小説作品一覧
-
-潮風を胸いっぱいに吸い、地球と繋がる。 “ここ”にある、小さな確かな幸せ。 海辺の暮らしは、結婚、愛娘の誕生、コロナ禍の自粛生活と、 形を変えつつ穏やかに続いていく。 湘南の片隅の町に暮らす、俳人、ときどき“変人”の初エッセイ。 ふるさとにつながる海や南風 和歌山で大自然に囲まれて育った俳人は、上京してから海にあこがれ続け、25年目、湘南の片隅の町にある「スーパーオーシャンビュー」の一軒家に移り住む。 浜辺で見つけた箱河豚のミイラ、ウイスキーを垂らして啜る生牡蠣、庭にふらりと訪れる猫、臨月の妻との散歩、俳句を詠みながら待つ我が子の誕生、コロナ禍の親子三人での初帰省……。海風に守られるように身を寄せ合って暮らした日々の記録。 七草や疫病の世に児のおなら 俳句結社「蒼海」主催で、又吉直樹さんとの共著『芸人と俳人』、穂村弘さんとの共著『短歌と俳句の五十番勝負』、NHK俳句の選者など、幅広く活躍する俳人の初エッセイ集。
-
-「仕事で悩んで 迷ってしまい」 日常詩からはじまる介護員と管理者との誌上相談と45のショートライフストーリー。 介護員の生きざまを見つめてきた元介護施設長から届いたフィクション日詩物語、新展開。 ◆相談ごとの一例(この相談は著者によるフィクションです) 「つわものだらけの女子職員がごっそりいて、怖くて仕方ない。」 「才能が生かされない職場なので辞めたい。」 「周期的に心が落ち込んでしまい、でも介護の仕事は続けていきたい。」 「新人介護員ですが、会社の指導が厳しすぎるンじゃないか。」 「介護員ってどこでも、医療介護の下にいる補助職なのですね。」 ※本文より一部抜粋
-
-だいすき 高校二年の夏、幼なじみの彩乃と心通わせ合った智也は行き先を決めない旅に出る。 「ほんとうの幸せ」を見つけるため、切ない秘密を共有して――。 人が真っ黒な塊になって死ぬ「石炭病」がネットで拡散される中、高校二年の佐久間智也は母の自死を機に幼なじみの春原彩乃と心通わせ合うようになる。告白の返事まで遠回りしたが、恋人になった彩乃は愛おしかった。だが二人に残された時間はわずかだった。夏休みになったら旅に出ようよ――彩乃のしたいことを詰め込んだ、行き先を決めない鈍行列車の旅。しかし智也はこの先に待ち受ける真実を知らずにいて…。 フライ・装画
-
-高校一年生の美嘉は、ひょんなことから別のクラスの男子・弘樹(ヒロ)と知り合う。夏休み中、毎日連絡をとっていた二人は、二学期ついに初対面を果たすことに。想像と違い派手な外見のヒロに驚く美嘉だけど、優しい彼に惹かれていき……。そして恋人同士になった二人には、過酷な運命が待ち受けていた。 実体験をもとに描かれた切ない等身大の恋の物語に、感動の涙が止まらない! 日本中で一大ムーブメントを巻き起こした、伝説のラブストーリーが合本版で登場! ※本作品は、「新装版 恋空 ―切ナイ恋物語―」全3巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
-
-――不思議な話お聞かせください。 お聞かせください、奇譚、怪談、法螺話。 安い、早い、うまい、多い、がモットー。店休日は不定、今宵開店〝河童堂〟 いらっしゃいませ。空いている席へ。 訪れた客の奇談や怪談を買い取りお代をサービスする不思議な店『河童堂』。 全額割引きを目指す常連たちが、今日も不思議な話を語り出す――。 河童堂で繰り広げられる、選りすぐりの十のエピソード。 〈目次〉 ソノ壱 犬問答 ソノ弐 猿撫子 ソノ参 塗田八 ソノ肆 硯小島 ソノ伍 寒之助 ソノ陸 因果畑 ソノ漆 腕バランス ソノ捌 四月一日の客 ソノ玖 冷やし中華 ソノ拾 雪鶴戸 エピローグあるいはプロローグ 〈著者紹介〉 長﨑太一(ナガサキ・タイチ) 鹿児島県生まれ。散歩と昼寝を愛する田舎者。 女子高生に盗まれた自転車がクリスマスイヴに かえってきました。
-
-
-
-『富山大空襲』1945年8月2日未明 富山市街 全滅 富山の市街地が焼夷弾により焼け野原となったのは、たった80年ほど前のこと。 この悲惨な出来事を風化させてはならぬと、語り部として人々へ訴え続けた一ノ瀬文子。 病に冒された文子が、孫の華音やその教え子たちに、最後に伝えたかった本当の思いとは。 【富山大空襲を語り継ぐ会事務局長 柴田恵美子氏推薦】 軍靴の音が聞こえてくる。 いつも犠牲になるのは、お互いの国民なのに。愚かな為政者達。 戦争は最大・最悪の環境破壊。 78年前、富山大空襲で無念の死を遂げたあの世の犠牲者と戦後も心を痛めてきた体験者達の叫び「二度と繰り返さないで!」 その声を平和しか知らない私達は今こそ他人事ではなく聞く時だ。 蠟燭の灯が消えないうちに……。
-
-「現実」が厳しければ厳しいほど、人びとのファンタジーが花開く場所はメルヘンの世界以外にはない。メルヘンは生や死、哲学的命題まで簡単な表現で提示する。「グリム童話」のあまり知られていない話から想像力の意味を探る。 【目次】 第1章〈しあわせ〉のゆくえ (1)「しあわせハンス」 (2)「漁師とその妻」 (3)「六人の家来」 第2章 兄と弟のはなし (1)「命の水」 (2)「唄う骨」 第3章 愛と憎しみのかなた (1)「お墓へはいったかわいそうなこぞう」 (2)「親不孝なむすこ」 第4章 かぎりないユーモア (1)「ものぐさ三人兄弟」 (2)「おいしいおかゆ」 (3)「もの知り博士」
-
-ユダヤ系文学の原点「父と息子の関係」に光を当てる論集! ユダヤ民族の族長アブラハムが、神の命に従い一人息子イサクを生贄として捧げる絶対神への信仰心(アケダー)、また疑うことなく父アブラハムの言葉に従うイサクに見られる「父と息子」の揺らぐことのない信頼関係からユダヤ民族の宗教は始まる。本書を手にした読者は、今まで目にしたことのないようなユダヤ系の親子関係の普遍性と特殊性を味わうことになるだろう。 【目次】 第1章 〈怒りの神(父)─息子〉と〈慈愛の母─息子〉(広瀬佳司) 第2章 父と息子を結ぶ光──スタンリー・クニッツの描く父、母、息子(風早由佳) 第3章 アンジア・イージアスカの描く「親子の継承」──『パンをくれる人』から『白馬の赤リボン』への変遷(江原雅江) 第4章 不在の父を求める息子──アイザック・バシェヴィス・シンガー『モスカット一族』を中心に(大﨑ふみ子) 第5章 アイザック・バシェヴィス・シンガー『父の法廷』における父親像──ノア、あるいはモーセ(アダム・ブロッド) 第6章 アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品に見る母と息子の絆(今井真樹子) 第7章 父親はラビ、息子は作家──アイザック・バシェヴィス・シンガーの小説(佐川和茂) 第8章 マラマッドの「ある殺人の告白」──そのタイトルの重層的な意味について(鈴木久博) 第9章 「ジ・エンド」をめぐる父と娘──グレイス・ペイリーの「父との会話」(大場昌子) 第10章 父の怒り、息子の涙──『男としての我が人生』における苦悩と失意(岩橋浩幸) 第11章 ポール・オースターの「父と息子」の物語──『孤独の発明』における語りの作法(内山加奈枝) 第12章 父子をめぐる〈虚─実〉のトポス──スピルバーグの『未知との遭遇』から『フェイブルマンズ』まで(中村善雄) 第13章 アーサー・ミラー『セールスマンの死』に見るユダヤ系の父と息子──レヴィンソンとシュレンドルフの解釈を基点に(伊達雅彦)
