【感想・ネタバレ】超新星紀元のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年11月15日

前半はエンダーの知能ゲーム
後半は楳図かずおの狂気世界
のようなイメージ

もちろん 至福の

ただ 「三体」と比較し ところどころ 冗長な部分も
例えば 戦争ゲームのルール決めの部分
長い....

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Posted by ブクログ 2024年02月14日

「三体」劉慈欣のデビュー作。地球近傍で起きた超新星爆発の影響で世界から13歳以上の人間がいなくなり、子供だけの世界になる。タイトル的に「超新星」という宇宙のキーワードを冠しているが、超新星はあくまできっかけでそこまで掘り下げられない。世界に子供しかいなかったら?というifの世界の物語が中心。
著者の...続きを読む先の読めないストーリーが好きな方には間違いなくおすすめ。ちょっとイマイチな点は、戦争ゲームのところは長く感じた一方で、領土取り替えゲームはやや尻すぼみ感がありもう少し語ってほしかった。

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Posted by ブクログ 2023年10月13日

『三体』の劉慈欣の第一作目の長編が翻訳されるということで、以前から楽しみにしていた。

地球に超新星爆発による放射線が降り注ぎ、14歳以上の「大人」がすべていなくなり、子どもだけの「超新星紀元」の時代を迎える、と、設定を見ると少し「十五少年漂流記」を思いだした。

大人たちが全滅するとわかってから子...続きを読むども世界に向けた準備期間や子ども世界になってからわずかな期間におきた紆余曲折の歴史を描くものとなっており、
歴史のリアルタイム感を感じられるSFになっていた。

やっぱり劉慈欣はおもしろい。

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

風呂敷ではなく魔法の絨毯だ

 こどもたちだけの世界になる。潤沢な生活が送れる日常からゲームへ、戦争へ。ここまでは多少の眉唾を感じながらも、「こども」の理解が深いことに驚きながら読み進めることができた。「エンダーのゲーム」を思い起こしながら。

 そこからの展開が、まさに風雲急だった。少しダレてきた...続きを読む感じの戦争ゲーム終結からの展開は、風呂敷ならぬ絨毯をひろげたものだった。これには驚いたなぁ。

 その狙いや効果についてあまり理解が追い付かなかったのは事実なんだけれど、着眼点というかゲームの延長としての発想に、純日本人である私は驚愕したわけだな。地や血が知を上回るという島国感情かなぁ。

 ラストはほぼ想定通りで、その必然性や過程の想像が困難なんだけれど、とにかく発想の豊かさや分枠などないのではないかと思うような「本ならではの」「SFならではの」自由奔放な発想の展開に大いに満足。

 人名から性別が認識でないとか、なんか中国語そのもので日本語になっていないんじゃないの?とかローラーコースターよりジェットコースターっていうほうが理解しやすいんじゃないの?ってな日本語的障壁は残るものの、大事にとっている「三体」にそろそろ着手しようかな。

 とにかく間違いなく☆4だな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月21日

ようやく読めました、劉慈欣の長編一作目!やはり一作目なので荒削りで、最初の盛り上がりから、途中でお?となり、おお?となって、なんか終わった笑という感じでした。
14歳未満の子供たち以外が死滅するという設定は超面白いし、それまでに大人たちが必死に子どもたちに何かを残そうとした最初のパートはお涙頂戴のエ...続きを読むンタメとしてはぐぐっと読ませる面白さがあった。ただその後の展開としては、超スーパーコンピューター最初だけしか登場しないじゃん…?とか、いくら子供でも戦争途中で止めるんじゃない?とか、こういうことしているうちに大人になっていくわけで、そうしたらやっぱり《西暦時代》と同じような習慣になるんではないか?とかハテナハテナなまま話が進んでいく感じで、そこが「まあ長編一作目だもんね!」というとこで差し引きながら読む感じ。南極でのオリンピックという名の大戦争や、国土交換ゲーム(ゲーム?)など、話が飛んで行ったと思ったらさらに飛んでいきました…このあと三体に繋がっていくんだなあといういつもの感慨はありましたが、よく考えると三体以降、劉慈欣長編書いてないんだよな…三体を超えるものが出てくるのか…気長に待ちたいと思います。『白亜紀往時』も出るとのことなので。

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Posted by ブクログ 2023年08月13日

子どもと大人の違いとは?遊びとはなんだろうか?というテーマがSFの大きなスケールで展開される。親になる自分にとっても楽しめた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月23日

