小説・文芸 - 文春e-Books作品一覧

  • 合本 ジーヴズの事件簿【文春e-Books】
    -
    美智子様もお気に入りの傑作ユーモア・ミステリー! いまも世界中で愛される「ジーヴズ」の傑作選2冊が合本に。 時は20世紀初頭のロンドン。 気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、嫌みなほど優秀な執事がついていた。 どんな難題もそつなく解決する彼の名は、ジーヴズ! いつも厄介ごとが山盛りのバーティ。 親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。 (「ジーヴズの事件簿 才知縦横の巻」) 村の牧師の長説教レースから実らぬ恋の相談まで、ご主人バーティの難題をややいじわるな脳細胞が華麗に解決? バーティたちが通うドローンズ倶楽部の愉快な面々も少し顔をのぞかせます。(「ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻」)
  • 合本 太平洋戦争の肉声【文春e-Books】
    -
    戦後七十年の特別企画として、これまで「月刊文藝春秋」やその増刊に掲載された戦争体験者の手記や記事を再編集、戦後レジームからの脱却が叫ばれるいまあらためてあの戦争とは何だったのかを考えるシリーズ全四巻。
  • 合本 大地の子(一)~(四)【文春e-Books】
    4.9
    1巻1,760円 (税込)
    NHKでドラマ化された山崎豊子の感動巨篇「大地の子」全4巻が電子書籍の合本として登場。 松本勝男は、敗戦直後に祖父と母を喪い、妹と生き別れた。戦争孤児となった少年は、死線をさまよう苦難を経て、中国人教師に拾われ、中国人「陸一心」として育てられる。しかし、成人した一心を文化大革命の波が襲う。日本人の出自ゆえにリンチを受け、スパイの罪状で労働改造所送りに。終わりのない単調な重労働に明け暮れる日々、一心が思い起こすのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けた看護婦・江月梅のことだった。 労働改造所から釈放された陸一心は、恩人である江月梅と結婚。中国と日本共同のプロジェクト「宝華製鉄」建設チームに抜擢された。一方、プロジェクトに協力することになった日本の「東洋製鉄」からは、松本耕次が上海事務所長として派遣される。松本は戦前、開拓団の一員として満州にわたった。しかし敗戦時妻子の生死も不明となり、傷心のまま生きてきた。戦後三十年を経て、両国で残留孤児探しが始まる──。 「あつ子、すまなかった、探し出すのが遅過ぎた」──陸一心こと松本勝男は、三十六年ぶりにめぐりあった妹・あつ子に泣いて詫びた。妹は張玉花という名で、寒村での過酷な労働の果てに、重い病いの床にあった。その頃、兄妹の実父・松本耕次は、生き別れた子どもたちの消息をつかめぬまま、奇しくも陸一心のたずさわる製鉄所建設に参加し、中国で苦労を重ねていた。 実の妹の臨終を看取り、悲嘆にくれる一心の前に、東洋製鉄の松本耕次が現れた。松本は、娘の消息がわかって駆けつけたのだ。あまりに唐突な父子の再会。一方で、宝華製鉄建設は大詰めをむかえていた。頭角を現す一心に、更なる悪意が襲いかかる……。最後に選ぶのは祖国日本か中国か。血と汗と涙の傑作巨篇!

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  • 合本 ダブル・ファンタジー【文春e-Books】
    2.7
    奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ――。 もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら――、そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。 「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」
  • 合本 壇蜜日記【文春e-Books】
    5.0
    賞味期限切れのソースで運試し。 新聞を読んでいると、つい求人欄に目がいってしまう。 ショックなことがあると、食事もせずにひたすら眠る。 風呂上りのアイスだけが仕事の励み。 トイレットペーパー8ロール入りが豊富にあれば気分が高揚・・・。 現代日本を生き抜く30代女子の日常をしなやかな文でつづり、同世代から圧倒的な支持を得た「壇蜜日記」。 シリーズ2冊に加え、週刊文春グラビア「原色美女図鑑」、阿川佐和子さんや作家・桜木紫乃さんとの対談などを収録した『壇蜜日記0(ゼロ)』を加えて、1冊にまとめた完全版。 「想像に任せるなんてイケてる芸能人みたいな事は言わないでおく。抱かれた」(本文より)
  • 合本 翔ぶが如く(一)~(十)【文春e-Books】
    4.7
    司馬遼太郎畢生の大長編、全十巻合本版。 西郷隆盛と大久保利通。ともに薩摩藩の下級藩士の家に生まれ、幼い時分から机を並べ、水魚の交わりを結んだ二人は、長じて明治維新の立役者となった。しかし維新とともに出発した新政府は内外に深刻な問題を抱え、絶えず分裂の危機を孕んでいた。明治六年、長い間くすぶり続けていた不満が爆発。西郷は自ら主唱した“征韓論”をめぐって大久保と鋭く対立する。それはやがて国の存亡を賭けた抗争にまで沸騰してゆく――。西郷と大久保、この二人の傑人を中心軸に、幕末維新から西南戦争までの激動を不世出の作家が活写する。
  • 合本 夏草の賦【文春e-Books】
    4.3
    【上下巻合本版】 英雄豪傑が各地に輩出し、互いに覇をきそいあった戦国の世。四国土佐の片田舎に、野望に燃えた若者がいた。その名は長曽我部元親。わずか一郡の領主でしかなかった彼が、武力調略ないまぜて土佐一国を制するや、近隣諸国へなだれ込んだ。四国を征服し、あわよくば京へ……。が、そこでは織田信長が隆盛の時を迎えんとしていた。ひたすら「天下」を目指し、61年を疾走した風雲児の生涯。
  • 合本 贄門島(にえもんじま)【文春e-Books】
    -
    房総の海に浮かぶ小島・美瀬島。浅見光彦の父・秀一は21年前、当地で海難事故に遭った。生贄送りの因習があるこの島で九死に一生を得た彼は、朦朧とした意識のなか「こんなに続けて何人も送ることはない」「そうだな、来年に回すか」と囁く声を聞き、その翌年、心臓発作で落命した。光彦は父の死の謎に興味を抱き、現地へと向かった。そこで接触してきた男は、風光明媚なこの地で起きた連続失踪事件の究明を浅見に託し、姿を消した――。 大人気の浅見光彦シリーズの名作が合本となって登場!
  • 合本 背信の都【文春e-Books】
    -
    これぞエルロイ、これぞ警察小説――新たなる傑作の誕生。  戦時下でもジャップ殺しの捜査を継続することで警察の公正さをアピールする。それがLA市上層部の結論だった。だが真犯人を捕らえる必要はない。都合のいい変態かジャップを捕らえて真犯人をデッチ上げろ。その意を受けて、ダドリー・スミスが動き出す。一方、LA市警本部長候補である刑事ウィリアム・パーカーは、汚職警官ダドリー・スミスに狙いを定めていた。警察官は清廉でなければならない――アルコール依存症に苦しみながらもパーカーはヒデオ・アシダに接近、ダドリー失脚の機会をうかがう。  アシダ、ダドリー、パーカー。それぞれの正義のために共闘し、裏切り合う男たち。その思惑に巻き込まれた女ケイ・レイク。反米ジャップと共産主義者への弾圧がはじまったLAで、戦争のパニックに乗じて儲けようとする男たちが悪辣な策謀を紡ぎ出す――  警察内部の暗闘。国家同士の戦争。愛国と反米。ヘイトの嵐の中で、男たちは真実にたどりつくことができるのか? ミステリ史上最強の警察小説、ここに降臨! ※この電子書籍は、『背信の都(上)』と『背信の都(下)』を一冊にまとめた合本版です。
  • 合本 半分、青い。【文春e-Books】
    -
    心は、空を飛ぶ。 片耳を失聴したヒロイン、スズメの愛と勇気の物語――。 高度成長期の終わり、岐阜県の小さな食堂に生まれたスズメ。 小学生の時に病気で左耳を失聴してしまうが、我が子を愛してやまない両親と、 同じ日に同じ病院で生まれた幼馴染のリツに支えられ健やかに成長する。 高校を卒業したスズメは少女漫画家を目指し上京し、 人気漫画家・秋風羽織のもとで仲間と修業に打ち込むが……。 最注目の「連続テレビ小説」ノベライズ版が上下合本になって登場。
  • 合本 晩鐘 【文春e-Books】
    -
    1巻1,324円 (税込)
    佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。
  • 合本 ビッグ・ノーウェア【文春e-Books】
    -
    1950年、正月――共産主義の脅威に怯えるLA。異常殺人を追う若き保安官アップショー。アカ狩りで名声を狙う警部補コンシディーン、暗黒街の始末屋ミークス。策謀と欲望の迷宮で翻弄される三人の男たちは、暗い道の果てに何を見るのか? 傑作「LAコンフィデンシャル」前夜を描く<暗黒のLA四部作>第2作。解説・法月綸太郎 ※この電子書籍は、『ビッグ・ノーウェア(上)』と『ビッグ・ノーウェア(下)』を一冊にまとめた合本版です。
  • 合本 麻雀放浪記【文春e-Books】
    5.0
    純文学作家「色川武大」=阿佐田哲也が戦後の焼け野原を舞台に描く、本邦ギャンブル小説の最高峰! 全四篇を集めた合本版です。 【収録作品】 『麻雀放浪記1 青春篇』 終戦直後の焼け野原で、「坊や哲」が「ドサ健」「出目徳」「女衒の達」ら仕事師たちと渡り合う。(解説・先崎学) 『麻雀放浪記2 風雲篇』 いかさまがばれて関西に逃れた「坊や哲」。京都の博打寺でブウ麻雀の鬼たちと激闘を繰り広げる。(解説・立川談志) 『麻雀放浪記3 激闘篇』 肘を壊し、いかさまができなくなった「坊や哲」。闇の組織から高利の金を借りて窮地に陥る。(解説・小沢昭一) 『麻雀放浪記4 番外篇』 無頼の生活から足を洗い、勤め人となった「坊や哲」の前に、ふたたび“あの男”が現れた!(解説・柳美里)
  • 合本 山本周五郎名品館【文春e-books】
    5.0
    没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。山本周五郎の世界へ誘う格好の入門書であり、その作家的本質と高みを知ることができるシリーズ4冊を便利な合本で! 生涯、膨大な数の短篇を遺した山本周五郎。その大半がいまだに読み継がれ、多くの読者に愛され、また後進の作家たちに多大な影響を与え続けている。山本周五郎作品に深く傾倒する沢木耕太郎氏が独自の視点と切り口で4巻36篇を選び、各巻の末尾に斬新かつ詳細な解説エッセイを執筆。 第1巻「一丁目一番地のひと」(周五郎作品に登場する女性像を分析する。) 第2巻「彼らを輝かせるもの」(男女が貫く「意地」をキーワードに作品世界に迫る。) 第3巻「寒橋のまぼろし」(「情」の万華鏡とも言うべき作品世界の魅力を解き明かす。) 第4巻「悲と哀のあいだ」(微妙に意味合いの異なる「悲」と「哀」を、周五郎はいかに描いたか。)
  • 合本 幽霊シリーズ(1)~(9)【文春e-Books】
    4.0
    1~2巻3,666~4,888円 (税込)
    第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞した赤川次郎のデビュー作「幽霊列車」に始まる、大人気シリーズが合本化! 文春文庫の「幽霊シリーズ」のうち、第一巻『幽霊列車』から第九巻『幽霊劇場』までの9冊を収録。 女子大生・永井夕子と、捜査一課の宇野警部のコンビが活躍する大人気シリーズ。
  • 合本 養生所見廻り同心 神代新吾事件覚 全5巻 【文春e-Books】
    4.0
    北町奉行所の小石川養生所見廻り同心、神代新吾。南蛮一品流捕縛術を修業する、若く、未熟だが、熱い心を持つ同心である。新吾が、幼馴染みの養生所医師小川良哲、臨時廻り同心白縫半兵衛、手妻の浅吉らと共に、様々な事件にぶつかり、悩みながらも成長していく姿を描く、大人気の書き下ろし時代小説「神代新吾事件覚」シリーズ全5巻が合本として登場!
