小説作品一覧

  • いい子のあくび
    3.9
    芥川賞受賞第一作。 公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人を除けてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。 郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。「じんしんばいばい」と感じたから。友人には欠席の真意を伝えられずにいて……結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、 社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。
  • 飯島晴子の百句
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    ◆言葉の深淵へ 尽きることなき言葉との苦闘 よく第四句集の『八頭』から句風が変わったと評されるが、晴子の姿勢は一貫して存在としての言葉の追求であった。その時々に、どのような景と出くわすかによって、当然、出現する言葉も変わってくるが、晴子はいつも、渾身の力で言葉の深みへ降りていった。 (「ひとりの修羅」より:奥坂まや)
  • 言いたい事と言わねばならない事と
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 言い出しかねて
    -
    1巻660円 (税込)
    ひとりぼっちの自宅で三十歳の順子が電話する相手は、年下の同僚水谷恵美だ。週に二度か三度、無言のまま切る夜の電話。エリートの恋人がいるらしい恵美のことが気になって仕方がなかった。ところが恵美が無断欠勤した日、順子は恵美のマンションを訪ね、死体となって横たわっている恵美を発見する。警察は自殺と判断しているが……。 表題作「言い出しかねて」の他、「誰かが私を愛してる」「ラブ・フォー・セール」「夢見る頃を過ぎても」「あなたと夜と音楽と」「ラウンド・ミッドナイト」「身も心も」「アローン・トゥゲザー」の7編を収録したアーバン・ミステリー。
  • 飯田線・愛と殺人と
    3.0
    十津川警部の部下・北条早苗刑事の友人で旅行会社に勤める野田花世が殺害された。彼女は、飯田線ツアーの企画を作る際に知り合ったアイヌの青年・金子太郎と愛を育んでいたらしい。一方、飯田線をめぐる歴史と神話を勉強していた花世に、偏執的につきまとう人物がいたことが浮上して……。十津川は、復讐心を燃やす金子をとめ、異常な犯人を逮捕できるのか!?
  • 飯田蛇笏
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 飯田蛇笏全句集
    4.0
    〈春めきてものの果てなる空の色〉 〈くろがねの秋の風鈴鳴りにけり〉 〈誰彼もあらず一天自尊の秋〉 郷里甲斐の地に定住し、雄勁で詩趣に富んだ俳句を詠み続けた飯田蛇笏。格調高く、気魄に満ちたその作品群は、現代俳句の到達した一典型として俳句史に足跡をとどめて他の追随を許さない。第一句集『山廬集』から遺句集『椿花集』まで、既刊9冊の句集を完全収録する初の文庫版全句集。略年譜、季題索引付き。  解説・井上康明 (目次) 山廬集 霊芝    山響集 白嶽 心像 春蘭 雪峡 家郷の霧 椿花集 解説 井上康明     略年譜 季題索引
  • 飯田の町に寄す
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 飯田橋駅
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 飯田龍太全句集
    -
    伝統俳句の中心的存在として活躍、昭和俳句史に厳然とその名を刻む飯田龍太。 「大寒の一戸もかくれなき故郷」 「かたつむり甲斐も信濃も雨のなか」 「春の鳶寄りわかれては高みつつ」 など、郷里の風光と人事をこまやかに詠い上げた。 鋭敏な感覚と豊かな叙情に支えらえた作品群は、高潔にして格調高く、自在の境地を示している。 既刊句集10冊に拾遺を加えた全5728句に、自句自解抄、年譜、季語索引を付す決定版! 解説・井上康明
  • 井伊直弼 己れの信念を貫いた鉄の宰相
    5.0
    1巻770円 (税込)
    「殿、世の中の大勢は依然、異国排撃。いまや鎖国論が再び盛り上がりを見せております」「そのようなことでこの国難は解決できぬ。攘夷論を打ち砕き、この国が清国の二の舞になることだけは避けなければならぬ」直弼は敢然と言い放った。――ふがいない幕府首脳を尻目に、単独で日米通商条約を締結した直弼。日本の真の改革のために独り戦い続けた幕閣の生涯。
  • 許嫁幼馴染が弟に純愛寝取られたので、俺は変わることにした。第一巻
    -
    1~2巻916円 (税込)
    せっかくギャルゲー世界に転生したが、転生先は主人公の出来損ないの兄 海道清澄というモブだった。 そして、高校一年の夏休み初日、目の前で、許嫁を純愛寝取られされた俺は、今はもう居ない海道清澄というモブの無念を晴らす話。 注意書き この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません ※本作はwakaba1890の個人誌作品の電子書籍版となります。【301ページ】
  • 飯野文彦劇場 痛み
    -
    1巻330円 (税込)
    目を覚ますと、佳奈子が目を大きく見開いて立っていた。わかっているのに、酒を飲むといつもやってしまう…。「覚えていないんだ、どうか許してくれ」と頭を下げる私の脳裏に浮かんだのは、幼い頃、兄妹のように育った従妹の幹枝との、思い出。最初は好奇心からキスをしただけだった。やがていけない遊びはエスカレートし…。
  • 飯野文彦劇場 インターホンに見える
    -
    周囲の喧噪に耐えきれず、発作的な怒りに身を任せて暴れ回る男。ついに暴れている最中に意識を喪い、病院に担ぎ込まれるに至って、医者に勧められ辺鄙な郊外の一軒家へ転地する。水商売に出かける女を見送った後は、何をするでもなくただ庭をながめる日々。その生活が一変したのは、古屋の中でそれだけが真新しいインターホンの存在に気づいたときだった。その小さなモニターの中に、男はいったい何を見出すのか!?
  • 飯野文彦劇場 鰻屋
    -
    1巻220円 (税込)
    十年余り前。じめじめと蒸し暑く、金も当てもないまま夜な夜なK町を冷やかし歩いていた私の心にも、カビならぬいつも以上にしみったれたものが巣くいはじめた梅雨間近のころである――。その鰻屋を見つけたのは、裏通りのディープな一角だった。〈鰻を食べると。一・元気になります。二・若返ります。三・セックスが強くなります。四・死人がよみがえります。〉カレンダーの裏紙にマジックで書いたような稚拙な張り紙には、確かにそうあった。曇りガラスはいつも閉ざされて出入りする客もなく、鰻の匂いすら漂ってこないその店の奥で、いったい何が調理されているのか? 好奇心の虜となった私はある日、ついに意を決して暖簾を潜った…。
  • 飯野文彦劇場 栄子狂乱
    -
    内気で影の薄い、小柄で童顔の女はしかし、凄艶な色気で男の嗜虐心を刺激しながら、いつのまにか主導権を握って思うがままに自らを責めさせる、天性のマゾヒストだった。SM雑誌の編集者すら我を忘れるほどの、巧みで激しく妖艶な痴態。だが、とある田舎の廃屋で撮影をしたときから、何かが変わった。ふたりをさらなる深淵へと引きずり込んでいくのはいったい――?
  • 飯野文彦劇場 Mさんの父
    -
    近所に住むKさんが訪ねてきたのは、ゴールデンウィーク間近となった四月の下旬、穏やかな平日の昼下がりのことだった――。「昨日の夜、河原にMさんのオヤジさんがいたんだよ」。まさか。だって…。「しゃがれた声で『息子を呼んできて欲しいんだが』って言うんだよ」。でも、Mさんのオヤジさんは半年ほど前に…。飲み仲間の奇態な言動に正気を疑いつつも、断り切れずに深夜、Kさんに連れられて問題の河原に向かった私だったが――。
  • 飯野文彦劇場 おもろい夫婦
    5.0
    1巻110円 (税込)
    私は、これといって取り柄のない老作家である。極めて遅筆で、未だに単行本は出ていない。こんな男でも、作家という肩書からか、歳を取っているというだけのことからか、近所に住む連中からは、何かと相談事を受ける。今日も、酒好きの酒屋の亭主がくだらない相談にやってきた。からかってやるつもりで、適当なことを答える私だったのだが――。まるで落語のような登場人物たちの軽妙な会話に、飯野文彦氏独特のシモネタと、笑いを織り交ぜたユーモア小説。
  • 飯野文彦劇場 帰ってきた叔父
    5.0
    あれは盂蘭盆会の出来事だった。当時八歳だった私は、ひとり留守番をしていた。そこへ叔父がひょっこりやってきた。麦茶を用意している間に叔父の姿は消えていた。しばらくして帰ってきた姉たちに叔父が来たことを告げると、「叔父ちゃんは死んだでしょ?」と怪訝そうな顔をされてしまった。しかし、その直後、叔父からの電話で墓に呼び出された私は…。
  • 飯野文彦劇場 悲しき父
    -
    1巻330円 (税込)
    「ここは潰して駐車場にすることになったから、一カ月以内に出ていってくれ。すべては身から出た錆だろうが。てめえが飲んで暴れて、どれだけ苦情が来てることか」「お父さん、気にしないで。どうか、こらえてください」「おまえまで、誰の味方―」。いけない、いけない、この子を巻き込んではいけないのだ。酒が腐らす小宇宙を、陰鬱な苦悩の呻きが澱ませる。行き場のない孤独な作家の魂は、愛するがゆえに責め苛まずにはいられない子供をひたすら彷徨する。
  • 飯野文彦劇場 子を連れて
    -
    1巻220円 (税込)
    傾きかけたボロ家の二階で、腐ったように暮らす私小説作家のなれの果て。その傍らにいつも寄り添うのは、あどけなく健気な幼い子。「俺には六つになる息子がいるが、毎晩●●●●を吸わせてる」ああ、嘘だ嘘なんだ。なぜ優しくしてやれないのか。たった一人の肉親であり、たった一人の話し相手であり、たった一人の父であるのに。世界が彼を責め苛む。それから逃れるために、酒に溺れ妄想に溺れ…。粘り着くような孤独の中で、子供だけが、子供だけが彼の…。
  • 飯野文彦劇場 作家幻想
    5.0
    1巻110円 (税込)
    壊れている。脳味噌が「酢豆腐」並に、腐っている。軽蔑され冷笑され罵倒され、蹂躙され踏みにじられ陵辱されている――ような気がする。耐えられず、今日もまた酒を飲む。飲み続ける――。二十世紀末、私はまったくもって売れない作家として、かれこれ十年近くに渡って生活を続けていた。自身の無能と自意識過剰に苛まれ、他人の眼に脅え、それらを忘れるべく酒に溺れながら。個性的なその世界観からマニアックな評価が高い飯野文彦が出版社、編集者といった枠組みを超えて綴った、異形ワールド!

