背筋のレビュー一覧

  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    超短編がいっぱい集まったホラー集という感じでした。1つひとつの話はそれなりにおもしろかったです!ただ、1つひとつの話の印象が薄く、結局どうつながっているのか、わかったような、わからないような、理解がイマイチ及びませんでした。もう1度読み返せば、それなりに楽しめるようには思うのですが。

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    2025年11月11日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    ネタバレ

    文章が淡々としているので読みやすいです。あっという間に読めてしまいました。youtuberを題材にした部分など、今の時勢を反映した内容で面白かったです。今風な洒落怖というか。ぞくぞくするような話でした。
    1回読んだだけでは真相?各章の繋がりが良くわかりませんでしたが、ネットの考察を読んでちょっと納得。

    ”輪廻ラブホ”章で、敬一の彼女が風船男となる過程の描写が特に好きです。だんだんと支離滅裂になっていく文章が怖さを引き立ててきます。

    どこかで小林に罰が下ると予想していましたが、特にありませんでした。霊の干渉を受けない体質、強いですね。

    最後まで読んで、2000年代ぐらいの洒落怖を思い出しま

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    2025年11月09日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    ネタバレ

    最後の〈了〉で見、見えたwwwwwwwと吹き出してしまった。笑
    映画を観たあと読んだが、全然違うストーリーで驚いた。映画よりも文庫版の方が好き。複数の怪異の繋がりが(映画よりもわかりやすく)示されたことで、ミステリーの謎解きパートのようなスッキリ感があった。また怪異が生まれた経緯もクローズアップされていて、これによって断片的な文章の集合が1つの物語としてまとまりを持っていた。

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    2025年11月09日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    オカルト雑誌の記事とかインタビューの文字起こしといった短編が大量に。薄気味悪いだけと数ページしかない一編が、全体を通してだんだんと輪郭が見えてくる構成がホラーというジャンルにマッチしてて斬新で面白かった。そして、単行本と文庫で内容が違うのね。これまた斬新。

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    2025年11月06日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    短編の話がいくつかあり、それを順に読んでいくことによって話が構成されていく本だった。
    とても新鮮で飽きずに読めてとても面白かった。
    読んでいくにつれどんどん続きを読む手が止まらなくなり、最後は想像していた結末と全然違う結末が待っていて読んで正解だったな、と感じた。
    小説の中に袋綴じが入っていてそれを見ながら小説を読んだらもっと面白かったと思う。

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    2025年11月05日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    単行本版も読んではいたが、文庫版では単行本でよくわからなかった部分の掘り下げが行われ、小澤と瀬野というキャラクターについてもよくわかるようになった。
    不気味さに全振りした単行本版と違い、文庫版は不気味さにストーリー性を加えたものとなったように思い、どちらも読んだことでより楽しめた。

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    2025年11月03日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    ホラー小説は普段読まないのですが(怖いから)、話題の本で旦那さんが読んでたので私も読んでみました。

    途中までは怖くて、早く結末に辿り着きたい!と一気に読みました。最後は少し切なくて悲しい。

    他の方も書いてましたが、怪奇現象と言われるものって、不幸な出来事が元になってることが多い。それをネタにして盛り上がるのって今更ながら失礼なことだなと。最後のブログの文章が、この小説の総括のような気がしました。

    結局あの人はどうなったんだろ…と消化不良の部分もありますが、短編の話が繋がっていくのは読んでて気持ち良い部分がありました。映画化されてますが、怖くて私は無理だろうな…

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    2025年11月02日
  • ●●にいたる病

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    我孫子武丸さんデビュー35周年記念のアンソロジーです。
    作家陣も錚々たるメンバーで、私に割とトラウマを植え付けた『殺戮にいたる病』に因んだテーマ。
    我孫子さんご本人がヘンテコなテーマで作家さん方に申し訳ないし、自身も書かれるとは思って無かったので苦労したと仰っていましたが、そこは流石の力量を持った作家さん方!見事にテーマに沿った短編集となっております。
    それでいて、それぞれの作家さんの個性がキラリ。
    ではでは、いつもの如くさらっと短編毎の感想をば。
    (なるべく短く…)