  • 合本 義経【文春e-Books】
    4.0
    【上下巻合本版】 みなもとのよしつね――その名はつねに悲劇的な響きで語られる。源氏の棟梁の子に生まれながら、鞍馬山に預けられ、その後、関東奥羽を転々とした暗い少年時代……幾多の輝かしい武功をたて、突如英雄の座に駆け昇りはしたものの兄の頼朝に逐われて非業の最期を迎えてしまう。数奇なその生涯を生々と描き出した傑作長篇小説。
  • 合本 世に棲む日日(一)~(四)【文春e-Books】
    3.0
    「思想」の師、「行動」の弟子。維新前夜の青春群像を活写した怒濤の歴史長編、全四巻合本版。 2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公は久坂玄瑞の妻、文(ふみ)。文の兄であり玄瑞の師である吉田松陰こそ、『世に棲む日日』前半の中心人物です。「人間が人間に影響をあたえるということは、人間のどういう部分によるものかを、松陰において考えてみたかった。そして後半は、影響の受け手のひとりである高杉晋作という若者について書いた」(「文庫版あとがき」より) 嘉永六(1853)年、ペリー率いる黒船が浦賀沖に姿を現して以来、攘夷か開国か、勤王か佐幕かをめぐり、国内には激しい政治闘争の嵐が吹き荒れていた。この時期、骨肉の抗争を経て倒幕への主動力となった長州藩には、その思想的原点に立つ松下村塾主宰・吉田松陰と、後継者たる高杉晋作がいた――。
  • 合本 竜馬がゆく(一)~(八)【文春e-Books】
    4.8
    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、全8巻(文春文庫)が合本に。 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作。 第2巻/勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。土佐藩でクーデターを起し、勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬はついに脱藩を決意する。 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。「幕府を倒さねばならないのだ」と――。 第4巻/長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた。 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。 第6巻/竜馬が動いた。慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれた。 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。しかし竜馬はそれを見とどけることはなかった……。「竜馬がゆく」遂に完結!
  • キッドナッパーズ【文春e-Books】
    -
    直木賞作家・門井慶喜のデビュー作「キッドナッパーズが電子版で登場! オール讀物推理小説新人賞を受賞した、逆転また逆転の誘拐ミステリー。 「大声をだすな」 宅配便を装って侵入してきた男は、健次郎の腹にナイフを突きつけてきた。 平凡な日常に突如押し入ってきた犯罪者は声が甲高く、背が低く、野球帽をかぶった……小学生と見まがわんばかりの中学生!? 少年は「これは誘拐だ」と断じた。だが被害者は健次郎ではなく犯人であるはずの少年自身だという。 摩訶不思議な誘拐事件は二転三転し、ラストで意外な結末が待っていた! 宮沢賢治の父・政次郎を描いた『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞した門井慶喜さんのデビュー作。 2003年のオール讀物推理小説新人賞受賞作です。 [オール讀物推理小説新人賞「選評」から] 「これこそ逆転に次ぐ逆転の連続で、着地がどうなるのかまったく予想できなかった。」(高橋克彦委員) 「何とか読者を面白がらせ、驚かせようとする創意工夫が、今回の作品に結実した」(宮部みゆき委員)
  • 救世主の野望 オウム真理教を追って
    -
    始まりは一通の電話からだった。子どもがオウム真理教に入信し、連絡が取れなくなったという親からの連絡を受けた著者は、知り合いの坂本堤弁護士を紹介する。「被害者の会」が結成され、サンデー毎日がオウム批判の連載を開始した直後、坂本さん一家3人が謎の失踪をとげる。そこから、著者とオウムとの長い闘いが始まった──。 教祖である麻原彰晃こと松本智津夫の生い立ちから教団設立に至る道程を追い、閉鎖環境における「神秘体験」で信者を洗脳し、御布施によって財産を奪い取る搾取構造を暴く。地下鉄サリン事件に先立つ4年前、早くもオウムの狂気に警鐘を鳴らした、江川紹子渾身のルポルタージュ第1弾! 「麻原彰晃教祖は教団の目的に「人類救済」を挙げている。もし彼が真実この目標を掲げているのなら、今こそ実践に移してほしい。空念仏ではなく、本当に人びとや地球環境や平和を守るための行動に出てもらいたいと思う。坂本弁護士一家拉致事件への協力もしてほしいと願う。しかし、これまで私が観察してきたかぎり、彼のいう「人類」とは、オウム真理教の信者、つまり自分の支配下の人間にかぎられるようだ。しかも、その信者たちも「救済」の対象というより、支配下の員数にすぎない」 2018年、麻原はじめオウム真理教元幹部13名の死刑執行により、数々の謎は二度と本人たちの口から語られることはなくなった。麻原彰晃とは? オウム真理教とは? 出版局、電子書籍編集部に復刻希望が多数よせられた江川紹子のオウム関連著書を、新たな原稿「反面教師としてのオウム」を加え、電子書籍として完全復刻する。
  • 悪女、性生活、情死、禁断愛、極悪人、エロス、ボーイズラブ 合本 桐生操大全シリーズ【文春e-Books】
    -
    桐生操の「大全」シリーズ全7冊が1冊の合本に。 古代、中世から現代に到るまで、世界中から集めた禁断のエピソードが満載! 『世界悪女大全 淫乱で残虐で強欲な美人たち』 西太后、則天武后、クレオパトラ、ジャクリーン・オナシス、ダイアナ妃。古今東西の名高き悪女69人の魅力に迫った傑作人物伝。 『世界性生活大全 「愛」と「欲望」と「快楽」の宴』 初夜権、ペニス・コレクション、貞操帯、試験婚、足裏くすぐり女。「性」にまつわる面白エピソード満載。 『世界情死大全 「愛」と「死」と「エロス」の美学』 死を恐れない愛人同士の軍隊、屍体愛好、有名人の死に際、生首を愛した美女、死の舞踏、自殺の種類。愛と死にまつわる仰天話の集大成。 『世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛』 近親相姦、ロリコン、カニバリズムなど<禁断の愛>に身を捧げた者達の凄まじい生き方を一挙紹介。 『世界極悪人大全 「野心」と「渇望」と「狂気」の果て』 ヒトラー、フセイン、スターリン、毛沢東、ドラキュラ公。世界に悪名を残した独裁者、暴君たちを一堂に、身の毛もよだつ極悪ぶりを描く。 『世界エロス大全 「悦楽」と「偏愛」と「禁断」の園』 足専門娼家、乳房マニア、奴隷契約書。世界中から集めた「性」にまつわるエピソードを綴る。 『世界ボーイズラブ大全 「耽美」と「少年愛」と「悦楽」の罠』 精液授与の行為、美少年奴隷、男色処罰法、少年売春宿、僧侶と稚児、江戸時代の陰間。世界中から集めたボーイズラブ仰天エピソードの数々。
  • ―空― 戦国あやかし恋華【文春e-Books】
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    文春文庫×エブリスタ 第3回バディ小説大賞受賞作が電子書籍化! 文春文庫が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボして開催した「バディ小説大賞」。 「キーアイテム」がテーマの今回は、時代ファンタジー小説『-空- 戦国あやかし恋華』が大賞を受賞しました。 【あらすじ】 救世の旅をする僧侶・空穏(くおん)とお供の神獣・塩竈(しおがま)が湖で見つけたのは、巨大な白い繭。 その中には、全身が生糸のように白い美少女が眠っていた――。 少女は一体何者なのか? 村で流行する疫病の正体は? 徐々に、人と妖の罪業が解き明かされる……。 「文章力、構成力ともに抜きん出ており、非常に読み応えがあった」 「すぐに惚れられてしまう僧侶の空穏や、バディとなる神獣の牛もチャーミング」 選考委員も絶賛した、絢爛豪華な謎解き時代ファンタジー。
  • 薬や検査を疑うのが「賢い選択」だ 飲んでもムダな薬リスト【文春e-Books】
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    病院での過剰な検査や治療を戒める米国発の「チュージング・ワイズリー(賢い選択)」運動が、日本でもいよいよ始まっている。米国では76の参加学会が、450項目以上にも及ぶ「ムダな検査」「ムダな薬」のリストを公表している。その中では、健康診断、胸部X線検査、前立腺がん検診、抗生物質、コレステロール低下薬、睡眠薬など、我が国でも当然のように行われている検査や治療がいくつも「益よりも害をなす」と指摘されている。巨額の公費が医療に投入されてきたが、濃厚な医療は必ずしも人びとを幸せにしてはいない現実がある。自分自身について、賢い選択のできる患者になるために、必読の一冊。 ※「月刊文藝春秋2017年5月号」掲載の記事を再編集して電子書籍化。
  • 桂花故事【文春e-Books】
    4.0
    1巻204円 (税込)
    2016年5月、『光ラズノナヨ竹』で作家デビューした壇蜜が送る短編、第2弾を電子書籍だけで発売! 僕の「想像を超えた運命」に影響した女性は二人いる。 一人は、僕が子どものころ、「兄弟は仲良く」と諭してくれた整体師の中国人女性。 そしてもう一人は高校三年生のときの同級生で、大人っぽくて端正な顔立ちのユエ。 エンジニアとして働いていたのに、いつの間にやら風俗店を運営することになった男は、いまも彼女を忘れることはなかった。おとぎ話「お菓子の家」をモチーフにした、甘くて、少し苦い青春の物語。 第1作『光ラズノナヨ竹』との意外な接点も楽しめます。
  • 「小泉総理―福田官房長官」の時代が再来する 進次郎が「最強の女房役」を得た【文春e-Books】
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    安倍長期政権が続く中、自民党にあってその存在感をますますましている小泉進次郎。そんな小泉が党内で信頼を寄せているのが、福田康夫元首相の長男で、2012年当選の福田達夫だという。農業問題にかかわり持ったことで、意気投合したという二人はお互いをどう見ているのか。政治記者・田崎史郎氏はそんな二人の対談を企画、『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書)としてまとめた。本書では、新書には書ききれなかったエピソードやなぜ二人が親しくなったのかその裏側を明かした。(※文藝春秋2017年12月号掲載記事を再編集)
  • 高血圧、糖尿病、緩和ケア、アトピーなど 西洋医学が認めた漢方薬全リスト【文春e-Books】
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    日本独自の伝統医学として誕生した“漢方医学”。西洋医学によって「どこか怪しげな医療」として片隅に追いやられていた時期もあったが、最近、その位置づけに大きな変化が起きているという。「漢方の科学化」が進んだことによって、その有用性が注目されるようになってきたのである。医療の現場でどのように漢方が使用されているのか、その最新事情を高血圧、糖尿病、アトピーなどに適する漢方薬リストと合わせて紹介!
