有栖川有栖のレビュー一覧

  • ロシア紅茶の謎

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    初 有栖川有栖
    長編かと思って購入したら短編だったので、少し意外だった
    (ミステリーって長編のイメージなので)
    短編なので電車などちょっとした時間に読み進めていった。

    ロシア紅茶の謎が印象に残っている。
    トリックは少し現実離れしているが、斬新でなるほど・・という感じだった。

    動物園の暗号の話は少し回りくどい感じがして
    ちょっと読むのに時間がかかってしまった。
    私は暗号を解いていく話はちょっと苦手だなと思った。

    火村の変わり者感がミステリー小説っぽい感じで
    火村と有栖川の掛け合いも楽しんで読める。
    他の国名シリーズも読んでいこうと思う。

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    2024年12月30日
  • 捜査線上の夕映え

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    マンションの一室で見つかったスーツケースに詰められた死体。容疑者全員に鉄壁のアリバイがあり…

    久しぶり読んだ火村シリーズ、とても面白かった。
    途中までなかなか捜査が進展せず、ヤキモキするがアリスと火村の掛け合いが楽しく退屈しない。後半からは物語が大きく動き、加速度的に面白くなり一気に読んでしまった。
    瀬戸内の描写が美しく、アリスと火村が見た夕映えを見に一度訪れてみたい。

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    2024年12月30日
  • スイス時計の謎

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    やっぱりミステリは名探偵が論理的に犯人絞っていく過程が一番おいしいんだよー!!!スイス時計めちゃくちゃ体温上がった。興奮した。大好きー!天国の門と地獄の門の話思い出した、これで特定できるとはぱっと見思えないのに論理に全く穴がない。っていうパターン。大好きー!

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    2024年12月29日
  • 長い廊下がある家 新装版

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    表紙がまず良い。
    もちろん内容もとてもよかった。
    どれも面白かったけど、「雪と金婚式」が1番よかった。
    ラストの話も火村のピンチでドキドキした。

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    2024年12月27日
  • 妃(きさき)は船を沈める 新装版

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    妃に纏わる2本立てと間に挟まる中間ストーリー。なんだかじっとり奇妙な気配が常にまとわりつくお話で、恐々しながら楽しく読み進めました。軽妙さはありつつなんだか重暗いストーリー。

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    2024年12月27日
  • 長い廊下がある家 新装版

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    表題作のトリックが発想の転換でそんなバカな!となり、アリスと共に大変驚きいい読者になることができました。
    アリスが活躍する写真の話は火村とアリスの日常の会話含めどこかほのぼのして(殺人事件が関わるからそれどころではないけど…)好きなお話です。

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    2024年12月27日
  • 名探偵傑作短篇集 火村英生篇

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    どれも面白かった!
    最後の話だけドラマで見たことあったけど、他は初めて読むものばかりで楽しめた。
    やっぱりこのシリーズいいなぁ。
    スイス時計の謎が1番良かった。

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    2024年12月26日
  • 孤島パズル

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    面白かったですね。
    読者への挑戦状もちゃんと考えてまぁなんとか解けました笑
    有栖川先生の文章が好みなのかとても読みやすかったです!

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    2024年12月17日
  • カナダ金貨の謎

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    有栖川有栖の中短篇ミステリ小説集『カナダ金貨の謎』を読みました。
    有栖川有栖の作品は8月に読んだ『ダリの繭』以来ですね。

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    殺害現場から消えた一枚のメイプルリーフ金貨が臨床犯罪学者・火村英生を真相に導く。
    倒叙形式の表題作「カナダ金貨の謎」ほか、火村とアリスの出会いを描いた「あるトリックの蹉跌」、思考実験【トロッコ問題】を下敷きにした「トロッコの行方」など趣向を凝らした五編を収録。
    〈国名シリーズ〉第10弾。
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    探偵役である臨床犯罪学者・火村英生と、ワトソン役の推理作家・有栖川有栖(アリス)のコンビ

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    2024年12月15日
  • 新装版 46番目の密室

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    火村シリーズ始めました!

