小説作品一覧

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  • 夏のヴィラ
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    過去と現在が交差し、一瞬煌めいて消える—— 韓国で五つの賞に輝いた珠玉の短編集 いまやペク・スリンの小説は、母語と母国、母性の世界の不均質にまで手を伸ばす。普段は見られない母親の美しさに怯えて泣き出す子どものように、私もまたその過程にすっかり魅了された者のひとりだ。 ——キム・グミ(小説家)『あまりにも真昼の恋愛』著者 「黒糖キャンディー」(『私のおばあちゃんへ』)『惨憺たる光』に続くペク・スリン、待望の最新作 【目次】 時間の軌跡 夏のヴィラ ひそやかな事件 大雪 まだ家には帰らない ブラウンシュガー・キャンディ ほんのわずかな合間に アカシアの林、初めてのキス 著者あとがき 訳者あとがき 【著者】 ペク・スリン 1982年仁川生まれ。短編小説「噓の練習」(2011年京郷新聞新春文藝)でデビュー。2015年、2017年、2019年文学村若き作家賞、2018年文知文学賞、李海朝文学賞、2020年現代文学賞、韓国日報文学賞。著書に短編集『フォーリング・イン・ポール』『惨憺たる光』(書肆侃侃房刊)『今夜は消えないで』、中編小説『親愛なる、親愛なる』、エッセー『やさしい毎日毎日』などがある。 カン・バンファ 岡山県倉敷市生まれ。高麗大学文芸創作科博士課程修了。韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。訳書にチョン・ユジョン『七年の夜』『種の起源』、ピョン・ヘヨン『ホール』がある。
  • 私のおばあちゃんへ
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    6人の女性作家が描く“おばあちゃん”アンソロジー 年老いた女になるつもりはなかった。 その日その日を生きているうちに、いまにたどり着いただけ。 いまという日は、自分とはまったく関係のない他人のものでなければならなかった。 【目次】 きのう見た夢 ユン・ソンヒ 黒糖キャンディー ペク・スリン サンベッド カン・ファギル 偉大なる遺産 ソン・ボミ 十一月旅行 チェ・ウンミ アリアドネーの庭園 ソン・ウォンピョン 訳者あとがき 【著者】 ユン・ソンヒ 1973年生まれ。短編小説「レゴでつくった家」(1999年東亜日報新春文藝)でデビュー。短編集に『レゴでつくった家』『そこに、あなた?』『風邪』『笑うあいだ』『枕をする』『日々、エイプリルフール』、中編小説に『やさしい人』、長編小説に『見物人たち』などがある。 ペク・スリン 1982年生まれ。短編小説「嘘の練習」(2011年京郷新聞新春文藝)でデビュー。短編集に『ポール・イン・ポール』『惨憺たる光』『夏のヴィラ』、中編小説に『親愛なる、親愛なる』などがある。 カン・ファギル 1986年生まれ。 2012年に京郷新聞新春文藝に短編小説「部屋」が当選する。短編集に『大丈夫な人』『ホワイト・ホース』、長編小説に『別の人』などがある。 ソン・ボミ 1980年生まれ。2011年、東亜日報新春文藝に短編小説「毛布」が当選する。短編集に『彼らにリンディ・ホップを』『優雅な夜と猫たち』『マンハッタンの蛍』、長編小説に『ディア・ラルフ・ローレン』『小さな町』などがある。 チェ・ウンミ 1978年生まれ。2008年『現代文学』の新人推薦に短編小説「泣いて行く」が当選する。短編集に『あまりに美しい夢』『目連正伝』『雪で作った人』、中編小説に『昨日は春』、長編小説に『第九の波』などがある。 ソン・ウォンピョン 1979年生まれ。2016年、長編小説『アーモンド』で第十回チャンビ青少年文学賞を受賞。短編集に『他人の家』、長編小説に『三十の反撃』『プリズム』がある。現在、映画監督、シナリオ作家としても活躍している。 橋本智保 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。訳書に、鄭智我『歳月』、千雲寧『生姜』、李炳注『関釜連絡船(上・下)』、朴婉緒『あの山は、本当にそこにあったのだろうか』、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』、クォン・ヨソン『春の宵』『レモン』、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』、チョン・イヒョン『きみは知らない』、チェ・ウンミ『第九の波』など。
  • 現代語訳 平家物語
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    1巻660円 (税込)
    「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」の書き出しで知られ、現代までの日本文学、芸術に大きな影響を与え続ける古典中の古典『平家物語』。人情小説、大衆小説の名手・尾崎士郎による現代語訳を新字新仮名遣いで読みやすく完全電子書籍化。 ■目次 第一巻  序詞(祇園精舎)  殿上の闇討  鱸  禿童  一門の栄華  妓王  二代の后  額打論  清水炎上  東宮立  殿下の乗合  鹿ヶ谷  鵜川の軍  願立  御輿振  内裏炎上 第二巻  座主流し  西光被斬  小松教訓  少将乞請  教訓  烽火  新大納言流罪  阿古屋の松  大納言死去  徳大寺の沙汰  山門滅亡  善光寺炎上  康頼祝詞  卒都婆流し  蘇武 第三巻  赦文  足摺  御産  公卿揃  大塔建立  頼豪  少将都帰り  有王  辻風  医師問答  無文の太刀  灯籠  金渡し  法印問答  大臣流罪  行隆の沙汰  法皇被流  城南離宮 第四巻  厳島御幸  還御  源氏そろえ  鼬の沙汰  信連合戦  高倉宮園城寺へ入御  競  山門への牒状  南都への牒状  南都返牒  大衆そろえ  橋合戦  宮の御最後  若宮御出家  通乗の沙汰  鵺  三井寺炎上 第五巻  都うつり  新都  月見  物怪  大庭が早馬  文覚の荒行  勧進帳  文覚被流  伊豆院宣  富士川  五節の沙汰  都がえり  奈良炎上 第六巻  新院崩御  葵前  小督  廻文  飛脚到来  入道死去  経の島  慈心房  祇園の女御  洲股合戦  嗄声  横田河原合戦 第七巻  北国下向  竹生島詣  火打合戦  願書  倶利迦羅落し  篠原合戦  実盛の最後  牒状  主上都落  維盛都落  忠度の都落  経正都落  一門都落  福原落 第八巻  山門御幸  宇佐行幸  緒環  太宰府落ち  征夷将軍の院宣  猫間  水島合戦  瀬尾の最後  室山合戦  鼓判官  法住寺合戦 第九巻  小朝拝  宇治川  河原合戦  木曽の最後  樋口被斬  六箇度合戦  三草勢揃え  三草合戦  老馬  一二の懸  二度の懸  坂落し  盛俊の最後  忠度の最後  重衡いけどり  敦盛の最後  浜軍  落足  小宰相 第十巻  首渡し  内裏の女房  院宣請文  戒文  海道下り  千手の前  横笛  高野  維盛の出家  熊野参詣  維盛入水  三日平氏  藤戸 第十一巻  逆櫓  勝浦合戦  大坂越  嗣信の最後  那須与一  弓流し  志度浦合戦  壇の浦合戦  先帝御入水  能登殿の最後  内侍所の都入  一門大路渡され  文の沙汰  副将被斬  腰越  大臣殿被斬 第十二巻  重衡被斬  大地震  平大納言被流  土佐房被斬  判官都落  六代  六代被斬 灌頂の巻  大原入  大原入御  大原御幸 解説
  • 右門捕物帖
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    文化文政年間、お江戸八丁堀の鬼同心・近藤右門が得意の武術と推理力を武器に、岡っ引きの伝六とともに難事件、怪事件を次々に解決する『右門捕物帖』。同じく佐々木味津三の代表作である時代小説『旗本退屈男』を合本した完全版。 ●目次 右門捕物帖  南蛮幽霊  生首の進物  血染めの手形  青眉の女  笛の秘密  なぞの八卦見  村正騒動  卍のいれずみ  達磨を好く遊女  耳のない浪人  身代わり花嫁  毒色のくちびる  足のある幽霊  曲芸三人娘  京人形大尽  七化け役者  へび使い小町  明月一夜騒動  袈裟切り太夫  千柿の鍔  妻恋坂の怪  因縁の女夫雛  幽霊水  のろいのわら人形  卒塔婆を祭った米びつ  七七の橙  献上博多人形  お蘭しごきの秘密  開運女人地蔵  闇男  毒を抱く女  朱彫りの花嫁  死人ぶろ  首つり五人男  左刺しの匕首  子持ちすずり  血の降るへや  やまがら美人影絵 旗本退屈男  第一話 旗本退屈男  第二話 続旗本退屈男  第三話 後の旗本退屈男  第四話 京へ上った退屈男  第五話 三河に現れた退屈男  第六話 身延に現れた退屈男  第七話 仙台に現れた退屈男  第八話 日光に現れた退屈男  第九話 江戸に帰った退屈男  第十話 幽霊を買った退屈男  第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
  • 明治開化 安吾捕物帖
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    文明開化の明治初頭を舞台に、赤坂氷川町で隠居する勝海舟と探偵・結城新十郎が様々な奇怪な事件を解決。「不連続殺人事件」で推理小説の名手としても評価が高い、坂口安吾の傑作時代推理エンターテインメント全20話を全巻セットで合本。 ●目次 読者への口上 その一 舞踏会殺人事件 その二 密室大犯罪 その三 魔教の怪 その四 ああ無情 その五 万引家族 その六 血を見る真珠 その七 石の下 その八 時計館の秘密 その九 覆面屋敷 その十 冷笑鬼 その十一 稲妻は見たり その十二 愚妖 その十三 幻の塔 その十四 ロッテナム美人術 その十五 赤罠 その十六 家族は六人目一ツ半 その十七 狼大明神 その十八 踊る時計 その十九 乞食男爵 その二十 トンビ男
  • 半七捕物帳
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    捕物帳シリーズの元祖にして不朽の金字塔。江戸の元岡っ引・半七老人の語る難事件解決回顧談。推理小説としてのみならず、江戸・幕末の風俗回顧談としても抜群の面白さを誇る全69話にスピンオフ作品「三浦老人昔話」と「半七捕物帳の思い出」を合本した完全版。 ●目次 お文の魂 石燈籠 勘平の死 湯屋の二階 お化け師匠 半鐘の怪 奥女中 帯取りの池 春の雪解 広重と河獺 朝顔屋敷 猫騒動 弁天娘 山祝いの夜 鷹のゆくえ 津の国屋 三河万歳 槍突き お照の父 向島の寮 蝶合戦 筆屋の娘 鬼娘 小女郎狐 狐と僧 女行者 化け銀杏 雪達磨 熊の死骸 あま酒売 張子の虎 海坊主 旅絵師 雷獣と蛇 半七先生 冬の金魚 松茸 人形使い 少年少女の死 異人の首 一つ目小僧 仮面 柳原堤の女 むらさき鯉 三つの声 十五夜御用心 金の蝋燭 ズウフラ怪談 大阪屋花鳥 正雪の絵馬 大森の鶏 妖狐伝 新カチカチ山 唐人飴 かむろ蛇 河豚太鼓 幽霊の観世物 菊人形の昔 蟹のお角 青山の仇討 吉良の脇指 歩兵の髪切り 川越次郎兵衛 廻り燈籠 夜叉神堂 地蔵は踊る 薄雲の碁盤 二人女房 白蝶怪 三浦老人昔話 半七捕物帳の思い出
  • 銭形平次捕物控
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    神田明神下に住む岡っ引の平次(銭形平次)が子分の八五郎(ガラッ八)とともに、投げ銭と卓抜した推理力で江戸の難事件を次々と解決。『半七捕物帳』と並ぶ捕物帳小説の傑作ほぼ全作品300作品以上を合本し、電子版として読みやすく編集しました。 ●目次 金色の処女 振袖源太 大盗懺悔 呪いの銀簪 幽霊にされた女 復讐鬼の姿 お珊文身調べ 鈴を慕う女 人肌地蔵 七人の花嫁 南蛮秘法箋 殺され半蔵 美女を洗い出す たぬき囃子 怪伝白い鼠 人魚の死 赤い紐 富籤政談 永楽銭の謎 朱塗りの筐 雪の精 名馬罪あり 血潮と糠 平次女難 兵糧丸秘聞 綾吉殺し 幻の民五郎 歎きの菩薩 江戸阿呆宮 くるい咲き 濡れた千両箱 路地の足跡 血潮の浴槽 謎の鍵穴 傀儡名臣 八人芸の女 人形の誘惑 一枚の文銭 赤い痣 大村兵庫の眼玉 兵庫の眼玉 三千両異変 庚申横町 和蘭カルタ お民の死 御落胤殺し 双生児の呪 どんど焼き お藤は解く 招く骸骨 碁敵 迷子札 二服の薬 小唄お政 麝香の匂い 路地の小判 地獄から来た男 死の矢文 身投げする女 酒屋火事 蝉丸の香炉 雪の足跡 城の絵図面 城の絵図面 花見の仇討 九百九十両 結納の行方 玉の輿の呪い 欄干の死骸 辻斬綺談 金の鯉 二本の脇差 平次屠蘇機嫌 買った遺書 黒い巾着 二度死んだ男 巾着切りの娘 竹光の殺人 八五郎の恋 十手の道 十七の娘 捕物仁義 受難の通人 お局お六 鉄砲汁 お染の歎き 瓢箪供養 縁結び 敵討果てて 不死の霊薬 百四十四夜 禁制の賦 笑い茸 金の茶釜 百物語 死相の女 南蛮仏 忍術指南 許嫁の死 紅筆願文 お篠姉妹 ガラッ八祝言 お秀の父 金蔵の行方 巨盗還る 活き仏 刑場の花嫁 懐ろ鏡 梅吉殺し ガラッ八手柄話 二人浜路 十万両の行方 火遁の術 狐の嫁入 北冥の魚 遺書の罪 二階の娘 女の足跡 雪の夜 吹矢の紅 白紙の恐怖 六軒長屋 土への愛着 お由良の罪 矢取娘 唖娘 青い帯 辻斬 弥惣の死 月の隈 お吉お雪 仏敵 駕籠の行方 雛の別れ 井戸の茶碗 仏師の娘 火の呪い 鐘五郎の死 紅い扱帯 第廿七吉 父の遺書 五つの命 二枚の小判 権八の罪 仏喜三郎 茶碗割り 蜘蛛の巣 秤座政談 縞の財布 彦徳の面 遺言状 槍の折れ お銀お玉 棟梁の娘 荒神箒 凧の詭計 仏像の膝 八千両異変 娘の役目 風呂場の秘密 お此お糸 二つの刺青 酒屋忠僕 娘と二千両 閉された庭 幽霊の手紙 桐の極印 花見の果て 毒酒 詭計の豆 櫛の文字 百足屋殺し 偽八五郎 神隠し 若様の死 髷切り 子守唄 一番札 生き葬ひ 水垢離 お登世の恋人 罠 頬の疵 尼が紅 盗まれた十手 御時計師 歩く死骸 御宰籠 二人娘 お長屋碁会 色若衆 小便組貞女 若党の恋 三つの死 罠に落ちた女 狼の牙 蹄の跡 死骸の花嫁 凉み船 隠し念仏 死人の手紙 美女罪あり 権三は泣く 青銭と鍵 浮世絵の女 飛ぶ女 遠眼鏡の殿様 妹の扱帯 一と目千両 鼬小僧の正体 妾の貞操 邪恋の償ひ 歎きの幽沢 心中崩れ 鐘の音 猿蟹合戦 晒し場は招く 乗合舟 三つの菓子 五つの壺 女護の島異変 名画紛失 蔵の中の死 艶妻伝 鍵の穴 青葉の寮 鬼の面 夕立の女 毒酒薬酒 恋患い 群盗 人違い殺人 腰抜け弥八 猿回し 凧の糸目 春宵 万両分限 女御用聞き 屠蘇の杯 富士見の塔 母娘巡礼 槍と焔 敵持ち 猫の首環 茶汲み四人娘 月待ち 恋をせぬ女 凧糸の謎 軍学者の妾 女臼 弱い浪人 綾の鼓 死の踊り子 八五郎の恋人 美しき鎌いたち 処女神聖 百草園の娘 小判の瓶 転婆娘 飛ぶ若衆 金の番 贋金 五月人形 釣針の鯉 和蘭の銀貨 苫三七の娘 持参千両 華魁崩れ 用心棒 密室 からくり屋敷 白梅の精 隠れん坊 美男番附 血塗られた祝言 美しき人質 影法師 井戸端の逢引 万両息子 旅に病む女 花見の留守 匕首の行方 系図の刺青 寳掘りの夜 三軒長屋 娘の守袋 嫁の死 美しき獲物 地中の富 掏られた遺書 秋祭の夜 闇に飛ぶ箭 鬼女 美少年国 毒矢 正月の香り 女辻斬 敵の娘 真珠太夫 お六の役目 橋場の人魚 死の秘薬 江戸の夜光石 花嫁の幻想 初姿銭形平次 八五郎手柄始め 笛吹兵二郎
  • リルケ全集
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    文豪リルケの『ドゥイノの悲歌』『マルテ手記』などの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版リルケ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 ある女友達への手紙 駆落 家常茶飯 旗手クリストフ・リルケ抄 祭日 さらにふたたび 白 ドゥイノ悲歌 トレドの風景 巴里の手紙 冬 窓 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から モオリス・ド・ゲラン 夢 リルケ書翰(ロダン宛) 老人
  • トーマス・マン全集
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    文豪トーマス・マンの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版トーマス・マン全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 ある幸福 衣裳戸棚 餓えた人々 ヴェニスに死す 神の剣 幻滅 幸福への意志 小フリイデマン氏 神童 鉄道事故 道化者 トニオ・クレエゲル トビアス・ミンデルニッケル トリスタン なぐり合い 悩みのひととき 墓地へゆく道 予言者の家で ルイスヒェン
  • チェーホフ全集
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    文豪アントン・チェーホフの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版チェーホフ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 イオーヌィチ 犬を連れた奥さん かき カシタンカ かもめ 可愛い女 グーセフ 頸の上のアンナ 熊 決闘 子守っ子 桜の園 少年たち 小波瀾 接吻 大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ 追放されて 妻 てがみ 天才 富籤 女房ども ねむい マリ・デル 嫁入り支度 六号室 六號室(旧字旧仮名版) ワーニャ伯父さん
  • ゴーゴリ全集
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    ニコライ・ゴーゴリの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版ゴーゴリ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 外套 狂人日記 死せる魂 死せる魂 ディカーニカ近郷夜話  前篇 一 はしがき  前篇 二 ソロチンツイの定期市  前篇 三 イワン・クパーラの前夜(×××寺の役僧が話した事実譚)  前篇 四 五月の夜(または水死女)  前篇 五 紛失した国書(×××寺の役僧が語った実話)  後篇 一 はしがき  後篇 二 降誕祭の前夜  後篇 三 怖ろしき復讐  後篇 四 イワン・フョードロヴィッチ・シュポーニカとその叔母  後篇 五 呪禁のかかった土地(×××寺の役僧から聞いた実話) 鼻
  • グリム全集
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    グリム兄弟の代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版グリム全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 赤ずきん(矢崎源九郎訳) 赤ずきんちゃん(楠山正雄訳) アッシェンプッテル いさましい ちびの仕立屋さん うまい商売 オオカミと七ひきの子ヤギ(矢崎源九郎訳) おおかみと七ひきのこどもやぎ(楠山正雄訳) おくさま狐の御婚礼 カエルの王さま(矢崎源九郎訳) かえるの王さま(楠山正雄訳) かわいそうな粉ひきの若いものと小猫 狐と猫 小人のくつ屋さん こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話 三人の糸くり女 三枚のヘビの葉 七羽のカラス 死神の名づけ親 第一話 死神の名づけ親 第二話 十二人兄弟 白雪姫 白ヘビ 忠義者のヨハネス としよりのお祖父さんと孫 なぞ ならずもの にいさんと妹 ネコとネズミのいっしょのくらし 杜松(ねず)の樹 灰かぶり ハツカネズミと小鳥と腸づめの話 ブレーメンの音楽師(矢崎源九郎訳) ブレーメンの町楽隊(楠山正雄訳) ヘンゼルとグレーテル(矢崎源九郎訳) ヘンゼルとグレーテル(楠山正雄訳) 星の銀貨 ホレおばあさん マリアの子ども 森のなかの三人の小人 ラプンツェル(矢崎源九郎訳) ラプンツェル(中島孤島訳) 漁師とそのおかみさんの話 ルンペルシュチルツヒェン 六羽の白鳥 わらと炭と豆
  • カフカ全集
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    フランツ・カフカの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版カフカ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 家のあるじとして気になること 家長の心配 火夫 皇帝の使者 最初の苦悩 処刑の話 城 審判 断食芸人 罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察 道理の前で 判決 変身 流刑地で
  • 北満のシリウス
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    1巻1,320円 (税込)
    激動の時代の壮絶な社会情勢の中、命がけで生きる人々の姿を壮大なスケールで描く恋と冒険の痛快感動歴史ロマン。 終戦間際、帝政ロシア文化の香りを残す、東洋のパリ、ハルビンで、妹や弟達と幸せな生活をしていた明るく正義感の強い女医の青島ハル。 ある日、彼女は街で、雪舟という男に出会う。その口の悪さに反発しながらも、彼の瞳の美しさにときめきを覚えるハル。 しかし、1945年8月9日、150万のソ連軍が、満州国内に一気に攻め込んでくる。 満州帝国は崩壊し、法と秩序が完全に消え去り、国外との交信も遮断される中、日本人達は、窮地に追い込まれる。次々と訪れる過酷な状況の前で、絶体絶命のピンチに立つハル達だったが、希望の扉は、意外なところから、力強く開かれ始める。雪舟という男、彼は、北満のシリウスの異名を持つ伝説の馬賊頭目、超人的ともいえるほどの身体能力を持つ近接格闘の達人だった......。 【著者紹介】 尊敬する作家は、「宮本武蔵」の吉川英治 マンガやアニメを超える面白い物語を作りたいと 研究を重ね、「北満のシリウス」を執筆した。