    試し読み

    フォロー
  • 飯野文彦劇場 残存性欲の女
    -
    「やさしいんですね。これから行っても良いですか?」「明日の晩も、来てもいい?」。毎晩、彼女はやってくる。汗にまみれ快楽に溺れ、わたしはもはや彼女なしではいられない。いかに浅ましかろうと、昼も夜も常に彼女のことを求め、胸は高鳴り肉体は火照る。しがない作家に初めて訪れた我が世の春。恋の、いや情欲の炎に激しく生命を燃やして、男はこの世ならぬ悦楽に浸りきる。夜ごとの美女の訪問は無上の愛か、異界の罠か。
  • 飯野文彦劇場 獅子と戦う
    5.0
    1巻110円 (税込)
    居酒屋での馬鹿話に、ライオンと戦って勝つ自信を高らかにぶち上げた男。すべては酒の上の冗談のはずだった。昨夜隣り合わせたTVディレクターが、約束通り訪ねてくるまでは。「あなたねえ。本気で人間とライオンを戦わせるつもりですか?」「はい」「テレビでそんなのを放映できるわけがないでしょうが」「できます。自分が責任を持って仕切ります」…。今、秘策を胸に、絶対安全な究極の異種格闘技戦のゴングが鳴る。
  • 飯野文彦劇場 性根
    -
    1巻220円 (税込)
    私が佐山外雄と出会ったのは、今から二年ほど前のことだ。その頃、すでに彼の性根は、残念ながら腐っていた――。先輩作家とのトークライブにファンとして現われた男は、にこにこと土産の焼酎を差し出した。三度四度と回を重ねるにつれて、男は馴れ馴れしく、いや図々しく、こちらの領域へと踏み込んでくるようになる。疎ましい男を何とか突き放そうとして、ますますその神経を磨り減らす気弱な私。だが、ようやく突き放しに成功したと思ったとき、男は新たな貌を露わにした。のっぴきならない状況に追い詰められた私が、機先を制するべく打った奇策中の奇策とは? 狂乱の宴が、今始まる!
  • 飯野文彦劇場 深夜の授業
    -
    幼い頃から暴君だった父。ある日、酔った父が私の部屋に入ろうとしたのを止めようと、咄嗟に体当たりをした。父はあやまって階段から転落…。幸い、大事には至らなかったが、一方的に暴力をふるわれる関係は終わりを告げた。今までの鬱憤を晴らすかのように、私は母に、そして父にも暴力をふるうようになった。そして…。果たして主人公がたどり着くのは?
  • 飯野文彦劇場 地獄のランチタイム
    -
    1巻330円 (税込)
    私立探偵…とは名ばかりの何でも屋のおれは、一か月前にアルのママから「あたしのかわいい坊やを連れもどしてちょうだい」という依頼を受けた。東京砂漠を愛車でぶっ飛ばしながら、アルを探すおれだったが…。荒んだ近未来の東京で繰り広げられる、バイオレンス劇! 飯野文彦節全開の、エロ、暴力ありの和製スプラッタパンク!
  • 飯野文彦劇場 体内小人
    5.0
    奇怪な手紙に導かれ、TVレポーターは山奥の社へと向かった。そこで彼を待ち受けていたものとは? 失踪後、再び姿を現わしたレポーターの会見で全てが明らかになる!? 「ま、待ってください。本当なんです。今、世界は、人類は危機に陥っている。だんだるしあが蘇ろうとしているのです」「で、結局その、だんだるしあって、何なの?」「わかりません。しかし、その手先の〈やつら〉のことならわかります」「じゃあその〈やつら〉は、どこにいるんですか?」
  • 飯野文彦劇場 煙草屋の二階に住んでいる
    5.0
    1巻110円 (税込)
    男は、痩せこけた老婆が店番をする、古びた煙草屋の二階に住んでいた。いつも排泄は床の抜けた押入れの中から、一階の古びた浴槽へめがけて…。臭気のこもる煙草屋の中、男と老婆の狂気と愛憎の世界が繰り広げられる。
  • 飯野文彦劇場 茶の魔
    -
    もうすぐ八月の声をきこうというある日、私のもとに、作家仲間のFから長文の手紙が送られてきた。性格的に問題があり、いつしか仲間内からも距離をおかれ、郷里に帰ったと風の噂に聞いたFからの手紙。そこにはアルコール依存症だったFが手に入れた「魔法のお茶」によって、酒を断つにいたった話、そしてそのお茶を飲むようになってFの目の前に現れた「あいつ」の話が…。
  • 飯野文彦劇場 友だちはブチ
    5.0
    1巻110円 (税込)
    生まれつきの難病のため入院していた9歳の少年・正和。学校にも行けない彼は友達もできず、いつも病室の窓から、通りを歩く少年たちを羨ましそうに眺めていた。そんなある日、窓の外にブチ柄の子犬がいるのを見つける。正和は子犬にブチという名前をつけ可愛がった。ブチは正和にできた初めての友達だったのだ。しかし、正和の病状は刻々と悪化し…。少年と犬との心温まる感動作。
  • 飯野文彦劇場 どんクリ
    -
    深夜の子供部屋に響いた壮絶な悲鳴。「傷口は接合しましたから。出血していますが、二、三日もすれば元気になるでしょう。しかし…事情が事情だけに、警察に連絡しなければなりません」「おっしゃってください。花恵は何をされたんですか!?」。ようやく授かった娘を襲った凶事が、母の精神を責め苛む。誰が何のためにこんな酷いことを? 護らなければ、この愛しい我が娘だけは。襲い来る悪意に敢然と立ち向かう母。その先に、血みどろな修羅の地平が広がる!
  • 飯野文彦劇場 ないものの子
    -
    主人公の「私」が小説家である事を知り「実は私も小説を書いたことがあるの…」と自作をメールで送ってきた憧れの女性。その内容は、彼女の清楚な外観からは想像もつかない淫らで、破廉恥な官能小説。いやはや、作中話として全文が掲載されているこの小説がまた本格的で、思わず生唾を飲みこみたくなるような内容。地位も名声もある夫人が、銀座の公衆トイレで繰り返す痴態…。これだけでも読み応えがあるのだが、さらに本作は驚くべき結末へと進んでいく。官能小説と言うべきか、ホラー小説というべきは、はたまた…。
