上野千鶴子のレビュー一覧

  • フェミニズムがひらいた道

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    フェミニズムが辿ってきた変遷を、簡潔に学ぶことができる一冊。
    具体的には、19世紀末〜20世紀初めの第一波フェミニズムに始まり、第二波、第三波、そして現在の状況が第四波フェミニズムとなるのか、というところまで順を追ってカバーしている。

    何も疑問を持たずにいた「男女雇用機会均等法」も、成立の時まで辿れば「女性運動の敗北」だったということには驚き。

    フェミニズムについて概要を学びたくて手に取った本書。
    短時間でさっと学ぶことができ、ありがたかった。

    この出版社の「わかりやすく、簡単に」という縛りがあると思うので仕方ないが、参考文献や注釈がなく、上野先生のみの視点から書かれている記述が多いなと

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    2023年03月16日
  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    「まえがき」(雨宮処凛さん) と
    「あとがき」(上野千鶴子さん) が
    素晴しい

    きちんと 現実を見て
    きちんと 言葉にして
    きちんと 考えること

    それが
    生きていく ための 基本だ
    を 考えさせてくれる一冊

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    2023年02月28日
  • 最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ安心して弱者になれる社会をつくりたい

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    こんな世の中にしてごめんなさいと言わなくてすむ社会を手渡したい
    心にとめておきたい言葉。

    愛されるっていうのは大事にされるっていう事だと思う。大事にされるっていうことはリスペクトされるっていうこと。女は自分をリスペクトしない男を選ばない。男性もリスペクトできる女を選ぶこと。
    自分の時間とエネルギーにはかぎりがあるから、やりたいことに優先順位をつけなきゃいけない。
    欲張らない、欲を出さない。小さい目標を立てて、それをひとつひとつクリアしていく達成感。

    いまは育児や家事と仕事との両立、のちのちには介護と仕事との両立を考えなければならないとぼんやり思っていた。両立を考えなければならないのはいつも

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    2023年02月23日
  • 女の子はどう生きるか 教えて,上野先生!

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    数年前、上野千鶴子さんの東大入学式での祝辞に、ものすごく衝撃を受けました。
    私自身、女であることを嫌だと思ったことはないけれど、女であることによる不自由や不利益を感じたことも多々あった中で、上野さんの祝辞から発せられるメッセージが心に残っており、たまたま見つけたこの本も手に取ってみました。(東大入学式祝辞もこの本に全文掲載されています)
    この本は10代の女の子向けに書かれているものですが、女であるが故に感じてきた、様々な場面でのモヤモヤした思いを晴らしてもらった気がします。
    女は女のままで、弱者は弱者のままで、自分の思いのままに、安心・安全に生きていけるようにすることが大事なのだという一貫した

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    2023年02月22日
  • フェミニズムがひらいた道

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    第一波〜四波までのフェミニズム史が、わかりやすく説明されてる。専門的な主義思想が分かりやすく解説されてるので、特に解説を調べることなく楽しんで読めた
    著者上野さんも関わっているフェミニズムの総合サイトやその芸術表現を紹介するなど、関心を広げるのにももってこいの書籍

    浅草、田原町駅周辺の 「readin’ writin’ 」という本屋で出会った本 また行きたい

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    2023年01月31日
  • 身の下相談にお答えします

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    自分の身に起こってることと
    近いことはあんまりなかったけど、
    バサッと斬る上野先生の
    言葉がかっこいい。

    こう読んでいると
    自分にはあまり悩みなんてないのか、と
    気付かされる。

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    2023年01月23日
  • まだまだ 身の下相談にお答えします

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    新聞コラム、人生相談の回答集。
    上野先生がバサッとお悩みを斬ってくれる
    気持ちよさがある。
    前作も読みたい。

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    2023年01月16日
  • 女ぎらい ニッポンのミソジニー

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    日本にはびこるミソジニーをいろんな例から解き明かす本。
    でも、自分自身全然ミソジニーから自由じゃないしあまりに内面化されすぎててこの思想から自由になった姿、心象風景が全く想像できないよ!どうしたらいいんだよ!理論だけわかったって仕方ないだろ!と思いながら読んでたけど、最後に「過去の自分は他者なのだ」という文があってちょっと救われた。
    内面化してるってことがわかっただけでも、内面化に無意識だった自分とはもう他者の関係になれたってこと。
    何回でも読み返したくなる本だと思う。

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    2022年12月22日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    ネタバレ

    今から3年前2019年、当時の首相による日本学術会議の会員任命拒否問題は、政府による自由・学術・教育に対する介入であると大変な危機感をつのらせることになった出来事でしたが、自分の周りでこの件について同じようなことを考えていたり意見を交換したりということがあったのは、小学校教員である友人ただ一人との間でした。
    そこにあるものの不穏さを感じ取った人が自分の周りにはあまりにも少なかった、と思います。
    それから現在までを振り返ってみるとたった3年の間に自由というものがとても堅苦しく緊張の伴うものになってしまっており今なお進行形であると感じます。

    気づいたら周りから固められてて自分は奇特な意見を述べる

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    2022年11月14日
  • おひとりさまの最期

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    ・おひとりさまで在宅ひとり死はできるかという本
    ・介護される側がメインの本だが、介護する側の人にも為になる本だった。
    ・今は病院で長期入院できないので病院で死ねない、施設にも入れないので、政府は在宅死に誘導。高齢者も家で死にたい人が多いから好都合。
    ・おひとりさまは在宅で死ねるのか?→本人の強い意思、地域に訪問医療、在宅介護の環境があること、最後に介護保険限度額以上の負担をするお金(300万円位)があること、で可能。
    ・家族がいると家族が施設に入れたりするので、かえって家族がいない方が在宅死しやすくなってきた。
    ・本人のどこで死にたいかを折りに触れて確認することが大切だな、家族の生活も犠牲にし

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    2022年11月02日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    結婚、子育てに関わるすべての人へ。
    結婚、子育てをナメてないか。家族と本気でぶつかってるのか。そんな問いかけがある1冊。
    もちろん、フェミニズムについてもわかります。
    人によっては物足りないかもしれません。

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    2022年10月10日
  • 上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?

