すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
上司=管理職における部下への関わり方や采配の振り方について、精神科医の著者が方向性を提案する一冊。
「なぜ指示通りに動かないのか」「なぜ普通の指摘や指導がハラスメントになるのか」などのイライラやモヤモヤにメスが入ります。
精神医学の対人関係療法を基に部下のタイプ別対応やコミュニケーションのコツを紹介、専門用語なしで簡潔明瞭に書かれています。
個人的に参考になった内容は“注意の障害=仕事が覚えられない、別の仕事をすると今している仕事を忘れる”人の箇所です。
これは先天的なもののようで、障害として配慮する以外の方法がないということでした。
私はしばらく管理職から外れることがないと思いますので、とても参考になりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ吉田先生の作品は国宝に続き、二つ目。
国宝が本当に面白かったからこそ、吉田先生の次の作品に手を出せず…新しい感覚…余韻がすごくて国宝の世界から外に出られないみたいな?映画ももちろん劇場でしっかりみた。
しかしながら、こちらは書店で見かけて、綺麗な青色に惹かれてついつい購入。だから前情報はほとんど入れずに読むことができた。
アラサー女にしっかり刺さるお話。たぶん主人公たちと同世代だからこそ、すごく身近に感じられた。
私にもこういう思い出欲しい。陳腐な言い方だと愛の逃避行なんだけどね。最後まで読んで、また最初の再会の場面が読みたくなった。
一番好きなのは、久遠のお兄さんかな〜!
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Posted by ブクログ
「天使のにもつ」を読んで、続編にあたるこちらを読んだ。課題図書にもなっていた「天使のにもつ」よりもっと大人向けな深刻さを感じられる内容だった。筆者の作品はこちらで二作目だが、何か強い使命感のようなものを持って保育園や親子の愛といったテーマを扱っているように思った。フィクションの小説でありながらノンフィクションルポを読んでいるような気持ちにもなった。2人の保育園児がいる私にとって考えさせられる内容であった。とにもかくにも愛情を伝えよう、自分は愛されてると思わせられるようにしよう、と改めて思った。そして夜間保育園という園があることを知り、そこで働く人々や子供を預ける人々に思いを馳せる機会となった
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Posted by ブクログ
ルイ16世の処刑、恐怖政治、食糧危機、第一帝政、復古王政と不安定な社会情勢で、ブルジョワジーと貴族が織りなす、金と虚栄心にまみれた泥沼の社交界が舞台。
金に執着せず、2人の娘を一心に愛する父性愛の塊であるゴリオ。
田舎の若者らしい良心をもち、パリの社交界の泥沼のなかで出世欲からくる悪と善良さの間で葛藤していくラスティニャック。
この2人を中心に、社交界の泥沼な人間模様が巧みに描き出されている。
っていうか、ゴリオの父性愛ってもう自己中心的すぎ!
娘に依存しすぎ!これを養育といってよいわけがない。
そして、社交界の汚さ。ラスティニャックの良心も、もう捨て去られる寸前…。
バルザックといえば、人物再登場なる技法を初めて使った人でもある、近代文学の祖ともいわれる人。
実はこのラスティニャックは、バルザックの別作品「あら皮」で青年として登場している人物だとか。
それを、ゴリオ爺さんで若者として再登場させているわけですね。
気になる! ラスティニャック、お前の良心は一体どうなったんだ。
たぶん、当時の読者も気になったに違いない。
こうやってバルザックは巧みに、読者を自分の別の作品に誘導したのではないかと思うのです。
わたしも読みたい。人間喜劇を全巻読みたい。
ただ、この手のものはやっぱり邦訳によって読みやすさも違ってくるし、そしてもうこの人間喜劇、全巻手に入れることのほうが難しいのですね。
ざんねん。
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