三体シリーズ並みの期待値で読むべからず。デビュー作ということで粗削り感は否めないですが劉慈欣パワーやこの後の作品への進化は感じ取れるので読んで良かった。

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Posted by ブクログ 2024年03月31日

超新星爆発により、14歳以上の大人が死滅してしまう世界のお話。
『gone』とか、『百年法』の最後らへんのようで、好きな設定でした。

大人たちに残された時間は10ヶ月。その間に自分たちの知識と技術を子どもたちに継承して、今まで通り生活できるようにしなければ。という大学習時代。そして、大人たちとの別...続きを読むれ、最初の混乱までは理解できる。でも、そこから後の展開がまったく分からん感じでした。ひたすらなぜそうなるの繰り返し。私が大人だからなのか。
とりあえず、大人は子どもに純真さを見るけど、子どもたちはそれよりももっとずっと残酷な生き物であるということはなんとなく共感できました。

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

前半はとても引き込まれて面白いのですが、後半は結構お話が迷走します。
コンセプト止まりといった感じで、他作品に比べると少し勢いが足りない感じです。

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Posted by ブクログ 2024年01月03日

とても興味深い設定のSF

後半は、一辺倒になってしまって自分的には面白さには欠けました
ラストもあっけない感じ
子どもたちが成長成熟して後世紀を創ってゆくのが描かれたりしてたら良かったな

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Posted by ブクログ 2023年11月04日

超新星爆発によって発生した大量の放射線により14歳以上の人類は死に絶えるという設定に惹かれて読んでみましたが、想像以上にぶっ飛んだストーリーが繰り広げられていました。大人たちが滅亡するまでには多少なり時間があり、残される子供たちに、社会を引き継ぐためにできる限りの準備をして旅立つのですが、子供たちの...続きを読む考えは大人たちの想像の範疇を超えていて。。。子供たちの生きる目的と、大人たちそれについての違いについては本書に記載されていますが、現実世界でもこういう子供から大人になる過程で価値観の変化って得てしてあるんじゃないかなぁと思います。(本書に書かれていることがすべてとは思わないけれど。)途中かなり盛り上がるんですが、エピローグへの話の運びが少し曖昧というか、尻すぼみだったのかな、とも思います。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

劉慈欣の第一長編。
センス・オブ・ワンダーを感じられる、とても面白い話でした。

劉慈欣らしい、とんでもない発想からのとんでもない展開。
何度も「おぉ!」と驚かされる展開があり、とても楽しめた。
三体が好きなら楽しめるはず。

「子供の世界ってどんなだろう」その想像を、軽々と斜め上に超えて行ってくれ...続きを読むます。

最後が尻すぼみというか、もっと詳しくその後の話が読みたかった。
三体が最後までしっかり描かれていだだけに、少しガッカリした。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

こういうシンプルな設定からの予想外な展開が楽しめるSF作品は大歓迎。
エピローグで作者自身が作中人物として出て来たのにはちょっとひきました。

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Posted by ブクログ 2023年08月31日

1番最初の長編小説らしいのですが、気づかなくて最近見つけて読みました。
前半と最後のあたりは面白かったのですが、途中戦争の描写が細かすぎてよく分からないので、私は飛ばし読みしてしまいました。戦争や兵器などに興味や知識がある人は興味深く読めるのかな??
この作品以外は全て、心から面白いと思い、興奮しな...続きを読むがら読みましたが、こちらは他の作品と比べると興奮度合いは下がります。
創世記の展開からオチに至るまでの部分の説明がもう少しあれば楽しかったかなと思います。

でも大好きな作家さんなので、また新刊が出たらすぐ読みたいです。

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Posted by ブクログ 2023年08月28日

あらすじから惹きつけられ、序盤の感情的な導入からいったいどんな展開がなされていくのかとワクワクしていたら、全く予想できない方向に話が進んでいって非常に驚きました。いや、とても面白かったんですが、まさかそんな展開になるとは。

三体に比べると風呂敷の畳み方を含め、正直荒削りな部分的も多いんですが、著者...続きを読むのルーツを知るという意味ではとても魅力的な作品だと思いますので、三体を読み終わった方にはぜひ手に取って欲しいですね。

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Posted by ブクログ 2023年08月27日

劉慈欣の初期小説。さすが!
超新星爆発により13歳以下の子供たちだけが生き残ることになった地球。『蝿の王』を超える残酷ぶりが吹き荒れるわけだが、淡々とした筆致とユーモア、子供ならではの軽い命認識などとあいまって、悲惨感はなく、どう落とし前をつけるのかなとページを繰る手が止まらない。

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Posted by ブクログ 2023年08月20日

三体作者の長編デビュー作がやっと翻訳されましたということで読んでみた。地球規模版少年少女漂流記と言いますか、ぶっ飛んだ設定はさすがのスケールも、後半はかなりひっちゃかめっちゃかになりがち。そこも含めて楽しみたい。

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