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Posted by ブクログ
選書で手にした本。
おそらく、読む人や読むときによって刺さる言葉が大きく変わる。私に取ってこの本は、お守りのような、常備薬のような本になった。
著者がこんなにも「かなしみ」について向き合って書き起こせたのには、23個目の「彼女」から察することができた。
そして、著者の若松氏はあとがきでこう書いている(文庫版)
"人生には悲しみの扉を通じてしか見ることのできない地平がある。人は、悲しみを生きることによって、「私」の殻を打ち破り、真の「わたし」の姿をかいま見る。"
ここだけ読んだらなんだかしんどそう、辛そうに見えるけれど、この本をすべて読んでからこのあとがきを読むと、た -
Posted by ブクログ
友人に勧められて手に取った一冊。
読み始めからとても読みやすく、自然と物語の世界に入り込むことができた。なかでも印象に残ったのは、ドローンを活用した救助という、現代ならではの設定である。近い将来、本当に実現しそうなリアルさがあり、とても興味深く感じた。
物語は続きが気になる展開の連続で、夢中になって読み進めることができた。ドローンのカメラが壊れたことで、要救助者を疑う場面がありながらも、最後には信じようとする姿勢が描かれており、人の心の揺れ動きが印象的だった。
また、ラストの展開には驚かされると同時に、大きな感動があった。極限状態の中でも、自分のことだけではなく相手を思いやる優しさが描かれ
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