あらすじ
なぜ性器を隠すのか?女はいかなる基準でパンティを選ぶのか?――女と男の非対称性に深く立ち入って、下着を通したセクシュアリティの文明史をあざやかに描ききる。
初版刊行直後から大反響を呼び、またたくまにベストセラーとなった記念碑的名著の新装版。
「自著自解――上野千鶴子によるウエノチズコ」を収録。
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Posted by ブクログ
パンツから性交渉について論じてる。初心者の私には少し難しかったが、さらっと読めた。今より少し昔に書かれた本だけど、今の女の人達はこの傾向のまま進んでいるような気がする。
Posted by ブクログ
パンティーには夢がある。ほうほう、下着の扱いこうなのね? ふんふんと楽しく読めるのだが、写真や挿絵が豊富で通勤電車で読むのにドキドキする。家でゆっくり読みたい。
これを恥ずかしいと思う時点で、スカートの下にはロマンがあるんですね。
今読んでも面白いのだが、初版が1989年なのが驚く。約30年前だけど、今もスカートの下のイメージは変わっていないのかもしれない。
Posted by ブクログ
社会学者 上野千鶴子氏が1989年に発表した著作。パンティを通してセクシュアリティを論じています。2019年の東大入学式での祝辞が話題になっており、本作を手にしました。30年前のベストセラーですが、当時の予想が当たっていたかどうか、また日本人は当時に比べて少しは進歩したのかどうかを確認しながら読むことが出来るという珍しい作品。パンティ一つからこれだけの内容に発展するのは素直に驚くしかない。共感できる部分、出来ない部分はあるにしろ、ここで語られている内容にモヤモヤは残らないです。