背筋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『近畿地方』の直後、背筋さんの本をもっと読みたいと思って手に取った
大学生グループが心霊スポットに行った話。タイトルと、裏表紙の「口は災いのもと」の1文を見て、読み始めてすぐ予想は裏切られる
彼らはいったい何の話をしている?
なんだかだんだん嫌な気持ちになりながら読んで、最後に【口に関するアンケート】にこたえる。
これを読んだのはもう秋だったけどセミはまだ鳴いているくらい暑かった。でも読み終わったのは夜。夜ってセミ鳴くんだっけ?
ホラー作品によらず、私は頭で音読することがあるのだが描写が音になることは今までなかった。最後のアンケートで改めて「聞こえましたか?」と聞かれて情景とともに頭 -
Posted by ブクログ
旅行の飛行機で読もうと買ったホラーアンソロジー。
飛行機では結局1話目しか読まなかったけど、それ以降少しずつ読み進めた。
いろんなタイプの話が入ってて楽しかった。お得感。
特に印象的だったのは北沢陶さんの「お家さん」と恩田陸さんの「車窓」
お家さんは、大正時代に大阪の商家へ丁稚奉公する少年のお話。
時代や言葉が相まってすごく雰囲気があったし、ラストも恐ろしくて好き…
こういう作品もっと読んでみたい!
車窓は、新幹線から見える看板のお話。
少ないページなのにすごく引き込まれた。
ラストはいろんな解釈ができそう。
いろんな作家さんのお話読みたい欲でアンソロジー何冊か買っちゃったけど、読むペ -
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Posted by ブクログ
怪談ドラマ特番を観終えた読後感。様々なジャンルの話が入っていて楽しい。背筋「オシャレ大好き」は、今のSNSインフルエンス社会における怪談であり、バズりを追いかける人間の闇を描いたホラーでありつつ、日常が徐々におかしくなる演出がよい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら世界観の奥行きが素晴らしい作品。恐怖症を売買する店主とお手伝いの少年とお客さんが織りなす物語、もっと長編で読みたい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら