有栖川有栖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ずっと以前に読んでいたのに登録も感想も書いていなかった。
久々に再読したので記録してみる。
作家アリスシリーズでは珍しく「孤島もの」だ。
名作からの引用が章ごとに入っていて、薄暗く悲しいムードが高まる。わー!
今回の火村とアリスは、ひょんなことから誤って烏島にたどりつく。そこではなにやら秘密の臭いしかしない登場人物たちに出会うし、さらにホリ◯モンみたいな変な社長が加わって(加わってないか)、不思議な雰囲気。
謎解きパートの火村の説明の迫力たるや。
たまに出てくる演技がかった火村、すきです。
多分作家アリスシリーズで最もピリピリしてる。
テーマは、当時としてはかなり先進的。
そして今で -
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学生アリスシリーズの第2弾です!
作家アリスシリーズを読むのに、もう一度と思って再読した本です。
まぁ、スグワスレールの使い手なんで、ほとんど初見の本のような感じで読みました(^◇^;)
でも月光ゲーム(前作)より読みやすかったし、好きです。
私は犯人当ては苦手なので、説明を読んで納得する派で、多分ほとんど推理してません。
でもミステリーをたくさん読んでいるので、こういう時はこうだよね〜とお決まり的な知識はあり、胸を撃たれた娘がなぜ足を打たれ、出血死だった父の上に倒れていたのか?の答えにはピンときました!
学生アリスは次の巻までは既読です!
でも、どんな話か覚えていません(-。- -
Posted by ブクログ
ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。
さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。 -
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ネタバレ怪しげな表紙の写真とタイトルに釣られて読んでみようと思った作品。25ページ前後の短編が並び、短い時間でも気楽に読める構成となっている。
鉄道に特化したミステリーは見かけるが、鉄道の怪談集というのは珍しいのではないだろうか。各作品は、テーマだけでなく内容にも駅や列車がしっかり意味を持って絡んでいるので、見かけ倒しでもない。 少し読めば「これ、作者はテツか?」と思うような、本来不必要な鉄道用語が顔を出すが、門外漢お断りなどということは全くなく、面白く読める作品ばかりで、さすがに著名な著者というところ。
著者については名前はよく見かけるが、文学賞の選考委員や解説者としての印象が強く、現役の作家とい -
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ネタバレ好物である長編のミステリが読めて、満足度も高かった。なぜ自分は長編のミステリが好きなのだろう?多分、謎解きだけではなく、今回の話のような、偶然が重なり、こういうことが起こると人はこのよに行動する、とか、それぞれの登場人物のことも少しずつ明かされていき人間関係や幾層にも重なった思惑、そこから得られる没入する世界観を楽しみたいんだろうなあと思った。そのため、こういう物語は休日にまとまった時間で読むスタイルにしている。
マレーシアが舞台というのも新鮮で、英語、マレー語(そのものとしては登場しないが)の、よくわからない会話の中でのストーリーというのもリアルだったし、ちゃんとその外国語に焦点をあてた謎解 -
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ネタバレあの、江神さんに対して熱心な描写があるわけでもないのになんであんなに全てがカッコいいんですか???
船上のデッキで風に当たっていたり、島についての人との接し方だとか、なんなの?落ち着き?落ち着きがカッコいいの?ベラベラ喋らないのがいいのかな?もう本当謎。なんだろう。とにかくカッコよすぎる。
江神さんの
「しんみりするなよ、少女探偵」
が大好きだし、それに続くマリアの
「はい、ーー少女探偵がんばります」
もよかったし、その後のアリスの
「マリアのためなら」
もとてもよかった。何気ないやり取りなんだけど、なんだか登場人物たちみんなを好きになる。
「不適な面構えを、見て、闘志を燃やしましょう」 -
Posted by ブクログ
単行本未収録作品6編、火村シリーズ&江神シリーズをタイトル「砂男」として文庫本で発表。
美味しい所を掻い摘みです。
もちろんシリーズものは、何時もながら面白いが、今回はその他の作品「ミステリ作家とその弟子」「小さな謎、解きます」の2作品が面白かった。
スランプ気味な作家に弟子入した男が持ってくる作品に対して、作家のレクチャーが白熱する。
鉄道トリック、有名な物語に独創的なツッコミを入れつつ新しい物語を紡ぎ出していく。
斬新な裏物語に、弟子同様のめり込んでいった。
ほぼ無給で住み込み、作家の妻の家事手伝い、身の回りの世話をして、その変わりに作家に自分の作品の批評やアドバイス