有栖川有栖のレビュー一覧

  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(下)

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    相変わらず挿絵が素敵(笑)しかしあとがきにはびっくりさせられたなぁ。そうか、有栖川先生にとってあれは普通なのか(笑)

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    2013年07月11日
  • 臨床犯罪学者・火村英生の推理 ダリの繭(上)

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    作家アリスシリーズ。
    これも読んだはずなのに、犯人はおろか内容もうろ覚えって・・・
    一体ジュエリー堂条社長を殺したのは誰なのか⁉

    さっくり読めたので、間を開けずに次の巻を読もうと思います。

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    2013年07月07日
  • 新装版 マジックミラー

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    アリバイ講義に興味を惹かれて手に取りましたが、見事なアリバイトリックのツープラトンに度肝を抜かれました。
    お目当てのアリバイ講義も興味深く読めましたし、読後に何気なく冒頭部分を読み返してまたしても驚きに襲われました。
    一体どれだけの趣向が凝らしてあるのか、としみじみ思いました。

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    2013年06月02日
  • 赤い月、廃駅の上に

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    鉄道ファンとしても有名な、新本格ミステリの旗手・有栖川有栖氏の手による鉄道怪談短編集。

    怪談といえば怪談。ホラーといえばホラー。ですが、綺麗な情景と、残酷な運命が絡み合う幻想小説群、という表現が一番しっくりくるように思います。

    全体的にどうしようもなく運命に流されていく不安感が感じられました。鉄道の、敷いてあるレールの上しか進めないという特質が、その不安感を煽るのかもしれません。

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    2012年10月14日
  • 赤い月、廃駅の上に

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    推理小説家の著者の鉄道怪談集。怪談ということで構えていたが、怖かったのは表題作だけで、あとは怖いのが苦手な人でも読めるとおもう。恐怖要素の若干強いファンタジーとか、そういう感じ。「貴婦人にハンカチを」と「シグナルの宵」が好みの雰囲気。有栖川有栖らしいやわらかで美しい筆。

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    2012年10月07日
  • 月光ゲーム

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    可愛い絵がとっても好きだお。月に取り憑かれてる女の子の語りのシーンはもっともっと幻惑的にたっぷりみせてほしかったおね。この作品のうっとり酔いしれるシーンの一つなんだからさ。

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    2012年10月02日
  • ジュリエットの悲鳴

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    なぜかよくわからないけど、すごくお気に入りな短編集。
    切なく物哀しいお話が多かったような…久しぶりに再読したいなあ。

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    2012年09月20日
  • ジュリエットの悲鳴

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    12篇の短編集、うち4篇は「Intermission」というくらい短い。著者の作品はシリーズものを中心に読んでいるので、シリーズ・キャラクターが絡むと書けないものを書いたという本書はなんだか違う人の作品を読むようで不思議な感じ。表題作狙いで書いたという「ジュリエットの悲鳴」は、「書名としてカッコイイんじゃないか」とあとがきに書かれていて微笑ましいが、内容もカッコよかった。

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    2012年08月16日
  • 有栖川有栖の鉄道ミステリー旅

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    日本にある鉄道の端から端まで「乗る」ことを制覇したいとおもう、乗りテツ著者のエッセイ。実際にはしないけれど想像しただけで楽しそうなので、私にも若干テツの資質はあるのではとおもう。鉄道だけでなく、著者がいかに鮎川哲也先生が好きか、それから著者の奥さんがどんなにすばらしい人かなどもしみじみ伝わってくる。

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    2012年04月22日
  • 女王国の城 下

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    事件や脱走劇やその果ての美しい再開やらとスピード感がたまらない展開。
    しかし何と言っても最後の論理。犯人が絞り込まれていき、真相にたどり着く様は圧巻の一言です。
    事件の背景までしっかり作り込まれており、鮮やかな伏線も見事。

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    2017年06月03日
  • 女王国の城 上

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    11年前の事件との繋がりは?江神さんの本当の目的は?軟禁状態となった有栖達はどうなるのか?などと興味は尽きません。
    後半の展開が楽しみです。

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    2017年06月03日
  • 密室入門

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    ミステリ作家有栖川有栖と建築家安井俊夫が密室について語る本。

