大森望のレビュー一覧

  • 村上春樹「騎士団長殺し」メッタ斬り!

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    村上春樹ファンも困る
     どちらかといへば、ふたりはSF的な文脈なのだが、やはり小説の整合性にツッコミ。これはそんなツッコミを笑ひ飛ばす本なので表面的といへば表面的だが、まあ構ひません。

     メッタ斬りシリーズはむかし愛読したので、これもそれなりに面白かった。『騎士団長殺し』は『ねじまき鳥』に比肩すると最初は云ひつつ、あとで『1Q84』のほうが(エンタメ的に)面白いとかいってて、どっちやねんと思ふものの、まあええか。

     村上春樹が長篇作家ではなく短篇作家だと豊崎はいふ。その通りかもしれない。私は『世界の終り〜』と『ねじまき鳥』は読んだものの、そこまでピンときたわけではない。

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    2025年11月16日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    ・とても壮大な話になって読んだあとが少し怖いという感情が残った。
    ・あの二人は最後まで再会できず、とても悲しかった。もう少しハッピーエンドを求めてしまった。救いがなさ過ぎるように感じた。
    ・地球がなくなってしまうのは悲しい。

    ・太陽系を滅ぼすのが紙一枚という斬新な武器。その発想がすごい。
    ・結局、反人類罪の二人が正しかった。自分を貫くことのすごさ、後からしかわからない正しさを考えさせられた。
    ・作中を通してルオジーが一番好きだったので、最後まで登場してくれてうれしかった。
    ・ルオジーのモナリザを見つけた時のそこにいたんだね、それならもっとここにきたのに。という言葉が感動的だった。200年

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    2025年11月03日
  • 三体

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    壮大な世界観と物理学を基盤とした精緻な設定には感銘を受けたが、物語全体の流れにはそれほど面白みを感じなかった。丁儀が発する哲学的な示唆や文章表現は個人的に好み。

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    2025年11月02日
  • 老神介護

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    長い話かと思ってたら短編集。
    SFを基本読まないので新鮮に感じて面白かった!
    何話がつながりがあったりしておお…となりつつ悲しいような何とも言えない気持ちになった。
    個人的には扶養人類が好き。けど1人の人間の残酷さにびっくりする。
    白亜紀故事も面白かった!
    壮大な童話のような感じがして正直一番読みやすかったかも。
    彼女の眼を連れて、はめちゃくちゃ地中の息苦しさを感じて、前らへんの広々とした美しい風景の対比で読んでるだけで苦しかった。
    最後の地球大砲もうわ…となったけど沈淵はそんなに悪いことしてるのかわかんなかった。投資した方が普通に悪いのでは…としか思えなかったな。
    最初お父さん可哀想だと思っ

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    2025年11月01日
  • 息吹

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    ネタバレ

    重厚なsfとページ数の多さに読むのを尻込みしていたが、最初の「商人と錬金術師の門」が面白くてその後一気に読み進めた。
    けど面白かったのはそれだけで、あとはハマらなかった。科学の知識が豊富なだけあって意外な知識も得られたけど、後半の短編になるにつれて、小説より解説書とかで出した方がいいんじゃないの?となった。
    あと文化圏の違いだからか、理解も共感もできなかった価値観や表現が多々あった。主よ、とか。自分は主に選ばれた人間、とか。それは度し難かった。
    あとカウンセラーの質問とかあったけどいやカウンセラーそんな質問しないし、なんでカウンセラーがクライエントが出してない言葉を出して決めつけてるんや……と

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    2025年10月29日
  • トータル・リコール

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    ディック読もう!となって、初めはやはり「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」かと思ったところだが念のためネットで見ていたところ、どうやら短編集があるらしいと。そしてそっちのがディックを読み始めるには良いかもとの意見もあったのでこちらを。
    トータル・リコール、マイノリティ・リポート…聞いたことあるなーと思ったら映画化した作品だったんですね!映画も観ます!(シュワちゃんだし、トムクルーズだし)

    もともとSF 読みてーってところから手に取ろうと思ったのでSF欲の満足度は十分でした。どれも表現は難解だけどスルスル読める。
    どれも設定や描写が丁寧であるわけでないが読み進めるうちに自分の中で世界観が構築さ

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    2025年10月17日
  • 三体

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    中国の近代史を背景にしたストーリーで前半は期待できたが、個人的には無茶苦茶なオチで冷めた。科学技術的な知識が薄いからかもしれないが、いろいろな矛盾を感じたし、エンターテイメントとしても、もう少ししっかり作って欲しい。

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    2025年10月16日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    謎の発光体、球電によって両親を奪われた主人公は取り憑かれた様に球電を追い求めるようになる。やがて球電の兵器利用を目論む軍部との接触をきっかけとして、その驚くべき正体が明らかになっていく...

