すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
おもしろい。
歴史に明るくない私がこの本を手に取ったのは米澤穂信先生の本だから。
黒田官兵衛の智慧の凄まじさが伝わる。最後の最後で出てきた子息、松寿丸がのちの黒田長政で福岡を栄えさせた人。
織田信長に反旗を翻して有岡城に立て籠もる将、摂津守荒木村重が毛利の助けが来ない局面で起こる様々な難事件に翻弄される話。もうだめだ、開城するしかない、という絶体絶命のタイミングで、土牢の囚人である知将、黒田官兵衛に謎を解くように請う。
“武士の中の武士“ばかりの登場人物たちが交わすヒリヒリするやり取りのなかに、殿への忠誠や家臣への慮りが交錯し、深い尊敬の念も芽生えた。 -
Posted by ブクログ
読書備忘録1015号。
★★★★★。
そりゃ5つですよ。
だって、ウォッチメイカーですよ。
だって、シリーズ16作目ですよ。
ニューヨークの高層ビル建設現場でクレーンが倒れる。
政治団体から犯行声明が出る。
上級市民だけが嬉しい高層ビルの建設は即時停止し、パンピー向けの公営住宅を手厚くしろと!
そしてこの要求が飲めなければ24時間後に再びクレーンを倒すという犯行予告。
建設ラッシュに沸くニューヨークでは無数のクレーンが稼働している。
次に斃されるのはどこの現場だ!
更にクレーンが次々に倒れたら!
史上最大の危機に晒された市長はライムに捜査を委ねる!
一方のライム。
宿敵ウォッチメイカーこと -
購入済み
空気読まない玲琳が好き
落ち込んでいる玲琳を慮って入れ替わりに気づかないふりをした堯明。
その気持ちを丸ごと無視できる玲琳の心臓の強さに相変わらず笑える。
一方で性悪そうにみえて意外にもそうではない慧月。
堯明もそれに気づき始めているようで…。
今後慧月の評価がどう変わるのか?楽しみなところ -
Posted by ブクログ
ソウルケイジ
姫川玲子シリーズ2作目長編。
河川敷に放置された車の中から血塗れの左手首が発見される。近くの工務店のガレージが血塗れであり、被害者は工務店の主人である事が場判明する。
姫川は「ストロベリーナイト事件」で殉職した部下を思い出しつつ捜査に望む。菊田との関係も曖昧なまま。彼女の弱さ、強さなど、人間的な魅力がさらに増した作品である。
今回も日下といった新しい警部補が登場し、何故か姫川は日下のやり方含め相入れない様相だが、一方日下はロボットの様な人物かと思いきや、家族の問題に葛藤したり、姫川の捜査方法を危うく感じながらも一部認めている部分もあり、彼の魅力も充分に伝わる。
今までの登 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです!
小川哲さんの本は初めて読みました。前情報なく読み始めたので、プロローグから「これは私小説?」となったけど、『三月十日』なんかは「え?ミステリーなの?」とか、いろいろ想像しながら読んでました。
帯に書かれていた「承認欲求のなれの果て」を読み終わった後に見て、「あぁなるほど!」と。
誰かに認められたくて虚構を作り出し、その虚構に盲信する信者がさらなる虚構を作り出す。『サピエンス全史(上)』の認知革命でサピエンスは虚構によって考えられない数のサピエンスが協力できるようになったとあったけど、まさに人間だけの営みだなと感じました。
『革命前夜』では、純真無垢な子どもたちが洗脳さ -
Posted by ブクログ
前作が良かったので期待して読み始めたが、ハードルが上がってるのに、さらに上回る良さ!これは手元に置いておきたい本。マチ先生が哲学と呼ぶ、人生の理念のようなもの。軸が常にぶれない。医療が人を治すのでなく人が人を治す。努力で、何事もできるようになるなどとは傲慢というのに同意。ある程度、そもそも、その事柄には優位性を持って生まれているのだという事を手先の器用さを遺伝と伝えつつ、努力したから手に入れたと思えるほど世の中甘くないと…本当にその通り。ままならない事だらけ、人間無力さばかり。あらがえない、誰のせいでもない。そういうことを語りかけてくれる。人の生き死にだけはどうにもならないと、父の死やナカナカ
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