  • 告白手記でよみがえる「白蓮事件の真実」【文春e-Books】
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    NHK朝ドラ「花子とアン」ヒロイン村岡花子の“腹心の友”葉山蓮子。蓮子のモデルとされるのが大正天皇の従妹で「大正三大美人」の一人として知られる柳原白蓮(本名・あき子)だ。彼女が滞在先の東京で社会活動家の宮崎龍介と駆け落ちしたのがいわゆる「白蓮事件」である。白蓮は事件から四年後の昭和二年に『文藝春秋』一月号誌上で「我が恋愛観」と題する文章を発表していた。「思はぬ人の妻! それこそ地獄ですわ。それは浮き川竹の遊女よりももつと哀れな可愛想な身の上だと思ひます」と、白蓮事件を彷彿とさせ、自由恋愛を訴える白蓮の恋愛観が凝縮された貴重な資料だ。この幻のエッセイを再録、さらに昭和四十二年に夫・宮崎龍介が「白蓮事件の顛末」を記した「柳原白蓮との半世紀」、白蓮の娘が母の素顔を語った週刊文春記事も再録。ドラマでは知り得なかった「白蓮事件の真実」がいまよみがえる。電子書籍オリジナル版!
  • 誤嚥性肺炎は食べながら治す 全国「食医」リスト付【文春e-Books】
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    食べたものが誤って、食道ではなく、肺に入り炎症を起こして発症する誤嚥性肺炎。高齢化により患者数は急激に増加している。最近の統計では日本人の死亡原因の3位に脳卒中を抜いて肺炎が入っているが、その約8割が誤嚥性肺炎である。誤嚥性肺炎になってしまった場合、「絶食」が現在の日本の医療常識となっているが、実はいま「食べたほうが治る」という専門家が増えている。そこで、誤嚥性肺炎に取り組んでいる医療関係者に「食べられなくなった時にどうすべきか」について徹底的に取材、最新の治療事情を明らかにし、「口から食べる」ノウハウを伝授!全国「食医」のいる医療機関リストを掲載。 ※「週刊文春」掲載記事に加筆して再編集した電子オリジナル
  • 史上最年少記録を塗り替えた強さの秘密 藤井聡太四段 14歳プロは羽生を超えるか【文春e-Books】
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    棋界の最長老・加藤一二三九段76歳が持つ、デビュー最年少記録を更新、14歳と2カ月でプロ棋士となった藤井聡太四段。まだ中学2年生のこの少年は、デビュー後も連勝記録も更新、たちまち棋界の注目の存在となっている。近い将来、羽生善治三冠を超えるのではないかと、噂される天才は、どのように育ったのか。藤井四段、本人のインタビューに加え、家族、師匠などにも徹底取材、棋界に颯爽と登場した新たな天才の素顔に迫る!「月刊文藝春秋2017年3月号」掲載の記事に、新たに文章を加筆し、再構成して電子書籍化。
  • 週刊文春が報じた 伊調馨 恩師からの「陰湿パワハラ」
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    国民栄誉賞の金メダリスト・伊調馨に何があったのか? 内閣府に提出された告発状には、五輪4連覇を成し遂げたアスリートが、恩師から8年に渡って受けた“パワハラ”について綴られていた。レスリング協会、母校・至学館大学を巻き込んで、大きな話題となった女子レスリング・伊調選手のパワハラ問題。発端となった「週刊文春」の記事をまとめた電子書籍オリジナル! ※本コンテンツは週刊文春2018年3月8日、3月15日、3月22日、3月29日、4月19日号の記事を再編集したものです。本文中に登場する人物の年齢、肩書きはすべて初出時のものです。
  • 週刊文春が報じた 清原和博「薬物疑惑」直撃取材のすべて【文春e-Books】
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    ※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 清原和博容疑者、覚せい剤所持の疑いで現行犯逮捕――2016年2月2日の夜、 衝撃のニュースが全国をかけめぐった。 甲子園のヒーローから、日本プロ野球界のスーパースターへとのぼりつめた男の転落劇。 逮捕の約2年前、それを最初に報じたのは、週刊文春だった。 数々の奇行が目撃され、薬物疑惑が浮かび上がった清原容疑者を直撃。 「清原さんが覚せい剤をやっているという話を聞いて取材しているのですが」 すると清原容疑者は薬物の使用を否定し、記者を壁際に力いっぱい押しつけて、 ICレコーダーを奪い、へし折った。 こうした迫真のやり取りに加え、彼が転落した軌跡、そして今回の逮捕を予見する情報が 盛り込まれたスクープ記事を電子書籍として公開。 ※この電子書籍は、週刊文春2014年3月13日号に掲載された記事「清原和博緊急入院 薬物でボロボロ」を電子書籍化したものです 。
  • 週刊文春が報じた 都知事・小池百合子vs.都議会のドン・内田茂【文春e-Books】
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    豊洲への市場移転、東京五輪の費用など、東京都を巡る問題の裏には小池都知事と内田都議の確執があった。都議会のドンこと内田氏を直撃、現在も進行中の“小池劇場”開幕の発端となった「週刊文春」の記事をまとめた電子書籍オリジナルコンテンツ!※本コンテンツは、週刊文春2016年8月4日号、8月11・18日号、8月25日号、9月1日号、9月8日号掲載記事を再編集したものです。本文中に登場する人物の年齢、肩書き等は初出時のものです。
  • 週刊文春 超人気アンケート企画 女が嫌いな女 2004-2016【文春e-Books】
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    「男同士は本来互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である」(ショーペンハウエル)。世に多く好感度調査はあったが、この真理を突いた企画はなかった。そこで2004年から「週刊文春」で始まったのが女性に嫌いな女性有名人を挙げてもらうアンケート企画「女が嫌いな女」。2017年現在まで続く、この超人気企画は、初代女王に輝いたぶりっ娘・さとう珠緒や「別に」のコメントで一気に頂点に駆け上った沢尻エリカなど、多くの同姓に嫌われる女性有名人を世に紹介してきた。 本書では、「週刊文春」に掲載された2004年から2016年分11本の記事を収録した、歴代の「女が嫌いな女」がすべてわかる決定版! 電子書籍オリジナル。 (※2012年、2014年は「週刊文春」で「女が嫌いな女」アンケートを行わなかったため記事も掲載されていません)
  • 週刊文春版[お徳用] 愛子の詰め合わせ【文春e-Books】
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    「面白中毒」ともいうべき性癖ゆえに自ら災難に突進し、波乱の人生を歩んできた作家・佐藤愛子。そんな彼女の、読めばなせだか元気がでるエッセイ41篇を収録。93年の人生の軌跡をたどる、秘蔵写真館、人生年表も入った、とってもお得な詰め合わせの一冊です!※本書は文春文庫『お徳用 愛子の詰め合わせ』に所収されたエッセイを再録、さらに「九十三歳のお正月」「私の覚悟」の二篇、グラビア、対談を加え再構成したムックです。
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2019【文春e-Books】
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    これがなくちゃ年が越せない! 人気の「ミステリーベスト10」電子版をお届けします。 通算43回目の今回、国内部門は〈警察小説の第一人者〉が建築士を主人公にした異色作で一位に。 海外部門は正統派の〈犯人当て〉で英国作家が二連覇を果たし、華文ミステリーも大躍進! 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 国内部門・海外部門第一位作家のインタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2017【文春e-Books】
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    年末恒例の人気企画「ミステリーベスト10」が今年も電子書籍化! 通算41回目の今年、国内部門では度肝を抜く「本格推理」の新人が登場。 主要新人賞で受賞作が出なかった中、一人気を吐いた。 海外では「華文ミステリー」の新星が栄冠に輝く。 1977年の創設以来「週刊文春ミステリーベスト10」では、これまでアジア圏の作品がベストテンにランクインしたことはなく、 41年目にして初のランクインで第1位という快挙を果たした。 その他、ベテランも大活躍の強力ランキング! 全国のミステリー通、書店員といった目利きたちが選んだ2017年の国内・海外のミステリーのベスト20を一挙紹介。
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2018【文春e-Books】
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    冬の風物詩、「ミステリーベストテン」を今年も完全電子化! 42回目を迎える今年。 国内部門では、あの大人気シリーズの待ちに待った新作が貫禄の一位奪取。 海外部門ではアガサ・クリスティを彷彿とさせる英国ミステリーが栄冠に輝いた! 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 国内部門一位 東野圭吾インタビュー 海外部門一位 アンソニー・ホロヴィッツインタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2016【文春e-Books】
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    ついに40回目を迎えた、年末の風物詩「週刊文春ミステリーベスト10」。 前人未到! 三連覇を果たしたフランスの巨匠から、超新星のごとく現れた期待の作家まで、全国のミステリー通、書店員といった目利きによる選り抜き20作を一挙紹介。 果たして今年はどんな作品がランクインするのか!? この一年のミステリ小説のすべてがわかる!オリジナル電子書籍。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベスト10の紹介 国内部門一位 塩田武士インタビュー 海外部門一位 ピエール・ルメートルインタビュー 久世番子さんによる今年のミステリー ヒトコマ漫画 トップ10作品のあらすじ、および熱烈推薦コメント! 特別収録 池上冬樹、千街晶之両氏による、ミステリーベスト10 40周年 私のこの一冊
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2020【文春e-Books】
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    これがなくちゃ年が越せない!  人気の「ミステリーベスト10」電子版をお届けします。 通算44回目の今回、国内部門はレジェンド作家と新進作家が近年まれにみる大接戦を演じ、 海外部門は正統派ミステリーであの英国作家が驚異の三連覇を果たした。 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 国内部門・海外部門第一位作家のインタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2021【文春e-Books】
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    これがなくちゃ年が越せない!  人気の週刊文春「ミステリーベスト10」2021年版の電子版をお届けします。 今年で45回目! 「大豊作」の国内部門で1位をもぎ取ったのは、異色の歴史ミステリー。 海外部門は本格と華文(中国語系)ミステリーが存在感を発揮するなか、あの英国作家が衝撃の4連覇。もう誰にも止められない!? 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 国内部門・海外部門第1位作家のインタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2023【文春e-Books】
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    これがなくちゃ年が越せない!  人気の週刊文春「ミステリーベスト10」2023年版の電子版をお届けします。 今年で47回目を迎えた 「ミステリーベスト10」 。 国内部門では 、人気作家が鎬を削るなか、王道の警察ミステリーが戴冠。海外部門では異色の三部作最終巻が完結編にして1位を獲得! 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 1位作家への著者インタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーベスト10 2022【文春e-Books】
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    これがなくちゃ年が越せない!  人気の週刊文春「ミステリーベスト10」2022年版の電子版をお届けします。 今年で 46回目を迎えた 「ミステリーベスト 10」 。 国内部門では 、デビュー4年目の新鋭が初の ランクインでいきなり1位 。そして海外部門 、 遂にアンソニー・ホロヴィッツ(4期連続1位)の連覇を止めた作品とは? 全国のミステリー通、書店員が選んだ珠玉の20冊。 年末年始に読みたいミステリー小説がきっと見つかる。 【主な内容】 国内部門/海外部門 各ベストテンの発表 国内部門・海外部門第1位作家のインタビュー トップ10作品のあらすじ&熱烈推薦コメントほか
  • 週刊文春ミステリーレビュー2011-2016[海外編] 名作を探せ!【文春e-Books】
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    20年以上も続く週刊文春「ミステリーレビュー」。この名物連載の2011年から2016年までの6年分、140本のコラムをまとめました。 海外編の筆者はミステリー評論や書評の世界で、その評価が高く信頼されている池上冬樹氏。 1年間に日本で出版されるミステリーは膨大な数なので、それが6年ぶんともなると、とてもフォローできません。 この一冊を読むと、「あ、こんな本があるんだ」と、見逃していた名作、傑作を知ることができます。 連載記事に加えて、2011~2016年の「週刊文春ミステリーベスト10」の1位から20位までのランキング、各年のミステリー界まとめ記事も収録。 また海外編には2010年の末に実現した著者と作家の堂場瞬一さんが、2001年から2010年までの海外ミステリーをふりかえった対談を収録。 つまり、これを読めば、21世紀の海外ミステリーの傑作が、もれなく把握できるのです。 ミステリーに興味のある読者はもちろん、「なにか面白い本はないかな」と、いつも迷う方には最適。著者の熱のこもったコラム集を手元において、あなたの五つ星ミステリーを探してみてください!
