背筋のレビュー一覧

  • 近畿地方のある場所について

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    友達と感想共有しようということで、ホラーは苦手だけど読んでみた。
    電子で読んだので、突然写真とかイラストとかでてきてびびってしまった。
    袋綴じ読みたくなかったのに、電子だから横行ったらでてきて否応なしに見せられた泣
    呪い系は苦手なので読んでて怖かったです…泣

    最初はそんなに怖くないんだけど、読み進めるうちに怖さが増す感じ。
    ●●とか伏字が多いのはちょっと気になる。
    それを気にならせるための手法なんだろうけど、、

    電子図書で借りれたので、買わなくてよかった笑
    手元には置いておきたくない笑

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    2025年11月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」
    という冒頭しばりの掌編アンソロジー。

    「捨てる」とは、その対象との別れを意味するわけで。25編ある物語の多くに「別れ」から連想させる「死」が漂っています。
    掌編でありながらスッキリ終わらせているものもあれば、これは序章なのかな?続きが欲しいな、なものも。
    いずれの作品もツマラン!な印象は無く、そつなく書かれているかと。

    お気に入りは
    『パルス、またたき、脳挫傷』岡崎隼人
    『重政の電池』荒木あかね
    『恋文』金子玲介
    『こわくてキモくてかわいい、それ』背筋
    『探偵ですから』麻耶雄嵩

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    2025年11月13日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    袋とじの仕掛けもあって、映画もしてるし、期待して呼んでみたが、途中まではハラハラして面白かったけど終わり方がイマイチだった。

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    2025年11月06日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    背筋、さんのホラーは短く区切った複数の話で組み上げているイメージがあり、この本もそんな感じ。徐々に何かが明らかになりそうで、明らかにならない感じ。話自体の怖さに加え、構造的な不気味さと、最後にそれが言語化される事で具現化する恐怖がある。

    ただ、この本はなんだかその最後の具現化のパンチが弱いように感じてしまった。

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    2025年11月05日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    映画で話題になっていたので、文庫本を購読。
    短編集で色々なストーリーが最後には線として繋がっていく構成であった。怖さはもちろん、人の悲壮感などもしみじみと感じられる一冊だ。
    ただ、個人的には切ない結末と未だ謎に包まれ完結しない内容に行き場のない感情になった。

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    2025年11月03日
  • 近畿地方のある場所について

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    映画化されてるみたいなんだけど、
    これをどうやって映画化したのかな

    山って怖いものだよね
    何が潜んでるか分からないし、
    なにやら霊的なものもあるだろうし
    朽ちた祠とか、封印がとけた石とか
    想像するだけでゾワゾワくる

    2チャンネルぽいとこで、
    突撃した後、消えるとか

    いやいや、ホントゾワゾワする

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    2025年11月03日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    "新しい"情報をお持ちの方はご連絡ください。近畿地方にまつわる一連の怪事件を追っていた編集長が失踪し、編集者とライターが記事が示す謎を追う。単行本とは異なる内容の文庫版。
    ひとつひとつのエピソードは不気味で興味深いのに、そして壮大な真実がありそうなのに、伏線回収されないまま強引に終わってしまった感じを受ける。

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    2025年11月02日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    カクヨム版・単行本版と比べて、文庫版は明らかに「物語」としての顔を濃くしてきた。モキュメンタリーホラーとしての立ち上がりから一歩抜け出し、同じ素材を使いながら「エモさ」を付加してまったく別の読後感に仕上げているのが面白い。

    特に文庫版で追加された最終章はもはや純然たる「小説」で、モキュメンタリーの枠を完全に離脱している。この辺りについては、先日行った「1999展」の特典書き下ろし短編でもそうだったが、この作者の本質は読者の共感やノスタルジーを喚起するエモーショナルな描写力にあるのではないか、という予感を強く裏付ける仕上がりだった。

    ただ、それがプラスに振り切れているかといえば微妙なところだ

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    2025年11月02日
  • ●●にいたる病

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    「え?え?え〜!」率直な感想と云うより反応!
    著書でも出てくる「叙述トリック」まさに完璧にハマってしまう。
    特に心に残る?う〜ん印象に残る、短編が
    ・切断にいたる病
    ・怪談にいたる病
    この我孫子武丸著、「殺戮にいたる病」を読んだ時の様な衝撃を感じる。
    この短編2作は「世にも奇妙な物語」的世界観で進行していく不思議な物語。
    正直、次の展開が気になり、ついつい一気読み!しかし読後、冒頭の「え?え?え〜!」と反応してしまい、もう一度読み直す、この感覚は非常に良かった!
    我孫子武丸ワールドと背筋ワールド、それぞれでも更に読みたくなる!
    正直不思議な感想!