  • 飯野文彦劇場 バルセロナの工房
    5.0
    1巻110円 (税込)
    妻にうながされて県立美術館に足を運んだのは、暖冬とはいえ北風の冷たい一月の末のことだった――。普段はバルセロナの工房で、制作に没頭しているという老版画家のことなど、興味もなければ知りもしなかった。だが、妻に無理矢理引きずられるようにして連れて行かれた講演会で、私は彼のたたずまいに強く惹かれる。彼のいったい何に、私はこんなにも惹きつけられるのか?
  • 飯野文彦劇場 一人多い生徒
    -
    紆余曲折を経て、40歳で小学校の教員となった私。生徒数は8人と少ないが、可愛い子供ばかり。しかし、私はある日、生徒が一人増えている事に気づいた。しかも、その少年は私の記憶の中の懐かしくも切ない思いを呼び起こし…。子供の頃の純真で深い友情。それでいて大人になったら相手の存在すら忘れてしまっている残酷さ。それらが呼び起こすキュンと胸が締めつけられるような想いを、奇才・飯野文彦が見事に操り、私たちを不思議な世界へ誘う…。感動と切なさ、そして恐怖をともなう秀作です。
  • 飯野文彦劇場 紐
    5.0
    「ねえ、わたしが養ってあげようか」「ヒモになれってことか」――。シメタ、と思っていた――。作家崩れの屑男は、40がらみのロートル・ストリッパーの安マンションに転がり込んだ。自慢の手管でモノにして、見事ヒモに収まる。毎日、ただひたすら安焼酎をかっ喰らい、ぼんやりと怠惰に過ごす日々。だがそれは、1人の美少女が部屋を訪ねてきた時に、終わりを告げた。男が手にするのは甘い生活か、それとも――?
  • 飯野文彦劇場 揉みほぐされる脳
    -
    雨の蒸し暑いある日、売れない作家・井之妖彦は、自分の脳が誰かによって揉みほぐされていることに気づく。だから、すぐに感情的になり、ねちねちと細かいことにこだわり、優れた才能を見いだされず不遇のまま過ごしているのだ。すべてそれで納得がゆく。誰だ、誰が私の脳を!? 男の精神が壊れていく過程を、つぶさに、執拗に描ききった奇作。
  • 飯野文彦劇場 友人の妹と…
    -
    大学時代からの友人の義弟・佐川が失踪して一ヵ月。ある日、佐川の消息がわかったらしいという報告をうけた藤沢は、とても正気ではいられなかった。なぜなら、佐川は藤沢がその手で…。“鬼畜”という言葉がこれほどぴったりな作品があるだろうか? やがて非道ぶりを尽くした藤沢の耳に届いた怨嗟の声…。戦慄の結末までノンストップでお届けする奇作!! しかし、因果応報にしても酷すぎます…。
  • 飯野文彦劇場 夜の訪問者
    -
    「井之先生は、いらっしゃいますか。『怪奇無尽講』の続きを教えてください」――。独り執筆の進まぬ深夜、不気味な女が家の前に立つ。差し出された金に目が眩み、はるばる千葉からやってきたという言葉で情にもほだされ、家に上げた作家だったが、女の言動は次第に奇妙の度を増していく。そして電話が…。あの傑作『怪奇無尽講』に、こんな裏があったのか――もしれない!?
  • 飯野文彦劇場 留守電
    -
    留守電に吹き込まれていたメッセージは、見知らぬ若い女性からの間違い電話だった。そこに込められている切なる想いは、しかし相手には永遠に届かないのだ。それを知っているのは自分だけ。哀れさと焦燥に胸を焦がしながらも、どうすることもできない私は、日夜悶々としていたのだったが、ある日ついに二度目のメッセージが。そこに吹き込まれた相手の番号を前に、極限まで膨らんだ様々な想いが迸るとき、いったい何が起きるのか!?
  • 飯野文彦劇場 霊の笑い
    -
    小さな祠がある曲がり角に、今日も狂気を呼び起こす忌まわしい笑いが谺する。ボクと早智枝は幼い頃から、その笑い声に、そしてそれが生む狂気と死に魅せられてきた。「幽霊の笑い声よ。幽霊が相手を見て、こいつならって思ったときに笑うみたい」。やがて、狂気が爆発する現場を目の当たりにしたとき、ふたりの中でも何かが弾けた。他人の狂態を覗き見ながら、自分たちもまた繰り広げる痴態。歪んだ刺激の行き着く先には? 曲がり角には気をつけろ!
  • 飯野文彦劇場 ろくろ首
    -
    「お化けが恐いなんて、子供みたいだと思うでしょう。でもね、見ちゃったんですよ」「ろくろ首を、ですか?」「ええ、見てしまったんです。ああ、そのために……」――安居酒屋で偶然隣り合わせた男は、私が眺めていた妖怪画に血相を変えた。怪奇作家として、絶好のネタの気配を嗅ぎ取った私に、男が語った奇妙な体験談とは――?
  • 飯野文彦劇場 六本木にて
    -
    六本木の裏通りにひっそりとそびえ立つ洋館。奇怪な因縁の伝わるその幽霊屋敷に、暑気払い気分で出かけた作家一行。酒で恐怖を紛らせていた私は、二階の窓に不気味な少女の姿を見た。それが恐怖の始まりだった。瞼を閉じれば、その闇の中に浮かび上がる白い少女の姿。電話の向こうで、嗚咽を押し殺して囁く声…。酒が見せる幻覚か、それとも!? 恐怖に怯える私は、憧れの美人作家と手に手を取って、怪異と対峙すべく敢然と再び廃墟に立った!
  • いいひと、辞めました
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    四十路の独身男、平田は自他ともに認める「いいひと」。だが、モテない。結婚はおろか恋人すらできない。「いいひとなんだけどね……」って、もういい! こうなったらとことんサイテーになってやる! 立派な「サイテー男」になるべく向かった場所とは――ふかわりょうが描く、痛快! 人生180度逆転劇!
  • いい人ランキング
