【感想・ネタバレ】わたしが誰だかわかりましたか?のレビュー

あらすじ

バツイチ子持ちで、誰かを信じることに疲れ切っていたある日、同じバツイチの男と運命的な恋に落ちた。でも、そう思っていたのは私だけだった?
40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人…平凡な物語はやがて、予想を覆す結末へ。
他人を信じるとは、信じた人に裏切られるとは何か。「人を信じること」の意味を問いかける、最後の1コマまで先の読めない衝撃のセミフィクション。
全ページフルカラーで描く、やまもとりえ渾身作。

【あらすじ】海野サチ、42歳、先日シングルマザーになった。42年間まじめにコツコツ誰にも迷惑かけずに生きてきたのに、手元に残ったのは親身になってくれぬ友人と、反抗期の息子と、その息子を養うための仕事だけ。そんなある日、サチは仕事の集まりで同じくバツイチ子持ちの男と出会い意気投合する。何年ぶりだろう、男の人の手に触れたいと思ったのは。初めてかもしれない、男の人の匂いをかぎたいと思ったのは。男とメールをするうちに恋に落ちていくサチ。しかし男は仕事と育児を理由に会おうとせず、サチはSNSなどで調べ始めるのだが…。

【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。

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感情タグBEST3

匿名

購入済み

なるほど

余韻がすごくある、深く面白い作品だと感じました。不思議で、なんで?なんで?ひどいな…と感じて読んでいましたが、最後に近づくと、新たな視点から、なるほどと。人はそんなに弱くない。自分が主人公でも、脇役でも、信念を持っていきた方がいいそう感じました。

#エモい #深い #じれったい

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤、サチが自分本位で相手が都合よく動いてくれるのを望んでいたり、無意識のレッテル貼りしてるのにモヤモヤ。
離婚後の不安定さ、子どもとの関係。友人からの無理解、サチ自身も他人からのレッテルに苦しんでるハズなのに。
「何で自分ばかりがこんな目に」と他人を恨んだり妬んだりする時、実は他人から見た自分も同じような事してるかも…という構造にドキリとする。やまもとりえさんの「一方向からだけでは見えない事情や感情」の描き方がすごく好きです。

数回読み返したけど「あなたが誰だかわかっているよ」がどういう意味なのか分からなかった。
メール相手の正体に気付いた訳では無さそうなので、サチの中で何か区切りが着いたと思うんだけど、それが何なのかよくわからなかった(読解力)
サスペンスやミステリーみたいに犯人探しをする話ではないから、日常の些細なやり取りの中に自分を見つけるのが楽しいのかも。真相は分からなくても、心の中に何かがじわっと残る。
紙の質感と装丁も好き。本文が横から見るとカラフルなのもかわいい。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

人を信じる、それがすごく難しい。
裏切られるのが、怖いから。
信じないというよりも、人に期待しない。くらいでとめておきたい。

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2023年04月17日

匿名

購入済み

なんだか…

勝手に想像してたんだけど思っていたのと違っていた。
あまり面白いとは思はない。

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2023年03月08日

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