すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
2011年、花森安治生誕100年の年の刊行。
花森は、「暮しの手帖」創刊号から2世紀53号まで、30年間、計153冊の表紙を手がけた。本書は、その原画と完成品が一堂に会した永久保存版。
原稿やカットは大部屋の編集室で描いたが、表紙だけは、立入禁止の札を貼って個室にこもりきりで描いた。できあがるのにまる一日、それまではだれも見てはいけなかった。まるで鶴の機織りのよう。
途中、50冊ほどは表紙に写真を使用した。静物をレイアウトして、俯瞰で写真撮影をする。これも一日がかり、でも公開。あれをここに、これをそこにおけ、ああでもないこうでもないと、編集部員をアシスタントにした。
巻頭の「はじめに 花森安治 -
Posted by ブクログ
こんな極上なミステリがあるなんて。
まさに21世紀の『そして誰もいなくなった』です。
舞台は1983年のU国A州。
架空の技術開発により小型飛行船「ジェリーフィッシュ」が発展を遂げているある種パラレルの世界。
本書は飛行船内というクローズドサークルを舞台に連続殺人が描かれる過去のパート、刑事が捜査を進めていく現在パート及び犯人の独白という3つのパートにより構成されています。
物語のテンポ、刑事コンビの小気味の良い会話、登場人物の意外性、奇想天外なトリック、魅力がいっぱい。
読後の余韻も爽やかで、登場人物の想いが感じられるタイトルもgoodです。 -
Posted by ブクログ
テーマが「宇宙飛行士」との事で、「私が共感できる要素がないかもしれない・・・」と思い込んでしまい、これまで読まずに過ごしてきました。
が、実際に読んでみたら、とても面白い!主人公や登場人物たちのキャラが魅力的で、テンポもいいので、楽しんで一気に読む事ができました。
私にとって印象に残ったのは、主人公の六太とシャロンおばさんのおしゃべりの場面。一次審査に挑戦する前に尻込みしてしまう六太に対して、シャロンおばさんの対応がステキでした。六太との信頼関係を築き、相手への敬意を持って話を聞きながら、最終的には六太自身の力で決断できるよう見守る。短い時間のやりとりなのに、とても高度な寄り添いを、 -
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私の尊敬する考古学者三大巨頭の最後の1人だった松木武彦さんの「絶筆」である。今まで、何冊も古墳時代解説本を書いていて、読まなくても良いかな、と去年は思っていたけど、とんでもない間違いだった。audibleで聴き始め、聴き終わった今、必ず本書を購入し、大切に何度も熟読することを誓いたい(audible登録が何故か出来ないので仕方なくこの本で登録。恨めしい)。
古墳時代がどの様に始まったのか。文献史学者とは一味違う編年体著述の古墳時代史ではあるが、それのみが本書の真価ではない。古墳時代と言いながら、弥生時代後期の解説が多いのが松木古墳解説の特徴である。しかもその割には「卑弥呼」という言葉はあまり -
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Audibleにて。
はぁ、小鳩くんと小佐内さんの高校3年間が終わりました。
そして、一作目からずっと謎だった二人が小市民を目指すきっかけとなった中学時代の事件が紐解かれました。
なるほど‥‥そんなことがあったのか‥‥小市民を目指す気持ちは痛いほど伝わる。
「春期限定いちごタルト事件」から「夏期」「秋期」そして「冬期」でそれぞれの季節のスイーツと共に起承転結にしてくると共に、その中で小鳩くんと小佐内さんの高校3年間を描ききる、というのがキレイにまとまり過ぎていて天晴れとしか言いようがありません。
3年間で二人の関係が微妙に変わってくる様や、中学時代の事件から三年後の二人の成長もきちんと伝わって -
Posted by ブクログ
28歳PMS藤沢さんと、25歳パニック障害山添くんのお話。
恋愛であろうと、そうでなかろうと、自分をさらけ出せる関係は心地いい。人を元気にできるのは人。山添くんが、どんどん変化していく。最後は自転車に乗り、連日お見舞い。会社では、休日のイベント企画。
社長さん、すごい。最初は、向上心がない会社という印象だったけど、人のことをよく見てる。心も体も、無理ないように。それは手を抜くこととは違う。仕事を好きになれば、何だってやるよね。お守りをポストに入れる優しさ。
PMSとパニック障害がどういうものかという理解につながる。周りにもいるかもしれない。気遣いができる人でありたい。 -
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