    内容
    密室の定義
    ネタばらしを避けて密室を分類
    密室を建築から考える
    鍵などの建築事情
    ミステリと建築の密接な関係
    密室の未来

    図や写真を多数使っていて理解しやすい。またネタばらしを避けているので安心して読め、ミステリマニアでなくても建築家の鍵や窓、エレベーターについての話を読むことで十分楽しめると思う。

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    2011年12月27日
  • 有栖川有栖の鉄道ミステリー旅

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    わたしは、いつの頃からか乗り物に乗るのが大好きで、とりわけ列車については、ローカル線に乗ること、雰囲気のある、どちらかというと古ぼけた駅舎に出くわすと嬉しくなり、ご当地の駅弁や駅そばは無理してでも食べたいし、駅スタンプは専用のスタンプ帖に集めているし、乗った切符は「無効印」を押してもらって大切に持ち帰るし、時刻表を意味なく「読む」のも好き。あ、もちろん「撮る」ことも。(線路には入りませんよ!)
    しかし、企画モノの特別列車とか、線路の走行サウンド録音とか、最新鋭の車体というメカニック方面にはあまり興味がないのです。
    いわゆる普通の生活の中にあるローカル線と、それにまつわる情景が好きな、雑食系のテ

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    2011年12月26日
  • 壁抜け男の謎

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    とても多彩な短編集です。
    まだこんなにも引き出しがあるのかと思うと、ファンには嬉しい1冊。
    短編集の魅力を存分に堪能出来ました。

    ミステリ作品はもちろん楽しく、その中で恋愛物も多い作者ですが、官能的な作品はあまり見かけないので「恋人」は新鮮です。

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    2012年07月20日
  • 壁抜け男の謎

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    これが同じ人物が書いた作品なのかなと、思ってしまった。ページを捲るごとに違った世界が楽しめてしまった。
    本を読むって本当に凄いや。
    一冊でたくさんの世界を魅せていただけて、作者である先生に感謝。

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    2011年05月01日
  • 幽霊刑事

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    ミステリーのはらはらドキドキと、ラブストーリーの切なさ、どちらも存分に感じられる長編作品。
    神崎と須磨子、2人だけの暗号やラストは本当に切なくて、涙なしでは読めません(;_;)

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    2011年03月07日
  • 孤島パズル 3巻

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    3冊それぞれの表紙で昼・夕・夜と時間の経過を感じられるのに加えて、ちょっと憂いを感じる江神さんの表情が物語の結末と重なって切なく…。孤島パズルコミック版以来、学生アリスの小説を読むと脳内で鈴木さんの絵でキャラが動くようになってしまいました。双頭の悪魔も早くコミカライズされて欲しい!

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    2011年02月26日
  • 幽霊刑事

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    ネタバレ

    刑事・神崎達也は、何者かに射殺されてしまうが、何故か幽霊となって地上に残ってしまう。しかも犯人の上司が密室状況で殺害されてしまう…2001年度の本格ミステリー・ベスト10にランクインした傑作!!。

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    2011年02月09日
  • 女王国の城 下

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    ネタバレ

    最後の拳銃の謎は何となくわかったけど全然だめ〜。お手上げ。
    学生アリスの「読者への挑戦」、大抵文面が冷たくて不気味な感じがしちゃうんだけど、これはあったかい感じがしてよかった。人肌の温もりっていうか…
    織田の名古屋弁最高。惚れてまうわー

    20200102再読
    面白かった。江神さんのトラウマを抉るような結末。マリアの冒険ぶり。寂しがりのアリス。青春ミステリとしての煌めきが眩しいくらい。それでいてゴリゴリの本格で、本当に面白いな…

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    2020年01月02日
  • 孤島パズル 3巻

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    有栖川有栖の江神シリーズコミックス化第2弾。ラストの表紙は江神さんと夜の海。この表紙が三冊の中で一番好きです。江神さんには夜が似合います。


    この巻はほぼ解決編でした。マリアにとってはかなり辛い結末です。
    短編『壁抜け男の謎』は原作でも読みました。学生アリスパロで、アリスが敏腕刑事で江神さんが新人刑事設定。そのせいか、ちょっとコントっぽく見えます(笑)頑張れアリス。

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    2011年01月02日