背筋のレビュー一覧

  • 呪いの☒☒

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    人気のホラー作家さんの短編
    私の好きな作家さんばかりだったので読みました
    全編しっかり怖いです

    上條一輝「呪いは明るく輝いて」
    気づいた時にはもう遅い、絶望
    1番呪いというテーマに沿ってると思いました

    北沢陶「呪いの交換日記」
    こういう都市伝説ありそう

    澤村伊智「ほらあな」
    呪いは別として、こんな形式の書店?が近くにあったら私も通っちゃいそうです

    背筋「劣化コピー」
    くるくると視点が入れ替わってとても面白かったです
    2回目読んで、たくさんの伏線が隠れていたり、
    気付かされることがあったりと、1番面白かったです
    気軽に2回読み返せるのが短編のいいところですね

    三津田信三「壱本樹様」
    期待通りの三津田信三の世界観がギュッと詰め込まれています

    芦花公園「しばらくゆっくり休んでください」
    このお話だけよくわからなかったです

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    2026年08月25日
  • 口に関するアンケート

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    意味深なタイトル、不気味な表紙とその小さいサイズが目立つ文庫本
    病院の待合時間程度で読み切ってしまう程の短いが、その内容はお手軽サイズにも関わらず本格ホラーとしては良作である
    逆にその短さこそが読後感をより不穏なものに変異させ、ラストのアンケートでふと現実を思い返したときにはこのストーリーが現実にも侵食している事に気づいてしまう事となる
    ちなみに口そのものは怪異として登場しない、あくまでも口は災いの元、この意味こそが本作にとって重要となるワード

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    2026年08月23日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    単行本と内容が異なると聞いて読みました。読後感が全然違います。ホラーとしては単行本の方が上ですが、文庫版では物語度が増しています。好みだけで言えば単行本のが好きですが、人によっては文庫版の方が好きという方も多い気がします。

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    2026年08月22日
  • 近畿地方のある場所について

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    有名なモキュメンタリー小説。途中から「おや?」となりつつ最後でやりやがったな!と日常を侵食してくる感じがまさにモキュメンタリーホラーの醍醐味といった感じで楽しかったです。途中の挿絵と袋とじの中身がいちばん怖い

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    2026年08月22日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    ホラー版『プレゼント』といっても過言ではないような、それくらい粒揃いの、夏にぴったりなアンソロジーだった。 じっとりとした気持ち悪さが味わえた「涸渇/斜線堂有紀」、活字であるからこその一行にハッとさせられた「まぎれ鬼/新名智」が特にお気に入り。 『その他の危険』というタイトルはピンとこなかったので、そこが最も惜しいところに感じた。 読みながら終始鳥肌がたっていたのは、久々に読むホラーに怖気を感じたからか、はたまた効きすぎたエアコンの冷気のせいか…

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    2026年08月22日
  • 口に関するアンケート

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    短編ながら大満足!体験者が1人ずつ語ってくれるのでサクサク読むことができた。文字ならではのあの"表現"の仕方が最初はなんの意味があるか分からなかったが、最後の方に分かり、ゾッとしつつも面白かった。題名通り、アンケートもついてくる。最後までゾゾゾとできる夏にぴったりの本だった。

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    2026年08月21日
  • 近畿地方のある場所について

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    ネタバレ

    中盤から終盤にかけてチェーンメールのような伝播する恐怖に対して怖いと感じた。
    怪異に対して解決していないが、否定も肯定もしない終わり方が良かった。

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    2026年08月18日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    背筋さんの処女作(だと思う)。もともとは「カクヨム」発。雑多な記事群から怪異の輪郭を捉えて行く内容。その構想を世に知らしめた功績は大きい。それぐらい新感覚の恐怖と言える。映画やカクヨムなど他の媒体とはエンディングが違ったりする。結末はホラーなのでお察し。それでいい気もするのだ。

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    2026年08月18日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    有名な著者さん達のアンソロジー。
    危険?恐怖?
    謎っ…と思うお話しもあり。
    梨さんのお話しが1番好きでした。

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    2026年08月18日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    8月に刊行されるのにぴったりな、真夏の心霊ドラマスペシャルを観る気分で読める、実力派人気作家アンソロジーでした!