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  • 奇想・追想・烏兎怱怱
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    1巻880円 (税込)
    三つ子の感性(たましい)百までも! BANG!地球に接近していた大型彗星を極太レーザー砲が一撃!地球の危機を救ったのは大国でも、スーパーヒーローでもない。いったい誰が?——「縁の下の知力持ち」 夏休みの自由研究、小学四年生の私が選んだテーマは“夢”。夢で頬をつねっても痛くないって本当?トイレの夢を見た際のオネショ対策は?しかし夢は狙って見られるものではなく…。私の自由研究の成果はいかに。——「自由研究(小学校四年生編)」 友人Bが語るナイショの怪談。人を湖に引きずり込む怪物、そして彼が抱える罪悪感。ホラーな結末に背筋が凍る——「手招き」 ほか、ユニークな9つの短編集。 【目次】 縁の下の知力持ち 児童たちの仁義 価値基準 迷子 自由研究(小学四年生編) 自由研究(小学五年生編) 自由研究(小学六年生編) 手招き 助っ人 【著者紹介】 無才 安(むさい やす) 1987年5月5日、神奈川県大和市に生まれる。 学生時代から日記を書き始め、現在に至るまで、およそ六十冊以上の記録をしたためる。内容は、周囲の人間模様、職場のアレコレ、本や映画の感想、昨夜見た夢の内容、三日坊主で終わる決意、掌編小説、社会情勢、哲学、将来の展望などなど。 執筆の実績・ナシ。日記は万年筆、小説はパソコンを使用。

