上野千鶴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上野先生の情報整理力、コメント力にまきとられて、思わずノンストップで読み終えてしまった。
改めて女性の「働く」をめぐる社会動向や政策について把握できたのが個人的にはありがたかった。
久しぶりに読んだ「上野節」。
「『論争』は聴衆に向かって行うもの」と言い切られるだけあって、挑発的な独特な言い回しを差し引いても、読んでる側に突きつけられるものが多々あった。
どんなに理想を追っても、頑張っても自分1人の世代では「ちょっとはマシ」が関の山なのかな、と最後に思いつつ、「100のノイズのなかから数個の意味あるメッセージ」を見出す心持ちはなくさないでいたい。 -
Posted by ブクログ
漢字表記や言葉遣いが分かりやすく、幅広い世代に読みやすくなっていて親切だという第一印象。中身も、フェミニズムのイメージがアップデートされていない(なんかいつも怒っている、うるさいなと感じている)人たちこそ読んでほしい一冊になった。いま、数ある問題(その多くは格差だけど)を放置し続ければ将来は二流国どころか最貧国になっているんじゃないかと思った。高齢貧困女性問題についても、メディアでは普通の、役職なし女性の、収入やライフスタイルなどフォーカスしていない部分にもそろそろ俎上に乗せてもよいのではないか。みながみな、管理職になれるわけではない、そうじゃない生き方もあることを知ることも必要と感じる。弱者
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Posted by ブクログ
女性参政権が、多くの先輩たちの努力の賜物と理解していたが、最近のもので言えば、当たり前に存在する介護保険までもが過去の女性たちの強い意志がなければ成立しなかったなんて。己の無知と、おそらく過去に知ったかもしれないのに忘れてしまう記憶力の無さが情けない。
誰かの疑問とその不可思議を解決しようとする強い意志がなければ、法律ひとつ権利ひとつ作ったり守ったりできないことを何故気が付かなかったんだろう。
学校で教わったんだっけ。
いやいや自分で気付けよってことか。
自分で動けなくても理解し応援したい。
世の中は勝手に回ってるんじゃなくて、誰かが回してるんだよね。 -