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    中学校生活をおくるのが不器用な子にエールをおくる、ちょっとビターな青春小説です。 木(き)佐(さ)貫(ぬき)桃(もも)は中学2年。母の再婚によって、2学期から名字が変わりました。本人にとってはどぎまぎするできごとですが、クラスメイトには、違和感があるのは最初だけ、慣れれば別にどうということのない小さな変化だとばかり思っていました。でも、9月の終わりの文化祭で、開催する予定だったミスコンを職員会議で禁止されたことから、2年1組は「いい人ランキング」といういい人を選ぶコンテストを行うことになります。木佐貫桃が第1位になり、そこからクラスの空気が変わりはじめます。小さなきっかけが、さまざまな連鎖を引き起こし、少女が追いつめられていく過程、そして、友人と妹の協力によって意外なところから、その状況を打破していく姿が、いきいきと描かれています。
  • いい部屋あります。
    4.1
    大学進学のために上京した鳥貝一弥17歳。東京でのアパート探しに行き詰まっていたところ、 いい部屋があると薦められて訪ねた先は高級住宅街の奥に佇む洋館だった。条件つきだが家賃も破格の男子寮だという。共同生活を営んでいるのは揃ってクセのある男たちばかり。先輩たちに翻弄されながら戸惑いつつも、幼い頃の優しい記憶の断片を甦らせ、自らの生い立ちと向き合っていく鳥貝。艶っぽくて甘酸っぱい極上の青春小説!
  • 善いミリー、悪いアニー
    4.0
    殺人鬼の母親を告発した少女ミリーは、里親のもとで新たな生活を送ることになったが……少女の葛藤を描く異色の青春×法廷ミステリ。
  • いい奴じゃん
    値引きあり
    3.3
    25歳の派遣社員鮎太は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。(講談社文庫)
  • いい湯じゃのう(一) お庭番とくノ一
    3.8
    1~3巻660~709円 (税込)
    上さまの肩凝りで江戸が危機に!? 人気時代作家によるユーモア時代小説シリーズ開幕! 八代将軍・徳川吉宗は、ひどい身体の凝りに悩まされていた。熱海の湯を江戸に運ばせることで、その苦しみを癒していたが、どうしたわけか、急に湯が届かなくなる。さらに熱海だけでなく、草津、箱根の湯にも異変が起きたらしい。吉宗の一大事に、湯の中では最強のお庭番・湯けむり権蔵と、すご腕だけど玉の輿狙いのくノ一が調査へと向かうことに。一方、江戸では独自の「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れ、町奉行の大岡越前がその素性について探索を始めるが……。新聞連載で話題の新シリーズ第1弾。
  • いいわけ劇場
    3.4
    言い訳しながら様々な方法で心のスキ間をうめようとする世間の人たち……。もう「コレ」なしじゃ、生きていけない! ――いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。
  • 言い訳だらけの人生
    3.0
    1巻770円 (税込)
    田中修司、49歳。「バブル入社組」と言われ、上司からは翻弄され、部下からは突き上げられる。家庭の実権は妻にあって、それでいいと思っているけれど、なかなかどうして大変だ。ある日、徳市じいさんが死んだと聞き、幼なじみの和彦、達也と集まると、あの頃の記憶が蘇る。ただひたすら楽しかった思い出――。今を生き抜く「元・男子」に贈る人生の応援歌。
  • 言いわけばかりの私にさよならを
    4.0
    ■あらすじ 私だけだ、何も持っていないのは――。中学最後の大会で最悪なミスをして、大好きなバレーボールを辞めた鈴乃。高校は楽しいけれど、好きなものに夢中な友人達から取り残された気持ちになってしまう。そんな時、隆二先輩は「鈴乃ちゃんはもっと跳べる」と言葉だけでなく証明してくれた。ひたむきに努力する彼の言葉だから、信じることができた。だけど、先輩は人知れず絶望と闘っていて……。夢を追う2人の恋が爽やかな奇跡を呼ぶ物語。 ■著者からのメッセージ こんにちは、加賀美真也です。 この度は角川文庫さんから「言いわけばかりの私にさよならを」刊行させていただくことになりました。この物語は、挫折によって自らの才能や可能性を信じられなくなってしまった女の子が、ひたむきに努力する男の子と出会い、惹かれ、自分自身と向き合う物語です。彼女たちの行く末をあたたかく見守っていただけると幸いです。
  • 言い忘れてさようなら
    3.0
    1巻1,375円 (税込)
    「ブログの女と、星空と」「イッショニ、クラシテクダサイ」見知らぬ外国の女に突然声をかけられた独身中年男は、断りきれずに家に連れて帰るが… 。「みんなのサンセット」往年のハワイアンバンドが数十年ぶりに結成。亡くなったメンバーの代わりに、新しく加わった青年のとまどい。「日記で逢いましょう」娘が押入れから見つけてくれた古い日記。この中にどれだけの忘れてしまった自分の人生があるだろう。「しもやけの唄を聞いたころ」演歌歌手から「情念の手紙」のメッセンジャーを頼まれた少年。吹雪の中、遭難しかけたが、町の嫌われ者の画家に救われて…。「言い忘れてさようなら」中世ブームに乗って、東ヨーロッパへ取材に訪れたトラベルライター。そこで暮らす日本人女性との不思議な体験。「珠洲と写真館」晴れ着姿の成人式を、素直に喜べない20歳の女性。写真館に向かう途中、川に流される鹿に遭遇する。可笑しくて切なくて、ちょっぴり心にしみる、6つのささやかなラブ・ストーリー。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

