すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
大好きな作家のひとりである一穂ミチによる長編作。風景描写に定評のある作家だが、その魅力がとりわけ際立つ1冊だ。
団地に漂う渇いた静けさや海辺の田舎町の様相まで、実際に暮らしたことも訪れたこともない場所なのに、自分の記憶の一部だったかのように没入できる感覚が心地よい。
物語を読みながら改めて感じたのは、「共感=面白い」「感情移入=素晴らしい作品」という単純な図式ではないということ。むしろ、自分なら選択しない道を闊歩する登場人物の後を追いながら、その理由や背景に思いを巡らせていく時間こそが、読書の醍醐味なのだと実感させられる。
「光のとこにいてね」という言葉。その意味が物語の中で少しずつ変化し -
Posted by ブクログ
なんて美しい文章を書く人なんだろうと思った。
千早茜の言葉はただ情景を説明するだけではなく、文字の奥から風景や空気、そして香りまで立ち上ってくるようで、読者の五感に直接触れてくる感覚がある。ここまで「香り」を感じながら読んだ小説は初めてだった。
夜の空気のように澄んでいて、どこか孤独で、それでいて優しい時間がゆっくりと流れていく。読み進めるほどに、その世界に静かに浸っていくような感覚になった。
ページを閉じたあとも、物語の余韻とともに、あの静かな夜の空気や香りが残っている気がする。文章の美しさと感覚の豊かさに強く印象を残された一冊だった。 -
購入済み
2人の初デートよかったです^ ^菜々緒ちゃんいろいろと強いことがわかってギャップ萌えです♪次巻はクズの白蓮寺夫妻ががっつり関わってきそうなのでザマァを楽しみにしてます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ試し読み増量版を読んでから購入。
楽しかった。
転生もので、前世で得た知識を使い…と、まあよくある
話なんだけど、アニエスの商人魂は前世の悔しさからく
るもので、おもしろおかしく楽して…というのとは違う。
せっかく婚約破棄を成功させたのに、新たな婚約者を用
意されてしまう。悲しき貴族令嬢の性。
婚約者は辺境の領主だけど、早速アニエスの好きそうな
事案は上がるし、活躍の機会は多そう。
領主のローレンも興味深い。
見た目通りに優しいとは思うけど、何かあるはず(良い
意味で)と思わせる雰囲気。
先が楽しみ。
あと、絵が上手! 好きなタイプの絵。
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