有栖川有栖のレビュー一覧

  • 新装版 46番目の密室

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    文章も読みやすく、サラッと読めました。
    結末から考えればちゃんとトリックも読み解けるのに、分からなくて悔しい!
    答え合わせも論理的に説明してくれるので分かりやすかったです。
    今後のシリーズも追って読みたいと思います。

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    2025年12月15日
  • スウェーデン館の謎

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    完全には閉ざされてないけど、人里離れた雪山の山荘というクローズドサークル!
    この閉塞感の中で進むミステリーがたまらなく好き。

    館・雪・「あなたが犯人です!」という大好物三拍子が揃った、王道の本格ミステリー。

    スウェーデン館に住む、あざらしのような体型の童話作家と美しいスウェーデン人の妻ヴェロニカとその両親。
    さらにはペンションのオーナー家族に他の招待客たち。
    自分はトリックに重きを置かないので、彼らのどこか訳ありの空気と会話だけで、事件が起きなくてもずっと読んでいたいと思った。

    今回は火村の登場はだいぶ後になってから。
    火村は子どもへの接し方も優しくて魅力的。
    どこまで完璧なんだと思って

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    2025年12月07日
  • カナダ金貨の謎

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    国名シリーズ第10弾!
    表題作「カナダ金貨の謎」、「船長が死んだ夜」、「トロッコの行方」の3短編と、いたずら心溢れる「エア・キャット」有栖川と火村の出逢い「あるトリックの蹉跌」の2掌編。
    事件周辺をぶらぶらしてると思いきや急にロジックで真相に迫る!

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    2025年12月01日
  • ダリの繭

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    反転はシンプルだが気づけなかった。
    しかし、もしも計画通りだったとして、彼の車はどうするつもりだったのだろうか?

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    2025年11月30日
  • 菩提樹荘の殺人

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    ネタバレ

    『アポロンのナイフ』が好きかな。少年犯罪にからんだ動機が印象に残るな。『探偵、青の時代』では火村の大学時代の様子が少し見えて良かった。火村は火村だけど、まだまだ若い感じがして良い。猫が好きなとこも。『菩提樹荘の殺人』では有栖の悲しい青春の事件もあって若い頃の二人には色んな過去があるんだな~と思わされる。火村が「本気で人を殺したいと思った」というのはどんか事だろう。それが分かるのは最終話なのだろうか。

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    2025年11月29日
  • 新装版 46番目の密室

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    ネタバレ

    新装版になって再読(笑)事件の解決はさすがに面白いですね論理的な展開は気持ちがいいですね(笑)読みやすくてすぐに読めてしまうのがいいですし(笑)火村シリーズの初期はこんなに2人はイチャイチャしてるんですね~(笑)「せ~の」で答えを言ったり(笑)

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    2025年11月25日
  • 本からはじまる物語

    購入済み

    読みやすい

    本屋の魔法使い。よかった。自分もこんな本屋の人に会いたいと思った。自分の好みの本を見抜いて勧められたり、欲しい本があるとすぐに取り寄せてもらえる。うらやましいな。

    #ほのぼの #共感する #エモい

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    2025年11月22日
  • 江神二郎の洞察

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    学生アリスシリーズ、短編集。
    アリス入学からマリア入部迄の一年間。
    やはりEMCの面々は楽しい。その良い所がギュッと詰まった一冊でした。どの短編も面白く、ベストは選べなかったです。

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    2025年11月18日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    心霊探偵シリーズ第4短編集で収録作品は7編。黒猫のぬいぐるみを連れた美女はみどこ解決とはならない話だったし怖くはなかったけど、他作品は怖さとミステリがいい具合に調合されてて今回は好みの作品が多く楽しかった。夫の幽霊が起こす怪異と向き合う妻の言葉には、本当に愛があったら心からこう思えるのだろうと心に沁みてじんわり涙が出そう。青いワンピースの少女の幽霊の物分かりの良さが切なかったし温泉に愛着を持つおじいさんのように害は与えない幽霊もいたけどやっぱり視えてしまうと怖いもの。穏やかで知的で年齢不詳な濱地が魅力的。

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    2025年11月11日
  • 新装版 46番目の密室

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    面白かった。丁寧に張った伏線をきちんと回収している。こういうロジックが厳格な本格モノは尋問や検証の繰り返しでストーリー自体が退屈になったり、登場人物のキャラについてあまり深掘りがされなかったりしがちだが、この作品はダレるところがなく一気に読み終えられた。