    「三体」の前日譚とは誇大広告もいいところだが、このタイトルでなければ読んでいないのも確かなので、まんまと命名者である大森望の術中にはまっていると言える。
    主人公の感傷的すぎる一人称や終盤の悲劇的な展開はあまり好みではないが、大暴走の果てにとんでもないことになった「三体」3部作に比べて、一冊できちんと完結しているのは高評価。とはいえ球電の正体、捕獲、兵器化、そして量子状態など、今作も十分とんでもないこと

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    2025年09月26日
  • 別冊NHK100分de名著 フィクションの超越者 筒井康隆

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    筒井康隆 中条省平 NHK出版
    フィクションの超越者
    別冊100分de名著
    脱走と追跡のサンバ 家族八景 
    七瀬ふたたび エディプスの恋人
    エロチック街道 虚航船団
    等の作品紹介と解説
    兎も角多岐にわたって多作
    SF作品としての代表作は
    「48億の妄想」だと思うけれどね
    ここにはタイトルしか出てこない

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    2025年09月21日
  • ドゥームズデイ・ブック(下)

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    ネタバレ

    「オックスフォード史学部・シリーズ」1作目(下)。

    タイムトラベル物だけど、SFチックな部分にはあまり焦点が当たってない。
    ジェラシックパーク(映画)を見た時、現代に蘇った恐竜が生きて動いてるってどんな風だろうとワクワクしてたら、始まってすぐに恐竜から逃げ惑うばっかりになって、思ってたのと違ったのを思い出した。

    ダンワージー先生が迎えに来て、ドラマチックな感動と涙の再会とならないのがリアルだな。
    素晴らしい終わり方だったけれど、そこまでが随分長く苦しかったので、帰ってからの話も読んで、ゆっくり安心したい気持ちにもなった。

    コリンがMVP。

    ベイジンゲームどうしたー!!
    てっきり、「旅行

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    2025年09月19日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    ネタバレ

    『犬は勘定に入れません』を先に知ったが、シリーズの2作目だったので、まずは1作目を読むことにした。


    「オックスフォード史学部・シリーズ」の1作目。

    2054年のイギリスが舞台で、過去へのタイムトラベルが可能になった世界だ。
    意味が解らない単語も出てくるが、特に説明はされない。

    だれもかれもが話したい時にいないし、いても質問に答え(られ)ないから、物語が遅々として進まない。
    おかげで、ダンワージーのイライラや不安がよく分かった。

    「あらゆる予防措置をとったことはわたしが保証する」なんていえる人間は、必要な予防措置を思いつくことすらできてない。

    キヴリンは無事に中世から戻ってこられるか

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    2025年09月19日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    読み終わるまでに時間かけすぎた!!!もう色々忘れてるから凄さがいまいちわかってない!!!ちゃんと味わいたいけど読み返す気力が私にあるのか!?

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    2025年09月14日
  • 三体2 黒暗森林 上

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    ワンミャオは?ワンミャオどこ行ったの!?
    この巻から新しい主人公に切り替わる。
    この主人公の妄想やらデート描写がやたら長く、「いったい何を見せられているのか」という感じ。
    また、急に世界の命運を背負わされた主人公にまず訪れる「イヤイヤ期」の描写もあり、さっさと話を進めてくれよ…という気持ちになった。
    きっとキャラクターの深掘りとして、必要だったとおもえる日が来ることを願う。

    二部の上巻の時点で、1000ページを超える文量を読んでるわけで、それだけ読ませるということは面白くないわけではない。でも、これを知り合いにおすすめ出来るかというと、話が長すぎ&一向に進まない点から躊躇してしまう。

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    2025年09月13日
  • 白亜紀往事

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    設定がSFだからこの感想はお門違いであることを承知しつつ、時代と地域が異なる恐竜が共演しているところが気になってしまった。でも、惹き込まれる風刺の効いた面白い作品。

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    2025年09月07日
  • NOVA1【完全版】

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    日本のSFでハードものを読んだことが無かったから、短編でもこれだけの本格SFがあるのだと知って驚いた。個人的にホラーや幻想よりのSFが好きなのだけど、古典ばかりではなく現代SFもいいなと

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    2025年08月23日
  • 人間以前 ディック短篇傑作選

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    久しぶりのFKD
    宇宙の死者(what the dead men say)が読みたくて購入

    ファンタジー色の強い短編集でしたが、粒揃いの良本
    シビュラの目も良かった

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    2025年08月17日
  • トータル・リコール

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    ネタバレ

    過去に何冊か読んだがあまり響かなかったようで、それっきりになっていた。映画『トータル・リコール』を再視聴しようとして序盤も序盤で気力が尽きたので、原作を読んでみることにした。

    この選集に掲載された作品はほぼすべて全面核戦争中ないし後を舞台にしている。全面核戦争をテーマにした作品は1950年代にはすでに存在したことになる。
    ゾーニングなどない喫煙がシーンに自然にまざっている。
    そんな時代の空気を感じながら。


    『トータル・リコール』△
    邦題『追憶売ります』で発表されたが映画の原作となったことで改題された。寺沢武一の『コブラ』第一話のモチーフとなっているらしいことは聞いていた。その通りかもしれ

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    2025年08月03日
  • 三体X 観想之宙

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    中国の厄介オタクが書いた大作SS

    流石にもう少し地球人向けに描いてもらえると読みやすかったと思う。
    少なくとも三体シリーズを家族に貸している状態で読むべきではなかった、手元に置いてもうちょっと振り返りたいかも。
    次はNetflix版でお会いしましょう

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    2025年07月13日
  • 三体0【ゼロ】 球状閃電

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    三体のエピソード0。本編とは別の、"球電 BALL LIGHTING"という現象にまつわる話。
    中盤がやや難解で苦戦しました。が、三体同様遠大な話ですが、大きく広げた風呂敷をストンと最後は収めたかな、と思います。

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    2025年06月29日
  • 超新星紀元

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    ネタバレ

    最初の設定は面白かったが、その後の流れについては正直「すごいAIがいるならこうはならないのでは……」という気持ちが強くてあまりのめり込むことができなかった。

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    2025年06月29日