ひとりの午後に

ひとりの午後に

942円 (税込)

4pt

「箱入り」だった子ども時代から胸苦しさに満ちた金沢での青春期、「枯れた」学生だった京都での日々。東大に招ばれ、逆風に身を置きながら、いまは亡き両親や敬愛する友、教え子、そして自らの行く末をおもう……。ベストセラー『おひとりさまの老後』の著者が綴る、潔くてほろ苦い「大人のための」エッセイ集。

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ひとりの午後に のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年10月29日

    ご本人は 禁をおかして感じたことを語りすぎたかも・・・と
    おっしゃっているけど。
    私は この本を読めて 上野さんの日常や 考えがのぞけて 良かったと思いましたよ^^

    まだ おひとりさまを覚悟するには早く 一度はお二人様も経験してみなくてはいけない私だけど。でも うんうんと肯く所 クスッと笑う所あり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月08日

    フェミニスト上野千鶴子女史の論文ではなく初のエッセイ。母を看取り、父親を見送り、いかにこれから生きていくのか。これまで生きてきたかを振り返る。そうなんだよ、こんなふうに人格は形成されていくのかもしれない。せつなくて心打たれる。ところどころで泣ける。

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月28日

    ジェンダーの理論家である上野千鶴子さんの最近のテーマは「おひとりさまの老後」。
    若い頃からずっと扱ってきたフェミニズムというテーマでは、上野さんは研究者であると同時に、自分自身が研究対象でした。
    あらたなこのテーマにおいても、上野さんは、研究者と研究対象を兼務しています。

    幸福な人生の典型として描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月28日

    何というか。誤解をおそれずに書けば、ちょっと危ないかなという感想。そうか、ひとりでもいいんだ、と思ってしまう。人生はひとりで生きるか、結婚するか個人の自由。まあ、だからいいのかもしれない。ただ、何となく理由をつけて現実から逃げ出すきっかけにならなければいいなと思う。難しいですな、このテーマは。

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    Posted by ブクログ 2015年04月14日

    上野千鶴子のエッセイをまとめて読むのは『ミッドナイトコール』以来だと思う。

    攻撃的挑発的な上野節は影を潜め、読んでいて心地がいい「B面のわたし」のエッセイ。(個人的には『ひとりの午後に』よりも『B面のわたし』の方がグッとくるものがある)

    結婚、老い、上野千鶴子の個人史等、「プライベートは切り売り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月23日

    人生半ばを迎えた人向けの本でありながら、私のような若造に響くことばもある。
    大人になっても迷うことはあるということか。
    兎にも角にも日々迷走だ。

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    Posted by ブクログ 2012年06月14日

    難しいことはあまりなく、ストレートにご自分の気持ちを書いてるエッセイだなーと思いました。
    感想を一言で言うと、案外上野先生、好き嫌いがはっきりしてる!
    悪い意味ではなく、自分自身をよく知っているのだろうと思います。
    なんか人間臭くて私は好きでした。
    上野さんの考えではなく、上野さんというひとりの人間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月28日

    上野千鶴子さんのエッセイ集。学者さんのイメージで難しい著作は読んでいませんがこの本はとても読みやすく、しかも面白かったです。
     ご自分の生い立ちや両親を見送ったことをはじめ、ごく個人的なことが書かれています。自身の好みや生活のことなど、素の上野千鶴子さんが表れていて好感を持ちました。自分を飾ることな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月15日

    最近ダラダラ読む本が多い中、これは一気に読んでしまった。
    読めるし、読まさせてくれる。
    たぶん文章がすごく読みやすいんだなと思った。

    こういう年上の女の人が書いたエッセイをこれからはたくさん読みたい。
    背筋がしゃんとするし、自分が何も知らないことを頭からだけでも分からせてくれる。
    「何も知らない」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月27日

    彼女がエッセイを書くとこうなるのか。ジェンダーや女性や高齢者に関する研究について、というよりも、彼女自身の個人的な、日常的な思いが綴られている。「上野千鶴子」という一魅力的な人間の内側をちょっと覗けた様な気にさせる一冊。

    0

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