    火村とアリスのやりとりから程良くキャラのイメージが想像しやすかったのも読みやすさの理由な気がした。続編ではもっと彼らのキャラが分かる描写が増えるとさらに楽しめそうである。

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    2025年11月10日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    濱地健三郎の霊なる事件簿、濱地健三郎の幽たる事件簿、濱地健三郎の呪える事件簿に続く4冊目の短編集(先生、漢字が読めません)。
    今作も心霊探偵濱地「ボス」(語り手の助手が上司をこう呼ぶ)が心霊現象を解決します。
    事象が発生する法則や理由を調査し推理するのは探偵的だけど、解決するために対象に寄り添う姿はどちからというとセラピスト。(黒猫と旅する女とか正にそう。)真相を明らかにするだけでは事象は収束しない。ということは並の探偵以上に働いてるということなのでは…。

    『湯煙に浮かぶ背中』はゆるい真相に脱力した後ほっこりする、このシリーズらしい作品。落語でこんなお話がありそう。(そういえば作者さん、お風

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    2025年11月06日
  • 濱地健三郎の奇かる事件簿

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    ネタバレ

    第四弾とも来ると、読んでいて安心感が出てくるのが良いなぁー。短編集なので覚える事が少なくて読みやすいし、手軽に楽しめる小説。ただここまで来ると、読んでいて楽しいのは当たり前なんだけど、こう、めっちゃ楽しいというよりも、今まで濱地探偵シリーズを愛読してきた続きのような感覚で読んでいるので(それでもつまらないと感じる事はないので、結局面白いってことなんですが)、こう、あっと驚くような展開も欲しいなと思うのはわがままなんだろうか。

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    2025年11月05日
  • モロッコ水晶の謎

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    「モロッコ水晶の謎」(有栖川有栖先生)
    オーディブルで拝聴。このナレーターさんの声が聞き取りやすくてとても好印象。占い師vs火村先生の事件なのかと思いきや、思わぬ展開で、面白かったです。

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    2025年11月04日
  • 月光ゲーム

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    面白かった!
    登場人物が多くて把握しきれてなかったんだけど、謎解きを読むと頑張って覚えれば良かったな〜。
    盲点を上手くつくトリックで、頑張れば解けそうと思わされる良い謎だった。

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    2025年10月28日
  • 月光ゲーム

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    有栖川有栖を初めて読んだ。
    登場人物が多くて、弁護士とか言われてもそれ誰だっけ?ってなる感じ。
    昔の王道ミステリーによく出てくる、読者への挑戦状も最近の作品にはあまりなくなったな。
    犯人特定のロジックも突飛なものではなくよかった。
    学生アリスシリーズ読んでいこうと思う。

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    2025年10月21日
  • スウェーデン館の謎

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    久しぶりにミステリーの王道らしい本で謎を解きながら読むのが面白かった。火村シリーズ他のも読んでみよう。

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    2025年10月19日
  • 新装版 46番目の密室

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    論理的な謎解きに感心した。
    もちろん面白いのだが、火村英生ならではの、という要素があまり感じられなかった。次作にはその点を期待。

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    2025年10月16日
  • 孤島パズル

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    ネタバレ

    月光ゲームよりも好み。
    登場人物の数はこれくらいがちょうど良い。
    前作にも思ったが、動機の面ではもっとも怪しい人物が真犯人であるので、そこの意外性があるともっとよいかな。
    また1つ目の事件に関して、マリアに気がつかれなかったのはこっそり抜け出したから、というのはいかがなものか。2つ目の事件から真犯人は礼子と推測したが、1つ目の事件に説明がつかず、マリア共犯説や犬飼夫妻共犯説など考えてしまった。

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    2025年10月13日
  • スウェーデン館の謎

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    肌寒い時期に読むのがオススメ
    (真夏にエアコン効かせたなかで読んで若干雰囲気出なかった)

    真冬にしんしんと雪降るなかの惨劇
    進行もしんみりと。
    終末もやりきれずしんみりと。

    やはり冬に読むのがおすすめ

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    2025年10月13日
  • 月光ゲーム

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    ネタバレ

    初の有栖川有栖作品。
    火山のキャンプ場を舞台にした珍しいクローズド・サークル。続きが気になって一気読み。とても楽しませてもらいました。少し前に流行ったマーダーゲーム。当時も一部で楽しまれていたんですね。
    殺人動機が呆気なかったのが残念かな。出会って数日であんなに夢中になる経験がない私には、んーという感じでした。
    作者からの挑戦には全く太刀打ちできませんでした。

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    2025年10月09日