  • 週刊文春ミステリーレビュー2011-2016[国内編] 名作を探せ!【文春e-Books】
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    20年以上も続く週刊文春「ミステリーレビュー」。この名物連載の2011年から2016年までの6年分、140本のコラムをまとめました。 国内編の筆者は、ミステリーの世界で高く信頼されている気鋭のミステリー評論家、千街晶之氏。 1年間に日本で出版されるミステリーは膨大な数になります。それが6年ぶんともなると、とてもフォローできません。 これを読むと、「あ、こんな本があるんだ」と、見逃していた名作、傑作を知ることができます。 また連載記事に加えて、2011~2016年の「週刊文春ミステリーベスト10」の1位から20位までのランキング、各年のミステリー界まとめ記事も収録。 ミステリーに興味のある読者はもちろん、「なにか面白い本はないかな」と、いつも迷う方には最適。熱のこもったコラム集を見ながら、あなたの五つ星ミステリーを探してみてください!
  • 小相撲殺人事件【文春e-Books】
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    混迷を極める相撲界に喝! 天下の奇書『大相撲殺人事件』の続編が電子オリジナルで登場です。 「立会いの瞬間に爆死する力士」「頭のない前頭」「1年間で幕内力士の40パーセントが死亡」などなど、驚愕の展開で芥川賞作家・奥泉光氏をはじめとする読者の度肝を抜いた本格相撲ミステリーの最新短篇が電子版で登場。 紙相撲の進化版のようなゲームで博打をしていた男が殺された。 容疑者は彼の部屋に集まって博打に興じていた面々。殺された男には八百長疑惑がかけられていたのだ。 炬燵机につっぷしていた男の死体は、右手の指が文庫本『大相撲殺人事件』の表紙に乗っていた。 はたしてこれはダイイング・メッセージなのか? 御前山の推理やいかに!?
  • 昭和94年の横丁【文春e-Books】
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    『蜜蜂と遠雷』の作家・恩田陸のホラー短編を電子書籍で配信! 友人2人と入った老舗居酒屋。 ふと壁にかかった日めくりカレンダーを見ると、そこには「昭和94年」と印刷されていた……。 写真家・近藤篤さんによる、雰囲気たっぷりのモノクロ写真も収録。 ※本作は「オール読物」2019年8月号に掲載された作品を電子書籍化したものです。
  • 食のチャイナ・リスク 危ない中国産食品から身を守るために【文春e-Books】
    4.0
    週刊文春で大反響を巻き起こしている「中国食品告発キャンペーン」。その一連の取材成果は2013年夏『中国食品を見破れ』にまとまりましたが、それ以降の記事を再編集し、文春e-Books化! ジャーナリストの奥野修司氏が中国取材を敢行、その驚愕の食材生産現場をつまびらかにするとともに、今、最も汚染が懸念される中国食品を明らかに。他にも中国産の遺伝子組み換え作物の真実、食品表示ラベルからは見えない「隠れ中国産食品」等々、人間が生きていく上で最も重要な“食”を、決して安全性が担保されているとはいえない中国産に多く依存していることの問題点を提起します。私たちが今この瞬間、口に入れているものは“どこ産”なのか? 本当に安全なのか――? 覆面中国人漫画家・孫向文さんの『実録中国猛毒食品「僕らだって怖い!」の巻』を特別収録。
  • 合本 新・居眠り磐音
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    全51巻で完結した平成最大の人気シリーズ「居眠り磐音」のスピンアウト5作品を合本化! 「居眠り磐音」本編では描かれなかった物語の数々。ファン必読の合本です。 ※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版『奈緒と磐音 居眠り磐音』『武士の賦 居眠り磐音』『初午祝言 新・居眠り磐音』『おこん春暦 新・居眠り磐音』『幼なじみ 新・居眠り磐音』を合本にしたものです。
  • ジャック ゴーストマンの自叙伝【文春e-Books】
    無料あり
    4.0
    世界のミステリー界を騒がせた『ゴーストマン 時限紙幣』。 「このミステリーがすごい!」第3位、イギリス推理作家協会スティール・ダガー賞、マルタの鷹協会ファルコン賞ほか日英米でさまざまなミステリー賞を受賞した驚異のデビュー作で登場した犯罪のプロ、ゴーストマン――その誕生を描くアナザーストーリーを無料配信。 犯罪の痕跡を消し、犯罪者を逃がし、自らも消える――それが私の仕事だ。 人は私を「ゴーストマン」と呼ぶ。『時限紙幣』でクールな活躍をみせたゴーストマンこと「ジャック」はいかにして生まれたのか? 本名、素顔、経歴、すべてを消したアンチヒーローの物語は、ある夜、麻薬中毒で重態となった女が病院に運びこまれたところからはじまったのだ…… シャープな文体で贈るノワールの逸品。

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  • 十五万人の読者投票による 月刊文藝春秋ベストセレクション
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    総合月刊誌「文藝春秋」の創刊85周年を機に実施された読者アンケートの結果をもとに、人気記事をセレクトして特別編集。 スペシャルコンテンツとして、歴代編集長による座談会や、「社中日記」特別版まで収録しました。時代の寵児たちの告白から、世間を揺るがせたスクープまで、この一冊に戦後日本の姿が凝縮されています。 【本書に収録されている主な記事】 ・天皇陛下大いに笑う  (辰野隆 徳川夢聲 サトウ・ハチロー) ・日曜日の食卓にて (白洲次郎) ・バタバタ暮しのアロハ社長 (本田宗一郎) ・明日は明日の風が吹く (石原裕次郎) ・わたしの放浪記 (森光子) ・タダ酒を飲むな (山口瞳) ・わが日本一の借金王時代 (松下幸之助) ・ゼロ歳教育のすすめ (井深大) ・田中角栄研究 (立花隆) ・大殺界・細木数子の正体 (佐野眞一) ・犠牲 (柳田邦男) ・妻と私 (江藤淳) など ※本書は、「文藝春秋」定期購読者向け「もう一度読みたい あの記事あのエッセイ 『文藝春秋』昭和・平成 傑作選」(非売品ムック)の内容をもとに構成されています。 ※2016年7月12日に限定販売された、「Amazonオリジナル 創刊九十三年 たった一日だけ販売される 月刊文藝春秋ベストセレクション」を電子書籍化したものです。
  • 充電完了。 電子書籍の明日はどっちだ……【文春e-Books】
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    iPadなどタブレットの普及、KindleやKoboといった専用リーダの登場で、身近な存在になってきた電子書籍。書店勤務の経験を持ち、出版業界についての著作も多い筆者が、紙の本との違いや利便性、可能性と問題点など、電子書籍の現在とこれからについて読者の目線で綴ったエッセイ集。週刊文春の人気連載をまとめた電子オリジナル。
  • 10種類の泉質から効用がわかる この病気にはこの温泉が効く【文春e-Books】
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    多火山列島でもある日本は、世界でも最も温泉の数が多い温泉大国。日本人は、古来から温泉という文化に親しんでいて、統計によれば国民一人当たり1年に1泊は温泉地に宿泊しているほどです。現代では、宿やグルメも含んで、レジャーとしての側面が強い温泉ですが、かつては温泉療法の原型ともいえる「湯治」が一般的でした。本書では、温泉でも特に医療効果が期待できる「療養泉」の特徴や効用を紹介しています。自分の体力や症状にあった温泉をぜひさがしてみてください。
  • 瀬古利彦が語る「日本マラソン復活への道」【文春e-Books】
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    かつてはマラソン王国だった日本。しかし、男子マラソンは2002年、シカゴマラソンで高岡寿成が2時間6分16秒の日本記録を出して以降、15年も更新されておらず、五輪でのメダルも1992年バルセロナでの森下広一の銀メダルが最後である。それでもリオ五輪では、男子マラソンが最高視聴率となり、毎年、箱根駅伝が大きな注目を集めるなど、日本人がマラソン好きなことに変わりはない。注目を集めながら日本マラソンは、なぜ弱くなってしまったのか、どうすれば復活できるのか。マラソンレースで15戦10勝という成績を収めた名ランナーであり、2020年の東京に向けて日本陸連のマラソン強化・戦略プロジェクトのリーダーに就任した瀬古利彦氏が、日本マラソン復活への熱い思いを語った。電子書籍オリジナル。
  • 戦後70年記念企画 半藤一利・佐藤優 初対談 あの戦争を知るために今こそ読むべき本はこれだ! 【文春e-Books】
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    「週刊文春」で話題を呼んだ読書企画を完全電子化! 半藤一利氏と佐藤優氏の初対談も収録。敗戦から70年目の夏がくる。年々戦争体験者が減る一方、世界に硝煙が消えることはない。わが国の周辺にもキナ臭さが漂う今だから、過去に学ぶ意味は高まる。戦火に追われた経験を知り、国家の失敗の本質を探る。明日のために読むべし! 怒涛の54冊徹底ガイド。 【目次】 半藤一利×佐藤優 初対談 今こそ読むべき14冊はこれだ!戦争文学 悲惨な体験が書かせた傑作群 浅田次郎 天皇 戦勝にこだわった皇太后 原武史 陸軍 異質な時代の異質な軍事集団 保阪正康 海軍 OBを激怒させた徹底検証 戸高一成 真珠湾攻撃 米英の策略にハマったのか? 春名幹男 ビルマ戦 「大東亜戦争」の生の記録 古処誠二 戦時下の日常 衣食住、価値観を蝕むもの 中島京子 外交 成功か? 失敗か? 戸部良一 慰安婦 事実を見据えるために 秦郁彦 戦争と女性 銃後で遊郭で、翻弄された姿 梯久美子 特攻 生き残った者の苦悩 門田隆将 戦略爆撃 日本から始まった「空爆の時代」 安冨歩 兵士 神から犠牲者へ 一ノ瀬俊也 沖縄戦 極限状況を追体験する 又吉栄喜
  • 全国外科医 大アンケート ライバルが認める「がん手術の達人」126人 【文春e-Books】
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    「再発の半分は手術のクオリティに関係している」とあるがん手術の名医は打ち明けた。医師の技量にそれほどの差があるならば、手術が巧い人を知りたくなるのが人情だ。さらに、日本では、どんなに高名な医師であっても、決して縁遠い存在ではない。患者が望めば、遠方の医師であっても受診することは可能である。そこで、大腸、胃、食道、肝胆膵、乳、肺の6分野の外科医に、その手術の技量を認めざる得ない達人についてアンケート。そこで見えてきた「がん手術の達人」126人を紹介する!