    どの作品も個性があって読みやすいですが所謂ジャンプスケア的な怖さはなく、じわじわと侵食してくるジャパニーズホラーな作品がほとんどです。

    どれも毒のある作風でしたが最終話、梨氏著の「ブルーライト」だけ毛色の違う爽やかさがあり、田舎に帰って肝試しをした後、軒下でアイスを齧るような清涼感と一抹の寂寥感があり、良い余韻を残す好著だと思います!

    やっぱり夏は怖い話だよ!と思う方は是非。

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    2026年08月15日
  • 口に関するアンケート

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    「肝試しになんて行かなければ、杏は死ななかったと思いますから」 
    心霊スポットとして知られる墓地に、肝試しに行った大学生たち。
    しかしその1ヶ月後、参加者の1人である杏が自殺してしまう。
    肝試しの夜にあったことをそれぞれが語っていくうちに、彼らが隠しているものが明らかになっていき…。
    背筋が執筆したホラー小説を、鬼才押見修造がコミカライズ。
    「呪いの木」のオカルトホラーというよりは、大学サークル内での友人達のドロドロな友情や嫉妬や愛情の愛憎劇のドス黒いヒトコワという感じ。
    彼らが、どのように謎のアンケートに答えているのか明らかになるクライマックスは、押見修造ならではの絵柄もあってめちゃくちゃ怖かった。

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    2026年08月11日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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     とあるオカルト記事を担当している編集者が怪異現象を追って行方不明になります。この本では「近畿地方のある場所」についての失踪事件、集団ヒステリー事件、心霊スポットでの配信騒動など、無関係と思われる現象が読み進めていくうちに実は繋がっていたという怖いストーリーでした。
     ホラーモキュメンタリーという書き方で進んでいき、自分的にはめっちゃ怖いホラーを予想していたのですが、ミステリーの要素が強かったです。少し怖いぐらいでホラーミステリーという感じで面白かったです。

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    2026年08月11日
  • その他の危険(新潮文庫nex)

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    本作はホラー短編のアンソロジーです。
    決まったテーマは特になさそうでした。
    『小説新潮』に掲載された短編が収録されているようです。
    普段はあまり短編を読まないのですが、作家陣が豪華なので読んでみました。

    アンソロジーなので、どの話が好きだったかを書きたいと思います。
    一番好きだった作品は、…うーん、決められない!二つあります。
    斜線堂有紀『涸渇』
    上條一輝『枯れた街の上でも』
    です!

    『涸渇』は、主人公に襲いかかる怪奇現象というか体調不良というか、それの描写が秀逸すぎました。
    いろんなホラー作品を見てきていますので、呪いによる色々な症状も見てきているのですが、この作品のやつは新しい!こんな霊障見たことないです。
    上述していますが、その描写が素晴らしいです。
    短編なので、細かい話は端折ってあるのですが、その辺の詳細が知りたいから長編化してほしいぐらいでした。

    『枯れた街の上でも』は、話のまとまり方が短編とは思えないクオリティでした。しかも短編なのに時系列が2つ同時進行するという凝った仕掛け。
    しかも、短編ホラーでは端折られがちな怪異の原因、元凶についても描写されています。
    短編でここまでやれるの?!という、概念を覆される読書体験でした。
    その上、ちゃんと怖いっていうね、文句ないです。惜しみない賞賛です。

    特別枠として軽く言及させて頂きたいのが、梨『プルーライト』です。
    ネタバレしたくないので詳しくは書きませんが、梨さんってこういうのも書くのかーとびっくりしました。
    梨さんの作品は『かわいそ笑』しか読んだことなかったので意外でした。
    この話が、このアンソロジーの最後に収録されているのもなんかいいなと思いました。

