上野千鶴子のレビュー一覧
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自分が持っている問に対して、完全ではなくとも、何らかのオリジナルな答えを公に受け入れられるに足るようにアウトプットするための方法論。確かにこの通りに出来れば、社会科学で言うところの論文をそれなりの質で書くことが出来るんだろうなと納得。
ノウハウをまとめたものとしてとても良い本だなと思うけれど、ところどころに本筋と関係ない著者の思想が出ていたり、あくまで経験科学の話をしているはずなのに、研究、論文といった用語が裸で使われていて、概念には定義が必要と主張していることと矛盾しないかと思ったり、読む意欲を削ぐような要素があることは残念。
200909 -
Posted by ブクログ
読み終わりました。結婚と何ぞや?女とは?男とは?超有名な社会学者とカウンセラーの対談本。信田氏があとがきで散々上野氏を褒めちぎっておきながら、対談の中では意外と上野節に反論したりしているのが面白い。
対談自体は結婚そのものについて語り尽くすというよりは、DVや性、世代の傾向もふんだんに交えて話している感じ。
信田氏の「わたしは、結婚は制度だと思ってますから。制度であるということを知らずに制度に踏み込むのが結構です」という言葉は核心を突いている。また、「男はおびえて女に暴力をふるう」という箇所も核心的。この本からは学ぶことが多い。
ただ一点だけ。個人的に上野千鶴子節は対談よりも文章の方が輝いて -
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ネタバレこれまで友達にも恋人にも夫にも相談できなかったような事柄が、
お姉さまたちの対談を聞きながら、いっきに解決。人生経験や学術的な裏付けのある断定なので、心強いことこの上ない。
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〇組織は必ず腐る。そこに帰属する人たちのお得と存続が真の目的になっていくから。
〇社員による内部改革はまず無理。組織温存に血道を上げがち。
〇組織の自己防衛。図体が大きく、止まろうにも止まれない。慣性。
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〇「人間は抑圧し抜くと、抑圧に慣れる生きものだ」
〇東大話法ーあの情報の薄さの割の物言いの説得力
〇セクシ -
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『情報生産者になる』上野千鶴子氏
1.購読動機
上野さん執筆の記事を通じて、
①どんな授業なのか?
②どんな思考なのか?
を知りたかったことからです。
そして、さらに
③情報消費→生産の変化に必要なことは何か学ぶためです。
2.結論
①なぜ情報生産者なのか?
ずばり、そちらの方が楽しいからと記載あります。
②どの分野で目指すのか?
自己の関心があること。
情報にリーチできること。
解決できる、回答に辿りつけること。
3.最後に
8割は、論文を書くに関することです。
しかし、上野氏がタイトルに情報生産者になるを選択したにはわけがあります。
それは、長年、学生にそのテーマで教えつづけた自負、 -
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ネタバレ女性の生きづらさ、不満、喜びを、表現し、他の人々を動かしてきた人たちの紹介。いま、それぞれが自分らしくあるべき、という風潮になっているのは、先人たちのおかげなのだなと。大人向け偉人伝を読む思い。感謝。
●森崎和江
P25 性の交換は、千万の言葉よりもふかく個体の基本的資質を表明するんです。わたしはそこにあらわになるものを男あるいは女の普遍性とこの特殊性とのかねあいとして凝縮させ、そして内的な交換を深めていきたいとうろうろしつづけました。
P29 あなたは誰のものでもない
あなたは ただ あなたのもの
P35 男の思想の単独性とは、自分ひとりの個体のひろがりに限定されるだけなく(個 -
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田房永子さんが、上野千鶴子さんに質問していくかたちでフェミニズムについて学べる一冊。良書だった。
私自身、フェミニズムって日本で広まったのは伊藤詩織さんの事件や#MeToo運動などからで、海外に触発された思想だと思っていたのが無知すぎて恥ずかしい。
上野先生が青春を過ごしたいわゆる全共闘時代から、学生運動に参加していた女性たちも性差別を受けていたし、それに対してずっと毅然と闘ってきていたんだ。
女は男によって選ばれるものであり、当時の日本では女性が大学に進学すること、ましてや未婚であることは規格外だった。
田房永子さんは毒母に苦しめられてきた経験を著作にしているけれど、上野先生とほぼ同世代のお -
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わたしの言葉なんかより、上野先生のお言葉を。
P75
現代のヒモには、家事貢献が求められる
昔のヒモは、女に貢がせた金で遊んで歩いてたわけですよ。家事なんかしない。今はね、ヒモだけをやっているわけにはいかず、ちゃんと家事をやってサポートしないといけない。
P77
友だちとカップルの違い
若い子に質問されたんですよ、「男女がいて、別居していて、たまに会って、ご飯食べて、セックスする。その関係を何て呼ぶんですか」って。で、わたしは、「それは仲のよいお友だちと呼ぶんです」と答えました。会ってないときにまで、相手の身体の性的使用に関して権利が発生すると思ったときに、カップルをか、恋人とか、夫婦