    コンビがいい感じ!
    伏線もきちんと回収されていった。

    推理小説やっぱ好きだと再確認できた。

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    2024年12月15日
  • 双頭の悪魔

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    1992年。学生アリスシリーズ3冊目。再読。
    前作でショックを受けたマリアは大学を休学し、東京へ戻る。四国にある木更村(創作に没頭する芸術家たちが閉鎖的に暮らしている村)に行き、そのまま帰ってこない。マリアパパに頼まれ、救出?に行く推理研究会の4名。
    芸術家たちと、傷ついた芸能人女の子。彼女を追うパパラッチ。
    大雨により分断された木更村(マリアと江神)と夏森村(アリスと2名)。それぞれで殺人が起こり、それぞれで推理する。

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    2024年12月14日
  • 捜査線上の夕映え

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    久しぶりの火村シリーズ長編作! コロナ禍に対する筆者のもどかしさが全編から切実に伝わってきました。これも数年後には懐かしく思い出されるように&この時代をしらない世代が出てくるようになると思うと感慨深いものがありますね……。
    全ての情報が最初から出揃っているわけではないため、刻々と変化する捜査状況と、小出しにされる新情報によって、推理や容疑者がどんどん変わっていくのが新感覚で面白かったです。
    そして瀬戸内に旅に行きたくなります……

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    2024年12月14日
  • 暗い宿

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    再読。
    「宿」がテーマの短編集。

    本のタイトルにもなってる「暗い宿」が割と好き。
    最後の話は火村先生が気の毒になっちゃったわ。
    災難だったねぇ。

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    2024年12月14日
  • 捜査線上の夕映え

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    小説家アリスと火村シリーズ。
    スーツケースに入れられた死体が見つかった事件。関係者も少ない中、単純そうに見えた事件だが、なかなかアリバイが崩せず、一行は関係者たちの出身の瀬戸内海の小島へ。

    瀬戸内海の島に行ってみたくなったなー

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    2024年12月07日
  • 孤島パズル

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    江神シリーズ二作目
    孤島を舞台としたクローズド・サークルもの
    本格推理ものとしてはオーソドックスで読みやすい
    読者への挑戦も用意されているがもちろん分かりませんでした

    ラストの心打たれる悲しい結末

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    2024年12月02日
  • 新装版 46番目の密室

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    有栖川有栖 初読!
    すんなり読みやすい構成、文章は大変良きかな
    メタ密室殺人、ギミックとか犯人を追い詰めるシーンが軽やかすぎてドキドキ感は少なかったかも?

    また別の作品を読んでみたくなりました

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    2024年12月02日
  • ブラジル蝶の謎

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    ネタバレ

    国名シリーズ第3弾。表題作を含む6篇からなる短編集。
    今回も楽しく読ませてもらいました。

    表題作の「ブラジル蝶の謎」が最も印象的でした。殺人事件の現場の天井に、色とりどりと羽を広げた美しい蝶々の標本が何十匹もいた。びっくりして誰でも天井を見上げてしまうでしょう。それが犯人の意図するところだったとは。

    「彼女か彼か」の本筋も良かったですが、バー(?)の蘭ちゃんが個性的で面白いキャラクターでした。

    最後の「蝶々がはばたく」は殺人が起きるわけでもなく、日常の謎に近いストーリー。ただ、ラストに阪神・淡路大震災が出てきて衝撃的でした。そういう時代に書かれた作品なんですね。

    以下、収載作品。
    ブラ

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    2024年11月25日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    誰もが知っているような作家の短編集を八つも集めたホラー短編集。
    特に面白怖かったのは、宮部みゆきさんの「影牢」と、三津田信三さんの「集まった四人」、小池真理子さんの「山荘奇譚」、有栖川有栖さんの「赤い月、廃駅の上に」
    あくまでも自分の好みというところですが。

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    2024年11月22日
  • 菩提樹荘の殺人

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    何回目かわからない再読。
    「探偵、青の時代」は火村先生の学生時代の話。
    ちょっとほろ苦いなお話。
    先生、友達いたんだなって失礼なこと思ったわw

    「雛人形を笑え」での火村とアリスの漫才は普通に笑っちゃう。

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    2024年11月21日
  • 孤島パズル

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    ネタバレ

    やっぱり読者への挑戦状は出てきた瞬間に興奮する!!
    自分が考えて当てるぞ〜!という興奮というよりかは、ここまでで証拠が出揃った、全くわからない!これだけで江神さんは犯人に辿り着くんだ!!という興奮がまず出ちゃう。
    自分がどれだけ考えてもわからないロジックの欠片たちが探偵の推理によってひとつの道筋になっていく過程が楽しすぎる。
    ロジックを知って辿ってみると確かに犯人はこの人しかいないなってわかるこの視界が明るくなる感じが楽しい。

    江神さんの語りかけるような推理披露のシーン、アリスに止めて欲しいと思いながらも完璧な推理を披露していく江神さんが切ない。
    悲しい雰囲気を帯びたまま、推理を披露する江神

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    2024年11月19日