    満足度の高い作品ばかりで、大満足でした。
    斜線堂有紀さんの作品は読んだことなかったので、手を出してみたいなぁと思いました。良い出会いになりそうです。

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    2026年08月03日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    澤村伊智さんの話は面白かった。あと、はやせやすひろ×クダマツヒロシさんのものも面白かった。最恐と書いてあるが、幻想的な話も混ざっていて、短編ホラーと短編ホラーミステリーのアンソロジー、というな感じだった。

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    2026年08月03日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    ネタバレ

    同著者の近畿地方のある場所についてが面白かったためこちらも手に取り読んだ。
    YouTube配信で見た「猫はまだ逃げますか?」というゲームが面白かったのだがシナリオ担当が本書の著者であったので期待値高めで読み進める。

    全てに通底するテーマは「六部殺し」
    池田が訪れた心霊スポットにまつわる話はいずれも六部殺しを連想させ、それらの土地はかつて六分の巡礼地(聖地)だったのが穢れた場所だったと考察。

    主役の3人はそれぞれのテーマ(章)から
    ・池田=旅の巡礼者=六部
    ・小林=簒奪者=六部を殺した男
    ・宝条=共犯者=六部を殺した妻
    だと暗示され池田にかかってきた電話が「あなたの番」と告げていることから池田も六部殺しの会談のひとつになるのだろう、というオチ

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    2026年08月02日
  • ●●にいたる病

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    流石名だたる人達だけあって面白かった。

    「いたる病」っていう大元のテーマがあるのに書く人が変わるだけでこんなにいろんな角度で楽しめる本になるのかと驚いた。

    最後だけ「いたらぬ病」なのはなんでやねん!と思ったけどそれは触れないでおこうと思います。

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    2026年07月31日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    怖い話は元来苦手なのだが、鈴木保奈美の番組に出ていた著者の話を聞いて、ちょっと面白いかも、と読んでしまった。
    構成が変わってて面白い。文庫版の方が優しい終わり方なのかなぁ。

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    2026年07月28日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    我孫子武丸『切断』
    もはや十八番。犯人の男が渦中の女の子自身(もう一つの人格)。ちゃんとどんでん返しとして成立しているし、トップバッターとして良かった。

    神永学『欲動』
    タナトスに魅入られる人、というのはよくあるテーマ。挿入部分が玲子ってことには気づいたけど、担任教師か…ありがちな罠に何度もしてやられる…よくできた話!

    背筋『怪談』
    最後の台詞にゾクッ…!怪談すぎる!
    途中であ〜そんなもんか〜と思わせときつつ、ちゃんとオチてオモロくて狡い!一番◎

    真梨幸子『コンコルド』
    う、うーん暫定最下位かも

    矢樹純『拡散』
    叙述トリックではない…だと…。まあ全部そうでもね、うん、おもんないからさ。

    歌野晶午『しあわせにいたらぬ』
    最後はいたらなくなってもた…旦那じゃなく息子という落としもありつつ、事件そのものもちゃんと一捻りあり。メッセージ性もあり。

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    2026年07月25日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    それぞれの作家の書き下ろし作品が読めて楽しめた。ホラー入門の作品として、ざっくばらんに楽しめる内容だった

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    2026年07月24日
  • 呪いの☒☒

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    すごく面白かったです

    どの作品も面白く、「この話はどう着地するのだろう」とワクワクしながら一気に読みました。ホラー初心者でしたが、怖すぎて読めないことはなく、最後まで楽しめました。

    「劣化コピー」
    語り手が順番に変わり、最後に最初へ戻ってくる構成が気持ちよかったです。あと呪いはどこまで広がるのか気になります、編集者と作家だけ?編集者の奥さんは無事だった??その後のことも考えるとさらに怖いです。

    「しばらくゆっくり休んでください」
    あの女性は、そこまでされるほど酷いことしたかなと思ってしまいました。我の強いめんどくさい人そうではあるけど、普通にいそうな人なので。
    あの程度でもすぐに「研修」の対象になってしまうことが怖く、呪いの実行方法もとても印象に残りました。

    #ダーク

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    2026年07月20日