上野千鶴子のレビュー一覧

  • 世代の痛み 団塊ジュニアから団塊への質問状

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    なるほど、と思わされてしまう。身近な言葉で表現してくれてる。世代の隔たりを表現するのに、この二人は最適。全部とは言えないが、だいぶ多くを納得してしまう。

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    2017年12月06日
  • 男おひとりさま道

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    読む人の年齢によって、印象がかなり違う本。
    団塊の世代にとっては切実な問題だと思うけど、怒り出す内容でもある。
    団塊ジュニア世代にとっては全く想像できない内容。「なんで上野さんそんなに怒ってるの?」みたいに思う人が多いのではないかな。
    これから親の介護が始まれば、少しは事情が垣間見られるのではないかなと。

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    2017年11月06日
  • おひとりさまの老後

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    面白い!切り口がまた!いい!と、思ったら酒井順子と仲良しだそうで!それでこうスパッと切ってくれちゃうんだなぁ。いい!65歳以上の高齢者で配偶者のいない女性の割合は55パーセントだとか。なるほど!確かに64歳ならまだまだな感じだよなぁ。おひとりさま老後。

    そんなおひとりさまの老後の生活のイロハを説いた本なんだけども、介護される側の心得や、介護を気持ちよくさせてあげるためのツボなど、介護者からの目線じゃなく、介護される側からの目線での話もなかなか面白かったし、この人にだけは遺産は絶対やりたくないっていうネガティヴリストの書き方など、なかなかやるな!という一冊でした。

    でも、確かにそういうのもな

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    2017年11月03日
  • 男流文学論

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    吉行淳之介、島尾敏雄、谷崎潤一郎、小島信夫、村上春樹、三島由紀夫の6人の作家と作品について、上野千鶴子、小倉千賀子、富岡多恵子の3人が語り合った鼎談を収めています。わが国におけるフェミニズム批評の嚆矢とは言えないまでも、フェミニズム批評の活性化に大きく寄与した本と言えるように思います。座談会ということもあって、三者ともかなり辛辣な言葉を吐いていますが、制度化してしまったフェミニズム批評には見られないおもしろさがあります。

    村上春樹の文体について富岡が作家の視点から鋭い分析をおこなっている箇所には目を見張らされました。また上野が、島尾の小説に対する吉本隆明の批評や、小島の小説に対する江藤淳の批

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    2017年09月24日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    北原みのりさんと同じく、木嶋佳苗はじめ、女性が起こした事件に興味を持っていて、ついこの手の本を読んでしまう。

    あたしは壇蜜と同い年のエンコー世代で、毒母持ちであり、男と同等の評価が欲しいと社会で苦しむ、結婚をゴールとしない独身女である。
    …このお三方の研究分野にすっかり当てはまってしまった。

    しかし、あたしはエンコーコギャル世代ど真ん中でしかも比較的都会にいたのに、その時期、人生で最も輝く10代を、みっともない脂肪にまみれて暮らしていて、誰からも性的に求められなかった。現実から目を逸らして暮らしていた。
    大人になって、ああ、あれは肥っていたからだ、そう思っていたのだ。
    木嶋佳苗には、だから

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    2017年08月21日
  • 「戦後80年」はあるのか――「本と新聞の大学」講義録

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    本のタイトルにあるように、日本に今後戦後80年は
    くるのかという議題で、現政権を中心に批判する
    下記の講義集
    内田樹氏ー比較敗戦論
    東浩紀-本と新聞と大学は生き残れるか
    木村草太-集団的自衛権問題とはなんだったのか
    山室信一-戦後が戦前に転じるとき
    上野千鶴子-戦後日本の下半身
    河村小百合-この国の財政・経済のこれから
    姜尚中-総括講演
    このなかでも、山室信一氏、上野千鶴子氏、河村小百合氏の
    3本がとても興味を引きました。
    どれも、日本が破綻し、または戦争の道に進むのでは
    ないかという潜在的な恐れを感じる内容です。

