小説の検索結果
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お金と正義
「フリーター五右衛門参上!」――主人公・石川貴和は、ロックスターとしてのメジャーデビュー直前に不運にも所属音楽事務所が倒産。やむなくフリーターとしてアルバイトを転々としながら、自殺した姉の愛娘・彩香と2人暮らしをしていた。ケンカばかりの2人だが、それなりに穏やかな共同生活だった。ところがある日、自殺したはずの姉が死の数分前に貴和の携帯電話にあてた、ダイイングメッセージとも受けとれるメールを発見! 姉の死の謎を追う貴和が平成の怪盗“フリーター五右衛門”に扮し、新鋭の巨大企業を相手に大立ち回りを繰り広げることに……。「2015年に至るまでに、パラダイム・シフトともいえる価値観の大転換が起こる」と予測するカリスマ経営コンサルタント・神田昌典が、社会の根底に横たわる深層心理パターンを巧みにエンターテインメント小説に落とし込み、これから実社会で起こりうる大異変をズバリ予測した衝撃作、待望の文庫化! -
はりまや橋をわたって
■内容紹介かつて日本の経済発展を支えた「金の卵」たち。彼らは中学を卒業するとすぐに親元を離れ、都市部の工場に集団で就職した。その旅立ちの時を高知駅前広場でじりじりと過ごしている少女がいた。家族と別れる不安、新しい暮らしへの希望、すべてがないまぜになり、彼女は見送りに来た家族との会話もままならずにうつむいたまま。そして、あまり言葉を交わすこともなく家族との別れを迎えた。新天地へ向かうバスの中で止むことがない「金の卵」たちの泣き声に、思わず抑えていた涙がこぼれる。飲んだくれの父親、家族の家計を内職で支える母、小さな妹や弟たちとも本当に別れてしまったということがやっと現実として身にしみた。泣きながら家族の中での自分を思い出す。「私は家族の輪に入っていない……」。それが、彼女なりに考えた自分の親離れのための理由だった。自立の道を歩み始めた少女の十五歳から十八歳、三年間の心の葛藤を描いた青春小説。■著者紹介日向 あき(ひゅうが あき)1947年高知県生まれ。集団就職で都市部の工場に勤務した後、様々な職業に就く。その間に通信制高校、大学を卒業し、現在定時制高校教諭。 -
失踪宣告
■内容紹介東京都港区の新橋駅にほど近いビルで法律事務所を構える村松のもとに、行方不明者の相談が持ち込まれた。その男の名は西田大輔。サーフィンをしにバリ島に出かけたが、帰国予定日になっても帰ってこないという。現地では、西田の運転免許証と血の付いた衣類が、道端に置き去りにされたレンタカーの中から発見されていた。しかも、西田には4億3000万円もの保険金が掛けられていた。村松は、西田の妻・真奈美と友人の荒木正平の3人でバリ島へと飛んだ。そこで、村松は驚愕の事実をつかむ――。現役弁護士ならではの緻密な筆致で描かれた迫真のリーガル・ミステリィ。■著者紹介堀之内 英二(ほりのうち えいじ)東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒。東京弁護士会所属。弁護士。ニューブリッジ総合法律事務所パートナー。中小企業の事業承継研究会代表。 -
瑠璃垣冴の解析事件簿
警察庁科学警察研究所の研究員・瑠璃垣冴は、元彼で現・警視庁捜査一課課長代理の青木圭二郎から頼まれて、連続レイプ犯検挙の手伝いをすることになる。長年の憧れだった捜査一課に出入り出来ると勇んで出かけたが、よそ者、特に女性に対する風当たりは強く、捜査は思うように運ばない。そんな時、再び事件が! そして彼女のプロファイリングを否定するライバルが出現し…!~ 「消えずの行灯」で小説推理新人賞受賞の気鋭による初の携帯サイト向け書き下ろし作品。 -
ラプソディ・イン・ラブ
ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。 -
インディペンデンス・デイ
閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。でも――。顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。親元から離れたい娘、スキャンダルに巻き込まれたニュース・キャスター、他人の幸せを見送る結婚式場で働く女性、夢にもがき、恋に悩む……様々な境遇に身を置いた女性たちの逡巡、苦悩、決断を丁寧に切り取り描いた連作短篇集。大人になって、知ってしまった。社会に出て、知ってしまった。人生甘くないし、不公平だな、理不尽だな、ってことが、たくさんある。いやになるくらい、落ち込んだり、あせったり、つまずいたり……。でも、学んだことだってある。人生に潔く向き合う気持ちがあれば、遠くまで歩いていけるんじゃないかな。ふと振り返ると、ずいぶん歩いたな、という日がきっとくる。大切なのは、「潔く向き合う気持ち」を忘れないこと。読むほどに、元気になって、視線もグッと上がる1冊。
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