    試し読み

    フォロー
  • 「委員会」のうつりかわり
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 言うてすまんが 猫持のトホホ相談
    5.0
    1巻550円 (税込)
    朝日新聞に連載した人生相談  「猫持のトホホ相談」として二年間の連載を  新潮社が編集して単行本にしたものの初の電子書籍化である  中嶋らも氏の人生相談の跡を継いだものである  相談にそれぞれ短歌が配されているが  週に一度の連載であったので見出し程度とお考えいただきたい  愛猫にゃん吉との別れを「小説新潮」に書いた  声涙共に下る名文「キチや」を収載  絶唱である挽歌は本文をごらんいただきたい  挽歌のほうは文春ウェブにおいて電子書籍として販売されている  「猫とみれんと」のあとがきにも載っていたと記憶する  朝日新聞の手強い女性読者諸賢にけちょんけちょんに言われながら書いた  聞くも涙語るも涙の人生相談集  こっちが相談したいのである
  • Yet The Sky Is Blue それでも空は青い
    -
    1巻880円 (税込)
    「自分を幸せにできるのは自分しかいない」 この困難な現実に向かい合い、今を生きるためにーー 詩にちりばめられた、仏教の知恵が「希望」をはぐくむ。英文対訳付き。
  • 家

    -
    38歳でひきこもり同然の生活をしていた勘太は、ある日両親から実家を追い出され、山奥にあるという知り合いの家に向かった。五郎という男は、かれこれ二十年、独りでそこに暮らしているという。そこには電気も通っておらず、水道もガスもない。社会と隔絶された生活を余儀なくされた勘太に、不穏な影が忍び寄る……。ディストピア的世界を描く、ユニークなSFサスペンス。
  • いえ
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    『ひと』まち』に続く新たな感動作、誕生! 妹が、怪我を負った。 案外面倒な兄なんだな、おれはーー。 家族と、友と、やりきれない想いの行き先を探す物語。 友がいて職場があって、 ひとが築く、まち。 その中に暮らす我が家。 近くて遠い、家族。 社会人三年目の三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。 仲は特に良くも悪くもなく、普通。しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。 傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。 以来、家族ぐるみの付き合いだった大河を巡って、三上家はどこかぎくしゃくしている。 教員の父は大河に一定の理解を示すが、納得いかない母は突っかかり、喧嘩が絶えない。 ハンデを追いながら、若緒は就活に苦戦中。家族に、友に、どう接すればいいのか。 思い悩む傑は……。
  • 家
    無料あり