    支持率は高いですが、本当に今の政権でいいのでしょうか?
    他人事ではないような

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    2016年11月26日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    考えが必ずしも一致する、というわけではない。でも、フェミニズムの思想はすごく共感する部分も多い。
    何より、この3人の会話のノリには、すごく親近感がある。女の女による女のための会話。開放感ある。(話の内容は深刻で、開放感はないのだけれど)

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    2016年08月28日
  • おひとりさまの老後

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    ☆☆☆☆上野千鶴子さんの作品は5年ほど前に『男おひとりさま道』を読んでから2冊だけど、おそらく『おひとりさまの老後』のほうが先に書かれたのだろう、前者のほうがスーッと読めた記憶がある。
    同性を対象に書かれたものであるからかもしれないし、上野さんが、「おひとりさなシリーズ」という作品の型を身につけ、馴染んできたからかもしれない。
    前者を読んだときには、女性の先輩からの手厳しい忠告、男の下心を見透かされたかのような、核心をついた意見が、痛痒くて読んでいくうちに少し快感めいたものになっていたのを思い出す。

    今回のテーマ「老後」は女性に向けて書かれているので、優しさを感じた。
    「老後」に関

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    2016年04月11日
  • 身の下相談にお答えします

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    あー、面白かった。人は本当に様々な事を考えて、色んな悩みを持つ。私も悩みが無いわけではないけれど、人に真剣に相談するほどでは無いことは幸せなのかもしれない。愚痴半分で相談することはあるけれど。それにしても人の悩みや相談事の大半のなんと「どうでもいい」ことよ笑 自分の事なら見えなくてモヤモヤするのに、人の事ならすんなり自分なりの答えが出てくる。そういう意味で時折こういう本や、新聞や雑誌のお悩みコーナーなんかは読むといいのかもしれません♪いつか自分の悩みの助けの一端になるかもしれません。

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    2016年03月25日
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

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    社会学者の上野さんと著述家の湯山さん。
    教養とパワーあふれる お二人の対談形式。
    震災、家族、加齢、そして
    下ネタまでも高尚なお話に仕上がっていて
    ついてゆくのが必死・・・
    いや、ちょっとついていけてない(笑)
    専門用語の理解はさておき
    男女 年齢問わず 人モテする先輩方の言葉は、
    キョンキョンが書評集で語るように、
    マーカー引いてしまうほど、ハッとするもの多し

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    2016年03月09日
  • 上野千鶴子の選憲論

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    万人に読んでほしいといえる良書。
    以下はメモ。
    ・選択議定書…これを批准していると、人権侵害行為について、国家を飛び越えて個人が国連人権規約委員会に通報することができる。日本はアメリカはしていない。
    ・占領軍の押し付けの憲法ではなく、当時の国民が選び取っている。日本の中からもたくさん憲法草案が作られたし、提出されたものが現行憲法に大きな影響を与えている。
    ・代議制民主主義は、愚民説にたつエリート政治。(市民参加の機会を抑制するシステム)
    ・ケアは非暴力を学ぶ実践
    ・琉球共和社会憲法

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    2016年02月24日
  • 女たちのサバイバル作戦

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    残念ながら男性からすると、どれだけ女性が冷遇されているのかがよく分からない。それがどのような歴史の変遷を辿ってきたかを細かく伝えてくれる。思い返してみれば、僕が子供の頃にテレビなどで知っていた世界、それどころか小学校や中学校であっても、男性優位だったように思う。そんなことさえ気づいていなかった。

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    2015年12月13日
  • 迫りくる「息子介護」の時代~28人の現場から~

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    むかしは、介護といえば、女性がこれにあたるものとされる向きが強かった。
    娘であったり、息子の嫁であったり。
    それがいまや、配偶者による介護だったり、
    息子による介護だったりというのが、増えているようですね。

