すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ書店でふと目に留まった一冊が『カウンセリングとは何か』でした。
ドイツでカウンセリングの仕事をしている友人の顔が浮かび、数ページめくってみたところ、とても興味を惹かれ、その場で購入しました。
読み進めていくうちに、登場人物の語りと自分の過去が重なり、思わず涙がこぼれてしまいました。
この本は単なる理論書ではなく、読者自身の記憶や感情を静かに呼び覚ましてくれる力を持っていると感じました。
とくに印象に残ったのは、「人間関係のつまずきの根っこには、親との関係や幼少期の経験がある」という視点です。
その言葉に触れたとき、私は「今の私は、また新しい自分に出会えるかもしれない」と感じました。
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Posted by ブクログ
上下巻で1200ページ弱というボリュームなのに、読み終えた瞬間、この先の物語をもっと読みたいと思うほど没入しました。
8人それぞれのエピソードが丁寧に描かれていて、誰の物語も“脇役”で終わらないのが本当にすごい。特に第14章は、単独で一冊の短編として成立するレベルで、傷ついた友人のためにそこまでできる理由が腑に落ちた瞬間、胸がぎゅっとなりました。
読み進めるうちに「ん?人数が合わない…?」と違和感が生まれるのですが、真相に辿り着いた時の衝撃はこれまで読んだ作品の中でもトップクラス。思わずページを戻って「ここか!」と声が出るほどの見事な伏線回収でした。
ラストは静かで美しく、彼らにとっては -
Posted by ブクログ
今の自分と客観的に向き合えることで思考がまとまり言語化されていく。そして次の行動に移せる力をくれる。
それが読書というもので培われていく体験そのもの。
サトル叔父さんの
「読書とは刺散的で胸躍る体験で、自分の気持ちに向き合うことは生きる上でとても大切」というのは、
自分でもしっくりくる言葉であり、感銘を受けた。
人間はそれぞれ悩みや辛さもあり抱え込んでしまう。過去へのしがらみが絡みついたまま生きているのは
「損する」ことが多くあって気づかない。
しがらみに絡まってることに気づく人にアドバイスをもらうことで、膨らんだ風船が割れたかのような感覚があった。その一言が自分を動かすんだなと感じた。
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購入済み
いや〜最高!読めて良かったです!
というか描いて戴けて良かった(感涙)
伊織と真宮は勿論のこと、推しの有憲さんの幸せも見られて良かった!
悲しいこともあったけど、それを乗り越えた先にあった今の皆の幸せを覗かせて戴けて感謝感謝です
素敵な作品、幸せな時間をありがとうございました! -
Posted by ブクログ
映画の告知が無性に気になって、原作を修めておきたいと思い購入。
江戸時代において、血なまぐさくも誉れ高い仇討ち。その一部始終が、小気味よく、かつ、どこか愛情をもって語られていくのが面白い。
一人の少年のあだ討ちを発端に、社会に居場所がなくうまく生きることができなかった己の人生を、主人公に伝える語り手たち。その内容に胸がぎゅっと苦しくなったり、人情味を感じて心が温かくなったりする。物語を読むということは、本を通して登場人物たちの人生を追体験するものだとあらためて実感する。
読み進めるにつれ、主人公とともにあだ討ちの真相に近づいていく。「あだ討ち」の種明かしは驚きというよりも、これまで語り手となっ -
Posted by ブクログ
自分とは何者か?俺が増殖して自我が崩壊していく筋書きは安部公房の『箱男』を思わせるが、自身の内面をどこまでも掘り進むと同時に、社会の中で存在を見失ない大衆の平均像の中に自分を解体して全体の中に溶け込んでいく感覚は、『幼年期の終り』の裏側の暗黒面を描いたようにも受け止められる。(アーサー・C・クラークの壮大なイメージは本書ではビールを飲んだ後のハモり的な卑小なイメージに変換されてはいるが‥)
解説で中島岳志が全体主義との関係を論じており、結末部分では戦争経験者の語り継ぎにも通じるものを感じるが、この種の経験を実感を持って伝えることの難しさ自体が、本書のもう一つのテーマなのかもしれない。
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