    3.0
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 遺影(『霞町物語』講談社文庫所収)
    -
    祖母の四十九日法要がすんだ10月も半ば、あの日歌舞伎座であった老紳士が祖父に遺影を撮ってもらおうとやってきた。いつも明るい母は絶句し、穏やかな父は目を吊り上げる。そして明らかになる美しかった祖母と家族の秘密とは。
  • 家怪
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「ふすまの隙間にガムテープを貼ったんです。 開かずの間に居る者が隙間に目を当てて覗くから。 ――人間の目、でした」 家怪談の決定版! 最恐の物件集、ここにあり。 家族と家が重ねた時間が恐怖に彩られていく。体験者が語る24軒の現代怪異譚。 【推薦】 三津田信三(作家) 「民俗学的知識に裏打ちされた 確かな取材によって浮かび上がるのは 家が齎す悍ましいばかりの 怪異の数々である」 はやせやすひろ(都市ボーイズ) 「身の毛がよだつ二十四軒が 「自宅だけは大丈夫」という甘い思い を無慈悲にぶち壊す。 すみません。先ほどからあなたの後ろ に立つ方はご家族ですか?」 【目次】 零軒:さとがえり   一軒:かりずまい  二軒:じゅずつなぎ 三軒:こしかた  四軒:おきざり  五軒:おんなもん  六軒:おにどの  七軒:ねずみにひかれる  八軒:あらわし  九軒:おくつき  十軒:えな  十一軒:むこどの  十二軒:えにし  十三軒:かいまみる  十四軒:さわりあり   十五軒:やなり  十六軒:やねうら  十七軒:あかずのま  十八軒:ならわし  十九軒:みょうじごめん  二十軒:さそいみず  二十一軒:とらわれて  二十二軒:こもりがき  二十三軒:かめおさ  霊軒:ただいま
  • いえ喰ういえ
    -
    【NovelJam2018秋 最優秀賞受賞作】坂上巧(ばんじょうたくみ)は、ある悩みを抱えていた。生まれ故郷の谷崎町と、隣町の三笠町との合併である。UR(都市飼育管理機構)の職員として橋渡しに奔走するもうまくいかず、胃を痛める日々。そしてとうとう、両町のいがみあいは物理的な合併バトルに発展する! 豆腐屋がマンションを切り刻み、重要文化財がビームを放つ。家が家を喰い、町が町を呑む戦いの終着点はどこに? 家と人類が奇妙な共生関係にある世界での騒動を描く、奇想短編バカSF。これが平成最後の大合併だッ! NovelJam 2018秋 出場作品
  • 家怖
    5.0
    遺体の腐乱などにより傷んだ部屋の原状復旧作業をする特殊清掃。 そんな特殊清掃を生業としている関西クリーンサービスが、現場での生々しい人の死のリアルと、そこで起こる不可解な恐怖を語る。 誰よりも生と死を見つめてきた男たちによる戦慄の物語――。
  • 「家」シリーズ【全3冊 合本版/『禍家』『凶宅』『魔邸』】
    -
    『禍家』 怪異が蠢く呪われた家で少年を襲う惨劇とは!? 身の毛もよだつ最恐ホラー! 12歳の少年・棟像貢太郎は、東京郊外に越してきた。しかし、初めて住むはずのその家に既視感を覚えると、怪異が次々と彼を襲い始める。やがて貢太郎が探り出した、家に隠された驚愕の真実とは!? 『凶宅』 本格ミステリ大賞受賞作家が綴る、“最凶”の家ホラー。 山の中腹に建てられた一軒家に越してきた小学4年生の翔太。引っ越しとともに妙な胸騒ぎを覚えると、身の回りで不可解な出来事が頻発する。翔太は家族を守るため、忌まわしい家の秘密を探り始めるが――。 『魔邸』 “神隠しの森”に建つ家で、少年は恐怖に呑み込まれる。“最狂”の家ホラー。 小学6年生の優真は、親の海外転勤の影響で、叔父と暮らすことに。しかし、叔父に連れられて訪れた家は“神隠し”の伝承がある森に建っていた。その家で過ごす最初の夜から、不気味な出来事が立て続き――。 ※本電子書籍は『禍家』『凶宅』『魔邸』全3冊を1冊にまとめた合本版です。
  • 家路の果て
    -
    紡績会社の係長・仁科秋雄は、三十代で念願の分譲住宅を購入した。陽当たりのよい高台の、3LDK。同じ会社のOL山藤節子は、病身の母を抱えての遠距離通勤に耐えかねて、会社に近いところに中古マンションを購入する。二人にとってこの新居は満足のいくものだった。だが、思いもよらぬトラブルが起こる。住民のエゴと業者の思惑――そして殺人事件が。マイホームが引き起こした悲劇を鋭く衝いた長篇推理。

    試し読み

    フォロー
  • イエス・キリストの生涯
    3.7
    ここには、キリストが様々な姿で出てくる。それぞれの画家がそれぞれの思いの中で、いちばん描きたかったキリストなのであろう。信仰であろうか。美学であろうか。受胎告知に始まり、十字架、復活、そして最後の審判に至るまで、ラファエルロ、レンブラントなど世界の名画44点と、エッセーでたどった、「キリストの生涯」。
  • イエス・キリストの謎
    -
    空港に近いホテルで電話をしていた男が〈象〉(エレファンタ)という謎の言葉を残して消えた! そこに偶然出くわした私(作家)は、その後、男に会う予定だった大学助教授の論文の行方を追ううちに、美人全裸殺人現場に遭遇した。古来よりキリスト伝説のある東北の地を舞台に、著者が描く異色の長編ミステリー。
  • イエス・キリストの謎(電子復刻版)
    -
    〈象〉(エレファンタ)という謎の言葉を残して一人の男が消えた。そして伊豆の別荘では全裸の美人が十字架にかけられて死んでいた……。謎は現代日本から古代ユダヤへとさかのぼり、イエスとは何者か? イエスは何をしたのか? という命題につきあたるが、その鍵を握っていたのが青森県新郷村に現存する「キリストの墓」だった。――かつて『新約聖書』を愛読書とした斎藤栄がキリストの謎に取り組んだ本格推理。

    試し読み

    フォロー
  • 神の子の密室
    3.0
    人類史上最大級の謎! キリストの「復活」に驚愕のトリックが!? ーー体制に反逆する教えを説いて、民衆の熱烈な支持を得、「神の子」と呼ばれたイエス。だが彼は、反乱罪に問われ、十字架にかけられる。その死体は、密室状態の洞窟から忽然と消え、イエスは救世主(キリスト)となって復活した。人類史上最大級の奇蹟の真相と驚愕のトリックに、本格推理の英才が挑む。長編異色歴史ミステリー!
  • イエスキリストの友誼
    無料あり
    4.5
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • イエスタデイ
    3.0
    007、VAN、ベン・ハー、モスラ……。魅惑の1960年代を、笑いと「青春」で鮮やかに切る、傑作短編集。小説家を志した原点を半自伝的に描いた表題作のほか、パスティーシュ・青春小説・SFで、甘酸っぱくそしてほろ苦く「あの時代」を綴ったグラフィティ。清水流笑いの源泉をたっぷり詰めこんだ、玉手箱をどうぞ!!
  • イエスタデイを少しだけ
    -
    1巻1,672円 (税込)
    「いつの間にか主人公の肩を抱き、泣いてしまっている自分がいた」 落語家 林家たい平推薦! 才色兼備な自慢の恋人、本音で語れる幼馴染み、出会った瞬間に波長が合った女性。 三者三様の魅力に惹かれつつも、彷徨いながらの未練と別れ。目立ちたがり屋なくせに臆病者の恭平が彼女たちの存在を原動力に、自らの殻を破ろうと葛藤する様を描いた団塊世代のラヴストーリー。