  • 対談 百田尚樹×川上量生 「人工知能が最強囲碁棋士を超えた日」【文春e-Books】
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    「コンピュータが人間に勝つには、あと10年かかる」と言われていた囲碁。しかし、2016年3月、グーグル傘下のディープマインド社が開発した人工知能「アルファ碁」が、世界トップランクのプロ棋士イ・セドル九段を4勝1敗で打ち負かし、世界中を驚かせた。  この衝撃的な事件を受け、二人の識者による緊急対談が「ニコニコ生放送」で放送された。一人は、囲碁アマチュア6段レベルの実力を持ち、現在「週刊文春」で囲碁小説『幻庵』を連載している作家・百田尚樹氏。もう一方は、将棋のプロ棋士とコンピュータの棋戦「電王戦」を主催するだけでなく、コンピュータ囲碁の開発にも取り組んでいる、ドワンゴ会長の川上量生氏。  二人は、アルファ碁の衝撃をどう受け止めたのか? アルファ碁の強さの秘密とは何なのか? そして、人工知能がもたらす未来の社会の姿は、どのようなものになるのだろうか?   本書は、「ニコニコ生放送」での対談を基に、「週刊文春」(2016年4月28日号)の記事「囲碁棋士はなぜ人工知能に負けたのか?」には収録しきれなかった二人の言葉を盛り込み再構成した、電子書籍オリジナルコンテンツである。
  • 第159回直木賞作家 島本理生のすべて【文春e-Books】
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    第159回直木賞作家・島本理生さんの特集を電子化! 島本ファンも、『ファーストラヴ』を読んだ方・まだ読んでいない方も幅広く楽しめる内容です。 ・巻頭グラビア ・『ファーストラヴ』試し読み ・自伝エッセイ「鎌倉の一日と、306816時間」 ・豪華作家陣によるお祝いエッセイ(辻村深月、西加奈子、村田沙耶香、行定勲) ・島本作品の大ファン 元SKE松井玲奈との記念対談「読書の魅力を教えてくれた」 ・松井玲奈 特別寄稿「『ファーストラヴ』の生々しさ」 ・瀧井朝世「私の愛する島本理生作品ベスト10」 島本理生さんと松井玲奈さんのカラーグラビアは、電子書籍限定です。 ※本コンテンツは『オール讀物』9月号掲載の島本理生特集の一部を収録した電子書籍オリジナルコンテンツです。  掲載されている『ファーストラヴ』試し読み範囲は、『オール讀物』9月号に掲載されている抄録範囲と異なりますのでご注意ください。
  • 新・壇蜜日記2 まあまあ幸せ
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    表紙は完全撮り下ろし! ドラマ撮影に、サウナに、そしてコロナ禍2年目の通い婚生活。 彼女は2021年を夫やペットたちといかに過ごしていたのか。 サブタイトル「まあまあ幸せ」の真意とは……。 夫・清野とおる氏からの直筆メッセージ・イラスト「妻・壇蜜さんへ」も収録。 電子オリジナル第二弾の最新日記をお楽しみください。
  • 新・壇蜜日記 人妻は嗜好品
    5.0
    巻頭に「新妻」がテーマの撮りおろし写真集を収録! 結婚なんてゴールではない。 新婚早々見舞われたコロナ禍の中、マスクを作り、サウナに通い、ペットを愛でる。 祖母、ナマケモノとの別れ、そして新しい出会い――。 未曾有の一年を彼女は夫、たくさんの動物たちとどう過ごしたのか。 ほろ苦くて甘い蜜、のリアルな日々。 目次 スペシャルグラビア 2020年 冬 結婚なんてゴールではない。 2020年 春 どうにもならないことにやきもきし、目に見えない恐怖に怯える。 2020年 夏 年一しか会えなくてもそれを励みに生きていけるなら、生き甲斐になっていい人生かもしれない。 2020年 秋 小さいころから厳しくも大事にされた。だから今がある。
  • 壇蜜日記 0(ゼロ)【文春e-Books】
    4.5
    グラビア付電子書籍オリジナル! 裸単騎で現代日本を生き抜く33歳女子の生活と意見をつづった『壇蜜日記』(文春文庫)。この『日記』執筆のきっかけとなった月刊文藝春秋「この人の月間日記」を再録し、さらに『壇蜜日記』をテーマに撮影された週刊文春グラビア「原色美女図鑑」+セクシーアザーカットを完全収録したのが本書だ。週刊文春「阿川佐和子のこの人に会いたい」記事や、直木賞作家桜木紫乃さんとの対談「魅せる女の流儀」も必見。壇蜜の魅力が余すところなく詰まった壇蜜読本! やっぱり壇蜜はすごかった!!
  • 『父・金正日と私』では語りきれなかった金正男の素顔【文春e-Books】
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    2017年2月、金正男暗殺の衝撃――。 東京新聞の五味洋治氏は、生前の金正男と150通にわたるメールのやり取りをし、 3度のインタビューを行った。 その模様は著書『父・金正日と私 金正男独占告白』に収められ、世界的な話題となった。 本作品は、五味氏が金正男と交流を持つにいたるきっかけとなった 文藝春秋の記事「初公開 金正男 七通のメール」の他、 諸君、週刊文春に掲載された、五味氏の金正男関連の記事を再構成したオリジナルコンテンツ。 亡き今こそ知られるべき、金正男という男の素顔とは――。 【収録記事】 「初公開 金正男 七通のメール」(文藝春秋 2007年3月特別号) 「金正男氏との七年間」(文藝春秋 2012年2月臨時増刊号 諸君!北朝鮮を見よ!) 「初公開 金正男の衝撃メール」(文藝春秋 2012年3月特別号) 「「金正日の遺言」独占入手」(週刊文春 2012年4月19日号) 「金正男と私の13年」(週刊文春 2017年3月2日号)
  • 「妻に捧げた1778話」が私を救った【文春e-Books】
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    作家・眉村卓氏は、1997年から2002年まで、がんで闘病中の夫人のために1日1本、400字詰め原稿用紙3枚以上の物語を書くことを日課としていた。 夫人が67歳で他界したとき、その物語は1778話に達していた。愛する人を喪って16年、稀代のストーリーテラーが、妻への思いと自らのいまを語る。 ※「文藝春秋4月号」掲載記事を再編集した電子書籍オリジナル。
  • つんつんえほん【文春e-Books】
    無料あり
    3.0
    電子小説誌「つんどく」のイメージキャラクターとして人気だったハリネズミのつんつんが、電子化された「別冊文藝春秋」のキャラクターとなってパワーアップ!「別冊文藝春秋」電子化1号の発売に合わせて、カワイイ絵本で登場です。「別冊文藝春秋」電子化1号には、道尾秀介さんと綾野剛さんの巻頭対談、重松清さん、岩城けいさんの短編小説、誉田哲也さん、貴志祐介さんの新連載など、魅力的な読み物が満載です。ちょっと怒ったり、びっくりしたり、表情豊かなつんつんにキュンとくること間違いなしのつんつん絵本と合わせてお楽しみください。無料コンテンツです。つんつんLINEスタンプも発売中です。

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  • 徹底取材総集編 週刊文春が報じた「佐村河内守事件」【文春e-Books】
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    前代未聞の騒動となった佐村河内守氏のゴーストライター問題。すべての発端は2014年2月、週刊文春に掲載された新垣隆氏の告白でした。以後、3月7日に開かれた佐村河内氏の記者会見への反論まで、週刊文春が6号にわたり連続展開したキャンペーン記事を1冊の電子書籍にまとめました。問題の本質はどこにあるのか? 信じるべきは誰の言葉なのか? この「事件」を理解する上で必須の1冊です。【初出 週刊文春2014年2月13日号~3月20日号】 ※本書には、先に電子書籍として刊行した『堕ちた“現代のベートーベン”「佐村河内守事件」全真相』、『徹底取材第2弾 佐村河内守の「正体」』、『徹底取材第3弾 佐村河内守の「嘘」に加えて、週刊文春の第4弾~第6弾記事(未電子書籍化)が収録されています。
  • 徹底取材第3弾 佐村河内守の「嘘」【文春e-Books】
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    3月7日の佐村河内守氏謝罪会見を考察するのに必要な1冊。 週刊文春のスクープ第3弾! ゴーストライターの存在が発覚した作曲家・佐村河内守氏は2014年2月12日、マスコミにお詫び文を発表した。「ある時期からは被爆者や震災の被災者の人たち、障害を持った人たちの助けになればという気持ちもまちがいなくありました」。しかし、義手でヴァイオリンを弾く少女、津波で母親を亡くした少女――これまで佐村河内氏を“主人公”としたストーリーに登場させられた子どもたちの肉親は、彼の言葉とは裏腹な証言を週刊文春に寄せた。「大人は嘘つき」「もうピアノはやらない」子どもたちの悲痛な叫びに、佐村河内氏はどう答えるつもりなのか? 一体、彼の懺悔はどこまで信じられるものなのか? 神山典士氏と週刊文春取材班による総力記事第3弾を収録。【初出・週刊文春2014年2月27日号】
  • 徹底取材第2弾 佐村河内守の「正体」【文春e-Books】
    5.0
