すべての高評価レビュー
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購入済み
作者買いしたものの、時代設定や試し読みの段階でなかなか読もうという気にならずしばらく放置していました。
が!なんでもっと早く読まなかったんだろう。。
凄く切なく、目頭が熱くなりました。胸が締め付けられるというにはこういうこと。。
レビューの高さにも納得です。
是非、もっと多くの人に読んでもらいたい作品です。
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Posted by ブクログ
ある日、電車に轢かれて亡くなった娘の遺品から知らない女の子の財布と学生証が出てくる。
その女の子の母親と連絡を取るとその子も行方不明になっているとう事実が。
そして、亡くなった娘、鈴の遺影をみてその母親はその子は私の娘、詩音だと泣き叫ぶ。
経済状況も家庭環境も性に対しての考え方などまるで違う2人の母親が衝突しながらも2人の娘の真実を追っていくストーリー。
終盤からおいおい、待てよ、まさかでしょとゾクっとする展開が…。
読み終えてよくよく考えたらなんだ、冒頭から伏線はりっぱなしじゃないか!と気づき
やられた〜という一言ですね。
私はこの本を読んで初めて「ポリアモリー」という考えを知りました -
Posted by ブクログ
凄く良かったの一言。
初めは建築事務所での仕事ぶりなどが淡々と綴られているが、建築に少し興味ある方ならば『建築家はこんなことまで考えているのか』と感動するに違いない。
建築とはただ便利の追求やオシャレだけでなく、暮らしや生活に感じること(感性の部分)、四季、そしてちょっとした生活の中の悦びなども全て考えて作る仕事なのだなあと感じられたことがとても幸せだった。
恋愛要素もあるけど、スパイス程度なところも良いかな。
そして、人間も建築も全て諸行無常でありながら、それでも良いものは長く引き継がれるような余韻がある。うっすら涙すら出てしまった。
読めて良かった。自分の仕事ぶりに悩んだ時(建築関係でなく -
Posted by ブクログ
宇佐見さんの作品は『かか』『推し燃ゆ』も読んだけど、家族というテーマが刺さったこともあり、わたしは本作が圧倒的に良かった。
これまでの作品では主人公と母、主人公と推し、という一対一の関係を主に描いていたように思うが、本作では父母、兄、かんこ、弟のそれぞれの感情が絡み合い、より複雑な人間関係が浮かび上がっている。
家族にまつわる言語化はどれもあまりにも芯をついていて、ここまで突き詰めた思想を一作に詰め込んで共有していただいていいのですか、と思うほどだった。
主人公のかんこも含めて、登場する家族たちは皆、加害者でも被害者でもあり、どんな暴言や暴力を振るおうとも、いいところもある。
それに気づいて -
Posted by ブクログ
まさかの後藤隊長が寿司屋になり、地元の常連客との交流、そしてパトレイバーメンバーの後日談が語られている。
特車二課のメンバーも、親族が鬼籍に入ったり実家を手放したり。快活な第二小隊のイメージと違いジジ臭い話に溢れるようにも見えるが、それでも本書の内容がストンと入ってくるのは、初代パトレイバーをリアタイで観ていた我々読者がまさに同じ状況に直面する世代になったからではないだろうか。皆等しく歳を重ねるのだ。
そして何より素晴らしいのは、後藤隊長の寿司屋が地元の常連客にとって「部室」のような居心地のよい空間になっていることだ。
「孤独•孤立社会の果て」を特集したWedge(24/10月)で早稲田大の石 -
Posted by ブクログ
街(町)中で、ふと可愛い子犬を見つけたり、親子で微笑ましい喧嘩をしていたり、そんな瞬間を見かけたような温かさ、その奥にあるその人のストーリー…まさか本でこの感じを味わえるとは思ってなかったです。
今津線を舞台に乗ってくる人々の物語が描き出されます。短編小説と謳われることもありますが、物語は全て繋がっていて、というより、登場人物たちが少しずつ重なっていて、お互いに影響し合っています。
作品の構成としても登場人物、場面はテンポよく変わり、登場人物たちの細やかな感情の変化にも心動かされます。
人生から溢れ出る言葉は味わい深いし、やっぱり人が好きだなと、そう思える作品です。 -
Posted by ブクログ
1078円
224P
★再読
ゴッホの絵はテオとゴッホというカルト兄弟2人のユニット作品なんだ
西岡文彦先生の本かなり良い。やっぱり人文系の美術史の先生より、美大の先生の本の方が技法的な所も言ってくれるが良い。
ゴッホも狂気だけど、それを支えてるテオにも同じぐらい狂気を感じる
西岡 文彦
(にしおか ふみひこ、1952年 - )は、日本の版画家、多摩美術大学教授。山口県生まれ。1971年神奈川県立川崎高等学校卒業。版画家森義利に師事。1977年、日本版画協会展新人賞。1978年、国展新人賞受賞。雑誌「遊」(工作舎)の装画を機に、出版分野でも活動。著書も多い。1996年、多摩美術大学 -
Posted by ブクログ
2017年発行の前作『バッタを倒しにアフリカへ』。たまたま行った本屋でコーナーの一角にたくさん平積みされていた。全身緑の衣装で眼光鋭く虫取り網を構えるバッタ博士こと前野先生の写真は陳列されている本の表紙の中でも一際目立っていた。本を手に取ってパラパラとめくってみると「バッタに食べられたい」とかいう文言が目に飛び込んでくる。「新書らしからぬ」というのが最初の印象だった。しかし、いざ買って読んでみると、バッタの生態のみならず、アフリカの文化や、社会人としての働き方など、著者の人生がぎゅっと詰め込まれた、瑞々しい体験が綴られている本で、働き始めたばかりで失敗続きの私は、先生が遠い異国で奮闘する姿とそ
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