    試し読み

    フォロー
  • イエスとペテロ
    無料あり
    4.5
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • イエスに邂った女たち
    4.0
    遠い昔、愛に渇き、病に苦しみ、夫に裏切られ、子を失い、人をネタンだ女たちが、人生の途上、イエスに出会った……。イエスはその時、どうされたのか? 人間の夢、歎き、祈りのこもった出会いの物語を、名画を通し、現代の光をあて、昔を今に甦らせる感動のエッセイ。本当の愛を知った聖書の中の女たち……マリア、マルタ、サロメもあなたの中にいます。
  • イエスの学校時代
    3.3
    少年ダビードはシモンとイネスの庇護のもと、言葉を学び、友を作った。犬のボリバルも健在だ。やがて少年は七歳になり、バレエスクールへ入学する。ダンスシューズを履いた彼は、徐々に大人の世界の裏を知る――成長とは? 親とは? クッツェーの新境地!
  • イエスの生涯
    4.3
    英雄的でもなく、美しくもなく、人々の誤解と嘲りのなかで死んでいったイエス。裏切られ、見棄てられ、犬の死よりもさらにみじめに斃れたイエス。彼はなぜ十字架の上で殺されなければならなかったのか?――幼くしてカトリックの洗礼を受け、神なき国の信徒として長年苦しんできた著者が、過去に書かれたあらゆる「イエス伝」をふまえて甦らせた、イエスの〈生〉の真実。
  • イエスの遺言書 上
    -
    年に一度の家族での集まりの日、ブラヴォーの父は死んだ。ガス漏れによる爆発に巻き込まれたらしい。父の死後に使うよう託されていた鍵、父のアパートに残されていた暗号──それらからブラヴォーが行き着いたのは、ジェニーという女性のもとだ。彼女はグノーシス・オブセルヴァンテス派教団のメンバーで、ブラヴォーの父もその一員──しかも教団のすべての秘密を守るキーパーだったと聞かされる。父の死は事故などではなく、聖クレメンス騎士団によるもの。そして、ブラヴォーこそが父の後継者だと告げられて……。
  • イエズス会士中国書簡集 1
    -
    1~6巻2,530~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 フランス・イエズス会士の中国布教報告集。布教の報告にとどまらず,社会・芸術・科学などの分野にわたって,清朝最盛期の躍動する姿を描きだし,東西交渉史の最重要史料としても評価が高い。本邦初訳。第1巻は,康●帝の時代のもの,1702?04年の書簡5通を載せる。巻末に解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • イエティの伝言(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 19世紀末に足跡が発見されて以来、何度も目撃されているというヒマラヤの住人・イエティだが、その実体はいまだに謎だ。本書は、イエティのリーダーが捕獲されたことで明らかになったその生き方や能力が、人間の欲望に翻弄されていく物語。架空の土地や謎の生物を描きつつ人間社会に疑問を投げかける筆者の真骨頂。「文明という集団主義は、そうして個人を駄目にし続けてきた」というメッセージが心に響く。
  • 家出少女#サイコ
    -
    1巻1,430円 (税込)
    『小悪魔教師サイコ』『小悪魔JKサイコ』の著者による「サイコ」新シリーズが初の書籍化。 電子コミックにて、『小悪魔教師サイコ』『小悪魔JKサイコ』『皆様には人権がございません』『忌み村サイコドクター』といったヒットを多数抱える三石メガネ氏が手掛ける、新「サイコ」シリーズの書き下ろしライトノベル作品。 家を持たずに、街に生きる美少女・朝居心雪による、1話完結のサイコホラーアクションストーリー全7話。 『家出中― 今夜泊めてくれる人DMして  必ずお礼するよ』 ――彼女を泊めれば、誰かが壊れる。 朝居心雪には帰る家がない。 今日もセーラー服姿でSNSを眺め、宿泊先を探していた。 彼女には二つのルールがある。 泊めてくれた人には必ず『お礼』をすること。 『お礼』は、受けた行為に見合うものであること。 「ばいばーい」 ある日は死体を見下ろしながら。 「またね」 ある日は軽やかに手を振りながら。 家から家へと渡り歩き、また夜の闇に溶けていく。 翌朝、宿主が生きていられるかは彼ら次第だ。 「この街ぜんぶ、私のおうち」。 白い肌の返り血を拭いながら。 心雪は今夜も新しい家を見つけにいく。 次は、どんな『同居人』と出会おうか。 <目次> 1話目 絶叫ドライブ  2話目 毒姫   3話目 虚児山奇譚  4話目 リキッド・ファミリー   5話目 少女逃走論  6話目 リボーン  7話目 アイム・ホーム <カバーイラスト&挿絵> KU
  • 家出ファミリー
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    小田原、熊本、愛媛、徳島、大阪、長野、富山、青森、仙台、能登、輪島。さまざまな困難が襲い掛かるサバイバルの日々を乗り越えた先に少女が見出したものとは。機能不全に陥った家族は再生の道へ導かれるか。圧倒的筆力で描く追憶の旅。衝撃の自伝的ノンフィクションノベル。
  • 家と庭
    3.5
    中山望は、四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らす。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まった。家族や幼なじみと過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。
  • 家と庭【無料試し読み特別版】
    無料あり
    4.0
    【発売に先駆け、物語の冒頭の30頁以上を無料で読める特別版!】 中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。 海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。 抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。

    試し読み

    フォロー
  • 言えない関係
    -
    1巻660円 (税込)
    徹夜で麻雀をするといった夫不在の家で、妻の心にふっと淫らな隙ができてしまう。そこを突いた男と、ただならぬ関係がはじまり、妻は窮地に陥っていくのが表題作の「言えない関係」。 「戯れの誓い」では、もしも死期が迫っていることがわかったら、憎んでいる男を殺してやってもいい、と約束した男女の心理の葛藤と駆け引きを描く。 ほかに「指の骨」「職権濫用」「近所の墓」「血の問題」「鏡の前」「壺の中」など、全8編の短編集。いずれも、思いもかけない結末が待ち構えている。
  • 言えない恋心
    4.0
    AKB48から初の小説家誕生!初代じゃんけん女王が書き下ろす、15歳から21歳までの女性アイドル6人が恋と仕事の間で思い悩みながら成長していく、等身大の恋愛短篇集。
  • いえない時間~夏樹静子ミステリー短編傑作集~
    4.0
    1巻715円 (税込)
    男女のすれ違いと愛憎、人生に待ち受ける思わぬ陥穽、驚愕の結末――夏樹静子氏がその作品でミステリー界に残した足跡はあまりに大きい。本書は弁護士・朝吹里矢子、検事・霞夕子の人気シリーズから、夫婦の心の機微を絶妙に切り取るショートショート作品まで、初収録の作品のみで編んだ短編集。褪せることのない夏樹ミステリーのエッセンスと輝きを楽しめる一冊!
  • 家なき子 (上) 前編
    -
    フランスのシャバノン村で母とふたりで貧しくも幸せに暮らしていたレミ少年。レミが8歳時、パリに出稼ぎに行っていた父親がケガをして帰ってきた時、自分が孤児であることを知らされるのだった。そしてレミは旅芸人ヴィタリスに40フランで売られ、無理矢理旅に出ることになるのだった。レミは一座のひとりとして、ヴィタリスから文字や音楽を学びながら様々な人たちと出会うことになるのだった。
  • 家なき子 上
    -
    8歳のルミは優しいお母さんと幸せに暮らしていましたが、たいへん貧乏だったのでお父さんがケガをした時、捨て子だったことを知らされ、旅芸人の一座に売られてしまいます。しかし親方は意外にもやさしくて、ルミにいろんなことを教えてくれます。困難なことや苦労な目に逢いながらハラハラしますがルミは乗り越えていきます。はたしてルミはどうなってしまうのでしょう。
  • 家なき子 (上)
    無料あり
    -
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 家なき子(上)(新潮文庫)
    4.0
    優しくぼくを見つめる、母と思っていたその人は母ではなかった。ぼくは捨て子だったのだ……。家を追われた8歳の少年レミは、謎の老旅芸人ヴィターリスの一座に加わり、芸をする動物たちとともに巡業の旅に出発する。大都会から炭鉱町まで、時に厳しい荒野を渡り、吹雪を耐え、川を越え――レミは真の幸福を求めて旅を続ける。時代を超えて読み継がれるフランスの児童文学の傑作を完訳!
  • 家なき子 上下巻セット
    -
    8歳のルミは優しいお母さんと幸せに暮らしていましたが、たいへん貧乏だったのでお父さんがケガをした時、捨て子だったことを知らされ、旅芸人の一座に売られてしまいます。しかし親方は意外にもやさしくて、ルミにいろんなことを教えてくれます。困難なことや苦労な目に逢いながらハラハラしますがルミは乗り越えていきます。かわいそうなルミはどうなってしまうのでしょう。はたして本当のお母さんに出会えるでしょうか。感動の物語。上下巻セット。
  • 家なきレディの社交の季節
    -
    エリザはずっと兄の親友のトーマスを想っていたが、父はおろか兄ですら放蕩者の彼と近付くことを許さない。ほどなく父が縁談をみつけてきて、彼女は別の人との婚約が決まってしまった。 婚約発表のパーティの日、エリザはトーマスと偶然二人きりになってしまい、彼にキスされる。人目につくことをおそれて逃げ出したが、そのあともトーマスを忘れることはなかった。 結婚したあとの生活は穏やかで平和だったが、事故で夫と義父が亡くなり、21歳の若さで未亡人となったエリザ。遠縁の跡継ぎが見つかったため、小さな娘がいるにもかかわらず、住み慣れた家からも追い出されてしまう。娘のためにも再婚相手を見つけようと決意して、社交界に出ることにしたが、トーマスに再会し……
  • 家にいるのに家に帰りたい
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 BTSのVも読んだ、心に灯をともす癒しの言葉たち “わたしのためだけに書いてくれたみたい” 韓国で共感の声、続々。 家にいるのに帰りたい―――。 日々のストレスや疲れから、家の中にいても心がやすまらず、“家にいるのに家に帰りたい”と思うことはありませんか。 漠然とした不安やとまどいを抱えながらも 誰かを責めるわけにはいかない 現実にうずくまってしまっているあなたへ。
  • 家に棲むもの
    3.7
    ――天井を見ていると、引き摺り込まれちまうよ。 畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷―― 姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の3人でこの家に暮らし始めた。 屋敷に住み続けることに並々ならぬ執着を見せる姑、 家の中で不審死を遂げた舅の噂、娘だけが目撃する謎の老婆。そして屋敷中で感じる不気味な気配…… 違和感の数々に導かれ、やがて文子はこの家に隠された驚愕の真実に直面する(「家に棲むもの」)。 ホラー短編の鬼才が放つ悪夢の7編。
  • 家のあるじとして気になること
    無料あり
    4.0
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 家の中で迷子
    -
    1巻1,232円 (税込)
    家の中で迷子になっていた――。見慣れた部屋が森に変貌し、水で溢れる。迷子の相棒は歌、偶然、そしてネズミ。海辺の老人に導かれ、言葉を話さない少女アゲハ、コンパス売りのハジと出会い、自身のなかに湧きあがる尽きせぬ記憶の果てに見た、この世界の姿とは。地上に宿るすべての生が時空を超えて響きあう深遠なる物語。
  • 家のめぐり
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

    試し読み

    フォロー
  • 家日和
    3.7
    会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは……。今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。
  • 家光謀殺~東海道の攻防十五日~
    -
    謎の尼僧が残した紙切れから家光暗殺の計画が浮かび上がった。これを阻止すべく、大久保彦左衛門をリーダーとする七人の特命隊が組織された。メンバーは、剣豪宮本武蔵、軍学者由比正雪、槍の達人丸橋忠弥など。東海道を京に向かう家光の一行に襲いかかる魔の手。危機管理のプロたちは、将軍を守りきれるのか? 綿密な時代考証のもと描かれた奇想の物語。
  • 家守綺譚 上
    完結
    4.5
    全2巻1,815~1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時は明治時代、文筆家・綿貫征四郎は、亡友の家の「家守」として暮らすことになった。待っていたのは白木蓮や都わすれ、萩、サザンカなど植物に満ちた庭。そして、サルスベリに懸想されたり、河童の衣を拾ったり、化狸を助けたりといった不思議な出来事が次々と起こり……。梨木香歩の傑作小説を巨匠・近藤ようこが漫画化。上巻。 ※このコンテンツは固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

最近チェックした作品からのおすすめ