すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレずっと、読んで見たかった本。
大人よりも子どもの方が、物事も考え方も柔軟で、純粋なんだと思った。
大人や私も積んできた経験などで物事を柔軟に考えれず、先入観や表面だけで「これはこう」と決めつけてしまっているなぁとしみじみ思った。
『いちばんたいせつなことは、目に見えない』
この言葉は本当にその通りだと思った。子どもの方が大人よりも本質を見て、目だけでは見えないものを感じ取っていると思った。
たまには先入観や固定概念だけにはまらず自分が思うままに居ていいんだよ。と王子さまに言われているような気がした。
凄く優しく、だけど深い。
また読み直したらまた違った捉え方ができるような、自分自身のその時の感 -
Posted by ブクログ
葬儀屋で働く主人公や周囲の人々にまつわる差別や価値観の押し付けに向き合っていく話。
いつもながらの町田そのこだなあと思いつつ読みましたが、各章ごとに話の区切りがあり、それぞれに理不尽なことへの憤りと、そこからの気づき、一つの解のようなものが提示されてゆく、それらがなんというかよい着地で、ざわざわしながらも少しホッとさせてくれるのでした(3章だけはちょっと違く感じたけど)。
この方のほかの作品もそうですが、差別や抑圧に不満や辛さを持ちながら、いつか自身も内面に差別を抱えていることを自覚させられてゆく、という合わせ鏡のような構造をわかりやすく見せるために、登場人物の内心の描写がとてもシンプルか -
Posted by ブクログ
ネタバレどうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。私は好きな人の手を強く握りすぎる。相手が痛がっていることにすら気がつかない。だからもう二度と誰の手も握らないように。
この抜粋に惹かれて読み始めた本。
ずっと水無月さんに感情移入しながら読んでしまった、すごくこわかった。
分かっていながらも飛び込んでしまった経験のある身としてはもうずっと、過去の自分を振り返ってるようだったし、自分の行く末をみているような気がした。
(もちろん状況や境遇は全然ちがうけども)
水無月さんは先生を好きだったのかな。先生へは憧れと好きを混同していたけ -
Posted by ブクログ
2026年1冊目。すごく良かったです!
ルーティンをひたすら守り感情の振れ幅がまったくない生活から、平木さんまさかさんとの出会いで彩り溢れる人生がひらけていく感じ。最高でした!
離婚や不妊治療など、冬眠させていた過去の感情を少しずつ思い出してその都度辛くなりながらも乗り越えていく。その時に寄り添ってくれる人がいる。
大人になってから交友関係を広げることを面倒に思いがちの私ですが、出会いっていいなと素直に思える一冊でした。
まさかさんのこのセリフが素敵すぎて心に沁みました。言われたい…!!!!
↓
「僕らあとはもう自分にできることをして老いていくだけです。家のことも子供のことも義実家のことも -
購入済み
ぜひ続編を…
何回も読み返してます!
このシリーズはもうこれで終わりと書かれていますが
八神先生とアサヒの新しい話が読みたいと思ってしまう。。
この2人が大好きすぎます♡
あと、最後の間違いさがし、読み返すたびに8個までしか見つけられず悔しい思いをしています。笑
先生の他の作品にもよく間違いさがし乗っていますが全部見つけられることが少ないです。
こういうのの答え合わせはありませんか。。笑 -
Posted by ブクログ
2025/01/03
何か久しぶりに王道の恋愛小説を読んだ気がします。
まずは何よりこの本がとても読みやすかったです。
主人公の勝利(かつとし)は高校3年生のときに遠方へ親が引っ越しする関係で父の友人の花村家のかれんと丈ともに同居することになる。
ともに生活をしていくうちに段々とかれんに惹かれていく勝利だが、かれんは勝利の高校の美術の先生でもあり、行きつけのカフェのマスターのことが好きということでしょうりのでるまくは最初は無さそうなのだが…。
タイトルにある通りで、2人の恋が成就していく過程が描かれています。とてもド直球って感じの恋愛小説だなぁって思いました。表現というよりも展開が読んでいてス -
Posted by ブクログ
日本を代表するSF作品という評価に偽りないと感じました。
SF作品の面白さは設定の作りこみ、本当に起きているかのようなリアルさにあると思うため、舞台設定から描写まで非常に緻密でした。
今の世界情勢についても考えてしまう嫌な読後感ですが、そういった目を背けたくなるようなテーマを扱うことこそSF作品の価値だなと感じました。
テーマとなっている虐殺器官の真相、主人公の葛藤、世界観の残酷さと、読んでいてちゃんと嫌な気持ちになる作品で、様々な観点から考えさせられる作品でした。
こんな世界になっていたら自分もそうしてしまうんじゃないかと思う場面が多々あり、そんな葛藤の気持ちもテクノロジーにより制御され -
Posted by ブクログ
一気読みしてしまった。
終始スズキタゴサクの掴めなさが不気味だった。対照的にどんどん追い詰められ、負の感情が顕現してしまう警察側の焦燥感が事件の深刻さ、異様さを表現していて一気に読んでしまった。結末は思ったよりも複雑だったが、齟齬や違和感はないながらも想定の外側で驚いた。「命の重さは平等か」という命題がテーマの一つであった。人類全体として俯瞰で見れば命の重さは平等であるというのが一般的というか倫理的に角が立たない答えだが、実際主観的に見れば当然命に優先順位はつくわけで、それはすなわち命の重さは平等でないことになってしまう。これはおそらく誰でもそうだと思う。公共の福祉を守る立場として、このパラド
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。