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  • 透視男
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    1巻1,100円 (税込)
    〈見抜く〉力が、人を救う――痛快にして温かい、小さなヒーローの物語! 松岡太郎は27歳独身、〈彼女いない歴=年齢〉のしがないサラリーマン。 クリスマスイブの夜、例年通りチキンとビールでひとり侘しく祝杯をあげようと帰宅を急ぐ途中、ふだん通らない神社で一人の老人の足につまずき、石段から転落する。 漣神仙と名乗る老人は太郎を呼び止め、「人間を支配しているのは九割方、背後にいる憑き物なのだ」と語り、唐突に、太郎にその憑き物を見破る〈透視力〉を授ける。 「力は私利私欲のためでなく他者のために使え」と命じられた太郎は、翌日から、戸惑いながらも勤務先のいじめ、専務の背任横領や取引先の偽装倒産、ご近所トラブル等、様々な問題に〈透視力〉を駆使して立ち向かっていく。 その傍らにはいつしか秘書室の青木、新人の竹村ら2人の美女が寄り添い、サポートしつつ、太郎に熱い視線を向け始めているのであった。 【目次】 第一章 透視男誕生 第二章 怒れる上司と見守るアシスタント 第三章 専務の背任と常務の登場 第四章 新たな透視力 第五章 アルゴラ再生作戦 第六章 困惑のパーティー 第七章 多忙な一日 【著者紹介】 上田 晄暉(うえだ こうき) 1958年 愛媛県今治市生まれ 現在、東京都在住 著書 詩集「青い太陽」(昭和53年、私家版) 「瀬戸内の風に舞う」(平成22年、文芸社刊) 「瀬戸内の風に吹かれて」(平成24年、文芸社刊)

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  • レッド・パープル
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    1巻1,100円 (税込)
    日本の敗戦からまだ日の浅い時代、誰もが死に物狂いで生きた谷間の数年間を縦糸にし、回想の形で語られる一人の若者の美しい年上の女性に対する憧れを横糸にした、人々の幻滅と再生の物語。 一九五一年冬。日本海に面した町、鶴前市で火事が起きる。焼けたのは海運業を営む町の有力者、神林禎一郎の家で、焼け跡から家の主の焼死体が発見される。警察は息子の正次の犯人説を取り、彼は放火及び尊属殺人の罪で逮捕・起訴されるが無罪を主張。しかし彼にはアリバイがなく、一方で父親と争っており、動機があった。彼は大学時代の友人である弁護士・掛川邦彦に調査を依頼する。そして調査を進める掛川に犯人の魔の手が――。 一九五〇年代前半、大陸からの引き揚げ港の町で駆け出しの弁護士が見た人間模様とは? 放火殺人の真犯人は誰か? 登場人物の証言と時系列を組み立てていく内に次第に明らかにされる驚愕の事実。 【目次】 プロローグ I レッドの章 II パープルの章 エピローグ 【著者紹介】 そのこ+W 京都生まれ 東京藝術大学美術学部卒 二〇〇一年~二〇一六年 イタリア北部・ストレーザ在住 二〇一七年より東京在住 神戸を中心に水彩・パステル画の個展活動 著書:『マグリットの馬』『私の名前を水に書いて』『白い噓』(すべて幻冬舎)

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  • 黒い花 Les flours noires Ⅱ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本作品は全編フランス語で構成されています “ Le temps du démon ” Un moment où le cœur s’écroule--- Les yeux de cette femme, la poitrine de cette femme ―Cela m’égare Le poème délicat et la peinture à l’huile luisante tissent un bijou de l’ensemble 【目次】 01 Au toi de ce jour - là 02 Par la chaleur caniculaire 03 Après l’averse 04 À la montagne en automne 05 L’après - midi de mai 06 L’hortensia 07 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 1 08 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 2 09 Un jour d’été 10 Un homme et une femme solitaires 11 Dans la montagne d’été 1 12 Désirer l’invariabilité 13 En un soir solitaire 14 Il pleut 15 Le soir de neige 16 Le coeur troublé en automne 17 Cette ville 18 Dans le sanctuaire shinto 19 À la lumière des jeunes feuilles 20 Le même qu’autrefois 21 Avant Enma ( Le roi de l’enfer ) 3 22 Le vent, dis donc 23 Le chardon 24 Au crachin 25 L’embrasement resté 26 L’été vient 27 L’été vient 28 Les jeunes feuilles et l’arbore mort 29 Pendant la saison des pluies 30 Un soir 31 La randonnée en voiture sur la même route 32 L’affaire que je recherche ---- 33 En le temps nuageux d’hiver 34 Dans la montagne calme 35 Le signe du printemps 36 Le vert du début de l’été 37 La revanche 38 La randonnée automobile étrange 39 Dans la montagne d’été2 40 Le regret 41 Subir un examen médical 42 Mon cadeau pour toi 43 La montagne du vent d’automne 44 La chose d’hier 45 La garôta 46 L’affaire de cette femme 47 L’esclave noir 48 La femme qui ne peut pas deviner

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  • 偽装の家族
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    1巻1,320円 (税込)
    不妊治療に隠された衝撃の事実とは―― 施設育ちの賢太郎が脳腫瘍と診断され、女医の遙香と出会う。 通院を繰り返すうちに賢太郎と遙香はお互い惹かれ合う存在に。 一方で、遙香には誰にも相談できない家族の秘密があった。 打ち明けられた賢太郎にも遙香との間に予期せぬ事実が発覚する。 DNA鑑定によって、それぞれの思いが交錯する。 2人の運命を大きく変えた衝撃の事実とは――

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  • 赤い靴 海を渡るメロディー
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    1巻1,144円 (税込)
    私、幸せになっちゃダメなんですか? 崩壊する家庭から逃げるように東京にやってきた少女・恵理。 出逢いと別れ、社会の厳しさに翻弄されながらも、懸命に新たな日々と向き合っていくが——。 運命の過酷さと家族の慈愛が胸を打つ長編小説。

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  • 永遠への旅人 いくつかの森を通りぬけて
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    1巻1,144円 (税込)
    泣いて、喜んで、悩んで、微笑んで…… 著者が17歳から70歳まで書き続けた詩の数々がいくつもの時代を超えて、あなたのもとに これは、現代社会を懸命に生きる人々にこそ届けたい「人生の詩」

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  • 四書
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    1巻3,630円 (税込)
    黄河のほとり,第九十九更生区.知識人たちはここで「こども」に監督され,再教育を受ける.解放を夢みて狂騒的な鉄鋼農業生産に突き進む彼らを,やがて無謀な政策の果ての大飢饉が襲い…….不条理な政治に翻弄される人間の痛ましくも聖なる苦闘を,「四つの書」の形式で語る.大躍進時代を彷彿とする歴史の暗部に挑んだ意欲作.

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  • 戯曲 舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺
    値引きあり
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    1~4巻495~594円 (税込)
    ニトロプラスが原作を担当している刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞ONLINE』を原案としたストレートプレイ 舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)。 2016年5月に東京・大阪で上演され、あまりの好評に同年12月には公演数を大幅に増やした上で再演された「刀ステ」1作目「虚伝 燃ゆる本能寺」の戯曲本が発売決定! 舞台本編の戯曲に加えて、脚本・演出を担当した“末満健一”氏による後書きも収録。 文字で紡がれる『刀剣乱舞ONLINE』の新たな本丸世界をぜひご体験ください!
  • 金襴国の璃璃 奪われた姫王
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    大陸に住む者は、金、水、木、火、土のいずれかの属性を持ち、胸もとに印を宿して生まれてくる。だが、神王から金属性を引き継いだ金襴国の王族として生まれながら、璃璃は印を持たない『無属性』。つまり、生まれながらにして落ちこぼれの姫だった。しかし、跡継ぎには兄がいるため問題にはされず、蝶よ花よと愛される日々を過ごしていた。ところが、父王と王太子の兄が立て続けに流行り病で亡くなる。すでに母も亡く、璃璃は幼い頃に決められた婚約者・翠璋と結婚し、即位することになるも彼に嵌められ、兄殺しの罪を着せられる。従者の蒼仁と出奔した璃璃は、翠璋の謀略を暴いて国を取り戻すべく、過酷な運命に立ち向かう!
  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 最初の客人は
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    1巻330円 (税込)
    喫茶 香風の最初のお客様は見た目よりも紳士的なご老人。そのご老人の話の内容は... ...。 2016年のweb企画「彼女」に出した掌編小説をアレンジした内容になっております。

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  • 喫茶 香風は今日も一人の話を聞く為に開店する- 目指す未来に
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    1巻330円 (税込)
    ただ一人の客の話を聞くだけのみに開店する喫茶 香風。その二代目当主の祖母が逝き三代目を継いだのは孫であり、まだ学生の風香だった。彼女が出来る事はコーヒーを淹れることと事前に電話で聞いた客の声だけで決まるメニューを差し出すことと客の話を聞く事だけだ。それでも彼女は今日も一人の客の為にカウンターに立つ。 今回は喫茶 香風のもう一つの収入面と一人の老婆との話です。