    3月7日の佐村河内守氏謝罪会見を考察するに必要な1冊。 週刊文春のスクープ第2弾! すべての発端は、週刊文春2014年2月13日号に掲載された一本の記事だった。全聾の天才作曲家と称揚されてきた佐村河内守氏について、「私は18年間、彼のゴーストライターをしてきました」と告白する人物が現れたのだ。しかもその人物は、佐村河内氏とは「通常の健常者同士の会話」が成立していたという――。一体、佐村河内氏とは何者なのか? 彼は本当に聴力を失っているのか? 親戚、故郷の知人、俳優やロックシンガーを目指していた時期の彼を知る人たちの証言を丹念に辿ることで、“現代のベートーベン”の実像が浮かび上がってきた。寄せられた反響に応えるべく神山典士氏と週刊文春取材班が総力を挙げて結実させた記事第2弾を収録。【初出・週刊文春2014年2月20日号】
  • 合本 照降町四季
    -
    江戸の大火と復興を通して描く、町人たちの勇気と奮闘のストーリー。 日本橋近く、傘と下駄問屋が集まる照降町に、鼻緒屋の娘・佳乃が帰ってきた。浪人の周五郎と助け合いながら、職人として腕を磨、町人や花魁からの注文に励むが――。著者初の、女性職人が主人公の物語。 ※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版『初詣で 照降町四季(一)』から『一夜の夢 照降町四季(四)』全4巻を合本にしたものです。
  • 天狗小僧魔境異聞 太祖墓陵
    -
    話題の「仙境異聞」(平田篤胤)を下敷きにした唯一の小説作品! 天狗の千里眼がえぐりだす、現代人の業と病理とは? いまTwitter上で『仙境異聞・勝五郎再生聞書』平田篤胤著・子安宣邦校注(岩波文庫)という本が話題になり、版元が緊急重版するなど盛り上がっています。 「仙境異聞」は江戸時代後期の有名な国学者・平田篤胤が、天狗にさらわれて異界を旅してこの世に戻ってきたという寅吉少年の話を聞き書きした異色の証言録です。この「仙境異聞」を下敷きにした、恐らく唯一の小説が坂東眞砂子さんの『天狗小僧魔境異聞』(文庫化にあたって『貌孕み』に改題)です。 幼い頃、天狗にさらわれ仙境で暮らした童子・天狗小僧寅吉こと嘉津間。平田篤胤は嘉津間の話をまとめて「仙境異聞」を著したが、やがて嘉津間は忽然と姿を消した。その15年後、嘉津間は再び篤胤の前に現れ、時空を超えた旅の中で見た、人間たちの深き業が渦巻く魔境の有様を語り始める――。 「太祖墓陵」あらすじ 師から「魔境を見てこい」と命じられてた嘉津間は、空を飛び遠く唐土(もろこし=今の中国)へ。秦の始皇帝の墓陵の近くで、人語を話す土器のかけらと遭遇する。 土器は人型の俑の顔部分で、元は暁民という男だった。暁民は偶然、墓陵の地下にある兵士用を発見し、一躍有名人となり財を成すのだが――。 平田篤胤の「仙境異聞」に材を取り、現在の人間社会をあえて“魔境”と捉えた、著者ならではの超異色ホラー小説です。
  • #電書ハック【文春e-Books】
    -
    電子書籍は紙の本を駆逐する悪魔か、それとも出版界を救う救世主なのか!? 文学少女が編集者として一人立ちしていく姿を追いながら、変貌する出版界の明日を占うお仕事小説。 小説が好きで出版社に就職した春日枝折だったが、配属されたのは電子書籍編集部。 古典を愛するアナログ少女は、デジタル化の時代に突入した出版界の荒波に揉まれることに! 紙の本から戦力外通告を受けた官能系老作家。 ネット民には刺さる引きこもり系作家。 デジタル人間で紙の本には目もくれない電子書店員。 思いもしない面々との出会いに目を白黒させるばかりの枝折だったが、作家たちの間で出版界へのテロ攻撃、〈電書ハック〉の計画が持ち上がっていることを知り……。 様変わりする出版界と読書界の中で、枝折は編集者として自分の生きがいを見出すことができるのか!? 【本書は電子書籍オリジナル小説です。】
  • 「トイレ探検隊」がゆく!【文春e-Books】
    -
    「週刊文春」の異色連載が電子書籍化! メディア史上初!? 日本全国公衆・公共トイレ行脚レポート  富岡製糸場近くの公衆トイレで遭遇した、古式ゆかしい和式便器に絶望した探訪記者の坂上さん。「トイレのないところにはトイレを設置、和式は洋式に、洋式でも温水洗浄便座を」と「トイレ三段階革命」を掲げトイレ探検隊を結成。「週刊文春」新人記者の隊員1号、カメラウーマン隊員4号とともに、全国各地のトイレ探検に乗り出した!  北は北海道・宗谷岬から、南は沖縄・波照間島まで、トレタン一行はトイレを探してどこまでもゆく。世界遺産に桜の名所にお遍路、大分トイレアートに和歌山最先端トイレ、東京オリンピック競技場周辺に東京タワーにスカイツリー……訪れたトイレは100ヵ所以上! カラー写真付きで和・洋・ウォシュの有無を詳細にレポートします。さらに南鳥島、南極基地、北朝鮮など、中々行けないトイレも大公開。  総勢200名を超えるトレタン隊員から寄せられた滑稽糞尿譚には驚愕・爆笑必須です。  たかがトイレ、されどトイレ。奥深いトイレの世界をウンと楽しめる一冊。
  • 読書感想文を苦しまずに書く!
    -
    Twitterでも大反響! 松本清張賞受賞作の『屋上のウインドノーツ』、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校部門)に選出された『タスキメシ』、そして『風に恋う』、『沖晴くんの涙を殺して』、『競歩王』…… 青春小説の名手・額賀澪が満を持してお届けする読書感想文の書き方講座が 電子書籍オリジナルで登場! 目次 1 読書感想文は「自分のこと」を書いていい! 2 本を読みながらやっておくとおトクなこと 3 読書感想文を書いていこう! 4 魅力的な文章を書くヒント 5 高校生と額賀澪のQ&A 特別収録1 「星の盤側」 特別収録2 「星の盤側」読書感想文 学校では教えてくれない、目からウロコの攻略法満載! 「読書も読書感想文も苦手だなあ」と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 曇天の店【文春e-Books】
    5.0
    『蜜蜂と遠雷』の作家・恩田陸のホラー短編を電子書籍で配信! 出張中に立ち寄った評判のいい料理屋。 若い店主いわく、この地域には「勝手口を開けっ放しにしてはいけない」という迷信があるらしく……。 写真家・近藤篤さんによる、雰囲気たっぷりのモノクロ写真も収録。 ※本作は「オール読物」2018年8月号に掲載された作品を電子書籍化したものです。
  • 70年の70冊 電子書籍で「戦後」を読む【文春e-Books】
    無料あり
    -
    2015年は戦後70年。同時代を生きるすべての人に贈る、「戦後」を凝縮した大充実ブックガイド! 本書では1945年から2014年まで、それぞれの年を象徴するできごとを取り上げた電子書籍を1冊ずつセレクトし、計70冊を紹介します。以下はその一例です。 1945年・終戦……『日本のいちばん長い日 決定版』半藤一利 1950年・「羅生門」公開……『複眼の映像 私と黒澤明』橋本忍 1960年・浅沼稲次郎刺殺事件……『テロルの決算』沢木耕太郎 1973年・第1次オイルショック……『狼がやってきた日』柳田邦男 1986年・男女雇用機会均等法施行……『女たちのサバイバル作戦』上野千鶴子 1992年・天皇訪中……『中国共産党「天皇工作」秘録』城山英巳 2003年・松井秀喜メジャーデビュー……『エキストラ・イニングス』松井秀喜 2014年・STAP細胞事件……『捏造の科学者』須田桃子 厳選に厳選を重ねた70タイトル。これらがあなたに、「戦後」を旅するかつてない知的興奮と刺激に満ちた読書体験をもたらすことをお約束します。

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  • 2017文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    5.0
    2017年は、どんな電子書籍が読まれたのでしょうか? 文藝春秋の電子書籍約3500点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 巻末には、文藝春秋が積極的に取り組んでいる、電子オリジナルのコンテンツ「文春e-Books」レーベルのベスト20も収録しました。 世代を超えて読まれている作品、新しい試みなど、バラエティに富んだランキングになっているのが今年の特徴です。 是非、1冊でも多くの作品に「電子書籍」で触れてみて下さい。 又吉直樹/村田沙耶香/村上世彰/堀栄三/中野信子/星野源/池上彰/高田かや/横田増生/小松左京/ピーター・ナヴァロ/半藤 一利/千葉雅也/堂場瞬一/村上春樹/小松 左京/雫井脩介/池井戸潤/宮下奈都/阿部智里/エドワード・ルトワック/井上智洋/乾くるみ/桜玉吉/橘玲/冨山和彦/ちきりん/セキュリティ集団スプラウト/角田光代/三好徹/湊かなえ/内田樹/山本七平/米原万里/山中伸弥/羽生善治/是枝裕和/山極壽一/永田和宏/山口かこ/柳澤健/濱嘉之/岩瀬大輔/西原理恵子/伊藤祐靖/中山七里/ルトガー・ブレグマン/立花隆/岩波明/英『エコノミスト』編集部/池波正太郎/五味洋治/清水潔/植村直己/誉田哲也/石田衣良/ピエール・ルメートル/横山秀夫/西川美和/伊坂幸太郎/重松清/沼田真佑/司馬遼太郎/小林カツ代/歌野晶午/みうらじゅん/勝間和代/ぱぷりこ/堀江貴文/西アズナブル/近藤誠/伊藤詩織/奥田英朗/エマニュエル・トッド/黒川博行/磯田道史

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  • 2018文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    4.5
    2018年にもっともよく読まれている作品は? 文藝春秋の電子書籍約4100点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 2018年は紙書籍と同時発売された作品、合本、電子オリジナル作品が多くランクインして、バラエティに富んだ年でした。 読書計画にも役立ていただける内容です!

