有栖川有栖のレビュー一覧
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ネタバレ怪しげな表紙の写真とタイトルに釣られて読んでみようと思った作品。25ページ前後の短編が並び、短い時間でも気楽に読める構成となっている。
鉄道に特化したミステリーは見かけるが、鉄道の怪談集というのは珍しいのではないだろうか。各作品は、テーマだけでなく内容にも駅や列車がしっかり意味を持って絡んでいるので、見かけ倒しでもない。 少し読めば「これ、作者はテツか?」と思うような、本来不必要な鉄道用語が顔を出すが、門外漢お断りなどということは全くなく、面白く読める作品ばかりで、さすがに著名な著者というところ。
著者については名前はよく見かけるが、文学賞の選考委員や解説者としての印象が強く、現役の作家とい -
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ネタバレ好物である長編のミステリが読めて、満足度も高かった。なぜ自分は長編のミステリが好きなのだろう?多分、謎解きだけではなく、今回の話のような、偶然が重なり、こういうことが起こると人はこのよに行動する、とか、それぞれの登場人物のことも少しずつ明かされていき人間関係や幾層にも重なった思惑、そこから得られる没入する世界観を楽しみたいんだろうなあと思った。そのため、こういう物語は休日にまとまった時間で読むスタイルにしている。
マレーシアが舞台というのも新鮮で、英語、マレー語(そのものとしては登場しないが)の、よくわからない会話の中でのストーリーというのもリアルだったし、ちゃんとその外国語に焦点をあてた謎解 -
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ネタバレあの、江神さんに対して熱心な描写があるわけでもないのになんであんなに全てがカッコいいんですか???
船上のデッキで風に当たっていたり、島についての人との接し方だとか、なんなの?落ち着き?落ち着きがカッコいいの?ベラベラ喋らないのがいいのかな?もう本当謎。なんだろう。とにかくカッコよすぎる。
江神さんの
「しんみりするなよ、少女探偵」
が大好きだし、それに続くマリアの
「はい、ーー少女探偵がんばります」
もよかったし、その後のアリスの
「マリアのためなら」
もとてもよかった。何気ないやり取りなんだけど、なんだか登場人物たちみんなを好きになる。
「不適な面構えを、見て、闘志を燃やしましょう」 -
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単行本未収録作品6編、火村シリーズ&江神シリーズをタイトル「砂男」として文庫本で発表。
美味しい所を掻い摘みです。
もちろんシリーズものは、何時もながら面白いが、今回はその他の作品「ミステリ作家とその弟子」「小さな謎、解きます」の2作品が面白かった。
スランプ気味な作家に弟子入した男が持ってくる作品に対して、作家のレクチャーが白熱する。
鉄道トリック、有名な物語に独創的なツッコミを入れつつ新しい物語を紡ぎ出していく。
斬新な裏物語に、弟子同様のめり込んでいった。
ほぼ無給で住み込み、作家の妻の家事手伝い、身の回りの世話をして、その変わりに作家に自分の作品の批評やアドバイス -
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2026年14冊目
読みやすくて面白い、王道なミステリー小説で大満足でした。
ずっと前から有栖川有栖先生の小説を読みたいと思って、ようやく読むことができました。
最初、なかなか起承転結の起が起きないなと読んでおり、事件が起こるのが150ページくらいから。それまでは登場人物の紹介やそれぞれの会話が書かれていて長いなと感じましたが、始まってしまうともう後はスラスラと夢中で読み、面白いなという感想に落ち着きました。
推理パートが入ってから、書き方が分かりやすいのかサクサク読むことができ、出てくる情報も頭の中に入ってきやすかったです。
全体的に難解な小説っていう印象はなく、読みやすくて面白いという -
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ネタバレ学生アリスシリーズが好きな私が初めて手に取った作家アリスシリーズ。
江神二郎が出て来ない寂しさを埋められるか不安でしたが、火村先生が魅力的な方で良かったです。
凄く正統派のミステリなんだけど、ミスリードがあり、私はあっさりとそれに引っかかりました。
そんなに単純なわけなかったー!
話の流れは面白かったし、犯人もなるほど、と思えました。終わり方もよかった。
ただ、後でわかるのかな、と思っていたいくつかの謎が、ただの仕掛けであったことが少し残念でした。
それが必要な意味はわかるんだけど、意図を知りたかった、という感じ。
でも、犯人の職業的にそうなったのかな、とも思います。
動機については、一捻りあ -
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ネタバレおんもしろかったー!!!!
第一、第二の犯人と交換殺人ってのは予想通りだったけど黒幕はわからずじまいだったのでなるほどあんたか!と楽しく読めました!!
江神&マリアの物語はどこかおどろおどろしさを感じながら、アリスと先輩ズの物語はワクワクを感じながら、交互に違った味わいを楽しみながら読み進めていくのも新鮮で面白かったなあ!
ただ欲を言えばラスト、アリスとマリアの再会のいちばんの掛け合いが聞きたかったな〜・・
前作前々作とあまり意識してなかった、作家アリスがこれを書いてる、ということを今回のは読んでてめちゃくちゃ意識したというか、所々に感じる〝隙〟がアリスっぽくて、作者これも考えなが -
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シリーズ4作目。
いつも冷静でいて、穏やかであり知的な濱地健三郎。
今回も視える能力でさまざまな依頼をサクッと解決する。
助手の志摩ユリエも能力を開花させているのをとても感じる。
捜査一課の赤波江刑事もちょいちょい登場するのも変化があって良い。
黒猫と旅する女〜電車のなかでの出会いのはずが…。
ある崩壊〜強盗殺人の末に…。
少女たちを送る〜ユリエが頑張ったが、双子だった!
湯煙に浮かぶ背中〜極楽すぎて…。
目撃証言〜月蝕を観たかったために…。
観覧席の祖父〜写真の謎は複写撮影。
怪奇にして危険な状態〜強い思いは、行く先の恐れと不安。
全7話。
いろいろな設定で楽しめた。
黒猫