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  • いずれ死ぬ君のために
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    1巻1,430円 (税込)
    小説嫌いの20代OL”瑞月”は、勧められてSNSの140字小説に出会い、読み進めながらふとある思いに駆られる。「……この人は私の父では?」 たった140字に感動を込めた、方丈海の令和”新・文学”!
  • レジェンド&バタフライ【脚本】
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    1巻550円 (税込)
    魔王と呼ばれた伝説の武将・織田信長と、 蝶のように自由を求めた妻・濃姫、 最悪の出会いから始まった二人の、30年におよぶ激動の生涯を描いた歴史ロマン。 想像を超えるクライマックスに、涙せずにはいられない。 脚本家、古沢良太が描き出す、誰も知らない信長の真実!
  • 小説「REVENGER」
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    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 TVアニメ「REVENGER」ノベライズ! 過酷な藩命を果たしたにもかかわらず、裏切られ居場所を失った薩摩藩士・繰馬雷蔵。彼に手を差し伸べたのは…恨みを込めて歯型を刻んだ“恨噛み小判”と引き換えに、復讐=暗殺を請け負うーー「利便事屋」(リベンジャー)だった。異なる歴史を辿った長崎、異国情緒に溢れた街に蠢く人間の欲望。利便事を繰り返す彼らの向かう先は!? オリジナルアニメでドラマティックに描かれたダークヒーローアクション史劇が「小説」として登場! ※この作品はカラーが含まれます。
  • 官能文学電子選集 高竜也『女囚・圭子』
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    渇いた欲望が渦巻く女子刑務所。看守の淫らな命令にも従わざるをえない。殺人罪で服役中の圭子は脱走に成功するが、逃げる圭子に淫獣たちの魔の手が迫る。 女子刑務所に服役中の圭子の罪は殺人罪だ。当分の間、男の肌とは触れ合えない。愛する淳三としたい。思いはそれだけだったが体は正直だ。自ら看守長の三村を誘惑し、三村の大きいモノを迎え入れて絶頂に達する。しかし、その一部始終を女看守に見られており、今度は女看守の命令で女同士のプレイを強いられる。ところが別の刑務所に移されることが決まり、乗った移送車が土砂崩れで横転、その隙に圭子は脱走することに成功する。飢えた圭子は若いカップルを襲い、女を縛りつけて目の前で男の肉棒を堪能する。トラック運転手も誘惑し、獣のようなセックスを貪った。もっともカネなどない。食べるためには稼がなくてはならない。圭子がもぐりこんだのは売春宿だった。初めての客はヤクザも恐れるという悪徳刑事の黒田だった。さんざんおもちゃにされた挙句、黒田の情婦にされた圭子に試練が訪れる。不良少年たちに代わる代わるレイプされたかと思えば、黒田の企みで4人のヤクザに輪姦された。黒田は最初から圭子を海外に売り飛ばすつもりだったのだ。自ら脱走囚であることを黒田に告白した圭子だったが、黒田はすでにお見通しだった。このままでは異国の地で一生を終えることになる・・・・・・黒田におもちゃにされながら圭子は黒田の拳銃に手を伸ばしていた。
  • 穂高屏風岩殺人事件
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    1巻682円 (税込)
    読み応え十分の中編3本からなる山岳推理集である。 「穂高屏風岩」では、穂高屏風岩の屏風ノ頭で恋人と待ち合わせしていたが現れないと、女性が山小屋に助けを求めてきた。男はどこに行ったのか。 「鬼の生還」は、遭難した男が羽毛服を着ていなかったことに違和感を覚えた豊科署の刑事たちは、そこから重大な事件を嗅ぎ取った。 「夜の山脈」では、食堂に4歳の男の子がひとりでご飯を食べやってきた。この子に両親はいないのか。食堂の店主からの通報を受けた道原伝吉は、単なる迷子ではなく、事件が潜んでいると直感した。
  • 官能文学電子選集 睦月影郎『麗嬢 熟れ肌の匂い』
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    田舎の学校に巨乳の美人教師・友美子が赴任してきた。学校内で唯一の男子である耕太はすっかり友美子に魅せられてしまうが、幼なじみの先輩・咲子も悩ましい。 都会から離れた学校に、美人教師が赴任してきた。23歳の友美子先生だ。しかも、はち切れんばかりの巨乳の持ち主だけに、耕太は一目見てすっかり友美子に魅せられてしまう。一方で耕太の幼なじみで先輩でもある咲子にも友美子とは違う魅力があるため、捨てがたい。とはいえ、女性をまったく知らない童貞の耕太は猛る股間を持て余し、自慰行為で発散するしかなかった。あるとき、授業中に友美子が倒れてしまう。友美子の下宿先に見舞いに行った耕太は寝ている友美子に興奮して、巨乳にむしゃぶりついてしまう。意識朦朧となりながらも、友美子はキスしてくれた上に手で耕太のモノをしごいてくれたのだ。そして秋祭り。大粒の雨に降られ、耕太は秘密部屋としている納屋に友美子を連れて雨宿りすることに。そして感激の初体験を済ませることに成功するのだが、それを機に友美子の下宿に夜這いをかけても拒まれることもなく、校内で耕太がいたずらをすると潤んだような目でどんなことでも応じるようになっていく。また、初体験を済ませたことで自信をつけた耕太は咲子にも果敢に迫っていく。咲子の両親がいない間に咲子の部屋に上がり込み、拝み通してからの口内射精、そして初合体。当初年下の耕太をバカにするような口調で罵っていた咲子に変化が見られるようになっていく。体を重ねていくうちに咲子は耕太に好意を抱くようになっていたのだ。美女二人の芳香を求めてやまない耕太の顛末は・・・・・・。
  • 官能文学電子選集 川上宗薫『色狩り』
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    神谷はサラリーマンで大のつく女好き。口八丁手八丁でホステスから女子大生、未亡人、看護師、女教師、美容師らを篭絡、快楽の海に溺れていく。 神谷は30歳のサラリーマンである。1か月のうち女が欲情している日を当てるのが特技だと自負している。道を歩いていても、会社の中ですれ違っただけでも、欲情していると目を付けた女を見つければ、片っ端から声をかけてベッドに誘い出すのが癖だ。今宵のターゲットは上司に誘われた新宿のバーでホステスをしていた友恵だ。発情していると確信した神谷だが、その日は思いかけず、かわされてしまう。それでも目を付けた女は必ず落とすと決めている神谷は翌日、電話で友恵を誘い出すことに成功する。深夜の鉄板焼き屋でいいムードになったが「排卵日だから」と固辞する友恵。「携帯用のビデを持っているから」と返す神谷。神谷の熱意についに股を開く友恵だったが、客と寝るのは初めてだという。聞けば、同棲している男がいるのだが、嫉妬深く浮気がばれようものなら暴力を振られるうえにインポテンツでもあるというのだ。「一度寝た女とは二度と寝ない」ポリシーの神谷が次に目を付けたのは同じアパートに住む女子大生の尾崎伸子だった。女子大生が好みそうなイタリアンレストランに誘うとホイホイとついてきた。ピザと赤ワインで酔わせてダンスホールで踊っていくうちに抱きついてくる。簡単にものにできると踏んで旅館に誘うも「それは嫌!」という。なんと彼女の好みは外ですることだった。芝生の上で貪りあう二人。金網のフェンス越しにはカップルが多数いるだろう。警察官に見つかれば声を掛けられるかもしれない。そんなスリル感が二人を燃えさせるのだった。神谷の次のターゲットは同じ会社に勤める大崎幸子だった。右瞼は常に二重なのに、左瞼は一重。その一重瞼が時折二重になることに気付いた。見るとどことなくふっくらと色っぽく、桜色に染まっているではないか。その時こそが欲情のサインだと見抜いた神谷は外線で会社にいる幸子に連絡を取り、近くの喫茶店で落ち合い、あっけなくベッドインに成功する。しかし、グラマラスな肢体を持つ幸子だったがテクニックはいわゆる“マグロ”だった。いきり立っていた神谷のモノが急速に萎んでいくのが自分でも分かった。幸子の左瞼は一重に戻っていた。 7つの物語をまとめた短編集。
  • 官能文学電子選集 岩井志麻子『トロピカルな淫猥』
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    東南アジアを舞台に元AV女優や風俗嬢など過去にわけありの女たちが、“女の性”に葛藤しながらも痴態の限りを尽くし、快楽に溺れ続ける。 シンガポールの代表的なホテルといえばラッフルズホテルだ。この名門ホテルのバーが元AV女優・福岡まりんのお気に入りの場所だ。時折、日本人観光客にうっすらと素性がばれることがあっても気にしない。AV女優とは気が付かないまでも、華奢なのに乳房だけ盛り上がったまりんは男たちの視線を引き付けるほど目立っていた。現地の中華系の大金持ちの息子であるリーが現在の恋人だ。しかし、リーとの出会いは最悪のものだった。同じ語学学校に通っていた派手で遊び好きな女が、まりんを元AV女優と気付いて中華系の金持ちの男たちに売ったのだ。日本のAVはシンガポールでも人気があるからだ。だまされて、彼らの待ち構えるチャイナタウンの豪華マンションに連れて行かれる。そこにはリーのほかに二人の男がいた。マリンをだました女は吐き捨てる。「好きにしていいよ、この女」。AVでは複数プレーもSMもレズも経験済みだったが、それらはあくまで仕事。報酬をもらって合意の上だ。しかし、異国で拉致監禁みたいな真似された上で輪姦など、完全な犯罪である。 しかし、まりんは開き直った。怒りに燃えた。自ら裸になって彼らを一人ずつ相手にしてやった。やられたのではない。こちらから、やってやった、のだ。あまりのテクニックに彼らは降参してしまった。特にリー。なんとまりんを恋人にしてしまうのである。そんなあるとき、まりんが世の中でもっとも憎んでいた、自分を捨てた実母が所用でシンガポールにやってくるという。運命の再会を果たしたまりんの心に去来したものとは・・・・・・。 この「熱帯性熱情的寝室」を含めた7編のオリジナル短編集。
  • 官能文学電子選集 阿部牧郎『情事の脅迫者』
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    大手化粧品会社を舞台にモデルとの情事というスキャンダルを握られた杉山専務。部下の竹内啓一郎が自らの体を武器に犯人を追い詰めていくのだが・・・・・・。 銀座化粧品の宣伝制作主任である竹内啓一郎は、スタジオでイメージガール候補の江崎まゆみと甘美な情事を楽しんでいた。そこに青山勇吉と名乗る謎の男から電話が入る。竹内の強力な後ろ盾である杉山専務が元イメージガールで現在はモデルとして活躍している水谷アリサとのセックスシーンを撮ったという。ネガを返してほしければ5000万円支払え、拒絶すればマスコミに写真をばらまくとの脅しだった。次期社長の椅子を目前にした杉山の窮地を救うため、竹内はさまざまな女性たちと関係を持ちながら情報を集め、青山の行方を追うのだが、その竹内にも罠が仕掛けられていた。竹内が水谷ありさと関係を持った翌日にアリサの死体が発見され、さらには竹内とアリサのセックスシーンも撮られていたのだ。追い詰められる竹内だったが、ようやく青山の正体を暴くことに成功。青山と対峙するのだが、そこで思わぬ出来事が起きたのだった。そして、アリサを殺害した意外な犯人とその動機も明らかになる・・・・・・。
  • 「スカイ・クロラ」シリーズ 全6巻合本版
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    1巻3,300円 (税込)
    ※中公文庫「新装版 スカイ・クロラ」シリーズ全六巻を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 最終作まで思いどおりに展開できた作品で、これ以上のものを書くのは、今後は難しいかもしれません。 ――森博嗣(巻末インタビューより) 大人になれない僕たちは、戦闘機に乗り戦うことしかできないのだ――永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が戦争を請負う社会。指令を受け空へ出勤し、夜は同僚たちと歓楽街へ出かける。そんな彼らにとって生死とは、そして自我とは。戦闘機を駆る子供と地上で暮らす大人たちの物語。著者最高傑作シリーズ! 収録作品 ナ・バ・テア None But Air  〈解説〉吉本ばなな ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven  〈解説〉室屋義秀 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life  〈解説〉荻原規子 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky  〈解説〉押井守 スカイ・クロラ The Sky Crawlers  〈解説〉鶴田謙二 スカイ・イクリプス Sky Eclipse(短編集)  ジャイロスコープ Gyroscope  ナイン・ライブス Nine Lives  ワニング・ムーン Waning Moon  スピッツ・ファイア Spit Fire  ハート・ドレイン Heart Drain  アース・ボーン Earth Born  ドール・グローリィ Doll of Glory  スカイ・アッシュ Ash on the Sky  〈解説〉杉江松恋 巻末インタビュー(聞き手:清涼院流水) 『ナ・バ・テア』について 『ダウン・ツ・ヘヴン』について 『フラッタ・リンツ・ライフ』について 『クレィドゥ・ザ・スカイ』について 『スカイ・クロラ』について 『スカイ・イクリプス』について
  • 真相崩壊
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    1巻1,760円 (税込)
    元・気象庁予報官が描く自然災害ミステリ!台風による豪雨で土砂災害が発生し、ひとつのニュータウンが消失した。復旧現場から発見された一家四人の惨殺遺体。防災ジャーナリスト名取陽一郎が現場に立ったとき、真実への扉が開かれる――!
  • ジャイロスコープ Gyroscope スカイ・イクリプス 分冊版
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    1~8巻110円 (税込)
    ササクラはエース・パイロットのクサナギが乗る散香を調整できる唯一の整備士。ある日、クサナギにデモンストレーション飛行の予定を知らされて――。 「スカイ・クロラ」シリーズ、子供たちの飛ぶ空を見上げ、地上で暮らす大人たちの物語。 この分冊版は中公文庫『スカイ・イクリプス Sky Eclipse』に収録されている「ジャイロスコープ Gyroscope」と同内容です。
  • 里見弴 小津映画原作集  彼岸花/秋日和
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    小津安二郎は里見弴の小説をよく読み、「映画のシナリオのねたに」し、「良き友」となった。原作と銘打たれた表題二作に加え、「晩春」を見た里見が「原作料の半額くらいは貰ってもよさそうだ」と小津をからかったという「縁談窶」など中短篇、さらに小津への弔辞と追想エッセイを収録。文庫オリジナル。 〈解説・武藤康史〉