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  • 2016文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    3.5
    文藝春秋の電子書籍約3500点を対象にして、2016年1年間全ての電子書店の電子書籍売上を集計した、電子書籍ベスト100です。 文藝春秋の今年の電子書籍ランキングは、芥川賞受賞作品、本屋大賞受賞作品などが上位に並んでいます。これらの候補作は、受賞後ではなく、候補作になるとすぐ、各出版社が電子化を進めるようになりました。数年前では考えられない状況で、電子書籍の重要度が増したことを表す例の一つです。 文藝春秋が積極的に取り組んでいる、電子オリジナルのコンテンツ「文春e-Books」も存在感を増して来ました。5位に『あと100円でもう一品! 楽天レシピ 節約お料理ベスト100』、6位に『週刊文春が報じた ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間』と、2作品が初めてベスト10内に入りました。26位には、D県警シリーズの一作で、単行本・文庫本未収録の短編作品『刑事の勲章』(横山秀夫)、59位には話題の人工知能について2人が語った『羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版』がランクインしています。これらは、電子書籍特有の、スピード感と、手軽さを武器にした作品です。 また、村上春樹さん、池井戸潤さん、横山秀夫さんといったベストセラー作家と一緒に、没後20年となった司馬遼太郎作品が複数ランクインしているところに、電子書籍の読者層の広がりを感じることができます。 この1年を反映した100作、興味のある作品を是非読んでみて下さい。 村田沙耶香/又吉直樹/宮下奈都/池上 彰/横山秀夫/村上春樹/みうらじゅん/黒川博行/マイケル・ルイス/高田かや/半藤一利/乾 くるみ/佐藤 優/池井戸 潤/福澤徹三/松岡修造/司馬遼太郎/松本清張/堂場瞬一/エドワード・ルトワック/羽田圭介/ロバート・アラン・フェルドマン/堀江貴文/ピエール・ルメートル/伊藤祐靖/米原万里/ジリアン・テット/勝間和代/内田 樹/松村 卓/誉田哲也/山本七平/丸谷才一/伊坂幸太郎/星野 源/磯田道史/青山文平/西原理恵子/石田衣良/角田光代/羽生善治/川上量生/橘 玲/有栖川有栖/湊かなえ/壇蜜/牧野知弘/植村直己/林 真理子/エマニュエル・トッド/小川和久/西川美和/今野 敏/濱 嘉之/阿部智里/真山 仁/重松 清/奥田英朗/アンダース・エリクソン ロバート・プール/辻村深月/文・山口かこ 絵・にしかわたく/夢枕 獏/井上智洋

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  • 2021文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    1.0
    2021年、もっともよく読まれている作品は? 文藝春秋の電子書籍約5200点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 2021年の1位は、映画化もされたあの小説。 今年もバラエティに富んだランキングになりました。 また今年から文藝春秋コミックベスト20を掲載。「こんなコミックが文春から!?」と驚かれるタイトルもありますので、こちらもお楽しみに!

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  • 2020文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    4.7
    コロナ禍に揺れた2020年、もっともよく読まれている作品は? 文藝春秋の電子書籍約5200点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 2020年の1位は、あのノンフィクション! 今年も文学、ノンフィクション、コミックと、バラエティに富んだランキングになりました。

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  • 日本沈没 決定版【文春e-Books】
    4.3
    日本SF小説史上最大のヒット作、その決定版が電子書籍オリジナルで登場。 文庫の上下巻が一冊になりました。 【あらすじ】  日本各地で地震が続くなか、小笠原諸島近海にあった無人島が一晩で海中に沈んだ。 調査のため潜水艇に乗り込んだ地球物理学者の田所博士は、深海の異変を目の当たりにして、恐るべき予測を唱えた。 --早ければ二年以内に、日本列島の大部分は海面下に沈む!  田所博士を中心に気鋭の学者たちが地質的大変動の調査に取り組むと同時に、政府も日本民族の生き残りをかけて、国民の海外移住と資産の移転計画を進めようとする。 しかし第二次関東大震災をはじめ、様ざまな災害が発生。想定外のスピードで事態は悪化していく。はたして日本民族は生き残ることができるのか。  大災害やパニックのシミュレーションにとどまらず、組織論や危機管理論、日本人論といった様ざまな要素をもつ本作は時代を超えた輝きをはなっており、小説は上下二巻で発行総部数は460万部超。二度の映画化、テレビ化、マンガ化、いずれも大成功をおさめている。 ●『日本沈没 決定版』の4大特長● 1.世界的なアーティストの生頼範義氏の作品を用いた電子版オリジナル表紙 2.電子書籍としては初の上下一体版 3.ストーリーが分かりやすくなるオリジナル図版を収録 4.初公開資料などを含め、名作誕生の秘話を遺族が詳細に解説 まだ読んでいない方はもちろん、小松左京氏の熱烈なファンまで満足できるコンテンツです。
  • 「日本沈没」小松左京の警鐘が甦る【文春e-Books】
    -
    「日本沈没」「復活の日」など、多くの名作を世に送り出した日本SF界の巨匠・小松左京。トランプ大統領の当選で、「孤立化」するアメリカを予言した小説として「アメリカの壁」がメディアに取り上げられるなど、いま小松作品に注目が集まっている。科学的知識をもとに検証し、起こりうる危機を小説にしていた小松氏は、未来の日本の読者に何を伝えようとしたか。小松氏の次男・小松実盛氏と『見果てぬ日本』で小松左京論を書いたほどの愛読者・片山杜秀氏が、小松作品について語り合った。(※文藝春秋2017年11月号に掲載された記事を電子書籍化)
  • 日本の常識は通用しない 慰安婦合意反故「法より正義の国 韓国」【文春e-Books】
    -
    長年、日本と韓国の間の懸案だった「慰安婦問題」。2015年12月28日の日韓外相会談で「最終かつ不可逆的な解決を示した」合意が結ばれたはずだった。しかし、政権が交代すると文在寅大統領は合意について「新方針」を発表、日本側に追加措置を促してきた。なぜ韓国は国家間の合意をひっくり返し、ゴールポストを動かすのか。そこには韓国の民主主義に対する独特の考え方があった。日韓関係の内情に通じる著者が、やっかいな隣国と、どう付き合うべきかを鋭く分析!※「月刊文藝春秋3月号」に掲載された記事を再編集した電子書籍オリジナル
  • 羽の生えた想像力 阿部智里BOOK【文春e-Books】
    -
    大人気和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の著者・阿部智里さん。 『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞し、今も壮大な世界を作り続けるベストセラー作家の視点に迫ります。 「八咫烏シリーズ」第二部始動を記念して、 2019年に前橋文学館から発行された冊子を電子書籍化しました。 ■収録内容 ・対談 阿部智里×萩原朔美(前橋文学館館長) ・第19回松本清張賞 受賞のことば、選評(「オール讀物」2012年6月号掲載) ・書き下ろしエッセイ「七年後の現在地」 ・編集者がみた<作家・阿部智里>とその素顔 ・八咫烏シリーズ幕間「烏の山」 ※この電子書籍は2019年7月に前橋文学館から発行された冊子を底本としています。
  • 羽生三冠ロングインタビュー「藤井聡太四段の弱点が見えない」【文春e-Books】
    3.0
    「すごい人が現れたな、と思います」。 詰め襟の学生服を着た14歳の少年を目の前に、棋界に君臨する羽生善治三冠はそう言った。将棋界に現れた、天才・藤井聡太四段。史上最年少でプロ棋士になると、デビューから29連勝という新記録を達成、一躍、時の人となった。その若き天才を、元祖天才・羽生三冠はどう見ているのか。非公式戦での対局などもふまえ、羽生三冠が、藤井四段について語った。 「月刊文藝春秋」2017年8月号掲載の記事を加筆、再編集してオリジナル電子書籍化!
  • BURNT OUT ROOM【文春e-Books】
    -
    1巻305円 (税込)
    文春文庫×エブリスタ 第1回バディ小説大賞受賞作が電子書籍化! 文春文庫が小説投稿サイト「エブリスタ」とコラボして開催した「バディ小説大賞」。 「お仕事」をテーマとした第一回にはたくさんの応募が寄せられ、「BURNT OUT ROOM」が栄えある大賞を受賞した。 その受賞作が電子書籍として登場する。 【あらすじ】 40万人の人口を誇る東京都夕暮市。 棉苗上亮(わたなえじょうすけ)は夕暮消防署ではたらく現場ひとすじの消防士だ。 上亮は人知れず悩んでいた。一昨日、ジャワ・ハイツ203号室で起きた火事。 その現場で、要救助者を救うことができなかったことを――。 上亮はその火災現場を調査する警察に呼び出され、再びジャワ・ハイツを訪れる。 そこで上亮を待っていたのは、個性豊かな警察官の面々。 中でも群を抜いて奇抜なのは、VRのヘッドギアをつけて捜査する男。 「火事場の奇人(シャーロック)」の異名をとる天才刑事・穂村彗星だった。 事故として片付けられていた火災現場を不審がる彗星は言う。 「僕たちの仕事は実にシンプルだ」 「この焦げ付いた空間から、真実という名のダイヤモンドを拾い上げること」 熱血消防士×変人警察官!? 性格も考え方も正反対のふたりは、「真実という名のダイヤモンド」を見つけ出すことができるのか? 「作品としての個性があって、他作品からひとつ抜けていました。」 「ミステリーとしての構成も達者」 と選考委員から絶賛された、新世代のバディ小説の誕生。
  • 光ラズノナヨ竹【文春e-Books】
    3.0
    1巻204円 (税込)
    壇蜜、小説家デビュー作! ガールズバーで働いて貯めたお金を、付き合っていた男にごっそり盗まれた大学4年生の私。 卒論を書くパソコンを買うため、源氏名「サクヤ」として時給4500円の「おっぱいパブ」で働くことに。 入店から2ヶ月たったある日、サクヤは客として来た男と衝撃の再会を果たす・・・。 「竹取物語」をモチーフに描かれた、誰にもみつけてもらえなかったお姫様のお話。
  • 悲劇は防げなかったのか 子どもに「死にたい」と言われたら【文春e-Books】
    -
    2017年10月末、座間市のアパートで女性8人、男性1人、計9人もの切断遺体が発見された。逮捕されたアパートの住人・白石隆浩容疑者は、自殺願望のある若者たちをSNSで言葉巧みに誘い出し、犯行へと及んでいた。この事件では、9人も遺体を解体、部屋に置いていた白石の残忍さもさることながら、SNS上で「死にたい」と訴える若者の存在にも注目が集まった。なぜ彼、彼女たちは「死にたい」と発信したのか。社会は、彼らにどう手を差し伸べ、対処していくべきなのか。教育評論家の尾木直樹氏、精神科医の岩波明氏、ジャーナリストの石川結貴氏が徹底討論した。(※月刊文藝春秋2018年1月号掲載記事を再編集した電子書籍オリジナル)
  • 百田尚樹読本【文春e-Books】
    -
    電子オリジナル! 『永遠の0』『海賊とよばれた男』など数々のベストセラー小説を世に送り出してきた百田尚樹。最新作『幻庵』が週刊文春2015年1月1・8日号からスタートした。今度の小説は江戸時代の囲碁界が舞台。本書では「幻庵」第一話を収録。さらに、なぜ囲碁を選んだのか? 今後の展開など「幻庵」の魅力を本人が語るインタビュー付。『海賊とよばれた男』のゆかりの地を旅したグラビア「百田尚樹、イランを行く」、その生い立ちを語った「家の履歴書」、「僕を奮い立たせた本、映画、そして音楽」、「『永遠の0』右傾エンタメ批判に答える」など作家・百田尚樹の魅力を余すところなく盛り込んだ「読本」誕生!
