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異世界転生して、迷子です。って。
まあそりゃそうよね。
ユーリのボヨーンとしてるとこが、いい味出してる。
私は、アリーさんが好き❤️ -
Posted by ブクログ
高校の生物基礎、生物の内容が頭に入っていれば非常に面白いし、ストーリー性があってわかりやすい。
現象の説明にノーベル賞ネタを盛り込むことで、重要な発見であることを再認識できるようになっている。
p.72 ゲノム再構成によって、重鎖遺伝子や軽鎖遺伝子の余分なところがなくなるため、転写が極めて容易になり、抗体の大量生産に有利。
p.115 青酸カリは電子伝達系を阻害する。
p.122 遊離リボソームから小胞体膜結合性リボソームに変化する。
p.126 核行きシグナル配列は核への輸送が終わっても切り取られない。→もし切り取られてしまうと、細胞分裂における核の消失と出現の際に、迷子になってしまう。
p.161 狂牛病は、飼育牛に肉骨粉を与えると発症する。肉骨粉は加熱されているが、スクレイピー型プリオンは壊れずに残るため。鳥や豚が発症しないのは出荷までの日数が少ないため。
p.162 リソソーム内の酵素は、もしリソソームが壊れたとしても細胞質では働かない。それはリソソーム内のpHが5に対して細胞質のpHは7.2だから。
p.173 ヒトの一生のうち、飢えざるを得ない時期は出生直後。母乳を栄養とするには膵臓で消化酵素を合成し、腸に分泌しなければならないが、これには時間がかかるため、その間はオートファジーをして食い繋いでいる。
p.193 小胞体ストレスセンサーと転写因子をつなぐしくみ
p.216 単細胞生物よりも多細胞生物のほうが小胞体ストレス応答タンパク質の数が多い。単細胞生物はその場から逃げたり胞子をつくって引きこもったりできるが、多細胞生物は逃げることも引きこもることもできない。そのため、異常タンパク質を効率よく処理する必要があり、小胞体ストレス応答の仕組みが進化した。
p.226 ATF6をノックアウトすると脊索が形成されない。脊椎動物では、IRE1からATF6にシフトした。 -
Posted by ブクログ
復讐したら泥沼にハマってしまうのよ、というお話(?)。
古民家カフェの崩落事故に遭い、一緒にいた颯一さんを喪った光さん。事故当時、現場にいた医療従事者らしき者たちが颯一さんを助けようとしなかった。何故?。光さんは2人を探し出そうとする。
1人を特定し、接触を図るも、目の前で射殺されてしまう。
一方、もう1人の男・薬師さんもまた光さんの行方を追っていたのだった、、、。
何故颯一さんが見捨てられたのか、何故1人の男は殺害されてしまったのか、様々な謎が光さんと薬師さんの視点で交互に描かれながら、紐解かれていく。
それぞれの思い、それぞれの過去、証券取引、臓器移植、書かれていない部分と明かされていない心の中身、明かされる真相、ラストもまた壮絶な悍ましさを感じました。泥沼でした。
どんでん返しもありましたが、それよりも何よりも深い心の闇をみせられたように思いました。
絶望メガネ、、、。 -
Posted by ブクログ
わたしこの作者様の描く人間関係、好きなんだな、としみじみ思った。でも好き嫌いの分かれる関係性でもあるなぁ、と思う。
奇妙な三角関係の明日世界は終わらない、が一番好きかな。どこまでいっても欲望の対象は都合よく変わらないっていう当たり前の事実を突きつけられて、こんなに切ない関係性ってあるかよおぉぉぉ、ってなりました。
不自由な大人たち、はこんなキレイな不倫ならいいのに、って思った。日本語変かな?
