有栖川有栖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
エッセイ集です。
三部構成で、第一部が「映画」、第二部が「日常」そして、第三部が「阪神タイガース」とバラエティに富んでいます。
普段ほとんど映画を観ないのですが、映画をテーマにしたエッセイは好きだったりします。そして読んだ後は色々な映画を観てみたい! と思うのですが、なかなか行動が伴わない事実。
で、「阪神タイガース」ネタですが、これが2003年に夕刊紙に連載されたものが主になってるんですよ。2003年と言えば、18年ぶりに阪神が優勝したあの年ですな。スポーツ関係には一切全く興味のない僕でも、選手の名前やら何やら知ってしまう程の熱狂振りでしたから、読んでいても「???」てなことにはならず、普通に楽しめました。まあ、大阪に住んでいたら野球に興味なくとも「六甲颪」をソラで歌えたりしますしね。 -
Posted by ブクログ
アンソロジー作品『神様の罠』を読みました。
現代のミステリ界をリードする人気作家6人による文庫オリジナルのアンソロジー作品です。
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人気作家6人の新作ミステリーがいきなり文庫で登場!
現在のミステリー界をリードする6人の作家による豪華すぎるアンソロジー。
最愛のひととの別れ、過去がふいに招く破綻、思いがけず露呈するほころび、知的遊戯の結実、そして、コロナ禍でくるった当たり前の日常……。
読み解き方も楽しみ方も六人六様の、文庫オリジナルの超絶おすすめ本です。
【収録作品】
乾くるみ『夫の余命』
余命わずかと知りながら、愛を誓ったふたりは……
米澤穂信『崖の下』
スキー場で遭難した4人。1人が他殺体で見つかり……
芦沢央『投了図』
地元でタイトル戦が開かれる。将棋ファンの夫は……
大山誠一郎『孤独な容疑者』
23年前、私はある男を殺したのだ……
有栖川有栖『推理研VSパズル研』
江神二郎シリーズ待望の新作!
辻村深月『2020年のロマンス詐欺』
大学生になったけれど、コロナ禍で……
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2020年(令和2年)から2021年(令和3年)に文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に掲載された作品を収録して、2021年(令和3年)に刊行された作品です。
■夫の余命 / 乾くるみ
■崖の下 / 米澤穂信
■投了図 / 芦沢央
■孤独な容疑者 / 大山誠一郎
■推理研VSパズル研 / 有栖川有栖
■2020年のロマンス詐欺 / 辻村深月
現在のミステリー界をリードする6人の作家の最新作だけを収録した豪華すぎる一冊です……最愛のひととの別れ、過去がふいに招く破綻、思いがけず露呈するほころび、知的遊戯の結実、そして、コロナ禍でくるった当たり前の日常、、、
読み解き方も楽しみ方も六人六様の珠玉のアンソロジー……すでにどっぷりミステリー沼にはまっている方も、これからお気に入りの作家を探したい、という方も絶対に満足していただける、文庫オリジナルの超絶おすすめ本です!
収録された短篇それぞれがまったく異なる角度から“人間の弱さ”や“思い込みの罠”を描き出す、読み応えのあるアンソロジーでした……多彩な作家が参加していることで、テーマも語り口も幅広く、短篇集ならではの“読書の振れ幅”が心地良く感じられましたね、、、
そんな中で、特に印象に残ったのは、
強烈な一撃を放つ一篇で、物語の終盤、読者が当然の前提として受け入れていた“条件”がひっくり返る瞬間の衝撃は凄まじく、思わず序盤から読み返したくなる作品……“認識の罠”が巧妙に仕掛けられており、短篇ながら長篇級の満足感があった乾くるみの『夫の余命』、
見つからない凶器が物語の軸となる本格ミステリ……静かな緊張感が最後まで続き、“あれ”が凶器だったという事実が明かされる瞬間は思わず息を呑んでしまう米澤穂信の『崖の下』、
大好きな赤い博物館シリーズの魅力が詰まった一篇……23年前の殺人事件、明確なアリバイを持つ容疑者、そして緋色冴子の圧倒的な推理力、過去と現在をつなぐロジックの美しさが際立ち、シリーズファンにはたまらない仕上がりだった大山誠一郎の『孤独な容疑者』、
コロナ禍という重苦しい時代の空気を見事に物語へ落とし込んだ作品……ネットを使ったロマンス詐欺というテーマが、2020年(令和2年)という忘れがたい年の不安や孤独と重なり胸に迫る! 社会的背景が物語の感情に直結している点が印象的だった辻村深月の『2020年のロマンス詐欺』、
の4篇かな……多様な作家が“罠”というテーマをそれぞれの流儀で描き出すことで、短篇集としての厚みが生まれており、どの作品も読み終えたあとに余韻が残り、ミステリ好きにはたまらない一冊でした。 -
Posted by ブクログ
素敵な表紙が3冊揃ってにんまり。
光文社シリーズは特に後半2冊が面白かった。
今回はいつもと少し違う異色作品が2つ。
「ある意味では最大の異色作かもしれない」と有栖川さんが書かれていた『天空の眼』。
確かに今までにない貴重な展開。
そして『ロジカル・デスゲーム』が面白かった。『暗い宿』の「201号室の災厄」もドキドキしたけど、今回はさらに緊迫感があって力が入ってしまう。
確率は本当にややこしい。
宣伝などで「○人に1人!」みたいな確率を出してくる時点で、私はもう信用できなくなる。
わかりにくいことをいいことに、なんか必死だなと胡散臭く感じるので。
モンティ・ホール問題も初めて知った。
ミステリを読みながら知らなかったことを教えてもらえるのも、有栖川作品の楽しみのひとつ。