アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。人工の電気羊しか飼えないリックは、かくて火星から逃亡した〈奴隷〉アンドロイド八人の首にかかった賞金を狙って、決死の狩りを始めた! 現代SFの旗手が斬新な着想と華麗な筆致で描く悪夢の未来世界!

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月22日

    大好きな映画「ブレードランナー」の原作本。ようやく着手。

    最初は読み進めるのに苦労したけど、半分もいかないうちにどんどんのめり込んでしまった。
    映画とは結構展開も違うし、終始ハラハラドキドキ。
    そして人間としての在り方を大いに考えさせられる。
    とにかく衝撃を受けた……

    ここ数年で読んだ作品で一番...続きを読む

    0
    購入済み

    人間とは

    2024年01月27日

    独特な世界観で語られ始める本作。
    慣れてきたと思い始めた矢先に怒涛の展開が待ち受けていて最後まで飽きさせない。

    アンドロイドと人間の境界が曖昧になっていく中で、人間足りうるものが何なのか考えさせられた。

    訳者あとがきでは、この難解な作品を紐解くための手助けをしてもらえているようだった。
    作者の意...続きを読む

    #深い #ドキドキハラハラ #共感する

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月11日

    ソラリスからSFにハマり読んでみました。人間を人間たらしめるものはなんなのかがテーマの作品でSF要素も哲学要素もあり考えさせられる面白い作品でした。また暗い雰囲気が好きな自分にとってはこのどんよりとした雰囲気はとても心地よくどんどん読み入ってしまった。またいろいろなSF小説読みたいな〜

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月02日

    名前が素敵過ぎる作品。
    表紙もオシャレで、いよいよ手に入ったので読んでみた。
    核兵器を使った世界大戦以降の世界という設定の雰囲気がどんよりと重くてびっくりした。
    自然の動物(機械でない)を買うことが社会的ステータスとなっていたり、火星移住のためにアンドロイドが働かされていたり、設定一つ一つがそれいい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月27日

    フィリップ・K・ディック氏が1968年に刊行したSF小説。

    日本では「ブレード・ランナー」という映画タイトルの方が有名だと思うが、その映画の原作となった小説である。

    ありきたりな感想だが人間とアンドロイドの違いや区別について改めて考えさせられた作品。

    幼稚かもしれないが、読後に私は日本の超国民...続きを読む

    0
    購入済み

    2022年10月22日

    面白かった。
    凄い読みやすかったと思う。翻訳も素晴らしかったのだと思う。
    色々考えさせられる作品だった。

    #深い

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月26日

    第三次世界大戦により汚染され、生きた動物を飼うことが一種のステータスとなっている地球で、電気羊しか持ってない主人公が、生きた動物を買うために、火星からやって来た賞金首である逃亡アンドロイド狩りをはじめる。

    何がアンドロイドと人間を分けるのか?目の前にいるのは人なのかアンドロイドなのか?そもそも自分...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    海外SF小説を初めて読んだ。面白かった!
    映画を見てるようだった。考えれば考えるほど深いし、考えれば考えるほど分からなくなっちゃう。
    読後に映画版も観たが、そっちも良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    フィリップ・K・ディックの長編SF小説。
    1968年刊行。(原作)
    映画版は日本では「ブレード・ランナー」として知られている。

    舞台は核戦争によって荒廃した地球。放射能の死の灰から逃れるべく、人類は高性能なアンドロイドを連れて他の惑星を開拓・移住しはじめていた。
    主人公であるリック・デッカードは植...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月08日

    人間とアンドロイドと、境界を見失い混迷する自我。
    いわゆるSF、とされる作品群を読んでいると、社会と個人との切り離せなさを感じることが多い。

    蜘蛛の足を切り落としていくアンドロイドが、めちゃくちゃ怖かった。ふと立ち現れる加害性、みたいなものを書くのが上手いなあ、と思う。

    0

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