背筋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ視線がもたらす恐怖をテーマにした連作短編小説。
『口に関するアンケート』に続く、背筋さんのA6変型判本第2弾。
視線や見られていることの怖さをテーマにしているのですが、なかなかにヒトコワでもある。
短いながらにちょっとしたトリックも仕込まれていて、「あ、そういう事!?」という感覚も味わえます。これは先入観にやられました。
見られるのって怖いですよね。注目されるのもプレッシャーだし、理由が分からず見られるのも怖い。
……とはいえ、身内いわく私はかなり鈍い方らしいので、この本の登場人物みたいに視線や人の目に敏感だと辛そう。見る側に回るのは、それから解放されて幸せではある……あったのかな?? -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編一つで一冊!という潔さで、書店で見た実物はちっこくて物珍しくて面白い
でも電子書籍で読んだもんだから、理解するのに数回戻るのが大変すぎたけど、意味がわかってスッキリ〜!
(赤文字になると許されてそれぞれ踏み台蹴って◯ぬところ、木と口=杏も意味あるのかな?)
ホラーとしてはそんな怖くないけど、私の生まれ育った町にも切れない木があったのと、ちょうど田舎に滞在しており朝方の蝉の声が耳をつんざくほどのうるささで、ストーリーと少し現実がリンクしてたのが読書体験としては結構印象に残りそう。
ここで最後まで読むのなんか気持ち悪いしやめとこ…ってなったもんな -
Posted by ブクログ
「目」あるいは「視線」を軸に、かなり正面からホラーをやっている。
豆本サイズで、読むだけならすぐ読み終わる。ただ、読み終えたあとに「あれはどういう意味だったんだろう」と、前のページへ戻りたくなる。場面の意味や視線の向きが少しずつ変わり、怖さが増していく構造と、この小ささがよく噛み合っていた。とはいえ、現代ホラーはさすがにこの手法が多すぎるきらいはある。冒頭で落ちる地点がわかってしまうのが、少し残念かも。
同じ豆本サイズの前作『口に関するアンケート』は、謎や仕組みが解けていくミステリ寄りのホラーだった。たとえるなら『リング』のような、呪いの正体へ近づくことで恐怖の輪郭が見えてくるタイプ。それ