すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレアガサ・クリスティー『邪悪の家』は、休暇中のポアロが「何度も命を狙われた」という女性ニック・バックレイと出会うところから始まる。狙撃、事故、毒入りチョコレートと危険が重なり、彼女を取り巻く友人や親族が次々に疑われていく。
最大の魅力は、被害者だと信じていたニックこそが犯人だったという反転。従姉妹マギーとの身代わりや、自作自演の襲撃、遺産を狙った動機が一つにつながる展開には驚かされた。「命を狙われている人」の証言を自然に信じ込んでしまう読者の心理を、鮮やかに利用した作品。派手な仕掛けよりも、人物の思い込みと動機で見せるポアロ作品だった。 -
Posted by ブクログ
いやー!よかった!!
まずタイトルからしていいよね! 絶対読もう、ってタイトルで決めた本は久しぶりだったなぁ。そして大当たり。私の勘、よくやった!
中心人物は、中高年世代。世間一般のイメージする女性よりも、しぶとくてやかましい女性たちだ。田舎町の男たちからは「こわい女」という括りにされる、たくましくて底力のある女性たち。
全体としてのテーマは、ジェンダーだ。女性にあてがわれるイメージからの脱却であったり、色事であったり。弱いとされる女性の本当は強いところに焦点がある。と同時に、男性のジェンダーも扱っているのがよかった。男だから言い出せない、男だからわかってもらえないという厄介さも描いている -
Posted by ブクログ
夏なので、冷蔵庫に大葉や茗荷を余らせていたのですがこの本を読んでこうやって料理するのか!の連続。もう素麺や豆腐に使うのだけでは勿体無いと思うようになりましたよ。今までガパオはカルディのホーリーバジルの瓶を買って作っていましたが、スーパーのおつとめ品コーナーにバジル、半額コーナーに鶏ひき肉があった時にエダジュンさんのバジルで簡単に作れるガパオを作ったらかなりコスパが良かったですし、美味しいので家族もまた作って!と言ってくれました。ディルなどのハーブがおつとめ品コーナーに並んでいると、かわいそうにと思って買ってエダジュンさんのレシピを試して活用しています。フードロス削減にもつながる素敵な本だと個人
-
ネタバレ 購入済み
手島先生の挫折
三たびのコミティア参加で割と時間もかからず、持ち込んだ作品は完売していました。
上野でも美術館周りをしたグループと並行して上野動物園(まだジャイアントパンダがいました)見学の描写がされていましたが、持ち込みのところも同様に並行描写されています。
石龍さんはあまり連載等には執着していないようですが、森咲さんたちは悩んだりもしています。
マンガ甲子園、予選は通過して本戦のお題も出てきて準備中です。作中ではそれぞれのアイディアの他、読者から応募の作品も掲載されていました。
手島先生、週刊連載のために描きだめしつつも、とうとう限界が来て……島に戻ってしまいました。担当編集者からの連絡は無視し、祖母の葬 -
Posted by ブクログ
【ネタバレあり】『春にして君を離れ』レビュー
読んだきっかけ
文芸評論家の三宅香帆さんがおすすめの一冊として挙げていたのがきっかけです。「平凡な主婦の話で、誰も死なない」という紹介に興味を惹かれました。アガサ・クリスティー作品は『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』を読んだことがあり、もう一冊探していたタイミングだったため、別名義(メアリ・ウエストマコット)で書かれた本作を手に取りました。
あらすじと物語の背景
3人の子供に恵まれ、一見すると非常に幸せな家庭を築いてきた主人公のジョーン(名前はマザーグースの「ジャンプのジョーン」に由来)。彼女は娘の住む中東を訪ねた帰り道、砂漠のレ -
Posted by ブクログ
一次元、二次元、三次元という次元のお話です。それぞれ、ポイントランド、フラットランド(ラインランド)、スペースランドという呼び名で表現しています。それぞれの次元で生活している知性のある生き物の物語です。高い次元で生活している生き物から、低い次元の世界の理解はできます。しかし、低い次元で生活している生き物が、高い次元の世界を理解しようとするのはとても難しいことがよくわかります。
『三体』というSF小説にも我々三次元で生きる人類が四次元や二次元と交わる場面が描写されておりました。私たちが四次元の世界を見ることができても、それを三次元の世界に生きる人たちに伝えるのは、とても難しいし、なかなか想像がで -
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。