あらすじ
江戸時代に生まれたくなかった!?
飢饉で餓死者続出、身分の固定化、移動禁止…。江戸時代は史上最低の時代だった? 教養の達人が語る驚きの「日本史」講義、第三弾!
※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
日本史講義第三弾
信長から 幕末までのお話し
私の知らなかった話しがいっぱい出てきました。
江戸時代の識字率
寺子屋がいっぱいあって 字が読める人がおおかったのかと思っていました。
寺子屋がふえたのは 江戸時代の終わりの話しだそうです。それまでは 字を読める人は少なかった。
江戸時代は平和な時代なのかと思っていたけど
飢饉が何回もあり 第二次世界大戦より多くの人が餓死している。
その前の時代なら 飢饉がきたら 他の地方に逃げられた。
老中 阿部正弘は有能な人だった。とか
へえー!と思いながら読みました。
Posted by ブクログ
必ず一巻から読む主義、というわけではないので、今ハマりにハマっている大奥の舞台、江戸時代から読んでみた。
高校では世界史選択だったので、そんなに詳しいわけではない。
しかし一応社会科教員免許(更新済み)があるので、いつかのために勉強も兼ねて。
ライフネット生命の創業者(立命館アジア太平洋大学学長)はどんな書き方をするのかな、とおもっていたら、意外や意外?
教科書的だった。
つまり、信じたい世界を描くことなく、一定の距離感を持っている。
そのため、わかりやすく、納得できる通史になっていた。
信長の処刑数は秀吉と比べ実は少ない、とか、
田沼意次をマーケットの合理性をわかっていた、などはへえへえほうほう言いながら読み進めた。
松花堂弁当の松花堂とは石清水八幡宮の僧侶だそう。
書だけでなく絵も描き、絵の具を入れた箱を持ち歩いていたことから、松花堂弁当が作られたそうだ。
お弁当が寛永文化起源とは。
日本永代蔵に書かれた企業が三井グループ、というのもおどろき。
のちの越後屋が今の三越で…歴史は続いている。
歴史とは、日々の暮らしの積み重ね。
ますます勉強が楽しくなる。