すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ほんますごい意外やったのだ。
なぜならスタンフォード大学はアメリカだから
アメリカで教えてる生き抜く力って
他者を蹴落とし
勝ち残るサバイバル力みたいなものを想像してたんです。
でもここで教えられるのは
利他力なんです。
人のことを思いやる力。
人を応援したり
親切にしたり
自己犠牲的ではなく人に貢献することが
幸福感を余計に感じるように人間はできているんだって
実験などで証明もされているんですね。
おそらく利他力が多い人はめちゃめちゃ気持ちいい状態になるのでしょう。
だからまたやりたくなるんだなと。
寄付もそうだし。
ボランティア活動も。
お金儲けをしてお金持ちになってFIREしても -
Posted by ブクログ
ネタバレ重いテーマであったが一気読みしてしまった。いつもはあらすじを見て何となく結末を予想するが、この作品に関してはどういった結末になるのか全く予想出来ず、第1章の後半、ラブホテルの行でなるほどこれで落ち着くのかと思いきや、そうならない所に現実感を感じ、苦しい気持ちになった。ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、何となくモヤモヤした感は残りつつ、でも実際にリアリティのある結末であったと思う。
主人公である新夏と啓久が身近に居そうな若者であり、家族や友人・知人の言葉に時に反発する所も随所にあり、ご都合主義で終わっていないところも高評価になった理由である
最近、一穂氏の小説を読む機会ができたのだが、スト -
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ネタバレ上下巻、あわせてあっという間に読みました。
感想は、下巻のレビューのみ記載。
p134
みんな、どうやって生きているのだろう。……
でもわたしがわからなかったのは、その人たちがいったいどうやって、そのまともな世界でまともに生きていく資格のようなものを手に入れたのかということだった。わたしは誰かに教えてほしかった。
花ちゃん自ら選んでこうなっているというより、そもそも花ちゃんにはまともな選択肢がなくて、選択肢を自分で用意する力も知恵もなくて、まともな方法で手を差し伸べてくれる大人が生まれてから周りに誰一人いない環境で分断された世界にいるのだとハッとさせられました。だからといって、犯罪に手を染 -
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ネタバレ一冊目は装丁の可愛さで読んで面白かったので、2冊目も読んでみたらもっと面白かった!!
一冊目はだいぶ早くから、犯人に目星がついてしまったけど(それでも楽しめた)今回は終盤に、なるほど!!となるトリックが隠されていてとてもスッキリとした仕上がりだった。一冊目の要素をさりげなく活かしつつ、また違う方向性なのも良い。そうくるか!となった。
とにかくこのシリーズは小難しくなく読みやすいが、ちょうど良い不気味さとミステリーが読んでて楽しい。映像化されても楽しめそうだなと思いました。思ったより評価が低めでびっくり。そういう作品にも面白いものがあるんだなと思わせてもらいました。おすすめです。
4.6 -
Posted by ブクログ
「いい感じでやっておいて」という指示が友人間や上司から指示される事がありますが、AIへのプロンプトと同じでそんな抽象的な指示をしても上手くいかないだろうと思っている際にこの本に出会いました。
結論、非常に私の悩みにマッチしました。
本の内容にありますが、「お客様を笑顔にする」という言葉への答えは「鉄板焼きのようなパフォーマンスを楽しんでもらうこと」なのか「笑みがこぼれるような美味しい料理を提供すること」なのか不明瞭です。
こういったありきたりな言葉ひとつとっても受手側の理解は様々あり、「いい感じでやっておいて」という指示で上手くいくことは奇跡に近いんだろうなと感じました。
私もこれからの -
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ネタバレ『恍惚の人』は、認知症という言葉がまだ一般的でなかった時代に、「老い」と「介護」を真正面から描いた作品です。
舞台はごく普通の家庭。特別な不幸が起きるわけではありません。ただ、年を重ねた父が少しずつ変わっていく。その変化に、家族がどう向き合わされていくのかが、淡々と、しかし容赦なく描かれます。
印象的なのは、誰かが明確に「悪者」になるわけではないことです。
介護する側も、される側も、みな必死に「正しく」あろうとする。
それでも、苛立ち、疲弊し、思ってもいない言葉が口をついて出る。その現実が、非常に生々しい。
この作品が突きつけてくるのは、
「家族だから支えられる」という理想と、
「家族だか -
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塔山郁『蠱毒の家』宝島社文庫。
2014年に宝島社文庫から刊行された『人喰いの家』の加筆修正、改題作。個人的には、改題作を知らずに再び掴まされ、困惑することが多いのだが、『人喰いの家』は未読だったので助かった。
塔山郁の作品は何作か読んでいるのだが、本作はその中でも群を抜いて面白い。描かれる事件は『尼崎事件』にも似ているのだが、呪術を使う霊能者が登場する辺りは『尼崎事件』よりもさらに恐ろしさを感じる。
タイトルにある『蠱毒』だが、今村翔吾の『イクサガミ』の下地にもなっており、毒虫や蛇、蠍を何匹も一つの器に閉じ込めて共食いさせ、最後に生き残った一匹を呪いの道具にするというものだ。それを本当
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