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    今のままでいくとまず死ぬまでお一人様なのでかなり興味を持って読み進めた。
    医者にどんな死に方が良いですか?の質問に癌と答えたのが意外。
    でもその理由を読んで納得。
    新たな発見がたくさんある一冊だった。

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    2022年09月23日
  • 最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく

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    上野千鶴子さんが私と2つしか違わないと言う年齢にびっくりしました。いろいろを知らないこと考えていかなければ沢いけないことがあり私の老後を考えました。

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    2022年09月14日
  • 女ぎらい ニッポンのミソジニー

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    結構難しくて、わからないないこともあったが、単語の一つ一つが洗練されていて、文章がするどいなーと。
    とにかく内容が濃いので、読むほうも覚悟を持って読んだほうがいい。
    自分自身が気づいてないことが多々あり、気づきもたくさんあった。

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    2022年09月07日
  • 在宅ひとり死のススメ

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    住み慣れた家で逝けるのがベストだと思います。高齢者には、環境変化が、一番キツいと思います。ボケても、自宅で自宅出来るかもと思うと頑張れそうです。親も、85歳過ぎですが、一人で頑張ってくれています。デイとかケアマネさんとかに援助して貰いながら自活しています。

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    2022年09月02日
  • 最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ安心して弱者になれる社会をつくりたい

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    講演形式なので、ポイント毎に整理され、とてもわかりやすい。
    上野千鶴子の膨大な著書と知識が一冊で見通せる。上野千鶴子って、かなり昔からケア労働の問題に注目していたのだな。フェミニズムの文脈からケア労働に繋がるのは当然かもしれないが、コロナ禍でようやく世の中がケア労働について論じ始め、上野千鶴子に追いついたということだ。

    保守派のオジサンが不払い労働論に対して悪ノリして「主婦は価値ある仕事をおやりです」と言ったことにたいして、「価値ある仕事」ならあんたがやれよといってのけるのは気持ちいい。
    このきっぷの良さがやはり上野千鶴子。バッシンクもあるだろうが、それに負けてない姿勢を見せることが、大事だ

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    2022年08月24日
  • 最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく

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    私淑している上野千鶴子氏の最新刊を発見して購入した。この本は複数人のゲストとの対談形式となっており読みやすい。「在宅ひとり死のすすめ」が少しアップデートされている。

    彼女のいう「在宅ひとり死」は誰でもできるようなものではない気がした。かなりの社交性と財力を必要とするものだろう。また、田舎で達成できるかどうかも怪しい。とはいえ、老後への不安が読むにつれクリアになり、安心した。
    彼女の最近の研究テーマは認知症の在宅ひとり死だそうだ。私もこれにはかなり関心がある。というのは、ひとり暮らしの前提は健全な判断力を有することだからだ。今回彼女はこのことにも触れ、少しではあるがその方法について触れている。

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    2022年08月10日
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

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    一部ネットで嫌われてそうな論客たちからのメッセージ集。みなさん、日本から少しずつ自由が奪われていると危惧している。
    ある一面の行動・発言が切り取られて批判されることが多い方々だが、その考えに直に触れると、国の在り方や自由について真剣に考えているのが分かる。

    例えば表現の不自由展に携わった津田大介氏。近年、アートの世界では政権の意向に沿った展示しかできなくなってきたと言う。意向に反せば、補助金が下りないなど不自由を強いられるそうだ。

    詳しく知らないが、おそらく、この展示は慰安婦像などを展示するのが目的ではなく、賛否両論のものを公の場で示すこと自体が目的だったのではないか。こうした国の動きに対

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    2022年08月01日
  • 女たちのサバイバル作戦

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    ・男女雇用機会均等法からの30年間の女性の労働、雇用を中心に書かれた本。
    ・ネオリベ改革とフェミニズムの関連について知らないことばかりだったので勉強になった。
    ・タイトルになっている女性のサバイバル戦略としては、ひとりの個人(夫、親)やひとつの組織(会社)に頼らない。ひとつに頼るとひとつがだめになると食べていけなくなる。

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    2022年06月21日
  • 上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!

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    対談形式で軽快な語り口。読み始めたら最後まですぐに読めた。
    上野千鶴子先生は権威でありながらやっぱり少し昔の価値観もあるのかな、なんてメディアやSNSからの情報を元に思っていたけど、50年間フェミニズムと向き合ってきた人の引き出しの多さと、その前からずっと続くフェミニズムの歴史も感じられ、30代のフェミニストは満足しました。

    家族やパートナーとの向き合い方なんかについてもすごく参考になった。私もパートナーを一回殺して、もう一度二人で生き返る必要性を感じた。

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    2022年06月20日