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    【切断にいたる病】我孫子武丸さ

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    2025年11月03日
  • ●●にいたる病

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    おもしろかった
    しあわせにいたらぬ病が1番お気に入り
    拡散にいたる病はなんか怖いけど好き

    人の感想見ててもかなり好み分かれてて、人の感想見るのも楽しい

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    2025年10月27日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。
    お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……! たしかにこれは最恐の物件です。嫌すぎる。
    栗原ちひろ「余った家」も怖い……というより、これは一番嫌な物語でした。普通ではないルールに支配された家から逃れようとする主人公。おかしいのは自分の置かれた環境なのか、自分自身なのか。どのように生きるのが幸せなのか、基盤が揺らいでしまう感覚がとても危うくて不安な作品でした。

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    2025年10月26日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    ネタバレ

    読みました。

    前作よりインパクト低いかな?あれ?思ってもう一回読みなおして、関係とか整理してわかった瞬間凄いぞわってしました。
    なんか人間って怖いね…という話。それぞれが利用してようと思うからそれに怪異が関わってくるからもっと怖い。

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    2025年10月23日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

    購入済み

    読み応えあり

    読み応えありました。それぞれの作品、みな怖かったです。

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    2025年10月18日
  • ●●にいたる病

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    あの「殺戮にいたる病」のような様々な衝撃を抱え込んだ6作のアンソロジー
    個人的には「欲動にいたる病」が一番驚かされた
    背筋さんのはホラー苦手でも読めたので良かった
    本家はやっぱり安定だなぁと…最後まで騙されてた

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    2025年10月13日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    何処かで聞いた事ある怪談がニュアンス的に使用されていて、怪談好きとしてテンションが上がる。前作の近畿地方〜とはまた違った味付けで、不透明さを感じるわけだが、この微妙なバランスが実話怪談的な恐ろしさであり、欠点でもある"よくわからない"を表現しているようで、自分は面白かった。

    ただ、怪談やホラーに触れてない人が楽しめるのか?と思うと微妙な気もする。

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    2025年10月11日
  • ●●にいたる病

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    殺戮にいたる病に衝撃を受け、ずっとお勧めしたい本No. 1なのだが、この本が出ると知って真っ先に買わねばと思った。まさにファンブックのよう。様々な作家が色々なテーマで描いているのだが個性的でどれも面白かった。これからも益々、本の可能性は広がりそうとワクワクもさせられた。

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    2025年10月11日
  • ●●にいたる病

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    豪華な作家さん達の短編集。それぞれ良さがあって満足。歌野先生の作品は現代の様々な社会問題を盛り込んでいて良かった。

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    2025年10月09日
  • ●●にいたる病

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    「殺戮にいたる病」のアンソロジー。どの編もちゃんとミスリードされた。特に「巧い」の意味がガラッと変わる背筋さんの「怪談にいたる病」が面白かった。
    でも、やっぱ本家の「殺戮にいたる病」が一番だわ(∩˘ω˘∩ )

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    2025年10月06日
  • ●●にいたる病

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    個性と魅力あふれる作家陣によるアンソロジー、ミステリー読みすぎにいたる病にご注意 #●●にいたる病

    ■きっと読みたくなるレビュー
    我孫子武丸先生の名作『殺戮にいたる病』のインスパイア企画。著名なミステリー作家により『●●にいたる病』と題し、アンソロジーとしてまとめられた作品です。

    『殺戮にいたる病』を初めて読んだのは、もう30年くらい前になる。時間が経過するのは何故こんなにも早いのか、もはや最大のミステリーですな。

    ずらりと並んだ作家陣は、今もっとも脂がのってる先生から大ベテランの先生まで全6名。皆さん個性が出ていて、らしいなぁ~と思いながら読ませていただきました。どの作品もゾワゾワっと

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    2025年10月06日
  • ●●にいたる病

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    一つ一つの話が短いので、さらっと読みやすかったです。切断にいたる病と、しあわせにいたらぬ病がとても好きでした!

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    2025年10月05日
  • ●●にいたる病

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    個性あふれる6作品。我孫子武丸さんのはスカッと。神永学さんのはぞわっと。背筋さんのは怖!真梨幸子さんのは面白かったです。1つ1つの作品が短いので読みやすかったです。

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    2025年09月25日