-
-疎外された者の絶望と孤独を優しく照らし、現代社会に問いかける小品集 私たちは生きるのに精一杯で、誰かの痛みに関心を持つことは難しい。でもその痛みはいつか自分に降りかかるかも知れない。困難な時代に痛みが弱者に集中せずに、分散して和らぎ健やかな社会へと向かうには、「他者」の痛みに寄り添う営みが必要だ。無関心は残酷さにも気付けないが、誰かに救われた記憶は、また誰かを救う。傷ついた記憶すべき人々を忘却から引き戻し共感へと引き寄せる、優しくも力強いこの短編たちが誰かの希望となり、強者に押し込められた孤独から、救う者と救われる者を護り照らす一筋の光になることだろう。 【目次】 光の護衛 翻訳のはじまり モノとの別れ 東の伯の林 散策者の幸福 じゃあね、お姉ちゃん 時間の拒絶 ムンジュ 小さき者たちの歌 解説 彷徨う存在の記憶と光(文学評論家・韓基煜) 作家のことば 訳者あとがき
-
-アフリカで、中南米で、中央アジアで、ヨーロッパで……地球全土を覆いゆく、奇怪なる“譚(ものがたり)”の影! 虚栄の裏の差別、愛憎の果ての復讐……人跡あるところ、必ずや悲劇あり。帝国主義と植民地支配の未だ吹き荒れる二十世紀、世界各地で起こった異妖なる事件の数々。近代社会と人間心理の暗部を、日本文学史上破格のイマジネーションで鋭く描き続けた鬼才による、異国を舞台にした怪奇と幻想のベスト・セレクション全8篇。 好評『橘外男日本怪談集 蒲団』に続く、文庫オリジナル第二弾。 【目次】 令嬢エミーラの日記(1939)……コンゴ 聖コルソ島復讐奇譚(1937)……ベネズエラ 鬼畜の作家の告白書(1937)……アルゼンチン マトモッソ渓谷(1939)……ボリビア ムズターグ山(1947)……中央アジア 殺人鬼と刑事(1955)……スウェーデン 雪原に旅する男(1958)……アラスカ 人を呼ぶ湖(1951)……スイス 解説=倉野憲比古
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 七五調シリーズも〈5〉になった。試行錯誤の結果、良くなってきている。散文形式の筋をただ追うだけの訳ではないので、最初は抵抗感があるかしれない。シェイクスピアの作品自体、英文の「劇的詩」である。訳は近松門左衛門的な「日本の劇的詩」なのである。シェイクスピアの全作品の中で傑出しているのは『ハムレット』である。その理由は作品の中にある作者の「人生論」だ。そこに我々は共感し、感動し、学び、生きる指針を見出せるからだ。文学や演劇には大切な役目がある。それは「鏡」の役目だ。時代を映し、読者や観客の内面を映し出すもの。『ハムレット』の中には高品質の「(受け手の内面を映す)鏡」がある。ハムレットの「狂気」という屈折する鏡まである。受け手はそれに自分を映し出してみて、自分の知らなかった自分を発見できるのかもしれない。シェイクスピアの登場人物の提示する「宝」を発見できれば、人生が有意義なものになるに違いない。
-
-山の最恐、実話怪談。 異界に迷い込んだ者は、人智を超えた不可思議に遭遇する… 【榛名山】湖の水底からいざなう不気味な女 【谷川岳】吹雪を纏って現れる人ならざる者 【六甲山】登山道を闊歩する死者の霊 【福島県某山】禍々しき呪力が満ちた禁忌の山 古より信仰と神秘の地でありながら妖や鬼が蠢く〈山〉――国土の約七割を占めるこの〝異界〟に纏わる恐怖譚を、群馬県を代表する怪談作家・戸神重明が綴った実話集。 ・榛名山で目撃した樹間を飛び回る赤い女「森の音」 ・妙義山に現れた人命を狙う最凶の物の怪「神と陰陽の山」 ――など上州の山々に加え、 ・夜の高尾山で憑いた悪霊が自宅にも…「女子高生、霊山へ行く」 ・富士山五合目付近で遭難した一行が翌朝居た驚愕の場所「おうい!おうい!」 ・熊や鹿の死骸からなる肉と毛皮の異形が追い詰める恐怖「悪臭山」 ――など全国の山に伝わる戦慄の体験談を収録。
-
-「スマートならば脆弱である」。あなたの携帯電話も、この社会も。 30年以上にわたって最前線でサイバー犯罪と戦い続ける世界的研究者、ミッコ・ヒッポネンの初の日本語訳書。 我々の個人情報やプライバシー、趣味嗜好や思想信条は無料の利便性と引き換えにすっかりGoogleやfacebookに吸い上げられ、世界中の企業に売り渡され、ハッカーに狙われている。家電に車、ロボットに兵器などすべてがネット接続するIoT(モノのインターネット)やスマート技術は、もしかしたら社会のすべてにセキュリティホールをまき散らした「インターネットのアスベスト」として後世から断罪されることになるかもしれない——。 ウェブの主役が若きプログラマーから企業や政府へと移り、個人情報は監視資本主義のエサとなり、かつてあった自由や信頼も失われる中、ハッカーや犯罪者は時代に適応して進化を続ける。この「スマート社会」と、私たちはどう向き合えばいけばいいのか? インターネットが影も形もなかった時代から存在したコンピュータウイルス(最初はフロッピーディスク経由で感染した!)などのマルウェアが、オタクの無害ないたずら程度のものからグローバル企業に破壊的な影響を与えるものになるまでどのように進化してきたか。また、犯罪者や国家機関がそれをいかに駆使してきたか。サイバー犯罪やサイバー攻撃の40年史を自身の経験をもとに振り返りつつ、プライバシーと資本主義、あるいはインターネットの自由と公権力との関係といった現状の問題、さらにAIやメタバース、あるいはサイバー戦争が日常の風景となりインターネットとますます深く結びつくこの先の未来への期待と懸念を記した、必読の一冊。 Mikko Hypponen“If It's Smart, It's Vulnerable”の完訳。 [CHAPTER] 最高で最悪なインターネット/マルウェア全史――あのころ、現在、そして近未来/ヒューマンエラー/スマート社会は穴だらけ/プライバシーの死/暗号通貨の時代/インターネットと諜報、そして戦争/インターネットと私たちの未来
-
-
-
-暗闇の中になにか、いる。 それは幽霊でも、妖怪でも、UMAでもない。 人間のようで、人間ではない、なにか。 若い怪談師のあいだで最近よく耳にするのは、正体不明の「なにか」の目撃談であるーー。 呪物蒐集家・田中俊行と新時代怪談師6人による恐怖アンソロジー! 壱【異 界 境 界】木根緋郷 十二単/忘れることにした/ヒトコワ/天井のシミ 弍【禍】田中俊行 みどり人間/フェレット/龍/一反木綿/なめくじ 天井からなにかが降ってくる/河童/アメリカの悪魔/人形と獏 参【呪 部 屋】小泉怪奇 幸せな転居/敏腕営業 肆【逢 魔 時】ウエダコウジ 夏の思い出/村のトンネル/三重の海岸で/さめはは 伍【怪 現 象】富田安洋 中古物件/見えない出てこない/プロ金縛リスト/後輩社員 陸【奇 談 蒐 集】チビル松村 墓地に囲まれた保育園/漢字テスト/ギャルとUMA/浮いている/目/線香の香り/割れない 小さなカマイタチ/誰/帰宅音/憑依体質/老夫婦/落書きされた石/美咲マンション 吠える場所/ねんねんこ/シェイプシフター 漆【化 物 考】ワダ 闇虎/木乃伊
-
-僕たちは、テクノロジーで世界(CODE)を「書き直す」。 片田舎の少年たちが、世界を向こうに仕掛けるゲリラ戦。 武器は〈知恵〉と〈友情〉、報酬は〈自由〉。 SF小説の旗手が、VR世界大会を舞台に紡ぐ青春ハック小説。 2024年、鹿児島。県立南郷高校に通うマモルは、 男子寮の次期寮長に指名される。 下級生の指導や揉め事の解決など、マモルの負う役割は大きいが、 なかでも、学生VR全国大会出場に向けてチームをまとめるのが 最重要ミッションの一つである。昨年敗れた先輩たちの雪辱を果たすべく、 準備を進めるマモルだったが、大会事務局の対応にある違和感を覚える。 同じ頃、アマチュアVRの世界大会「ビヨンド」の存在を知り、 自分たちの進むべき新たな道を見出していく。
-
-
-
-我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。 夏の井戸(それから彼と彼女にはしあわせな日はあまりなかった) 我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。 誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。 電子版にはおまけの栞は付属致しませんので、ご了承下さい。 【目次】 Ⅰ カメラは光ることをやめて触った 喫煙する顔たち 偶然はあれから善悪をおぼえた 窓をみせる穴 どちらも蜘蛛の巣の瞳 花瓶からきこえてくる朗読 学園への執着 その緑地 カメラは光ることをやめて触った サマーグリーン 星に見えない何か 猛獣 ポップアップ殺し ストロボ・ストロンボリ 小鳥が読む文章 想像 水中を去れ、空中が受けとめる 夜の二十四時間 飴玉がとけるという通信 ビター・キャンディ・オークション 愛唱性 Ⅱ 足の踏み場、象の墓場 きみが照らされる野草 貝殻と空き家 窓を叱れ 大きなテレビの中の湖 美談 完璧な野宿 よろめきとして 光る旅 ある県立 煙る脚 皮膚 森へ映ろう 午前2時に似ている 神社+神社 いらない炎を顔につけて 【栞】 瀬戸夏子「それなのにまばたきの」 平岡直子「わたしはみることをやめてみられた」 【著者】 我妻俊樹 1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」10号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第3回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。
-
-第4回笹井宏之賞神野紗希賞受賞の著者による第一歌集。 雪山を裂いて列車がゆくようにわたしがわたしの王であること 第4回笹井宏之賞神野紗希賞受賞の著者による第一歌集。 安田さんの歌には、「それでも」言葉を信じて光のほうを向き直す、高潔な魂が震えている。 ──────神野紗希 【目次】 Ⅰ 遠くのことや白さについて Ⅱ 円になる ひるなかの耳 席を立つ 舟を出す weather twig default new moon agnes apologize 水煙草がほしいだけ さくら Ⅲ 花のつるぎを手放しなさい 叫声 きみの土地から 立ちつくしたい 蛍石 箱 瞼 些事 つばさ 火の話 鉱石 【著者】 安田茜 1994年、京都府生まれ。「立命短歌」「京大短歌」「塔」出身。現在は「西瓜」所属。2016年、第6回塔新人賞。2022年、第4回笹井宏之賞神野紗希賞。
-
-
-
-世界の本質を鮮やかに描いた慧眼の作家 駒沢敏器が遺した幻の長編小説が、没後10年を経てついに刊行。 世界の自然音を録音しながら音の向こうの世界を見出そうとする公平と、レコーディングスタジオで働く恭子。 セント・ギガ(実在したラジオ局)に感銘を受けて自然音を採取し録音作品を作り始めた公平は、見えない音の向こう側にある世界を見出そうと日本を旅し、沖縄にたどり着く。その旅路を見守る恭子。2人は、お互いの存在を通してそれぞれ自分自身のあり方について真摯に模索し続けていく。 世界中を巡りながら紀行文を書いてきた駒沢氏の抱えていたテーマや思想が、フィクションという形で展開された作品。 【著者】 駒沢敏器 1961年東京都生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳家に。主な著書は、小説に『人生は彼女の腹筋』(小学館)、『夜はもう明けている』(角川書店)、ノンフィクションに『語るに足る、ささやかな人生』(NHK出版/小学館文庫)、『地球を抱いて眠る』(NTT出版/小学館文庫)、『アメリカのパイを買って帰ろう』(日本経済新聞出版)、翻訳に『空から光が降りてくる』(著:ジェイ・マキナニー/講談社)、『魔空の森 ヘックスウッド』(著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/小学館)など。2012年逝去。
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さまざまなメデイアが注目。鈴木エイト氏推薦!ビジネスマン必読の1冊! 激動の世界情勢のなかで、元首相狙撃事件から 日本はどう変わったのか? 2022年7月8日、元総理が銃弾に倒れた。この事件に関する報道は被疑者の人物像ではなく、旧統一教会という宗教団体に向けられた。国葬の是非にもなった元総理狙撃暗殺事件。それだけの重大事件でありながら、国民に対する情報発信は極めて少ない。 この事件が起きた時、その裏ではどのようなことが起き、どのようなに動いていたのか。警察庁での勤務経験もある元県警警部が、公安警察での経験を基にして書き上げた「非現実の中に現実を織り込んだ」小説。そこには、フィクション作品という最大限の利点を活かした「限界突破」を覚悟した内容まで書き込んでいる。 事件の背後に陰謀は存在するのか。元総理が殺害され、どのような影響が生じたのか。本企画は、要人狙撃事件により翻弄される関係者と、それに伴う政治及び現在の激変する国際関係を描こうとした野心作である。 ●ストーリー 元総理が息子洋介の選挙応援演説中に群馬県高崎市内で狙撃されて死亡する。被疑者は元陸上自衛官でこの人物を山田は2週間ほど前から知っていた。山田は警察庁外事課長で、防衛省情報課長の井上から被疑者である石田悠人の出入国確認を依頼されたためだった。 井上の話によれば、石田はアメリカで射撃の訓練をしていたが、それにアメリカの組織が関係しているという。2人は真相を探ろうとするが、井上が在日米軍幹部から手を引くように指示される。2人は圧力に対抗するすべもないため、これに従ったが・・・ 著/本郷矢吹 著者プロフィール 高校卒業後、某県警察に拝命。警察本部で刑事部に籍を置くが、韓国語が堪能であることから公安部門へ異動。その後、韓半島を中心とした周辺国の情報を担当。その間、国内外の情報機関の担当者と交流を持ち、国際情勢に幅広く精通する。
-
-三百年余の長い眠りから目覚めた男が、23世紀の未来世界で見たものはーー H・G・ウェルズのディストピア小説を、黒岩涙香が翻案した名作が、現代かな遣いによる読みやすい形で復刻! 明治末期~大正初期のSFマインドを知る、貴重な1冊。 西暦2230年、長い眠りについていた男が目を覚ました。三百年後の社会はテクノロジーによって一変し、彼自身は地上の土地をすべて所有する皇帝となっていた! だが、そこは理想の国ではなかった。政治闘争にくすぶる革命の機運と、人びとに迫る危機を知った彼は、二十世紀人の覚悟をもって命がけの行動に出るーー 科学技術への洞察と、人間社会への痛烈な批判を込めたH・G・ウェルズの名編を、作家に共鳴する黒岩涙香が大胆に翻案。『八十万年後の社会』(『タイム・マシン』翻案版)とならぶ、いまこそ注目のディストピア小説!【電子オリジナル版】
-
-
-
-私自身、生まれついてのマイノリティ。世間からも肉親からも蔑まれ、疎まれてきた。そんな宿命と対峙し運命に抗い続けてきた経験を生かすことができる場所。それが新宿救護センターだと考えた。 私に生存意義はあるのだろうか。 私の使命はなんなのだろうか。 悩みを抱え、駆け込んでくる人たち。彼らの悩みこそが、天が人の口を借りて、私の生存意義を教えてくれている姿に他ならないのではないか。その使命に耳を傾けなければ、天は早々に私を天に戻すに違いない。そう思った。 ――「はじめに」より 笑福亭鶴瓶氏も絶賛!ベストセラー「新宿歌舞伎町駆けこみ寺」に続く、待望の第2弾。
-
-シリーズ連続全米初登場1位! 伝説のスパイ×美術ミステリー。 世界的巨匠の名画に浮上した衝撃の真実―― 背後に潜む組織と、顔のない贋作師の正体とは!? イスラエル諜報機関長官を引退したガブリエルはヴェネツィアに居を構え、美術修復師として静かな生活を送ろうとしていた。 そんな矢先、画廊経営者の友人からある事件を調べてほしいと依頼される。 先日取引されたファン・ダイクの名画に懸念があると知らせてきた女性が、事故死したというのだ。 やがて正体不明の超一流の贋作師と背後に蠢く組織の存在が浮上し――。 伝説のスパイ×美術ミステリー!
-
-
-
-放蕩三昧の伯爵ヒューは困りはてていた。結婚せよと口うるさい母親に対し、自分にはミネルヴァという婚約者がいると二年も嘘をついてきたが、長らくアメリカにいた母が二週間後に帰国することになったからだ。思案しながらロンドンの街を歩いていたとき、ある女性が仕事の支払いをめぐって押し問答をしているところに出くわした。行きがかり上手助けをすると、感謝を述べてきた彼女の名はなんと「ミネルヴァ」。愛くるしく気品ある彼女を見てヒューは、一週間ハンプシャーの屋敷に一緒に行って、偽物の婚約者を演じてほしいと頼み込む。 父親が家をふらりと出て行って以来、木版画の依頼を受け妹二人を養ってきたミネルヴァだが、仕事が途絶え窮状にあった。突拍子もないヒューの頼みを一度は断るものの、謝礼を提示されて引き受けることに……
-
-人は、 時に、想定できない形で、「人生の分水嶺」を迎える。 一人娘を遠隔地に嫁がせることに父が反対したため、週末に佳子(妻)が東京浅草の実家から福島県浪江町の純一(夫)宅に通う形で新婚生活が始まった。 幸せの絶頂で妻が懐妊したが、丁度その時、「幸福と不幸、平穏と不穏、安堵と恐怖」の分水嶺となる東日本大震災が発生。大津波と原発大事故が浪江町を襲った。 被災避難者となった純一は、福島県浪江町から妻の実家近くのマンションに移り住み、期せずして、寝食を共にする二人の生活が実質的に始まった。 支え合い、二人で仲睦まじく暮らすと思われたが、実際は、津波で母・家・仕事のすべてをなくし、将来への不安などで精神的に押し潰されそうな純一から、以前の陽気な性格は完全に消え失せた。些細なことでも夫婦の口論が絶えなくなった。 こうした日常的現実から逃避するように、純一は、元職場関係者で妻の性格とは真逆の自由奔放な佳奈子の魅力に惹かれ、その結果、不倫に陥るのにさほどの時間を要しなかった。 不倫の発覚を防ぐため細心の注意を払っていたが、ある出来事から妻に不倫を悟られたと思い込む。そのため、もともと結婚に反対されて嫌悪感を強く抱き続けてきた義父に不倫を告げられると感じて激高し、自宅台所で、妊娠中の妻を刺し殺した。 殺人犯のレッテルを貼られた上、長期の服役生活等を余儀なくされることに耐え切れないと思った純一は、逮捕直後から、「妻が先に刃物を持ち出し自分に突進してきた」旨、真っ赤な嘘の供述に終始した。 不倫相手の佳奈子も純一との情事を全面否定。 これらの嘘が分水嶺となり、裁判員裁判では、殺意が認められないばかりか、純一の供述に沿って犯行に至る経緯が認定されてしまった。 妻の父は、最愛の娘と生まれ来る孫を突然奪われ悲嘆の日々を送らざるを得なかった。 加えて、虚言で塗り固められた判決を受け入れ難く、墓で眠る娘に純一を絶対に許さないと誓う。果たせるかな、父は、純一と佳奈子の供述が完全な嘘であるとの「最期の証明」を試みる。 (※本書は2019/3/16に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
-
-ひとつの言葉に、千の想いをこめて、あなたへ…秋風に誘われる想い出は、懐かしくて少しだけ切ない。消えていく、夏の名残の青空に、甘い記憶が甦る。優しさだけに彩られた、幸せばかりの二週間。雨の匂いのする街の、夢の欠片は今も煌めく。 (※本書は2005/8/1に株式会社 日本文学館より発売された書籍を電子化したものです)
-
-“ねぇ、真実は誰が私たちに教えてくれるの?生きていくうえで、何が一番大切なのか、誰が私たちに教えてくれるの?”無垢すぎる魂は、現実の世界で哀しいほど傷つきやすく、でもそれでも、生きる術はあるはず。何処かにきっと。 (※本書は2004/3/1に株式会社 新風舎より発売された書籍を電子化したものです)
-
-純粋な想いならば、いつかきっと届くだろう永い哀しみの時をぬけ、いつか届けたいあの人の胸に確かな真実をもって届くだろう。それは六花に閉ざされたかけがえの失い記憶。 (※本書は2003/1/1に株式会社 新風舎より発売された書籍を電子化したものです)
-
-今の時代は努力しないでよい結婚はできません。だからこそ、よい人と出会うためには結婚相談所を利用するのがオススメです。 本当にこの男性と結婚していいの? 彼女はなぜ理想の男性と結婚できたのか? 理想の男性と結婚するためのルールとは? 人もうらやむ結婚の成功法則を結婚相談所所長の著者がスバリ教えます。 (※本書は2010/8/6に青山ライフ出版株式会社より発売された書籍を電子化したものです)
-
-◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ ◆第二句集 水鳥に会ふときいつも同じ靴 三十代までに十数回の転居をしましたが、 気が付くと、今の住居での暮らしが十九年ほどにもなります。 都会でもなく、本当の田舎でもない、 当地での生活にいつしか馴染んだようです。 (あとがきより) ◆作品紹介 一〇〇〇トンの水槽の前西行忌 自宅から土筆の範囲にて暮らす 雉の駆け込みし玉ねぎ小屋の裏 県庁と噴水おなじ古さかな 甘藍に囲まれ天使幼稚園 歌仙巻く女たちみな素足かな 集まらぬ日の椋鳥の楽しさう 初鴨の油の抜けしやうな顔 かいつぶり毎日無理をしてゐたり 水鳥に会ふときいつも同じ靴 水仙の先へ廊下を継ぎ足せる 法螺貝の素の音の出る春隣
-
-警察庁のエリート警視が謎の理由で降格されて、何の因果か下町の所轄に配属された。町には私人逮捕を生きがいとする正義感溢れるちょっと面倒くさいおやじやら、それを囃し立てて事態をますます混乱させる如何にも下町の住人らしいおっちゃんおばちゃんおねぇちゃんらがうようよ。あらゆる犯罪のデータが脳に詰まっており難事件もすらすらと解決に導くという、本来なら日本の法治を背負っていくべき存在ながら、持ち前の杓子定規な性格とエリートであるが故の世間知らずが災いし、所轄レベルでの犯罪では空回り。それを見かねておせっかいにも舌なめずりしながらしゃしゃり出るのが一癖も二癖もある下町住人たち…。この水と油、雲と泥のようなコラボが、意外や犯罪捜査で数々の大きな成果を獲得。はなは元警視様を侮っていた住民たちも、最近では降格警視殿と一目置くように。今回は「外国人技能実習生」「児童虐待保育園」「就活トラブル」がらみで大活躍!
-
-「知ってるぞ、お前がヨリコを殺したんだ!」 二年前、不可解な死を遂げた沢之内より子が、架空日本で女忍者が跋扈する荒唐無稽な小説『三重露出』に現れた。 これは手のこんだ告発か? 彼女に翻弄された9人の中に真犯人がいる……。 軽妙な作中作+本格ミステリのトリッキーな二重構造。伝説の超メタ推理小説、マーベル作家・桃桃子(ピーチモモコ)とのコラボカバーで復活! (解説 法月綸太郎) 〈目次〉 三重露出 アダムと七人のイヴ 第4話 ワイルド・パーティ あとがき(「三重露出」三一書房版版) 「三重露出」ノートまたは誰が沢之内より子を殺したか・完成版 中野康太郎 解説 法月綸太郎 〈目次〉 三重露出 アダムと七人のイヴ 第4話 ワイルド・パーティ あとがき(三一書房版〉 「三重露出」ノートまたは誰が沢之内より子を殺したか・完成版 中野康太郎 解説 法月綸太郎
-
-ニートが『存在と時間』を読み解く。 20世紀を代表する哲学書であるハイデガーの『存在と時間』の哲学的解明と小説という形態を言わばミクスチャーした上で、『存在と時間』というものを徹底的に解き明かそうとする挑戦的な作品である。 東京郊外で一人暮らしをする独身の主人公飯田渉(32歳)は、大学院の後期博士課程まで哲学を学んでいたが、就職もせず、ずるずると生きているうちに、次第に生きる意味を見失い、いわゆるニートになってしまった。そんな彼が、或る時、己が生きている意味を求めて、ニート生活と決別するためにアクションを起こす。その時、彼が出会ったのが、神谷美恵子の『生きがいについて』という本である。そしてその本が、今度は『夜と霧』で有名なフランクルの著作へと彼を導く。 渉は、そうした本を読むなかで、元々彼の中にあった熱い哲学徒としての魂が躍動し始め、ついには、難解な哲学書として知られるハイデガーの『存在と時間』に本気で向き合い、それと格闘する日々を送ることで自分が本当に生きている意味を希求するようになる。生きる意味を求めて奮闘する院卒ニートの生の軌跡を描くことを通じて、ハイデガーの『存在と時間』を小手先ではなく、真正面から徹底的に解き明かそうとする作品である。
-
-
-
-
-
-一特派員がたどり着いたベトナム戦争の真実。 すでにAPの記者たちが打った電報のカスを、まるで残飯を恵んでもらうような調子で拝読させてもらう自分の姿が、私には全然気に入らなかった。(中略)心の中で固く決心した――彼らの世話になんかなるものか、おれはおれの情報源と判断で対等に仕事をしてみせる。(本文より) 新聞記者として戦地に赴任した著者は、特約を結んでいるアメリカの通信社からの情報や、ベトナム政府の公式発表、米軍のブリーフィングなどを鵜呑みにするのではなく、自分の足で開拓したニュースソースや自身の臭覚などを頼りに、ベトナム戦争の“真実”に迫ろうとする。 のちに芥川賞を受賞する作者の、原点ともいえる作品。
-
-異界列島ニッポンの最恐禁足地を厳選収録 怪奇な島から呪い降りかかる忌み地、不可思議なミステリースポットまで、日本全国の異界・禁足地を多数収録した禁断の書 *来訪者を祟り殺す南洋の離島 *自殺者の遺体が流れ着く呪われた島 *超古代の力が隠された日本のピラミッド *戦国時代の怨念渦巻く山奥の激流 *無作法者を発狂せしめる神々の禁足地 *動かす者に大事故を引き起こす鳥居 【収録】 〈日常と隔絶した異界の島々〉 大神島/沖ノ島/御積島/彦島/雄島/神津島/煙島/青島/戸島/第六台場 〈謎と不思議な渦巻くミステリースポット〉 深泥池/殺生石/八幡の藪知らず/人穴富士講遺跡/六甲山/黒又山/剣山/トンカラリン 〈入れば無事では済まない最恐怨霊禁所〉 おいらん淵/谷川岳一ノ倉沢/腹切りやぐら/中河原海岸/犬鳴トンネル/八甲田山/青木ヶ原樹海/空木平避難小屋/八王子城跡/泣く木/関ヶ原古戦場 〈不敬な来訪者に祟りをもたらす聖なる禁足地〉 オソロシドコロ/恐山/滝不動/熊野古道/羽田の大鳥居/平将門の首塚/三輪山/首塚大明神/八雲山
-
-
-
-月刊「潮」2023年7月号 主な内容 【特別企画】民主主義は青息吐息 「世界のために何ができるか」――その感覚が社会を動かす。 大澤真幸 近い将来、日本が変わる臨界点がやってくる。 吉見俊哉 「論破文化」と歴史修正主義に共通する落とし穴。 倉橋耕平 【特集】少子化ニッポンの黄昏 保守的な家族観から「子どもは社会で育てる」発想への転換を。 広井多鶴子 五〇年後には四割の家系が消滅?「文明の危機」への処方箋。 金子隆一 ≪対談≫ジェンダー平等こそ社会の停滞を打破するカギ。 白河桃子 VS 田原総一朗 【シリーズ】シニアのための「生き生き」講座 高齢者こそ、「肉」や「ラーメン」を楽しむべし! 和田秀樹 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇 【インタビュー】一〇〇〇年続く日本刀の文化を世界へ、未来へ。 三上貞直 【ルポ】虐待を受けた若者たちはなぜ声をあげたのか。 関川 隆 【インタビュー】芝居に魅せられた私が江戸が舞台の人情物語を描いた理由。 永井紗耶子 【新連載】最新テクノロジーから見たグローバルヘルス ChatGPTが医療の未来を変える。山本康正 【好評連載】 高島礼子の歴史と美を訪ねて 玉岡かおる VS 高島礼子/鎌田實の「希望・日本」 鎌田實/宿帳拝見――「あの人」が愛した湯 山崎まゆみ/Z世代のリアル 室橋祐貴/世界への扉 三浦瑠麗/トクサンの「人間野球」日誌 トクサン/池田思想の源流――『若き日の読書』を読む。 佐藤 優/真説!始皇帝 塚本青史 その他
-
-
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち埼玉を代表する川柳作家・村上善彦のベスト作品集! 飼い猫が見本を見せるストレッチ 猫だまししても女房はひるまない 相づちを打つが話は聞いてない トランプと私が同じ歳なんて 回り道したから会えた君と僕
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち群馬を代表する川柳作家・勢藤潤のベスト作品集! 愛妻が減点法で責めてくる 愛妻が僕の財布を放さない 愛妻が他人の顔でついてくる 愛妻家そんな言葉に照れている 愛妻家と言われ恐妻家と返す
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち福島を代表する川柳作家・熊坂よし江のベスト作品集! 家族の詩つむごう今朝のあかね空 タンポポに着地選べぬ風まかせ いい人といい町住めばみな故郷 胎動と夢話し合う午後三時 産み終えた視界に幸の無限大
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち神奈川を代表する川柳作家・加藤佳子のベスト作品集! 百年に一度どすんとストレート 居酒屋の文化が消える午後8時 濃密な春を酔わせる八重桜 逼迫の病床数が威す春 八重桜ぎんぎらぎんに咲いてほし
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち静岡を代表する川柳作家・朝岡えりかのベスト作品集! うつせみの旅ゆらゆらと雪月花 惜別の淡雪うらら紅の雪 ふる里恋し風の鳩笛ポーと鳴る ずっしりと人を試すか屋根の雪 濡れながら傾きながら一輪車
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち兵庫を代表する川柳作家・城戸幸二のベスト作品集! 留守ならばいいがとかける詫び電話 追伸にお世辞一つを付け加え 管理され管理しているいい夫婦 詰め放題いわれて袋背伸びする 愛の鞭それも体罰いうのかな
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち青森を代表する川柳作家・成田我楽のベスト作品集! 友達ができた日のカレー給食 故郷はひょうたん島でしたみんな 笑わせて寅さん泣かせて寅さん じいちゃんぼくだよじいちゃんのぼくだよ じいちゃんのあったかかった5円玉
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち茨城を代表する川柳作家・谷藤美智子のベスト作品集! 紙ふうせん気儘な風と戯れる お静かに萩がこぼれぬよう会話 冬枯れの庭に主張の福寿草 雪解けの声にらんらんランドセル 妻の花咲かせてやろう土になる
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち青森を代表する川柳作家・瀧尻善英のベスト作品集! アイムソーリー海月のような生き方で いいトスを上げればアタックする妻だ 生きぬいた過去は濁音ばかりある 一片のピース私の明日を変え いつまでも光るアナタでいて欲しい
-
-令和初の日本を代表する第一線作家、200名超による川柳叢書。これからの川柳界を背負っていく若手実力作家から、常に手本としてあるべき川柳家の姿を示す重鎮まで錚々たる顔ぶれが並ぶ。本シリーズをひもとくことで、現代川柳のトレンドを知ることが出来る。 森羅万象がテーマとなり、「人間を詠む」短詩型文芸と呼ばれる川柳は、作者の人間像を浮き彫りにする。3章を基本とするシンプルな構成だからこそ、より作家ごとの個性が際立つ。 発祥から260余年、気の遠くなるほど長い年月をかけて熟成された川柳。その歴史の継承の瞬間を、あなたも一読者として目撃、そして体験することが出来る。 47都道府県のうち愛知を代表する川柳作家・浅見和彦のベスト作品集! オフレコで調子に乗って滑る口 アバンチュール何もなかった浜辺の夜 いきなりの猫撫で声は御用心 エアコンに任せておけぬ扇風機 エサ代もバカにならない腹の虫
-
-クッツェー文学を深く読むために 南アフリカ出身で2003年にノーベル文学賞を受賞した作家ジョン・マクスウェル・クッツェーに関して、小説だけでなく、評論も含めた全主要作品を原則として出版年順に解説、論評し、クッツェーの文学へと導く。すでにクッツェーの作品を知っている読者にさらに深く考えてもらうこともできる。作品論と合わせて伝記的情報も多く取り入れ、評伝として読むこともできる。 小説家だけではなく、研究者でもあるクッツェーの評論も丁寧に紹介している。著者とクッツェーとの交流も描かれ、クッツェーの人柄も垣間見れる。 巻末には、文献案内を掲載し、読書の幅をより広げられる。 シリーズ〈英語〉文学の現在(いま)へ 第二次世界大戦前後から現代まで、激動の時代に翻弄される世界各地で〈英語〉という表現媒体を共有しつつ、なおそれを問い直してきた作家たちが、文学の「現在(いま)」をどのように切り開いてきたのか――「イギリス」や「英語圏」といった従来の領域的思考を超える〈英語〉文学をあらたに考えるためのシリーズです。
-
-いつか自分の店を持ちたい。 それがわたしの人生の夢── モーガン・オルブライトには夢と計画があった。ひとつの地に根付き、そこで自らのバーを持つという夢だ。軍人家庭に育ち、引っ越しの多い幼少期を過ごしたモーガンはいま、ボルチモアで友人のニーナと小さな家で暮らしながら、昼は建築会社の事務、夜は近所のにぎやかなバーのバーテンダーを務め、夢にむかって邁進していた。ある夜、モーガンは男性客ルークから声を掛けられる。IT企業のコンサルタントとして街に来たという彼からディナーの誘いを受けたことで、モーガンの運命は大きく動きだす……
-
-『一度でも、踏み込んだら終わり――』 戦慄のノンストップホラー! 劇場版アニメ5月26日全国順次公開! 映画『アムリタの饗宴』 ▼詳しくはこちら https://www.amrita-movie.com/ 【あらすじ】 人の死期を嗅ぎ分ける力を隠して、普通の女子高生として生活しているたまひ。 ある日の下校途中、友達二人と誘われるように訪れたのは、強烈な死の匂いを放つ不気味な巨大集合住宅だった。 引き返そうとするも、突如現れた“何か”に目の前で同級生が喰い殺されてしまう。 匂いを頼りに、不可解な迷宮と化した建物からの脱出を試みるが、異形の物たちがそれを許さない。 やがて、逃げ場のない恐怖は、次第に彼女たち自身の[秘密]を炙り出していき......。 追い詰められた少女の心に戦慄する、ノンストップホラー!(原作:映画『アムリタの饗宴』) 著者について ●はーみっと 1982年生まれ。2010年より「小説家になろう」にて連載している「呪印の女剣士」が人気を博し、2020年同作(TOブックス)でデビュー。 ●坂本サク 1976年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。 短編アニメ『摩訶不思議』(00)、『フィッシャーマン』(02)で注目され、 2002年よりフリーランスのアニメーション作家として活動を始める。 商業作品では、ドラマ「怪奇大家族」のオープニングCG、ドラマ「MOZU」のイラスト&アニメーションなどがある。 『アムリタの饗宴』の前作『アラーニェの虫籠』(18)で長編映画監督デビュー。 アニメ界の世界最高峰アヌシー国際アニメーション映画祭ミッドナイトスペシャル部門・正式上映をはじめ、著名映画祭で続々上映され、大反響を呼んだ。 現在、尚美学園大学芸術情報学部専任講師。
-
-
-
-
-
-
-
-ライフ・イズ・ア・ジェットコースター! 高校生で取り立て屋になったり、ヤクザにつかまってパシリにされたり、子どもの治療費を賄うため会社を立ち上げたり。 嵐を呼ぶ男・宇野龍平の、類まれなる波乱万丈な人生を描く、愉快痛快ストーリー! 宇野龍平は、二度目の心臓発作を起こし、病院での生活を余儀なくされた。 お見舞いにきたのは、四人の子供とその伴侶と孫十人。 「この子らにオレが残せることはあるやろか」 夢破れ、挫折を味わいながらもたくさんの人に助けられてきた経験が、この子たちの行く先の光になるかもしれないーーー そう思いついた龍平は、自分の人生を語り始める。 孫たちへ、そして未来を生きるすべての若者へ伝える、人生で本当に大切なこと。
-
-
-
-熊野、高野…神仏、妖かしが巣食う和歌山県のご当地怪談 「和歌山は妖怪の木乃伊が多いんだよ」各地に鴉天狗や人魚、雷獣が… (「人魚の思い出」より) 幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊――。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々! ・印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」 ・ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」 ・瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」 ・分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」 ・登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」 そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは! 海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!
-
-千歳に実在した死を呼ぶ店。 あの最恐物件・円形マンションに連なるさらなる忌み地を徹底取材。 霊に侵蝕された一家の辿る運命を追う不吉な実話怪談! 実話怪談のレジェンド、「超」怖い話シリーズ四代目編著者が長きに亘る取材で丹念に証言を聞き集め、怪の全貌を明らかにする渾身の実話怪談集。 ●雨の山で聞こえた〈みぃつけた〉の声。 不穏な空気に下山を試みるも帰り道が…「隠しんぼ」 ●不慮の事故で客死した友人を悼むうちにとり憑かれた己のものではない悔悟の念。 気がつくと右手が…「去りゆく君へ」 ●市営アパートの寝室でふと目を覚ますと箪笥の脇に座っていた青い男。 夢かと思ったが引っ越し先で奇妙な符合が…「夢のまた夢」 ●一家の父の暴力から逃れて母子がたどり着いた長屋で起きる怪。 押し入れの天井に書かれていたのは…「親子のすむ家」 ●千歳の最恐スポット「円形マンション」の周辺で起きていた更なる怪現象。 呪われた店の顚末を記した「六文銭の店」他、渾身の24話!
-
-怪の狩人が紡ぐ血腥い実話奇譚! 「見るな。見たら終わるぞ」 背中で、たった今埋めた 内臓を啜る水音がチュルチュルと… ――「あの山のコンコンさん」より 街と山とを股に掛け、とびきり危険な怪を獲る―― 怪談狩人が捌く禁忌の腸! 普段は街で働き、時折山に入って猟をする。 ある日は人と会話し、また別のある日は獣の呼吸を聞く。 そして、そのどちらからも怪を蒐集する……異色の女流・若本衣織が放つ生々しき実話怪談集。 ●貧しい一家が外食をする晩、家に恐ろしいモノがやってくる…「寝ずの晩」 ●自宅の玄関に忌中札を貼る奇妙な夢。夢は意外な結末に繋がって…「忌中札」 ●物理的には何ら問題がないのに、ひどい傾きを感じる新築の家。 古地図を紐解くと忌まわしいマークが…「傾く家」 ●猿猟を専門とする父とその息子が受けた凄絶な呪いの顚末…「飛び石」 ●船に獣を乗せてはいけない漁師の掟。 禁を破った時に聞こえてきた奇妙なお囃子と宝船の姿…「捌」 他、生き血滴る21話収録!
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ちょっと不思議なタイトル、でも実はシンプル。エロティックなのにどこかスピリチュアルでレインボーのような女の子達とのエロスと音楽とア-トが縺れ合った10のストーリーの断片ノート。メインの内容は〈1. レッド〉ジャニス・ジョプリンになりたいブラックレザーの女 、〈2. オレンジ〉浪花のジュリア・ロバーツ似の女〈3. グリーン〉エド・シーランの熱狂ファンの女 、〈4. ブルー〉キース・ジャレットのケルン・コンサートをベッドでかけるフレンチ・カナディアンの女、〈5. インディゴブルー〉巨大JBLスピーカーとモンペスタイル・ジーンズとキュートなおかっぱヘアスタイルが似合うシュールなジャズ・スウィンガーの女、〈6. YMOの東風Tong poo& デヴィッド・ボウイ・チャイナガールカラー〉ピャオラン・チーラな美しいチャイナガール、〈7. カンディンスキーのアブストラクト・カラフルカラー〉元ルフトハンザ・スチュワーデスのミュンヘンの色彩が似合うバイエルン・キュート美女、〈8. ローリングストーンズ・カラー〉ストーンズのSHE'S A RAINBOWが似合うのにオーガズムを知らなかったヒップ・クラフトアーティストの女、〈9. ディープスロートカラー〉昼間は清楚で慎ましく夜はエロティックな天使に変身するフェルメール好きのアメリカ人画家の女、〈10. コムデ・ギャルソン・ブラックの似合うシンセサイザーミュージックが好きなフレンチの女〉。他に濱口竜介監督から影響を受けて書かれたエッセイ「偶然と想像」や、デヴィッド・ボウイと谷村新司さんが愛した京都正伝寺の禅庭にまつわるハイブリッド考察ノートなど、21世紀のネガティヴイメージで溢れた世界から離れ、ポジティブな快楽とスピリチャルなヴァーチャル・リアルを超えた宇宙的オーガズムに繋がっていく。
-
-
-
-
-
-
-
-よい友とは、何をしてもよい。絶交してさえもよい。―― 衝突と復縁を繰り返しながら、生涯にわたる友情を育んだ二人の作家。 表題作は、幼少期の出会いから「白樺」での文学修業に至る青春期までを辿った、里見弴幻の代表作。〈白樺派の青春群像を描いた重要文献〉にして、のちの『暗夜行路』成立にも多大な影響を与えた作品でありながら、連載原稿の紛失事件により未完に。これまで全集等でしか読むことはできず、文庫化は今回が初となる。 その他、「城の崎にて」で知られる志賀の山手線事故の顚末を記した「善心悪心」、鳥取・松江旅行の回想「世界一」「或る年の初夏に」など、若き志賀との交友に関する小説・随筆の主要作品を初めて一冊に。二大文豪の出発点をあらためて見直す文庫オリジナル。 【目次】 [小説] 君と私(1913) 善心悪心(1916) 世界一(1920) 或る年の初夏に(1917) 幸福人(1917) 失われた原稿(1916) [随筆等] 春の水ぬるむが如くに(1924) 志賀君との交友記(1935) 弔辞(1971) 志賀君との間柄(1974) あとがきより 解説=麻井朝 里見弴・収録作品関連年譜
-
-ミランが目覚めると、そこは見知らぬ花畑。名前以外の記憶を失っており、高校の制服以外、素性のわかるような物も持っていない。ここはどこなのか、自分は何者なのか…。手がかりを求めてさまようミランは、なんとか辿り着いた『お屋敷』で銀髪の美青年リヒトと出会い、ここが死者の魂を浄化する冥界で、彼は冥王だと聞かされる。リヒトによれば、ミランは死んでおらず、魂だけが冥界に来ているらしい。ミランは記憶を取り戻して現世へ帰るため、亡者を冥界に送るリヒトの仕事を手伝うことに。厳しくもやさしいリヒトにどこか懐かしさを覚えるミランは、次第にこのまま冥界へ残りたいと思うようになり…。
-
-★朗読は、外部リンク先URLで再生されますので、ブラウザを備えた端末をご利用ください。 詩とは目で読むと同時に、耳で聴くもの———— 谷川俊太郎本人による朗読と、英詩としても鑑賞したい英語訳を収録 国民詩人、谷川俊太郎の幾千におよぶ全詩から、詩人自身が精選した199篇を収録。わらべうたや言葉あそびの詩、実存の不安や人生のよろこびをうたう詩、現実にない風景を幻視的なまなざしで描く長篇詩、教科書で読んだ馴染みのある詩、あるいは日本語芸術の極北を見つめる実験的な詩など、〈詩〉を多面体として鮮やかに切り出す、現代詩の巨人のエッセンス。 (1)日本語の原詩、(2)詩人本人による朗読、(3)英詩としても鑑賞したい英語訳で、オリジナルの日本語の詩を奥深くまで鑑賞できます。
-
-
-
-
-
-雹と雨と雷鳴の狂乱とも形容すべきすさまじい嵐の夜、没落した名家バナーワース家の館の一室で眠るフローラは、ふと得体の知れない何者かが窓を破って部屋に侵入しようとしていることに気づく。恐怖で凍り付き、四肢を硬直させ、「助けて」とつぶやくことしかできないフローラが目にしたのは、血の気のない蒼白な顔、磨かれたぶりきのような目、深く裂けた唇、そしてぞっとするような瞳にも増して、なにより目を引く、白くぎらぎらした鋭い牙のような、猛獣のそれを思わせる突き出た醜悪な歯を持つおぞましい生き物であった。部屋に侵入した怪物は、不気味な咆哮をあげながらフローラに近づき、その長い髪を手にからめとって体をベッドに押しつけると、鋭い金切り声を上げるフローラの喉笛に牙のような歯を突き立てた。ほとばしる血潮が滾々とあふれ、室内にはそれを吸う異様な音が響いた…… ヴィクトリア朝時代のイギリスで、週刊の安価な媒体に連載された《ペニー・ドレッドフル》の代表的な作品であり、以後のあらゆる吸血鬼作品や吸血鬼造型の原点ともなったゴシック・ホラー小説の伝説的作品、世紀を超えて、ついに刊行開始! 装訂・シリーズロゴデザイン=坂野公一(welle design)
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。