有栖川有栖のレビュー一覧

  • 本からはじまる物語

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    まだ本を本格的に読み始めたばかりなので、各作家さんの特徴など、自分にとって読みやすかったなどが分かり、これから本を…という人におすすめ!
    本屋を巡る話しはどれも面白かった!

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    2024年06月27日
  • 孤島パズル

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    前作に引き続き、犯人を当てるために検討する材料は決して多くない。そのわずかな材料から、とんでもない一点へと収束していく様はお見事なんだけど、若干納得感が薄い気も?
    江神さんが真相に辿り着く終盤の演出は最高。カッコ良すぎ。映画のようだった。
    実際にパズルが随所に現れる本作の、孤島パズルというタイトルも秀逸で、各章題にも毎回パズルと付けられていてなかなか洒落ている。
    マリアとの海のシーンはドキドキさせられてしまった。こういった青春描写があるのも、学生アリスシリーズの魅力?

    と、良いところ盛りだくさんなのだが。
    ネットの情報を見る限り、学生アリスシリーズの本丸はどうやら次作らしい。
    楽しみでしょう

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    2024年06月16日
  • 孤島パズル

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    森博嗣を漁り終わって、ミステリー欠乏した中で出会った一冊。読者への挑戦状のスタイルは、そこで一度本を閉じて、きっとこうじゃないかとあれこれ考えられて好き。当たっても外れても嬉しいし。面白く読んだ一冊。

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    2024年06月11日
  • ジュリエットの悲鳴

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    鉄道に関するトリックが多いですが、バラエティ豊かな12の物語を楽しめました。
    ヘンテコなものから、後味の悪いものまで。
    飽きない1冊です。

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    2024年06月07日
  • 神様の罠

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    コロナ禍を舞台にそれぞれの作家さんの罠に楽しくハマれるアンソロジー
    特に乾くるみさんは初読みでしたが、張り巡らされた罠があまりにも自然すぎて真相がわかった時は思わず「えっ!」と声が出たほど
    他の作品も読んでみたくなりました!
    コロナ禍の息苦しい感じも思い出しました

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    2024年06月01日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    6人の作家によるアンソロジー。
    それぞれ個性豊かで良かった。
    斜線堂有紀氏の動画と宝石強盗に殺人事件を絡めた聞き取りによる作品が面白かった。

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    2024年05月28日
  • 双頭の悪魔

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    学生アリスシリーズ3作目。
    約700頁の大作でした。読むのに少し時間がかかってしまいましたが、面白く読めました。
    相変わらず、江神さんはカッコ良いですね。今回はアリスもカッコ良く見えました。

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    2024年05月27日
  • ダリの繭

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    作家アリスシリーズ2作目。
    今回も、火村とアリスのコンビが謎を推理します。
    有栖川さんの小説は、テンポがよく読みやすいです。
    最後には全ての謎が解けてスッキリしました。

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    2024年05月23日
  • 幻坂

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    9つの坂にまつわる話。
    すべて違うテイストで描かれている。
    よく練られた作品ばかり。
    芭蕉の視点で彼の最期が見えたのもよかった。
    土地勘があったらもっと面白く感じただろう。

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    2024年05月19日
  • ロシア紅茶の謎

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    ネタバレ

    犯罪臨床学者火村英生とミステリ作家有栖川有栖が様々な事件を解決する短編集。

    知ってるけど読んだこと無かったシリーズを見つけたので呼んでみた。

    短編なので読みやすい、かといってミステリもライトなものかと思ったら捻りが効いたトリックばかりで楽しく悩みつつ読めた。

    やっぱり赤い稲妻とロシア紅茶の謎が印象に残った。

    アリスが火村の話についていけてなかったり読者目線なキャラなので取っ付きやすい。

    長編やシリーズの続きも読みたいなあ。

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    2024年05月15日
  • 新装版 46番目の密室

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    面白かったです。
    火村が登場する作家アリスシリーズ第1弾。
    フーダニットの本格ミステリでした。
    密室ものを得意とする推理小説の巨匠が密室で殺される、というシチュエーションだけてワクワクします(笑)
    エンターテイメント性が高い推理小説でした。

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    2024年05月14日
  • 濱地健三郎の幽たる事件簿

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    ネタバレ

    濱地健三郎シリーズ第2弾の短編集。
    前作よりも怪談度が増してるがミステリー好きも楽しめる。怪談度がより濃い「それは叫ぶ」と学園モノのような「ミステリー研究会の幽霊」が特に面白かった。ミス研はキャラが良くスピンオフがあってもいいと思う。幽霊に臆すること無い「浴槽の花婿」のラストも印象的。
    ユリエの能力向上は活躍の場が増えるのか危険なフラグか、次作も楽しみ。

