すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ『ミッテランの帽子』を読んで、ローランの作品のファンになった。
この物語は、見方を変えるとすごく怖いのだけど、とてもロマンチックに描かれていて好きだ。
パリの文化、暮らし、ローランとロールの心の機微に触れて、人生の趣を感じた。
文章も好きだし、物語の展開もすごくおもしろかった。
同じ状況になった時に、私ならカバンの中は見ない。
けれど、ローランはカバンを見つけた時に、手にした時に何かを感じたのだろう。
〝持ち主はどんな人だろう〟と一歩踏み出したことで、どんどんカバンの持ち主に惹かれていく様子を自分のことのように感じて読んだ。
『可能性のノスタルジー』
そういうものが人生を彩るのだと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ切ない、胸が痛い。
最初は登場人物の名前が難しくて、メモを取りながら読んでいました。
果遠と結珠の互いを思う愛が強ければ強いほど、どちらかに影が生まれて、それは子供ではどうすることもできなくて……
親や環境に振り回されながらも生きているふたりを見ると、苦しくなりました。
ハッピーエンド、と呼ぶにはあまりにも苦々しい気がするのですが、それでもこの結末を私はハッピーエンドだと呼びたいです。もうふたりが離れ離れにならないように、結珠だって果遠に対してきっと光のとこにいてね、って思ってるはずだから。
読めば読むほど味が濃くなるタイトル。最高です。 -
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購入済み
絶対に特装版をお薦め
通常版で読みましたが、やっぱり内容が気になりこちらも購入しました。
特装版ならではのエピソード01.02…最高、充足度が違います!
01・杉木先生のこんな一面に歓喜、圧倒されました!
02は珍しい構成で男性の色気・卑猥・可笑しさが詰まっています。
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Posted by ブクログ
SFの始祖と聞いて気になって読んでみた。
1895年にこんなストーリーを考えるなんて、、、!
短編全て面白いが、やはり最終話「タイムマシン」が群を抜いて面白かった。
タイムマシンの概念、そして彼の描く人間の行く末、地球の運命、、、
突拍子もないような非現実的な物語ではなく、妙に現実的というか、あり得そうな未来なのもすごい。
書きぶり(訳しぶり?)も、惹き込まれる表現と構成で非常に良かった。
SF作品は人並みに触れてきたけれど、こんなに色褪せない、楽しめる作品だとは、、、びっくり。(正直古典すぎると面白くないのでは?教科書的な本なのでは?と不安だった)
他の短編も、少し風刺的な視線も入った -
購入済み
楽しい作品
クリニックの3名に歩、加賀と全員登場、短いけれど面白さが詰まっています。
犀川と歩のラブに癒され、加賀と金沢の仲良き姿も良し、そして純情な和倉君が可愛かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ謎解きは苦手だし、ミステリも推理しながら読むことはなく探偵役の言うことを鵜呑みにしているけど、『いけない』で初めて謎を解く楽しさを味わえて、本作でも同様だった。頑張ればわかる難易度になっていてありがたい!この難易度の謎解きなら何度もやりたい!
2話目はイヤフォンで聴くことによって、寺門の位置(入口側・左側)から脅迫するセリフが聞こえ、最初に想定していた立場と逆だ!と気づけた。立体音響的に聞こえたけど合ってるかな?冒頭でイヤフォン・ヘッドフォンの使用を推奨していたのはこのためか!と思った。
ただ1話目が腑に落ちない。真相はわかったけど、犯人何者なの?とか、なんで音楽聴いてる時に話しかけてきた