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    2025年10月29日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    企画がオマージュではなくインスパイアなので、どの作品も"殺戮にいたる病"みたっぷり!というわけではないが、歌野氏はかなり寄せてきたなーと思った。こういうのばっかり入ってると思ってたから少々肩透かし。
    とはいえ、背筋氏はホラーとして完成度を高めながら最後にあのオチ、神谷氏は耽美な変態み、真梨氏は叙述をネタにした懐かし本格ミステリみと、作者によって、「殺戮に至る病」の解釈("我孫子武丸"の解釈?)が違ってそうなのが楽しい。
    ただ矢樹氏だけは、イマイチ「殺戮に至る病」感がありませんでした…

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    2025年10月26日
  • ●●にいたる病

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    著名な作家さんが多く、絶対面白い!と思って購入したけど、期待が空回りしてしまった。

    冒頭の我孫子武丸さん、自分で自分の作品のアンソロジーに参加しているだけあって一番らしい作品でした。

    『●●にいたる病』という題名だけで、あとはテーマを絞らず作者ごとにお任せオファーだったのかな?『殺戮~』ってエログロがテーマだと思っていたんだけど…我孫子さん以外はそれぞれの分野で書いてる。
    アンソロジーだからこれでいいのかな?
    もう少しテーマ絞った上で、オリジナル作品が読みたかったなとも思った。

    個人的には、歌野晶午さんの作品が一番引き込まれて良かったです。

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    2025年10月23日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーって
    お初の作家さんも
    お試し感覚で読めるので
    ついつい手にとってしまう

    この短さなのに
    ちゃんと怖かった

    長編ホラーって
    好きだけど
    読み終わるまでにゲッソりするから
    短編集は体力ない時に
    もってこいでした笑

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    2025年10月14日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    全体的に読みやすかった。
    「最強心霊物件」は正統派のホラー!怪異!という感じでとてもよきでした。
    あとはイヤミス(ホラ?)やらヒトコワの風味が強めで、恐怖よりもじっとり不快感……。
    「オシャレ大好き」は所謂量産型やら流行、ブームのある現代だからこその作品だな、と思いました。

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    2025年10月13日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    ネタバレ

    企画を成功させる為には脚色も厭わない、幽霊の存在には中立的な編集者、心霊スポットに突撃している割に、頑なに幽霊の存在に否定的なYouTuber、企画に協力してくれる、幽霊が見えてしまうライター。
    心霊スポットの背景や謂れを元に、あれこれ考察を繰り広げでっち上げる中、各登場人物の過去と幽霊観が明かされていく。

    各心霊スポットへの考察がしっかりと成される一方、「真実であるかはどうでもいい」という前提である為、当事者達の実際の物語は簡潔に語られるのみである。後に各スポットに共通する重要な要素が語られるとは言え、若干物足りなさを感じた。

    第八章において、六部殺しの怪談が日本各地で語られている理由と

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    2025年10月13日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    Audibleにて拝聴しました。 うーん、ちょっと聞く読書をするには難しすぎた作品かもしれない。「近畿地方の〜」に比べると恐怖が薄く、より人間ドラマにフォーカスした印象があるが、しかしそれにしてはどうも盛り上がりに欠ける印象だった。
    最後の「お祓い系Youtuber」というのもよくわからない。そこに対しての説明も欲しかった。

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    2025年10月12日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    各者それぞれの怖さが楽しめる一冊。北沢さんや恩田さんの感じはやっぱり好きだなぁ。貴志さんのは物足りなさはあるけれど、設定はワクワクする。

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    2025年10月12日
  • 近畿地方のある場所について

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    点と点がつながった瞬間、怪異の全貌が見えた瞬間ゾワっとした。

    情報の収集元が掲示板の書き込み、インタビューや新聞記事と様々な形式で面白かった。情報の中に度々出てくるキーワードがまた不気味で興味を引かれた。最後に分かるこの本の真の姿、なるほどですね。

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    2025年10月10日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第3弾。

    以下印象的だった作品。
    北沢陶「お家さん」
    唯一読んだことのなかった作家さん。大阪の商家を舞台にしたしんねりしたジャパニーズホラーという感じでとても好みでした。お家さんの執念が深すぎる。他の作品も読んでみたい。

    恩田陸「車窓」
    新幹線の車窓から外を眺めていたらふいに見かけた灰色の楕円形の看板に浮かんだぼんやりした模様や数字や人の顔。自分もふいに見てしまうのでは、という恐怖と、ラストシーンにぞわっと来た。看板って近くでみるとめちゃくちゃでっかくてそれだけでも結構怖いもんな。

    背筋「窓から出すヮ」
    ネットから寄せ集め

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    2025年10月09日
  • ●●にいたる病

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    殺戮にいたる病のアンソロ!?、と飛びついてしまった。
    どの作品もミスリードがあり、読みやすかったけど、我孫子先生の作品は相変わらず、エログロ!という感じでめちゃくちゃパンチ効いてた。
    個人的には、背筋先生と歌野先生の作品がすき。

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    2025年10月05日
  • ●●にいたる病

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    読み出しからアクセル全開やったけど全てがそうでは無かった。。タイトル通りの病。正直、コンコルドだけは??でした。ラストのタイトルはなんだかなぁって、、、。リアルなテーマで苦しいです。
    あとはっきり言ってしまうと物足りなさを感じてます。殺戮にいたる病を読んでからこの作品を読んだので余計にそう思ってしまったのかも。
    怪談にいたる病は。。。なかなかのホラーです。

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    2025年10月03日