大森望のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
<業界騒然!読書家待望! 小説が100倍楽しくなる痛快文学賞ガイド
文学賞ってなによ? 芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題がさらにパワーアップ。最新受賞作全採点「文学賞の値うち」付き。読む前に、読むべし!>大変興味深く、勉強になった。読みたい本もいくつかできて楽しめた。文学賞のありがたみはちょっと減っちゃったかもだけど(笑) -
Posted by ブクログ
推理小説なのか、それともSFなのか迷う作品。
たぶん、SFより。
タイムトラベルが可能になった未来で、主人公はオクスフォードの学生。
タイムトラベルの技術そのものは、過去のものを未来に持ち込めないという時空の自浄作用のようなものの存在によって、企業からは見放された、あまり活発なものでなくなってきています。
それでも、過去に正確に何があったのか、そういったことや、過去に訪れた人たちによって未来が変えられ、その変更された未来を修正するために、歴史そのものが過去に干渉する。
そんなさなか、主人公がしなくてはいけないのは、死ぬはずではなかった猫が殺されそうになっていたため、未来に持ち込まれてしまったそれを、あるべき場所に戻すこと。
これが単純そうに見えてどうしようもなく邪魔が入る。
実に軽快な文章と(翻訳者さんもお上手)、軽快な物語で素晴らしく楽しいですが、
執事やビクトリア王朝時代が嫌いな方にはちょっとお勧めできません。
歴史好きにはたまらない一品に仕上がってます。
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Posted by ブクログ
タイムトラベルが可能となった近未来。
オックスフォード大学の女子学生キヴリンは実習の一環として14世紀に赴く。
ところがキヴリンは到着と同時に病に倒れ、
一方彼女を送り出した21世紀のオックスフォードでも
伝染性疾患が蔓延し…
所謂タイムトラベルSFですが、SF色は薄く、
中世の描写の方がかなり詳細。
文章が冗長だと感じる部分もあるのですが、
それ故に登場人物に感情移入出来る部分もあり、
物語の後半、中世のパートで
ペストによってばたばたと人が死んでいく場面は
云い様のない悲しさを感じました。
快い読後感というのとはまた違いますが、
悲惨な状況に立ち向かってゆくキヴリンの芯の強さが印象的な物語。
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Posted by ブクログ
結論からいうとおもしろかったんだけど、SFを読みなれてないせいと、映画にそれほど詳しくないのとで、全体として、たぶん、話の七十パーセント、いや六十か?、くらいしか理解できてない気がした。読み終わってすぐ、もう一度読み返そうかと思った。実際、最初の一章は読み返した。わからなかったんだけど、でもでも、おもしろかった。感動した。アリスが懸命に踊るたくさんのシーンで。ラストで。やっぱりこの作品でも、登場人物はたちは「あきらめない」。アリスは不可能を可能にするし。トムもシニカルだけど、不可能なことなんてないんだ、って言うし。 コニー・ウィリスの、この冷静に現実はわかってるんだけど希望は捨てないって感じが大好き。 そしてやっぱり登場人物がみんな魅力的。(コニー・ウィリスの描く男の子は素敵だ、マイタイプだ)。ヘッダなんか特に好き。 これ読めばだれでもそうだと思うけど、ミュージカル映画がすごく見たくなる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ1999年発表のデビュー作から、『三体』の一部をベースに書かれた2014年の表題作「円」まで、13篇を発表順に収録した短編集。日本独自の短編集だが、収録作の選択は著者自身による。最初の9篇が長編第一作『超新星紀元』を刊行した2003年までの作品。(『三体』は2006年連載、2008年に単行本化)
劉慈欣はストーリーの意外な展開が面白いと思っているので、短編よりもある程度の長さのある作品の方が本領発揮できるのではないか。とはいえ、収録作品からは直接的、間接的に、『三体』をはじめとする長編作品で扱われるモチーフやアイデアを感じることができる。
漢詩に魅せられた異星種族が李白を超える作品をつくろうとする「詩雲」(短編「呑食者」の続編)、大好きなシャボン玉を研究して故郷の環境を改善する「円円のシャボン玉」、将来のエネルギー問題を解決するために未来の自分から電話がかかってくる「月の光」、始皇帝の命により300万人の兵士からなる人列計算機を立ち上げる「円」が面白かった。
収録作品は以下のとおり
「鯨歌」
「地火」
「郷村教師」
「繊維」
「メッセンジャー」
「カオスの蝶」
「詩雲」
「栄光と夢」
「円円のシャボン玉」
「二〇一八年四月一日」
「月の光」
「人生」
「円」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ約15年前の2009年発行なので、AI云々はもう既にかなり内容に現代が追いついてきてる感あった。恐ろしや…
お気に入り作品は
「エンゼルフレンチ」藤田雅矢
ロマンチックですごく良かった。長い長い時をお互い想い合ってるのが素敵。
「七歩飛んだ男」山本弘
宇宙船の描写が細やかでイメージするの楽しかった。鮮やかなSFミステリー!
古い作家を読むことが多く、時代故の読みにくさは慣れていたけど、現代なのに読むの難しいのは久しぶりでした。
あと個人的に、グロがかなりキツイ話と気持ち悪さがえげつない話があり……ちょっとそれは面白さが負けてしまいました……
「自生の夢」飛浩隆
どんどん謎が解けて引き込まれるストーリーがかっこよかった。
流れ的に、序盤がザ!SF!な分かりやすい読みやすい話多めで、終盤が難しい
話多かったです。
最近昭和や大正の↓