  • 「ひよっこ」×「君の名は。」対談 号泣できる映画&ドラマベスト10【文春e-Books】
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    「全米が泣いた」「あの人も号泣」といったキャッチコピーの作品に人気が集まる昨今。映画やドラマに「泣ける」要素を求める人も多いだろう。だが、無数の作品の中から泣ける感動作を探すのは至難の業。そこで、NHK朝ドラ『ひよっこ』の脚本を手掛けた岡田惠和氏と映画『君の名は。』のプロデューサー、川村元気氏が「泣ける」作品について語り合った。稀代のヒットメーカーが選んだ号泣映画&ドラマとは!(※文藝春秋2017年12月号掲載記事を再編集)
  • 文藝春秋写真館ベスト100 司馬遼太郎から本田宗一郎まで 時代をつくった偉人たち【文春e-Books】
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    文藝春秋が所蔵している50万点以上の写真データのなかから、現代史の一面を切りとった、選りすぐりの100点を収録。ヨーロッパ旅行中の司馬遼太郎、料理にいそしむ力道山、口ヒゲの手入れをする田中角栄……日本を代表する作家をはじめ、政治家、文化人、スポーツ選手などの貴重な写真がずらり。時間をかけて寄り添い、深い関係を築いてきた写真部カメラマンにしか撮れない表情を、とくとお楽しみください。コラム形式の電子書籍オリジナルセレクション。
  • 『プロローグ』刊行記念対談 円城塔×大森望「文学とSFの狭間で」【文春e-Books】
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    初の私小説『プロローグ』(文藝春秋)を上梓した作家・円城塔さん。発売を記念して、代官山蔦屋書店でSF評論家の大森望さんと「大森望のSF漫談」と題した対談が行われた。この対談を1冊にまとめたのがこのコンテンツ。  円城作品の特徴、SFと文学の境界、作品内で描かれている和歌集のコンピュータ解析、新興宗教施設を訪ねたエピソードなどを織り交ぜた、ユーモア満載の内容。  知的で壮大、時に難解とも言われる円城作品はいかにして生まれるのか? その創作の秘密にも迫った電子書籍オリジナルコンテンツ。
  • ベテラン運転手が違法残業の実態を告発 ヤマト運輸は「ブラック宅急便」だ【文春e-Books】
    3.0
    いまや日本人の生活に欠かせない存在となった宅配便サービス。なかでもヤマト運輸は、約50パーセントのシェアを誇り、クロネコマークのブランドイメージも高い有名企業だ。しかし、そんな宅配便業界のリーダー企業の現場では、配送ドライバーたちが苦しんでいる現実があるという。日々の作業の中で、顧客の要求に苦しめられ、サービス残業、過剰労働を余儀なくされている実情を、ベテラン運転手が実名告発する! 「月刊文藝春秋2017年4月号」掲載の記事に、その後のヤマト運輸の対応などを追加取材。大幅に加筆し、再編集して電子書籍化。
  • 豊富な実例から見えてきた「成功の法則」  「良い定年後」と「悪い定年後」【文春e-Books】
    5.0
    定年後は、好きなことをやって悠々自適な生活を送りたい、そう考えている会社員は多いだろう。しかし、経済的に十分余裕のある定年退職者で、何をしていいのか戸惑っている人が結構いるというのも事実。いざ定年してみたら、自分の居場所がなく、自由な時間をどう過ごしていいのか分からないという事態にならないようにするためには、どうしたらいいのか。「良い定年後」を迎えるために必要なことは何か。「定年までの会社生活はリハーサルで定年後こそ本番」と自身の実体験と取材から訴えたベストセラー『定年後』(中公新書)の筆者・楠木新氏が、「定年後」に必要なものについて語った一冊。(※月刊文藝春秋2017年10月号掲載の記事を再編集して電子書籍化)
  • 本が売れて、何がめでたい 佐藤愛子の世界【文春e-Books】
    5.0
    最新痛快エッセイ集『九十歳。何がめでたい』が、68万部を突破! 「いちいちうるせえ」と憤る姿が共感を呼び、著書が版を重ねている作家・佐藤愛子さん。 いまは最も“怒ってほしい”93歳となった愛子さんの波瀾に満ちた人生とは? 初めて明かす「作家人生最高の一作」から、語りおろしの半生記、名作ブックガイドまで。 佐藤愛子の世界を堪能する一冊! 【目次】 ・93歳の“やさしいトランプ”佐藤愛子 語りおろし半生記 ・私だけが知っている愛子さん  愛子ちゃんの霊体験 ピーコ  幻の競走馬「イカリアイコー」 勝目梓  先生はいまも活火山 有馬稲子 ・作家・佐藤愛子 93年の歩み ・名言で読むブックガイド 佐藤愛子の流儀 大矢博子 ・読書会ルポ 10代vs.80代  課題図書1 『九十歳。何がめでたい』  課題図書2 『晩鐘』 (本書は週刊文春2017年4月6日春の特大号からのマイクロコンテンツとなります)
  • 僕が20年ぶりに人ん家に泊まってわかったこと 東京民泊エッセイ
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    最近、赤の他人の家に泊めてもらったことがありますか? 『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の著者による、コミカルで実用的な「お泊まり」エッセイ! 長野に家庭をもつ還暦間近のライター・北尾トロさん。仕事で月に10日ほど東京に滞在するけれども、ホテルの出費はふところに痛いし、ネット喫茶での寝泊りは体力的に厳しい。そうだ、知人友人の家を泊まり歩くのはどうだろう? 時には初対面の人物、時には年の離れた後輩の家に宿泊。お金のやり取りが生じない「お泊まり」は、コミュニケーション能力が問われる修行の場であることが判明! 様々な人物と交流しながら「ヤドカリ生活」を続けるうちに、事態は思いがけない方向へ……。 『別冊文藝春秋』で「今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記」のタイトルで連載していたエッセイを、1冊の電子書籍にまとめました。民泊初心者に向けた「必需品」「言ってはいけない」「おみやげ事情」などのミニコラムも6本収録。 表紙はマンガ家・日高トモキチさんの描き下ろしです。
  • ぼくらの犯した罪の半分【文春e-Books】
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    1巻305円 (税込)
    ぼくと彼女は共犯関係にある――。 第一回「週刊文春」小説大賞、準大賞受賞作が電子書籍化! 発行部数65万部のNo.1週刊誌「週刊文春」と、 小説投稿サイト「エブリスタ」が夢のコラボ。 「週刊文春」小説大賞が堂々誕生! 「表の顔、裏の顔」をテーマに募った多数の作品の中から、 第一回の準大賞を受賞した「ぼくらの犯した罪の半分」を 電子書籍オリジナルコンテンツで配信いたします。 【あらすじ】 半年前に起こったある事件、ぼくはその一部始終を書き記そうとしている。 SNSで出会った顔も知らない女性・ユリアと、ふと立ち寄った花屋で働いていた香純。 二人の女性の間で起こった悲劇、そしてその時ぼくがとった行動とは――。 驚愕のサスペンス小説! 表紙イラスト・くろのくろ
  • My Father, Kim Jong-il, and I 【文春e-Books】
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    *この電子書籍は、2016年10月07日に発売した『父・金正日と私 金正男独占告白』の英訳版です。 The abrupt death of Kim Jong-il, North Korea’s supreme leader, in late 2011 has propelled Kim Jong-un, his third and youngest son, to the helm of the reclusive communist state. As the untested young leader tries to consolidate his power, Kim Jong-nam, his half-brother who lives a life of exile in China, is keeping an eye on the precarious situation in his homeland. On January 3, 2012, just weeks after his father’s death, Kim Jong-nam sent an e-mail to a Japanese journalist asking a scathing rhetorical question: “Power transfer to the third generation is unacceptable. How can a young successor, with only two years of grooming, take over the absolute power that has been sustained for the last 37 years?” Based on seven hours of interviews and more than 150 e-mails between Kim Jong-nam and the journalist, Yoji Gomi, “My Father, Kim Jong-il, and I” gives readers around the world rare insight into North Korea through first-hand accounts from the man who holds the key to the fate of the country’s new regime.
  • 真冬の大満足プレシャスパック2時間【文春e-Books】
    3.0
    セックスって、こんなに簡単なものだったっけ? 15年間、一緒に暮した元夫とのそれは、とにかく気合と努力と体力が必要な大仕事だったのに。 離婚して1年、46歳の私は、ホームセンターのパートとして働いている。その店のつかえない営業担当の男に誘われるままカラオケボックスへ行き、ソファの上でタイツと下着を脱がされて・・・。それから私と男は何度もカラオケボックスの二時間コースを利用している。お互いに一度も達していないから、セックスフレンドでさえない。中途半端で、ささやかな間柄がちょうどいい。 一年ぶりに元夫と会ったとき分かった。若い女と結婚したこの人も、カラオケ屋で若い男とイチャつく私も、前線に復帰したのだ。入籍から離婚まで、ひと通りを経験してわかった結婚生活の正体を描く。
  • 合本 完本 密命【電子特典付き】
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    【電子特典】十代の金杉惣三郎を描いた中篇「虚けの龍」収録 1999年著者が初めて時代小説に挑んだシリーズ「密命」。 豊後相良藩二万石の徒士組・金杉惣三郎は、固い絆で結ばれた藩主からの密命を帯び、真相を探るべく脱藩を装って江戸での浪人生活をはじめる。運命は思わぬ方向へ惣三郎を運んでゆき……。 剣豪小説であると同時に、家族それぞれの絆、成長や挫折、喜び哀しみを描写して26巻完結となったシリーズを合本化。 ※この電子書籍は2021年4月に配信を開始した電子版『完本 密命 巻之一 見参! 寒月霞斬り』から『完本 密命 巻之二十六 晩節 終の一刀』全26巻を合本にしたものです。
  • 夢幻の扉【文春e-Books】
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    デビュー作『会津執権の栄誉』が第157回直木賞候補に! ますます注目を集める新人作家・佐藤巖太郎の オール讀物新人賞受賞短篇が電子書籍オリジナルで登場 山形藩二十万石の大名・保科正之から呼出しを受けた北町奉行・加賀爪忠澄。 保科の頼みは、切支丹の疑いありと訴えられている牢人・梶原伝九郎について、 拷問による自白ではなく、正しい裁きをしてほしいと願うものだった。 梶原伝九郎を訴え出たのは、実の弟・八太夫である。三ヶ月前のことだった。 同居する兄が十字架に向かい祈りを捧げている姿を目撃したという。 しかし伝九郎は疑いを頑強に否認。でうすの御影が描かれた絵も躊躇なく踏み、 仲違いしている弟による自分への誣告だと申し立てた。 いったいどちらが嘘をついているのか――。 そんな中、伝九郎の所持する『伊勢物語』の中に、耶蘇教を崇める呪文が発見され、 事件は思わぬ展開を見せる――。

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