマでもいけるよ。4.0

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    彫刻うんちくがじわじわ効いてくる

    しかし全てにおいてそこまでするー?という感じなんだけど、巻末インタビューで「ネタを生かすためにこちらを優先します」とお話されていて、あ、ハイと笑

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    前半はなかなか物語が進まない印象だったが後半に行くにつれての伏線回収が素晴らしいかった。物語自体はヘビーで結末も
    後味が悪かった。

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    散りばめられた伏線のなか登場人物はどれもみんな少しずつ怪しい。結局みんなそれぞれにキズ持ってました、真実は複雑ですね…という方向なのかと思ったら、意外にも明確な悪者がいて伏線もきっちり回収されていて私好み。
    ただこのシリーズは(多くの人の感想にあるように)主人公が警視の息子という立場で当然のように捜査に参加する部分はリアリティはないように思う
    (私はそこはあんまり重視してないが)

    0
    2022年07月25日

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった「このミス」1位だった法月綸太郎シリーズ

    連続殺人とか、派手なトリックとか、そう言うのは無かったのですけど、納得の本格だったのです。
    彫刻なんて、フツーの読者はサッパリだけど、分かるようにちゃんと大事な所を解説と言うか、法月探偵と共に「ふーん。なるほど」と言う位には掴めて良いのですよね
    だから、「あっと驚く展開」が予想以上に鳥肌だったのです。

    しーなの好きな法月親子の関係と言うか、お母さんの事とかもチラッと出て来て、今後の展開や何かの事件に関係してくるのでは……?とちょっとwkwkしてしまったのです。
    闇は闇なのでしたが。

    緻密な伏線……とゆーのが感想には必ず出てくるのでは?と思う位あれもこれも後々「ああー……!」と頷いたり、悔しかったり。
    よくよく考えてみると、要らない設定とかもあるのですけど(例えば、1だけで良くない?2とか3とかそれ以降とか……要る?)躓いたり迷ったりする法月探偵は好感が持てるのです。

    巻末のインタビューにもあったのですけど、完全無欠の名探偵はやっぱりカッコイイし、江神さんも鳴海雄一郎(?)も大好きだけど、やっぱり間違ったり後悔したりしながらの法月探偵も好きなのです
    探偵が一人でワトソン役が居ない場合は、多重推理が成り立ちにくい分けだから、法月探偵みたいな読者と一緒に間違って行く探偵になるのでしょうか。

    そう言う面から見ても、探偵と読者とストーリーがちゃんと一緒に進んで行くのですよね。
    つまりそれって、読みやすい?のでしょうか。多分そういう事なのですよね。

    読みやすい。理解しやすい。突然名探偵が思い付くトンデモ推理に着いていけない……とゆー事態に陥りにくいのですよね。

    解決や結末は「鮮やかー!」と言うよりもシリアスな展開で余韻もしんみり。
    他の法月探偵シリーズを読みたいな……読み返したいな……と思ったのです。
    次にまた未読のものを見かけたら、迷わず買ってしまいそうなのでした。

    0
    2016年03月30日

    Posted by ブクログ

    法月綸太郎という名前を具体的に意識したのは、大塚英志×清涼院流水×箸井地図の漫画「探偵儀式」の中でN月R太郎なるキャラクターが登場していたからだ。漫画の中では自分が探偵として担当した事件をミステリー小説にしている作家ということだったが、この「生首に聞いてみろ」でも主人公は法月綸太郎で作家で探偵まがいのことをしている。ちなみにこの法月綸太郎の父親が警視で主人公が作家という設定は内田康夫の浅見光彦を彷彿とさせる(本家はエラリー・クイーンだ)が、描かれている印象は金田一耕助に似てなくもない。
    このミスで一番になった「生首に聞いてみろ」だから、ということで読み始めたわけだが、比較的厚めの頁数にしては一気に読むことができた。しかしながら、物語におけるキーとなる殺人事件が実際に起こるまでに全体の半分ぐらいの頁数を割いているので、読みながらもしかして殺人事件など起こらないのではと思ったぐらいである。
    しかし、殺人事件が起こり謎解きが始まると俄然展開は早くなっていく。後半の展開は非常におもしろかった。事件のトリックは複雑ではあるが、変なミスリードを起こさせることもなく伏線も比較的きちんと回収している。
    前半もっと簡素にしてもよかった気もするが、逆にあれだけもったいつけたので殺人事件が非常にエキセントリックな印象になったというのも否めない。総じて読みごたえのある作品だっと思う。

    0
    2015年10月18日

    Posted by ブクログ

    全体的にやや長く、物語の進行もゆっくりめで、少し冗長に感じる部分がありました。もう少しコンパクトにまとまっていれば、より読みやすくなったと思います。

    一方で、ミステリーとしての展開は最後まで予想がつかず、その点はとても楽しめました。ただ、結末については一応納得はできるものの、やや強引にまとめたような印象もあり、少し引っかかる部分がありました。

    0
    2026年04月05日

    Posted by ブクログ

    う~ん、期待したほどではなかったかな。
    全編に渡ってこれといってページをめくる手が止められなくなる場面もなく、淡々と読み終えてしまった。
    一言でいえばリーダビリティが乏しい。

    よく出来た作品といえなくもないが、特に他人に薦めたいとも思えなかった。

    0
    2026年01月19日

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