  • ニュルンベルクのマイスタージンガー
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    神話や伝説をもとにしたワーグナーの他の楽劇と異なり、本作は「史実」をとりあげて題材としている。主人公ハンス・ザックスは16世紀に実在した「マイスタージンガー」の一人であり、靴屋の親方だ。本作で、ザックスは、部外者ヴァルターの歌の革新性を認め、芸術における伝統と革新のみごとな媒介に成功する。第三幕の「歌合戦」に向けて壮大なドラマが展開され、「伝統」を讃えるザックスとザックスを讃える人びとの明るい歌で幕となる。
  • パルジファル
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    中世ヨーロッパの「聖盃」伝説に材をとったワーグナー最後の楽劇。「聖盃」は処刑されたキリストの身体から流れ出る血を受けた盃であり、「聖槍」はキリストの横腹を突いた槍だった。スペインの聖杯城はこの二つの宝を保持するために建てられた。だが王は魔術師の奸計によって傷つけられ、槍を奪われる。これを取り戻し「正式な儀式」をおこなわなければ城はなくなる。この難儀を救うのは「清らかな愚かもの」だけだ、神はこう告げ、そこにパルジファルが現われる。パルジファルは数々の奇蹟をみせて槍を奪還し「救済」を実現する。
  • トリスタンとイゾルデ
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    アイルランドの王女イゾルデは、コーンウォールのマルケ王に嫁ぐため、王の甥であり忠臣であるトリスタンに護衛されて航海している。トリスタンはかつて戦場でイゾルデの婚約者を討ち、深手を負ったが、イゾルデに介抱してもらったことがあった。イゾルデは、そのことに気づいたが、すでにトリスタンに恋心を抱いていた。愛と憎しみにとらわれたイゾルデはともに毒薬を飲むことで解決をはかる。だが、毒薬の用意をもとめられた侍女は、毒薬のかわりに「愛の秘薬」を用意する。愛に殉じる二人の前途は決まっていた!
  • ローエングリン
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    ドイツ西部のブラバント公爵領では、先代の公爵が、娘エルザと息子ゴットフリートを残して死んでまもなく騒動が。エルザと散歩に出たゴットフリートが森の中で行方不明になる。これは魔法使いオルトルートが彼を白鳥に変えてしまったためである。が、オルトルートの夫で、公爵領を手に入れる野望を抱いていたフリードリヒ伯爵は、これを好機とばかり、エルザを訴える。エルザが弟を殺して領主の地位を手に入れ、秘密の恋人を宮廷に引き入れようとたくらんだのだ、というのである。たまたま来訪したドイツ国王ハインリヒが決闘でその決着をつけることになった。フリードリヒの相手はエルザの祈りに白鳥に曳かれた小舟に乗って現われた騎士「ローエングリン」だった……。
  • タンホイザー
    -
    吟遊詩人の騎士タンホイザーは、地下の洞窟で、異教の女神ヴェーヌスの官能にとらわれつつ、地上への脱出を渇望していた。願いは突然とどく。タンホイザーは元の領主ゆかりの友人ヴォルフラムに出会い、領主の姪エリーザベトが寄せる思いを聞かされヴァルトブルクに戻る。だが、「歌合戦」での失敗から追放となり、法皇から罪の赦しを受けるよう命じられる。半年後、ローマから戻った巡礼のなかに彼の姿はなく、エリーザベトはみずからの命を捧げる決心をする。
  • さまよえるオランダ人
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    自分の航海術の腕前をほこるあまり、大胆な言葉を吐いたオランダ人船長は、悪魔にそれを聞かれ、自分の言葉のとおり、この世の終りまで、世界の海を走り回らざるを得ない呪いを受ける。7年に一度だけ許される上陸で「永遠の愛」を誓う女性に巡りあえれば呪いは解ける。白夜のノルウェーの港に赤い帆の船をつけた船長は、果たして……。ワーグナーのロマン派オペラの傑作。
  • 爬虫館殺人事件
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    流れ出してきた有毒ガスに全員がたじろぐなか、ヘンリー・メリヴェール卿は部屋の中に突進していった。ストーブから、不気味な音とともにガスが吹き出している。その前には、断末魔の苦悶にさいなまれた動物園長の死体が! しかも、その部屋は内側からゴム引きの紙で目張りされていた。空襲警報が鳴り響く戦時下ロンドンの、有名な爬虫類展示館で発生した奇怪な密室殺人事件をメリヴェール卿が暴く。
  • 不可能犯罪捜査課
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    ロンドン警視庁内に設置された「不可能犯罪捜査課」の活躍を描いたシリーズ作品を中心にしたカーの短編集。独創的なトリックの数々を駆使して独自の世界が展開する。手袋だけで男が殺された怪事件の「新透明人間」、雪に残された足跡トリックの典型「空中の足跡」、四人組銀行強盗はつかまったが、肝心の金がみつからない「ホット・マネー」、評判ダンサーが楽屋でハサミを背中に刺されて死んでいた「楽屋の死」など10編。うち後半4編はシリーズ以外の怪奇事件を扱っている。
  • フェアウェルの殺人─ハメット短編全集1
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    「ハードボイルド派探偵小説界の長老」と評されるハメットの短編全集その1。第一次世界大戦後のヘミングウェイを初めとする〈失われた世代〉の作家たちに刺激を受けて登場したハメットは、推理小説に革命をもたらした。その作風は「ハードボイルド」と名づけられている。名探偵コンチネンタル・オプの地方での事件を扱った表題作を中心に、「黒づくめの女」「うろつくシャム人」「新任保安官」「放火罪および…」「夜の銃声」「王様稼業」の7編を収録した。
  • 13の秘密/第1号水門
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    「13の秘密」はパリを舞台に、探偵趣味のルボルニュ青年が新聞記事を手がかりに13の犯罪の謎を解明する連作短編集。有名なミステリー評論家アントニー・バウチャーは「純粋に頭脳だけで事件を解決するという点でルボルニュに比肩しうるのは『隅の老人』だけだ」と絶賛している。「第一号水門」はメグレもの初期の長編…老船頭のガッサンは運河に落ちるが、救出される。同じ場所で、界隈の河川運行を仕切るデュクローが、痛手を負い意識を失っていたところを助け出される。デュクローの息子ジャンが、父を襲ったのは自分だと告白する手紙を遺し自殺を遂げる。翌日、さらにベベールなる水夫がシャラントンの水門で縊死死体となって発見される。
  • ゲー・ムーランの踊子/三文酒場
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    未成年シャボーとデルフォスはキャバレー「ゲー・ムーラン」で閉店まで遊び、売上金を盗もうと隠れていた。だが、二人は客の一人が死んでいるのを発見し、泡を食って逃げる。翌日の夕刊は、この男が柳行李詰めの死体として発見されたと報じた。ジャンは思いを寄せる踊子の部屋に行き、そこで昨夜の客が持っていたはずのシガレットケースを見つけて真っ青になる。外に出たジャンは大柄の男につけられていた…。「三文酒場」の舞台はパリとその郊外だ。メグレはサンテ監獄で、死刑が翌日に迫ったジャン・ルノワールという男と面会する。そしてまだ捕まっていない彼の共犯者が、三文酒場なるところの常連であると明かされる。メグレは《三文酒場》を探そうとするが…。
  • スペードの女王/大尉の娘
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    1巻880円 (税込)
    カルタにはいっさい手を出さなかった青年将校ゲルマンは、フェードトヴナ老伯爵夫人が必勝法を知っていると聞くと、老夫人の書斎へ忍び込み、ピストルまで突きつけて秘伝を教えろと強要する。老夫人はショックのあまり死んでしまう。ある夜、夫人はゲルマンの夢枕にあらわれて、「三」「七」「一」の順で張れと教える。ゲルマンは「三」で勝ち、「七」で勝ち、最後に「一」を張る。だが、出たのは…。「大尉の娘」はプガチョーフ反乱をバックに辺境の砦の大尉の娘マリアをめぐって展開される歴史小説と家庭小説をミックスさせた物語で、プーシキンの最大傑作といわれる。
  • ピエールとジャン
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    医者のピエールと弁護士のシャンは仲のよい兄弟だが、激情家の兄と、柔和な弟はまったく性格が異なり、たがいに嫉妬を感じていた。ある日、シャンに思いがけない遺産が舞い込む。それをきっかけにピエールは、弟は誰の子なのか、愛する母には秘密があったのではないかという深い疑惑にとらわれる……。まえがきの「小説について」は、作者自身がこの作品に付けたもので、心理研究の文学であることをうたっている。モーパッサンを好きでなかった漱石も、この作品については「名作ナリ」と激賞した。
  • パリの秘密1
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    ユゴーが「レ・ミゼラブル」を著すにあたってこの小説を参考にしたことは有名だ。中心となるフルール・ド・マリの複雑な物語に、無数の小ストーリーが絡み合う。作者の出世作であるばかりでなく、フランスの大衆小説、新聞小説の代表格。19世紀初めのパリ。不良どもの巣窟セーヌ川の中の島シテで出会ったドイツの大公殿下ロドルフと、可憐な娘マリ(歌坊)。ロドルフは、彼女が実の娘とも知らずマリを悪の手先としてこき使う「みみずく婆」や脱獄者の悪徳校長の手から救おうと活躍する。だが、マリは、執念深く迫る敵の手に落ちていく。
  • かみそりの刃(上)
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    モーム晩年の70歳の作。1944年、米国滞在中に書かれ、第二次大戦中だったため、主人公ラリーの生き方に共感した米国の青年たちに歓迎され、熱狂的に読まれた。物語はモームによって語られる。モームはたまたま立ち寄ったアメリカで旧友エリオットから、姪のイザベルと彼女の婚約者ラリーを紹介される。ラリーは第一次大戦で親友を失い、途方にくれ、道を求めてヨーロッパを放浪する。当然ながら婚約者イザベルはついてゆけず別の男に嫁した。ラリーはさまざまな体験を経て、最後にはインドで自分の人生の目的を悟る。この本筋のなかに、エリオット、シュザンヌ、ソフィらを巡る数々の物語が組み込まれ、全体は周到なエンターテイメントになっている。
  • ハワーズ・エンド(上)
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    イギリス社会の縮図さながら、教養主義的なシュレーゲル一家と、現実主義的なウィルコックス一家が対比され、さらに貧しい会社員バスト夫妻が配されるなかで、対立する価値観をもった両家を、ウィルコックス夫人とマーガレット・シュレーゲルという2人の女性が結びつける……知識階級のなかで育ったドイツ系のシュレーゲル姉妹が、下層階級の人々との交わりを通じて、傷つきながらも人間的成長を遂げる物語であり、女性を主人公とする教養小説の傑作だ。著者の代表作でもある。
  • さすらいの青春
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    この作品の原題は「ル・グラン・モーヌ」(でかのモーヌ)という。生徙たちの敬愛を一身にあつめた「でかのモーヌ」は、ふとした偶然から、ふしぎな冒険にまきこまれる。見知らぬ古い城館にまぎれこみ、そこで「この世の人とも思えない」美しい女性にめぐり会う……。未知なるもの、永遠なるものへの止みがたい憧れに満ちたこの小説は、宝石の輝きにも似た美しさをたたえる、二十世紀青春文学の傑作だ。作者フールニエはこの作品だけを残して28歳で死んだ。
  • ビュビュ・ド・モンパルナス
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    貧しい庶民の生活を瑞々しい感覚で描いたフィリップの代表作。この作品は、パリの裏街で春をひさぐ薄幸の少女ベルトと彼女のヒモで「モンパルナスのビュビュ」と仇名される若者の物語だ。そこに展開されるのは汚辱に満ちた暮らしだが、貧しく虐げられた者たちに注がれる作者の眼は、愛と優しさに満ちている。この作品は二十世紀の「神曲」とも評される。フィリップの初期作品「やさしいマドレーヌ」を併載する。
  • 金色の眼の娘
    -
    パキータとの恋において主人公ド・マルセーをつき動かしているものは、官能を通しての全能の夢である。同性愛は許せないものだった。それゆえにこそ彼は、自分がサン・レアル侯爵夫人の代役をさせられたという意識に耐えきれず、パキータの殺害を決意する。併載した「捨てられた女」はバルザックの中・短編の中でもおそらく最良のものの一つである。裏切られた女の苦悩と矜持、愛情の脆さと恐ろしさとをこれほど生き生きと、かつ簡潔に描いた作品は決して多くはない…これは訳者のことばだ。
  • 赤い宿屋
    -
    バルザックの「人間喜劇」の中には20編以上の短編がある。本書はその中から訳者が選んだ6編からなる短編集だ。「サラジーヌ」「砂漠の情熱」「赤い宿屋」「ことづて」「グランド・ブルテーシュ綺譚」「海辺の悲劇」がそれで、1829年から35年にかけて、バルザック30歳から36歳のときに書かれている。それぞれの作品には、独特の「語りの仕掛け」が組み込まれ、バルザック世界をのぞき見る恰好の選集をなしている。
  • 陽炎の闇 オッドアイ
    -
    1巻2,002円 (税込)
    横須賀で行われた海上自衛隊の観艦式。警備についた朝倉は、NCISのハインズから捜査協力の依頼を受ける。式に参加している米海軍空母内で殺人事件が起こったというのだ。急遽空母に乗り込んだ朝倉だが、事件への関与が疑われるロシア人スパイを追う矢先、艦内で第二の殺人が――。米国、ロシア、そして中国。各国の思惑が渦巻くなか、「特別強行捜査局」は真実に辿り着けるのか。25万部突破の人気シリーズ第10弾!
  • 危険なふたり
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    新婚3カ月で破綻! その後40年の別居婚生活! 樹木希林・内田裕也夫婦を主役に、よりによって「ホームドラマ」を書けだって!? 売れないバツイチ脚本家の受難が始まった 笑いと涙のエンタメ長編 売れない脚本家・三林草生介は、人気大物監督に頼まれ、内田裕也・樹木希林夫妻を主人公にしたホームドラマの脚本を書くことになった。 執筆は難渋。なんとか書き上げるも監督からはダメ出しが。 失意の底に沈み街中をさまよう草生介がたどりついたのは、希林の旧宅。 誰もいないはずの家からは、なんと希林が現れる。 「あんたが私たちのホームドラマを書くのに協力してあげる。代わりに手伝ってほしいことがあるの」 その日から、希林と草生介の不思議な共同生活が始まった――。

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  • BAT 吸血鬼探偵オリバー・サンシャイン

    BAT

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     NYの高校に通う心優しいナード少年オリバー。ある日不可解な事件に巻き込まれ母親が重症。自身は奇跡的に回復したが、体の様子がおかしい。やがて訪れた教会で、オリバーは自分が吸血鬼になってしまったのだと告げられる――。  戸惑いながらも、母親を救う手立てを求めたオリバーは、怪しげな私立探偵ヤンに預けられる。だがヤンは、暴力折檻も厭わない吸血鬼専門の事件解決請負人だった! 半人前の吸血鬼として躾けを受け、時には命の危険を感じながらも、オリバーはヤンと共に怪物絡みの事件を追うことになり……?
  • 魔法の文芸―川柳を学ぶ
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    1巻1,408円 (税込)
    川柳協会副理事の著者が、五七五のリズム解析から日本語の特性をふまえ川柳の魅力を徹底解説。 全日本川柳協会副理事長の著者が、五七五のリズムの徹底解析から日本語の特性までも明解にしつつ「川柳」の魅力を徹底的に解説。楽しい例句も豊富に、自由で深い川柳の作り方、句会の楽しみ方を具体的、体系的に紹介。日本の短詩型文学の歴史的推移から、これからの川柳界のあるべき姿を忖度なしに提言しました。 【目次】 Ⅰ 川柳の魅力 1川柳は魔法の文芸 川柳で充実した日々を 他 2川柳に見る人間模様 Ⅱ 川柳の基本と日本語の特性 1創作にチャレンジ 2音数の数え方 3川柳のリズム 字余り・句跨がり 破調と自由律 「字足らず」感と「字余り」感 他 Ⅲ 川柳の技巧 1 比喩のいろいろ 2表記の工夫 3句語の発見、その他の技巧 4添削と推敲 5句会は「道場」です! Ⅳ 改めて川柳を考える 1ココが違う、俳句と川柳 2川柳史概観 ――「うた」から川柳が生まれた 3三つの提言 (1)日本語の魅力を活用しよう (2)ユーモア精神を取り戻そう (3)リアリズムを復権しよう 4頼もしや、ジュニア川柳 (真島久美子寄稿) 資料編 1どんな句が入選しているのか? 2全国主要結社とその指導者吟 3「全日本川柳協会」とは ? 4日本現代詩歌文学館ってどんなところ? 5川柳は行動する 6 Q&A あとがき 【著者】 江畑 哲男 昭和27年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。 昭和50年千葉県公立高校教諭、私立高校講師 現在、東葛川柳会代表、全日本川柳協会副理事長。 主な著書に『アイらぶ日本語』(学事出版)『ユーモア党宣言!』(監修、新葉館出版)評論集『我思う故に言あり』(新葉館出版)『近くて近い台湾と日本日台交流川柳句集』(共著、新葉館出版)『よい句をつくるための川柳文法力』(新葉館出版)『はじめての五七五 俳句・川柳 上達のポイント』(共著、メイツ出版)ほか。
  • 恋の短歌コレクション1000
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    1巻1,144円 (税込)
    短歌の本質でもある「恋」を詠んだ作品を現在活躍中の歌人6名で1000首厳選。 万葉集から現代のSNS短歌まで、短歌の根底に流れるテーマは「恋」と言って過言ではありません。この短歌の本質でもある恋を詠んだ作品を現在活躍中の歌人6名で1000首厳選。出逢いから別れまであらゆるシーン別に分類した作品集。難解な作品も解読しやすいよう脚注も豊富に掲載しました。 【目次】 Ⅰ恋の予感 Ⅱ恋の始まり Ⅲ恋のいろいろ 1恋人よ 2恋する二人 3片恋 4恋の悲しみ 5恋のよろこび 6恋のゆらめき 7恋のせめぎ 8恋のおどろ 9結ばれた恋 Ⅳ恋の終わり Ⅴ恋の思い出 Ⅵ恋とは畢竟 掲載歌人さくいん 【著者】 日本短歌総研 梓志乃 ・石川幸雄・川田茂・水門房子・武田素晴・依田仁美らによる短歌研究グループ
  • 新編 山頭火全集 1巻
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    1~8巻3,520~3,960円 (税込)
    山頭火研究の第一人者である村上護氏が監修・校訂した全集を基に、山頭火の俳句 、日記 を全て収録。俳人であり、研究者でもある坪内稔典氏による全巻解説を附す。全8巻のセット函、各巻に巻頭口絵、月報 あり。また山頭火がやって来る!!(坪内稔典氏推薦文より)
  • 狂歌
    -
    1巻550円 (税込)
    「狂歌」を通じた、現代日本への風刺と金言。わたしたちの生きがいとは何か、今後の日本の行き先はなど、考えさせられる。
  • 青春の逆説
    -
    1巻110円 (税込)
    毛利豹一は生来の自意識過剰でひねくれた性格。勉学優秀だったため三高へ入学するが素行不良で退学。その後新聞記者になり、初めての仕事はある女優の尾行記事。スキャンダルを抱えた女優はなぜか豹一と恋仲になってしまう。しかしここでも豹一のひねくれた性格が災いする。
  • 生霊
    -
    1巻110円 (税込)
    イギリスから日本に帰化した小説家。小泉八雲の怖い話、不思議な話。日本各地に伝わる古典の再話文学で有名。「生霊」「お貞のはなし」「常識」「術数」「死霊」の五話を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

