背筋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレトータル3.5くらい。
書き下ろしなので全部新作だったのが良かった。
この中で好きなのは貴志祐介の『猫のいる風景』かな。曖昧オチではなく、きっちりミステリーもしてホラーもやってる。お化け無しで楽しませてくれた。
有栖川有栖『アイソレーテッド・サークル』
クローズドサークルの定義について話をしていて、どこかミステリーな雰囲気はあるものの、結局何かは不明で、結局どこかの異界らしいということで終わる。でも面白かった。
ミステリー小説だったら犯人がいるのに、この話では何かを見つけてはいけない、見てはいけない。犯人を見つけることが禁じられる恐怖。
北沢陶『お家さん』
丁稚奉公目線なので時代がわ -
Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ以下ネタバレ含みます
六十六部と呼ばれる修行僧が、霊場を参拝していく。池田は無意識のうちに六十六部を行なっていたのではないか。ある出来事の後、今度は霊を供養するために心霊スポットを訪れていく。そして「あなたの番」という謎の電話。
敬一の執拗なストーカーにより6月6日に亡くなってしまった鈴木優子は役目を終え生まれ変わる。
そして次は池田の番。
いつか池田も優子のように死んでしまうのかもしれない
本来であれば六十六部が訪れる場所は聖地なのだが、人が亡くなったというだけででっち上げられ謂くがつきまとい怪異になってしまった場所だから、穢れた聖地巡礼について、、、なのではないだろうか。
敬一は両親に