家族の事情は、ここで終わるからいいけどこのまま突き進んだら結構地獄な気がする。
砂が落ちきる、は、こんなねー男がいたらねーお目にかかりたいですよ!!!ロストバージンしたい女に気遣いできる人たらし。夢のような、ほろ苦いキスでお別れなんて出来過ぎだわ、と思うのにその苦さが堪らんのです
あー余韻に浸ろう
2026.10.4
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Posted by ブクログ
「ねえ、七瀬。わたし、どこで間違えたんだろうね」
自問として、自分の胸にも刺さる問い。
「知らないよ。一つ一つ、遡って振り返って見れば?」
深いため息をひとつこぼす。
吐いた量の分、吸い直す。
静まった場に、言い捨てる。
「正論きらーい」
「生野菜サラダにオニオンドレッシングかけてるときさ、野菜に野菜かけて食べるのって何らかの倫理に違反してないかな、って不安になるよね」
「身体もばきばきだし。もういますぐマッサージ行って"お客さん相当凝ってますねぇ”って言われたい。あれさ、”凝ってますねぇ”って言う方も言われる方も、なんであんなに嬉しそうなんだろうね」
「まあ、もし何か書くとしたら、叙述トリックは絶対入れるかな。王道の誤認系のやつをしっかり押さえて、読み手を騙してやりたい」
「性格の歪みが窺えますね」
「今、叙述トリック書いてる作家を全員敵に回したけど大丈夫?」
「だからさ、もしこの先わたしが誰かにはめられて、誰かを殺したって疑いがかけられても、わたしを疑ったりしないでね。わたしは殺人どころか、その言葉を冗談で言うことすらしないんだから」
「別に、怒ってはないよ。まあただ、今澪自身が言ったとおり、わたしのことは、わたしに決定権があるから」
「そうですよね。ほんと、失礼しました」
「澪も一緒だよ。自分で決めたいことがあるなら、決められるように努力するべき」
「やば、含蓄感じる」
小石の顔が目の前にくる。吸い込まれそうな瞳と、シャーペンの芯が数本置けそうなくらい上向きで長いまつげ。
「かもしれない運転すぎ」
頬から手が離れ、こつん、と額に挙が当てられる。
「もしもを重ねて、全部自分の責任だって思おうとするのはやめなよ。自責ってそういうことじゃないよ。仮に竜児さんが犯人だったとしても、蓮杖くんの失敗は一切関係ない」
「そもそも他者なんて、一緒に過ごしてない時間の方が長いし、一緒にいたとしても、相手の心の中までは分からない。だから言葉を使って少しでも埋めようとするんだけど…それでも、言葉にしたことが全てだって思わないでほしい。全部は、知り得ない」
「ミステリと違って、現実ではさ、過不足なく情報を提示することなんてできないじゃん。感情だって記憶だってなんだって、そのものの体積のほうが圧倒的に、もう比較にならないくらいでっかくて、言葉で表現できるのはそのほんの一部、氷山の一角のひとかけらだけ。七瀬視点だと、後出し情報多すぎる、聞いてねーよそんなの、って思ったことがたくさんあっただろうけどさ、それと同じで…わたしが言葉にしてない感情は、めちゃくちゃでかいよ、ってことを、こう、そよ風を感じるみたいに、受け取ってもらえたらいいな、って思って。叙述トリックってさ、何が叙述されてないかを考えるのが面白いじゃん」
「だから、さっき言ったばっかじゃん!言葉にしてることが全てじゃないって。叙述されてないことを、読み取ってよ」
「昔だったら絶対、こんなことは言わなかったと思う。けど、昔のわたしの言葉に、今のわたしを縛られたくない。認知的不協和は、発生した側から却下する。昔のわたしと今のわたしは連続してるけど、人は変わりながら前に進む存在だから。過去を振り返ることはあっても、大事なのは常にいまのわたし。他人の視界の中にいる小石像も、これまでのわたしの発言録も無視して ー 今ここにいるわたしが、最新最良なわけ」
「そういうわけで、前置きが長くなったんだけど ー 敢えて、ちゃんと言葉にして、言うね。ここ十日間くらいで蓮杖くんに起きた、恋愛感情絡みの嫌なこと、怖いこと、傷ついたこと…今から言う言葉で、全部上書きしてほしいんだけども」
小石が、くるりと蓮材に背を向けた。
「わたしね、蓮杖くんのことが好きみたい」
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