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  • 大人への階段
    完結
    -
    全1巻495円 (税込)
    男であれ女であれ、青年であれ半青年であれ、人間は成熟した人生を送るのに無くてはならないものを掴む為に、或る時期、大人への階段を昇り降りする。獲得にしろ、喪失にしろ、人生の新しい局面を切り拓いて行くチャレンジャブルな大人への階段を、時には激しく、時には沈静して、昇降する。それは、驟雨の如く、強烈で、然も短く、将に人生の時の瞬なのである。
  • ちっちゃな詩集 ☆魔法の言葉☆
    -
    1巻297円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 書名にある「ちっちゃな詩集」は、サイズが小さいから、そう命名したものですが、「魔法の言葉」には大切な意味があります。それは日本人の心の、そして日本語の奥底に魔法のように潜んでいるリズム感、情緒感を遺憾なく発揮できる表現形式である七五調を用いて作品を作り上げたことによります。「小諸なる 古城のほとり 雲白く 遊子悲しむ」から始まり「濁り酒 濁れる飲みて 草枕 しばし慰む」で終わる島崎藤村の『千曲川旅情』は、七五調でしっかりと詩が作られています。「心うきうき 七五調」は声を出して読んでいただけたら理解していただけると思うのですが、藤村ほど厳格には作られてはいないのですが、この七五調の中に、何か人をウキウキさせる「魔法」が入っています。騙されたと思って、どうか声に出して読んでみてください。鬱な心が晴れ晴れします。この詩集で「遊子楽しむ」のような気持ちになっていただけたら、望外の喜びです。
  • 恋の旅に出るなら伯爵と
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    詐欺師のローズは、稼いだお金を孤児院の運営に注ぎこみ、英国一稼ぎが多いのに英国一貧乏な詐欺師を自称している。新たな標的は他家のメイドを身ごもらせて解雇に追い込んだ放蕩者の貴族。被害者に扮し、屋敷に押しかけて口止め料をせしめるつもりだったが、相手は愉快そうに笑みを浮かべるだけ。実はローズは訪問先を間違えており、対面していた伯爵カーヴァーは、彼女の演技を見抜いていたのだ。 取り合わずに出かけようとしたカーヴァーだが、追ってきた彼女を馬車に乗せた。ある事情により憂鬱な帰郷の旅に出るところだった彼は、この妙な女性を道連れにすれば気晴らしになるかもしれないと思ったのだ。そこでローズに話を合わせ、「お金で償うのではなく、きみと結婚して責任を取りたい」と言い出したので、彼女は慌てるが……!?
  • P+D BOOKS 青玉獅子香炉
    -
    1巻715円 (税込)
    直木賞作品を含むミステリアスな短篇集。  辛亥革命後の中国で、ある宦官に清朝時代の宝物・青玉獅子香炉の贋作をつくってほしいと依頼された李同源は、名人の弟子というプライドを胸に、本物に勝るとも劣らない見事な品を彫り上げる。  真作として紫禁城内に収められた李同源の獅子香炉は、その後、国共内戦が激化したため、安全な場所に移送することに。獅子香炉にただならぬ愛着があった李同源も随行するが、宝物が入っているはずの箱を開けてみると……。  直木賞を受賞した「青玉獅子香炉」のほか、ラワン材のバイヤー・王究が日本に送ってきた恐ろしい材木を描く「年輪のない木」、アフガニスタンへ仏跡巡礼の旅に出ていた日本人高校教師が、現地で殺人事件に巻き込まれる「カーブルへの道」など、全5篇を収録。
  • P+D BOOKS 筏
    -
    1巻770円 (税込)
    蝦夷に商圏を広げようとする近江商人の物語。 「東の地の適する産物を、西に運び、西の地に適する産物を、東に運びますれば、それぞれの地に最も適する産業が発達致します理でございまして……ところが、この蝦夷の地と申しますは……この広大な土地が殆ど白紙のままに残されているのでございます。」  近江商人の家に生まれた藤村与右衛門、孝兵衛の兄弟が、江戸末期、経済が混乱するなかで未来を切り拓いていく物語。  地図に魅せられ、旅をするのが大好きな与右衛門を差し置いて、浪人の新之助らとともに蝦夷に向かった孝兵衛。アイヌの人々から歓待を受けたり、巨大なアメリカの黒船と遭遇したりしながら、商売のタネを見出そうとするが――。  芥川賞候補作『草筏』に次ぐ、「商店もの」三部作の第2弾。
  • 花心
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    1巻1,500円 (税込)
    生け花とアレンジメントの違いは、花と花の間の余白かもしれない。それは、俳句の切れに似ている。 畑洋子の池坊の「生け花」と、畑毅の所属する銀化主宰の中原道夫、詩人の清水哲男、群青代表の櫂未知子、俳友の仲寒蟬、岩淵喜代子、島田牙城、銀化ならびに里の句友の「花の句」との競演である。 【目次】 花信風「生け花と俳句」 新年 春 夏 秋 冬 絵心「ペンシル画」 跋 畑 毅 野菜の秘密 畑 洋子 【著者】 畑毅 編集者の畑毅は、歯科口腔外科医として大学病院で教育・研究・診療に従事した後、管理歯科医として介護施設に勤務。銀化同人、俳人協会会員、俳句甲子園の審査員。
  • 17音の青春 2023 五七五で綴る高校生のメッセージ
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    大串章、恩田侑布子、長谷川櫂、復本一郎らが選考する、若手俳人の登竜門、神奈川大学全国高校生俳句大賞。高校生俳句の珠玉の作品集。
  • サタミシュウ「SM青春小説」作品集【全10冊合本版】
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    官能小説界に革命を起こしたサタミシュウの「SM青春小説」クロニクル。 『私の奴隷になりなさい』 ある日、彼女の家で不審な10本のビデオを発見する……。僕は「奴隷」に恋してしまった。 『ご主人様と呼ばせてください』 妻が若い男と浮気していることを知った私は、浮気相手を脅して妻との関係を続けさせた。 『おまえ次第』 「調教癖」を持つ目黒が一見地味な繭子に出会うが、繭子は目黒の想像を超えていく。 『はやくいって』 奴隷になるのは、窮屈な自分から自由になること。わたしたちの恋は、せつなくて、いやらしい。 『恋するおもちゃ』 「おまえをおもちゃのように扱う」「嬉しいです」わたしはここまでいやらしくなれるんだ。 『彼女はいいなり』 男子高校2年生の美樹は、美術教師にあらゆる性行為を教わることに……。 『かわいい躾』 高校教師・美樹は生徒の澄美を見て衝撃を受ける。美樹の性癖は徐々に覚醒してしまい……。 『SでもMでもなくこれは恋とか愛』 鷺坂美樹は三回目の恋に落ちる。これは運命なのか、呪いなのか――。 『私はただセックスをしてきただけ』 奴隷としての調教を施された妻は、己の一生を捧げるご主人様に出会う。想像を絶する告白。 『彼女が望むものを与えよ』 8人の「彼女」が思わぬところで絡み合う。サタミシュウ、ついに最終章! ※本作品は『サタミシュウ「SM青春小説」作品集』シリーズ全10巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 武器としての落語 天才談志が教えてくれた人生の闘い方
    -
    1巻1,584円 (税込)
    立川談志には「破天荒」というイメージがある。しかしそれは、談志本人がメディア向けに自ら意識的に作り上げたものだ。実際は、不器用で優しさと厳しさをあわせ持った人間だったと、本書の著者であり、談志の弟子であった立川談慶は言う。 談慶は談志のもとで9年半、前座修行をした。前座修行といえば、ふつう3~4年。談慶はじつに人の2倍以上の時間を前座修行に費やした。その原因は、談慶の生来の生真面目さと不器用さにあった。例えば、落語に酔っ払いが気持ちよく酔った勢いで小唄を唄う場面が出てくれば、小唄の教室に通って本格的に小唄を勉強してしまうという塩梅(あんばい)だ。生来の生真面目さと不器用さ故の超スロー出世だった。 前座修行時代は、談志から「ドジの烙印」を押され、弟弟子には追い越され、つらい思いの連続だった。しかし、悪いことばかりではなかった。長い前座修行は、談慶に師匠立川談志という傑出した落語家の薫陶を、ほかの弟子よりも多く受けるという幸運をもたらした。 本書では、「「激レア」のすすめ」「悩まない力を育てる」「自分を発見する発想のすすめ」「サバイバル能力の磨き方」「幸せの基準は徹底的に低いほうがいい」の5章にわたり、修業時代につぶさに見てきた談志の言動を談慶流に解釈、生き方下手でも時代に流されず、「浮き世を強(したた)かに生きる武器」として紹介した、人生のサバイバル本である。
  • 杏ず詩集 生きる ―光の記憶―
    -
    1巻1,100円 (税込)
    当時作者は70歳。自身の古稀の祝いに上梓した。読めば元気になる初詩画集。2019年5月出版。 「今が一番幸せ!」という作者の日常のくらしが、リアルに綴られる。時にはのほほん時にはほろ苦く、イラスト等も楽しめる。 若い頃大病をし、それがきっかけで目覚めた食の大切さ。40代後半、たった1人で始めた素人的「料理塾」の展開、継続。誰にも訪れる“生きる”ヒントや家族の自立、亡き両親への死生観、自然との関わりなどをやさしく見つめ直す。 「人生は思い通りにならないから面白い」はある作家の格言。「あなたと話すと元気になる」と言われる作者のことばを、今悩んでいるあなたにも伝えたい。 出版:喜怒哀楽書房 【目次】 第1章 しあわせって何だと思う人に 第2章 自分を励ましたいと思う人に 第3章 人生に迷っている人に 第4章 郷愁にかられる人に 第5章 自分らしく生きたいと思っている人に あとがき 愛をこめて 【著者】 櫂杏ず 1949年新潟市生まれ。自然に囲まれた野山を駆け回る幼少期。両親の影響で、地域の民話・絵本などに関心をもち、学校の図書館へ日参。アンデルセン・イソップ・グリム・小川未明・新美南吉などの書を愛読。 結婚・子育て中にパートと並行してあらゆるモニター、ライターにチャレンジ。 趣味はカラオケ、ガーデニング、絵手紙など。主な著書に『生きるⅡ』など。孫2人。
  • 毒蜜 冷血同盟
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    殺人ウイルス、病棟爆破… 巨大病院が標的に! 資産家令嬢を脅す 犯罪集団、戦慄の野望とは!? 裏社会の始末屋・多門剛、激闘! 社長令嬢を食い物にする 犯罪集団の異常な野望とは!? <内容> 裏社会専門の始末屋・多門剛は私鉄 の踏切で女子学生の名取琴美を救い 出す。琴美は有名製菓会社社長令嬢 だが、窃盗症(クレプトマニア)をネタにスーパーの万 引きGメン・草野から百万円を恐喝 されていた。さっそく制裁の鉄拳を 加える多門だが、弱みに付け込む草 野は琴美に宝石店で盗みを働かせよ うと再び脅しをかける。彼の背後に は恐るべき野望を抱く犯罪集団が!
  • 十津川警部 小浜線に椿咲く頃、貴女は死んだ
    -
    十津川の妻が殺人事件の被害者!?   連続殺人事件の現場に残された椿の花の意味とは!?     十津川警部の妻・直子は京都K女子大学の同窓会に十年ぶりに参加することに。同窓生仲良し五人組の一人、金井富美が椿の花の絵で、日本画の有名な賞をもらったというのだ。ところが、同窓会の二日前、五人組の一人の三原敏子が殺害される。死体の第一発見者は、直子だった。京都府警から連絡を受けた十津川は……。椿をめぐる長編トラベルミステリー。
  • 聡太さんとモーゼの芽
    -
    1巻220円 (税込)
    将棋界に巨星現る。現代のモーゼ の様である。若手旗手である。 そして各界に 野球界 ボクシング界 他影響が出て来てくれそうだ。