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    2024年05月10日
  • スイス時計の謎

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    ネタバレ

    短編集……というか、短編+中編くらいの感じかな?
    4作収録

    以下抜粋して雑感

    『あるYの悲劇』
    とてもシンプルな「Y」というダイイングメッセージに解をつけて、それをちゃんと納得できるものにするのすごいなー
    一方言葉の方のダイイングメッセージ「やまもと」、これについては検索してもそれらしいものが出てこないのだけど、本当に存在するのかしら?
    「山崎 やまもと 読み方」あたりで調べてもいっこうに見つからないぞ!(笑

    『スイス時計の謎』
    作中やあとがきでも書かれているように、たったこれだけの条件で犯人当てが成立するなんて!という感動すら覚える
    推理を知ったうえで思い返してみると「そりゃそうなるよ

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    2024年05月10日
  • 禁断の罠

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    読んで良かった。アンソロジーだから、読んだことのない作家の作品も気軽に読めるし、と手を出してほんとに良かった。
    どれも、趣向が違うし、雰囲気もそれぞれだけど、とっても面白い。
    トリックの面白さというより、人の面白さ。
    しばらくしたら、また読もう。

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    2024年05月06日
  • ブラジル蝶の謎

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    火村が下宿先のおばあちゃんを結構大事にしてたり、猫がすきだったり、意外と人間味あるんだなというのがふんわりわかってくる巻で、今までの数冊より親しみを持って読めた。
    短編集。
    『蝶々がはばたく』はたまたま居合わせた男性から昔の事件の断片を聞いた有栖川が「こんな不思議な話をされたんだけど」という切り口で火村に話を伝えて、火村がすべて想像で「こういうことだったんじゃないか?」と回答する。本当はどういう背景の事件だったのかは結局わからないままという変わった切り口のミステリでおもしろかった。

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    2024年05月06日
  • 暗い宿

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    ネタバレ

    宿に関する、ちょっと長めの短編4本。短編は物足りなく感じることが多いけど、今回はどれもそこそこ分量があり話がまとまってたのですごくよかった!
    全部それぞれに趣向が違って面白かったのだけど、特に印象に残ったのは「ホテル・ラフレシア」かな。
    自分の事業の失敗を妻に隠し、何も言わないまま心中しようとする夫はすごく愚かだったけど、結局は妻を残して一人で死んでしまう。
    妻の視点だったらどっちが幸せだっかを考えてしまって、自分だったら前者の形で、何も知らず幸せなまま夫と一緒に死ねた方が良かったかも、と思った。
    突然残された妻は、きっと火村とアリスから真相を聞かされるのかなとか、これからどんな思いで過ごして

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    2024年05月04日
  • 禁断の罠

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    6人のミステリ作家のアンソロジー。
    どれも面白かったけど、ワタシにとってお初の中山七里さんの話が後引く面白さ。シリーズモノの一編だけど、違和感なく読めて、シリーズを最初から読みたくなった。
    なんか豪華な一冊でした。

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    2024年04月28日
  • こうして誰もいなくなった

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    バラエティに富んだ短編集。
    ファンタジー系や短編集は
    サラッと読むことが多いけど
    展開が気になるものは程よく引っ張られ
    疾走感あるものはリズミカルで
    どの物語も緩急がよく、楽しく読めた( ´∀`)

    結末はあっさり?と感じることが多かったけど
    答えがなかったり、続きを想像させられたり
    するような終わり方よかった。
    不思議な世界に入り込めたので楽しかった。

    特に好きな物語は
    タイトルの「こうして誰もいなくなった」もとても面白かったんだけど、意外にも
    「線路の国のアリス」がお気に入り。
    世界観と屁理屈、最高。

    この電車はどこに行くの?
    ドコカへ行けるよ。
    ドコカはあっち?
    そっちもドコカだけ

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    2024年04月25日
  • ロシア紅茶の謎

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    短編だと急展開でついていけない時があるけど、このシリーズ短編は主人公が同じように置いてけぼりにされるから、同調して読める。

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    2024年04月25日
  • ロシア紅茶の謎

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    短編集。どれも推理可能だけれど解らないほどよい難易度の推理小説で読んでいておもしろかったが、長編のほうが映えるシリーズだと思う。

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    2024年04月22日