    とくに息子介護については、
    一人っ子化、晩婚化、独身でいる人の増大という
    現代人の在り様の傾向が影響していて、
    さらに、就職難や、介護が理解されない社会構造なども
    その背景としてあるような状態。

    本書ではその解決については述べられませんが、
    現状分析としては、なかなかに的を突いたものになっているように
    読み受けました。

    なにせ、ぼく自身が息子介護とは言わないまでも(主介護者が親父だか

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    2025年07月03日
  • 毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

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    もし自分が事件になるような毒婦になってしまったら、「あれは私だ」という女性たちは、殺したり殺されたりするような関係だった男性たちより寒いものに感じるんじゃないかとちょっと思いました・・

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    2015年08月12日
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

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     名前を聞いたことのある豪快なおばはん達が、よくわからないけど言いたい放題言う、という感じの本。しかしながら最後、すかっとする。上等!というもののそれほど喧嘩腰でもなく、表現もわかりやすい。もっと過激派では?とも思ったが、お二人とも若干落ち着かれたのだろうか?違うか。

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    2015年06月10日
  • ひとりの午後に

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    上野千鶴子のエッセイをまとめて読むのは『ミッドナイトコール』以来だと思う。

    攻撃的挑発的な上野節は影を潜め、読んでいて心地がいい「B面のわたし」のエッセイ。(個人的には『ひとりの午後に』よりも『B面のわたし』の方がグッとくるものがある)

    結婚、老い、上野千鶴子の個人史等、「プライベートは切り売りしない」はずの上野千鶴子が素直に語ってるのは、あとがきにも出てくる担当編集者だからこそ、なせた業なんだろうな。
    (連載媒体が「おしゃれ工房」ということで、雑誌の読者を意識した上野さんのサービス精神の発揮とも考えられるけれど、それをも見通したその編集者に会いたくなってしまった、小湊雅彦さんと仰有るそう

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    2015年04月14日
  • 女は後半からがおもしろい

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    少し前の女性活躍の論客お二人の対談。
    男社会の中で価値残ることに意味はないと。そんなロールモデルは後輩を苦しめるのだろうなと思った。
    私は頑張ってるのでほっておいてほしいというのは、違うのだということ。
    子供をもった瞬間、女性は弱者になるということ。
    そういうことを、はっきりと言ってくれる一冊。

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    2015年02月28日
  • 身の下相談にお答えします

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    朝日新聞コラムより、社会学者の著者による身の上(夫婦、親子、人生)&身の下(性) 相談。
    バッサリはっきり言う上野千鶴子さんの回答が面白くて気持ちがいい!! 好きだなあ。

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    2015年02月22日
  • おひとりさまの老後

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    発売と同時にベストセラーとなった、上野千鶴子「おひとりさまの老後」(367.7//U)は、多くは老後を独りで過ごす女性向きなのだが、智恵と工夫が詰まったエールでもある。シングルライフの勧めではないにしても、その良さがじんわりと喧伝されていて、メンタル的にも気をそそられる。円熟した人生の最後を孤独を愛することでフィナーレを迎えられたらと希求する人もいるに違いない。

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    2015年03月03日
  • 身の下相談にお答えします

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    ネタバレ

    身の上相談というのは、世の中のいろいろな世界を垣間見つつ、自分にあてはまる回答を得られた時の快感ったらない。
    特に、性の話って、本当は人生、恋愛すべてにかかわるけれど、聞くに聞けないことばかり。上野さんは、日本人にとってのタブーを、こんなにオープンに、それはそれはすっぱりと気持ちよく、時に、本当に美しい文章だなあ~という形で回答をのせてくれている。
    家族の問題などは、この平和な日本ゆえに、出てくる悩みも見られ、これでよいのか!?と思わされる。いや、身につまされることも・・・
    身の下に限らず、考えさせられる一冊。

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    2014年10月25日