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  • スピンク日記 全4冊合本版
    -
    1巻3,410円 (税込)
    私はスピンクといいます。プードルです。小説家の主人・ポチや美徴さん、キューティー・セバスチャンやたくさんの猫たちと一緒に暮らしています。「犯人だー」と叫んで一緒に駆け回り、安物買いの暖房器具で寒い思いをし、ときに「文学の鬼になる」と言い出す主人と私たちの楽しい毎日について申し上げます。 『スピンク日記』『スピンク合財帖』『スピンクの壺』『スピンクの笑顔』全4冊合本版
  • 帝都はいから婚物語 女学生は華族の御曹司に求愛されています
    値引きあり
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    第11回ポプラ社小説新人賞ピュアフル部門賞受賞作! 時は大正。観劇の好きな女学生、萩原杏は骨董好きの父親がつくった借金の形に、華族の神楽坂子爵家、次男・真との縁談を進められそうになっていた。が、見合い時に「男と肩を並べて働きたい」と口走ったのを当主・空太郎に聞かれ、帝華少年歌劇団の支配人に任命される。けれど、その経営は火の車。さらに、巷を賑わせる”怪盗ファントム”から劇団トップの星宮カレンを狙う脅迫状が届いて――。最初は杏を認めなかった真だが、だんだんとひらめきで謎を解いていく彼女に惹かれていく。はねっかえりの女学生×御曹司のキケンな恋の行く末は!?
  • 1分de教養が身につく「日本の名作」あらすじ200本
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    教養として不動の人気を誇る「日本の名作」。しかし、すべての名作を読んでいたら、人生は終わってしまうかもしれません。本書は、1分で読める名作のあらすじを紹介。2008年に発売した『宝島社文庫 知らないと恥ずかしい「日本の名作」あらすじ200本』をリニューアル。『源氏物語』から『IQ84』まで。よりタイムパフォーマンスを強化した一冊です。
  • 月刊「潮」2023年5月号
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    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2023年5月号 主な内容 【特別企画】この国の未来予測図 AIがどんなに発達しても、よくも悪くも人間は変わらない。 東 浩紀 二〇二三年度の日本経済――その展望と課題。 熊谷亮丸 リミットは二〇二五年――待ったなしの少子化対策。 柴田 悠 【特集】今日から始める防犯対策 窃盗犯が侵入しにくい家づくりのコツ。 濱田宏彰 離れて暮らす親の安全を見守る最新ツール。 工藤広伸 【人間探訪】加藤登紀子 ロシアとウクライナに届け!「百万本のバラ」に込めた想い。 【対談】若松英輔 VS 中江有里 いのちの語らい――北條民雄のやむにやまれぬ思い。 【連載対談】高島礼子の歴史と美を訪ねて 作家にとって「自分の不幸は飯のタネ」なんです(笑)。 山口恵以子 VS 高島礼子 【連載ドキュメンタリー企画】  民衆こそ王者 池田大作とその時代 希望をつなぐ人篇 脳科学が教える「脱・三日坊主!」の秘策。 瀧 靖之 【ルポ】ひきこもり115万人の衝撃――対策の最前線を追う。 石井光太 【ルポ】SNS時代の闘病記――なぜ生きざまを配信するのか。 黒島暁生 【新連載小説】ウイルス 真山 仁 【好評連載】 ニッポンの問題点 二重作拓也 VS 田原総一朗/鎌田實の「希望・日本」 鎌田實/宿帳拝見――「あの人」が愛した湯 山崎まゆみ/Z世代のリアル 室橋祐貴/世界への扉 三浦瑠麗/トクサンの「人間野球」日誌 トクサン/池田思想の源流――『若き日の読書』を読む。 佐藤 優/真説!始皇帝 塚本青史 その他
  • KNIFE
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    1巻1,232円 (税込)
    時はバブル頂点の1980年代後半、幸せ=モノの時代だったが、それらは私の求めるものではなかった。有名大学の文学部仏文科に進学したが、本も読まない同級生に失望し、教授に大学がつまらないとこぼした。教授は、どこも同じだから、自分で面白くするようにと言われる。私は文学を愛していた。しかし、それは机上ではなく、自分で文学を生きたかった。
  • 幽霊終着駅
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    深夜の駅に「頭」の忘れ物!? 大好評〈幽霊〉シリーズ、第28弾。 深夜の駅、終電車の棚に忘れられた風呂敷包み。 中から出てきたのは、なんと人間の頭!? 朝、宇野警部と永井夕子が駆けつけたところ、「頭」の持ち主が現れる。 某女優そっくりのこの「頭」が、悲しい過去をもつある親子の関係を 変えることに――。 ほかに「袋小路を照らせ」「雪女の従妹」「正方形の裏切り」「叔母捨て山」「真面目人間、ここにあり」「ゆく年くる年」など、全7篇。 ※この電子書籍は2020年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 吉本隆明 忘れられた「詩的大陸」へ 『日時計篇』の解読
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    1巻2,750円 (税込)
    没後10年に画期的な読解 吉本隆明の初期詩作品『日時計篇』には、新しく発見されなければならない世界や思考を解く鍵がひそんでいる! だれも手をつけなかった未踏の「大陸」に、精緻な解読で挑む。 テキストの対比、変転の追究により発見の喜びをもたらし、新時代を拓く概念を提示する。 「日時計」を物理的な時間の計量物としてではなく、「関数」のサンプルとして理解し、さらにそこから生き物の身体そのものが「日時計」であり、「季節体」としてあるのだという、ごくごく当たり前のことに考察が及んだときには、身体が震えるような感動をおぼえたものである。(「あとがき」より)
  • 金華山黄金伝説殺人事件
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    1巻1,540円 (税込)
    東北三大霊場の金華山には黄金が埋められている!? 黄金伝説に満ちた金華山黄金山神社で一年で最も重要な初巳大祭の日の朝に、こともあろうに宮司が行方不明となり、やがて遺体となって怨霊伝説もある千人沢で発見された。 さらに別の男が、数百匹のまむしがとぐろを巻くホテル廃屋で見つかった。 この事件は金華山に埋められているという黄金をめぐる、絶海の孤島を舞台にした密室連続殺人なのか? 絶世の美女である宮司の娘と、千五百年前にシルクロードで出会ったというイケメン東都大学講師今野との間に秘められた約束とは? 天平年間に東大寺大仏を金色に輝かせたという日本初の黄金を掘り当てた人物の本当の目的は何だったのか? そして宮司が握りしめていたダイイングメッセージの秘密とは? 執拗に黄金を狙う畿内朝廷に抗して、四百余年間を逞しく生き抜いた日本の歴史上まれにみる古代東北の人々の勇姿とともに、ここには現代に蘇る数々の黄金伝説と、それらをめぐる人々の欲望と絶望と希望が、その中心地である金華山を舞台に描かれている。大震災や大津波、豪雨災害、戦争などで故郷を失った人々の、時空を超えた本当の黄金の地下鉱脈はどこにあるのか? 本書は金華山の黄金伝説をめぐって展開される、大人のための黄金歴史教養ミステリーである。
  • もっと自分をさらけだせたら――かな、26歳 舐め犬の日常1
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    貴女の寂しさ、私が舐めます――。 女性が望めば、どこにでも行き「舐めるだけ」の行為をする「舐め犬」をはじめた美男のエリートサラリーマン「りょう」。 寂しさや悩みを抱えた女性たちが、今日もメールを送ってくる……。 転職活動中の香奈は、恋人との行為で快感を得たことがなかった。 いつまでたっても転職活動は上手くいかず、恋人との性生活も上手くいかない……。 そんな鬱々とした悩みを抱えた彼女が、ふとした拍子に舐め犬「りょう」の存在を知る。 このお話は、香奈が「りょう」の前で自分をさらけだすことで、自分の心を開くことの大切さを知るまでの物語――。
  • 暮らしの歳時記365日
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 見て愉しく、読んで使える歳時記第3弾。 年中行事、自然、食など、1年を彩る「暮らし」の風景を詠んだ名句・秀句を美しい写真とともに味わう、やすらぎの俳句入門です。 365日を1日ごとに区切り、古典から現代までのさまざなま俳句をやさしくガイドします。
  • 地球沈没を阻止せよ(上)
    値引きあり
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    謎の海面急上昇が地球を襲う。手がかりを求め NUMAの面々が異端の日本人科学者の元へ飛ぶ。 クライブ・カッスラーのNUMAシリーズ第15弾! 世界はかつてない海面の急上昇に見舞われていた。国立海中海洋機関(NUMA)のオースチンは北極海での調査でこの異変が地球温暖化では説明できないと確信した。では原因はいったい――。ここで海底の地質活動に異常はないとする大方の見方に反して地震の頻発を指摘している人物が見つかる。日本の地質学者にして反科学技術運動のリーダー、ケンゾウ・フジハラ。オースチンたちは日本へ飛んだ。フジハラの隠れ処で真相の一端をつかみかけたそのとき、新たな脅威がオースチンたちを襲った――
  • アルゴス
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    1巻1,100円 (税込)
    奇跡の血、それは善か悪か! 未分化細胞の暴走によるアルゴス・ウイルスは、哺乳類に感染する。8歳になる創は、そのウイルス感染者であり、なおかつ特別な免疫を持つ子だった。その血はエイズ感染者などの免疫低下から病気を守る奇跡の血となる。その血を巡り、創は追われる身となるが……。人類の存亡をかけた物語。他7編の短編小説収録。 【目次】 地底都市フンハウ 智脳教 アルゴス アルゴス 2 ジャガンの旅 エリカの花嫁修業は険しい 精神的には幼稚園児な絶対女王 大神の実の功績 本と万年筆による童話の世界 惑星キチェケ 【著者紹介】 宿川花梨(やどかわ かりん) 見た目は中年。頭は仙人。心は美少女。それが宿川花梨。 立体ナンプレ作りました。

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  • 短編集 鶸色のすみか
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    1巻1,320円 (税込)
    何気ない日常のなかで、「孤独」をそっと抱きしめて生きる主人公たち。 大人の心の機微を、軽やかに、丁寧に綴る珠玉の短編小説集。 月子は、チラシポスティングのアルバイトの途中で偶然白鳥さんと出会う。中高年「お一人様」男女の淡い恋とすれ違い。無機質なまちの情景と自然の営みの神秘に触れながら揺れ動く二人の心の先は……。(鶸色のすみか) 認知症グループホームで働く由香里は、介護の仕事のめくるめく忙しさに翻弄されていた。介護の現場の生生しさ、それと対比するように、入居者たちの魂は行き場を失う。優しく人生の意味を問い掛けるファンタジー。(たましいの舞うところ) 専業主婦の今日子は、乳がんを宣告されたことをきっかけに、古いマンションで一人暮らしを始める。孤独の先に、今日子が見つけたものとは……。(柔らかい時間) 【著者紹介】 野原ルイ(のはら るい) 大阪府生まれ。ライター、編集者、広告会社代表、カフェ経営などを経る。 誰の心にもある「孤独」に明かりを灯すような物語を目指している。 好きな言葉は、24歳の時ある人がくれた藤原新也さんの著書「メメント・モリ」の中の一節。「黄色と呼べば優しすぎ、黄金色と呼べば艶やかに過ぎる、朽葉色と呼べば人の心が通う」。

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  • 犬の三楽斎
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    1巻1,320円 (税込)
    太田道灌のひ孫にして、日本で初めて軍用犬を用いたとされる知勇兼備の将太田資正。 若き日の資正の奮闘と、戦国後期の名将達との邂逅を生き生きと描いた秀作時代小説。 戦国時代の隠れた名将と言われ、日本で初めて軍用犬を運用した太田道灌のひ孫、後の三楽斎道誉、太田資正。 天文四年(1535)、岩付城。14歳になった資正は、突然兄太田資顕に松山城への婿入りを告げられる。 曾祖父太田道灌を憧憬していた資正は自暴自棄になり城を飛び出し、失望しながらも北条の戦見分を思いついた。 そして、自身が助けた仔犬のつき丸と案内役の熊吉を従え、牢人の風体で霊峰富士の麓をめざすが、 ひょんな事から扇谷上杉家への調略を進める風魔忍びに命を狙われるはめになってしまう。 その出来事を契機に、武田信玄をはじめとする戦国武将達と交わり、歩き巫女を隠れ蓑とする美しいくノ一と出逢い、戦いへ参画しと、多様な経験を積んでいくことになる……。 資正がいかにして犬と出逢い、混乱した戦国時代を生き抜き生涯闘い続けることになったのか、その原点を鮮やかに描き出した時代小説。 【目次】 一、湖上の城 二、穢多の女童 三、源五郎出奔 四、急襲 五、若虎との邂逅 六、闇の風 七、歩き巫女 八、忍びの掟 九、合戦の行方 十、それぞれの旅立ち 【著者紹介】 上泉 護(かみいずみ まもる) 1967年、東京に生まれる。 2021年、文具メーカーのぺんてる(株)を早期希望退職し作家生活に入る。 上泉自身が大の歴史小説(池波正太郎)、犬好きの為、岩付城主太田資正公をもっとよく知りたいとの思いから、2007年、資正公が晩年を過ごした八郷の地に移住する。 現在、資正公ゆかりの地を巡りながら、ゴールデンレトリバーと同居し、明日をも知れない執筆活動に勤しんでいる。

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  • Reflect On Myself
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    1巻704円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ウェルビーイングを実現する、新しい詩集のある生活。 日常を感性豊かに切り取った写真とともに送る、等身大の言葉たち。晴れやかな青春、未来への希望、立ちはだかる現実への諦念、自己の模索。 今の自分を映し心に寄り添う言葉が、きっと見つかる――。 自分自身の眼で見えないものにこそ、自分にとっての答えがある。 その答えは人と違くたっていい。大事なことはあなたがどう在るべきか。 だからまずは、自分と向き合ってみませんか? その為に私はあなたの鏡になりたい。 そしたらきっと、自分の周りから世界は変わっていくから。

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  • いつか海の見える街へ
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    1巻1,320円 (税込)
    「ただそばにいること」がこんなに難しいなんて 小さな居酒屋「およし」を営むよし子、常連客の孝介。 距離が縮まりつつも深い関係になることを避けてきた2人の運命は。 一方、孝介の妻・美智子は子育てを終え、今後の生き方に思いを馳せていた。 切なくもあたたかい、珠玉の群像劇。

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  • 天使
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    1巻221円 (税込)
    創作は呪縛だ。恋にも似た呪縛だ。常軌を逸する程まで追い求めねばならない美しい幻である。 第一弾『端正なる狂気』、第二弾『Not』と続いた小さな電子詩集第三弾。創作の“天使”たちへ捧ぐ深謀深慮を巡らせた…つもりの七つの詩。 【所収作品】 ・天使 ・烏鷺の争い ・プレローマ ・永遠の皮肉 ・残滓 ・名刀 ・魔人

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  • 薩摩いにしえ殺人事件
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    1巻671円 (税込)
    銀座ホステス「キリコ」のホステスがお店を休み、故郷の鹿児島に帰郷した。そこで待ち受けていたのは、誰ともわからぬ憎悪であった。大切な人気ホステスを殺された銀座クラブのママは、一度出会った警察庁でただひとり捜査につく宮之原警部に、捜査を依頼することにした。 宮之原警部は、艶やかな銀座のクラブママとともに鹿児島に飛んだ!
  • 吉敷竹史シリーズ〈4~16合本版〉
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    1巻8,580円 (税込)
    警視庁捜査一課の刑事・吉敷竹史が不可能犯罪に挑む! トラベルミステリーと本格推理が見事に融合した唯一無二のシリーズが、電子書籍で復活。さらに合本版が初登場しました。島田荘司による壮大なトリックの数々と、吉敷刑事の活躍を一挙にお楽しみください。【講演】「ミステリー近現代史と吉敷竹史」を特別収録。社会派大傑作から、異色のラブ・ストーリーまで13作品まとめて!

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