背筋のレビュー一覧

  • 口に関するアンケート

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    ネタバレ

    最後のアンケートによって、この作品が持つ本当の怖さが明らかになる。読み終わった後にもう一度ふり返ると、それまで何気なく素通りしていた言葉の意味が一変し、あの言葉はこういうことだったのか…と気付かされる構造になっている点が印象的だった。また、物語が死へと近づくにつれて文字の色が変化していく演出も不気味さをより強めている。語り手が誰に向かって話しているのかが最後まで明確にならず、何だかスッキリしなかった。読後にさまざまな解釈を考えさせられる作品だなと感じた。

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    2026年04月18日
  • 近畿地方のある場所について(3)

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    これまでよりもエピソードの単発感が強く、近畿地方のある場所を訪れたという共通点以外は怪異の内容も表出法も振り幅が大きい。最終的に全て繋がり、なるほどあれはそう言う関係性なのか!となるのだろうけどまだ着地点は見えてこない。怪異がインターネットを見事に使いこなしており、怪異もデジタル化が進んでいるなという印象。ツイッタラーの怪異……ねらー(VIPPERかな?)の怪異……()
    デジタルと言えば0と1……霊と位置(ある場所)か……

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    2026年04月16日
  • 呪いの☒☒

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    これだけ理不尽な呪われを見せつけられると、何もしてなくても交通事故みたいに呪いの方からぶつかってくる事もあるんだろな…という気持ちになる。

    以下感想です。
    全編面白くてまた無駄に長くなってしまった~

    上條一輝『呪いは明るく輝いて』
    市役所で働く主人公の目線で描かれる街ホラー。
    同じくらいの規模感の所に住んでいるので、街のディテール細さが恐ろしさを倍増させる。
    主人公が真面目で健気で応援したくなるんだけど、いかんせん呪いのスケールが……

    北沢陶『呪いの交換日記』
    交換日記のページと、仲良し3人グループのやり取りが交互に書かれる。
    呪いの始まりはほんとに微かなもので見逃してしまう程。女子の「

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    2026年04月17日
  • 口に関するアンケート

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    映画の予告で気になったため読みました!
    思ってたより面白かった!
    最後のアンケート欄が凄く新鮮で没入体験できたかのような感覚に!!

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    2026年04月14日
  • ●●にいたる病

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    思った以上にホラーだった、、、
    1作目の凄惨で残虐で陰惨で猟奇的で、いきなりくじけそうになった。
    執筆陣を見て、ミステリ多めと思っていたので、油断したというか。
    でも、イヤミスのイメージの強い真梨幸子さんの『コンコルド』はかなり好きだし、最終話の
    歌野晶午さん『いたらぬ』のタイトルからしてすごく好み。

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    2026年04月14日
  • ●●にいたる病

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    殺戮いたる病ほどはグロさも叙述トリックも刺激不足ではあったけれど面白かった。我孫子さんのあれはミステリーとしてはよいのか?と思ったけれど、さすが1番グロさがあってよかった。背筋は他の作品イマイチできたいしていなかったけど、オチの感じが好みで見直した笑

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    2026年04月13日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    ホラー小説はほとんど読んだことがないのだけど、文字だけで(だけだからこそ?)怖かった〜。後ろに誰かいないか何度も振り返ってしまった。

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    2026年04月05日
  • 近畿地方のある場所について

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    ネタバレ

    ライターによる、タイトルどおり「近畿地方のある場所」にまつわる怪談を追った小説。 「取材資料」「インタビューの書き起こし」「掲示板の書き込み」などの再現で全体のほとんどを構成しており、一つ一つが不気味な短編のよう。読み進めていくと、それらの短編が伏線であり、徐々に回収されていく。 文庫版は物悲しい感じの結末だったはずだけど、単行本版はきっちり恐怖を植え付けてきやがった。

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    2026年04月03日
  • 近畿地方のある場所について

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    一つ一つの話が場所も時系列もバラバラなので、最初は???となるが、最後まで読んだ時にその一つ一つが繋がっていく感覚が面白かった。

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    2026年04月03日
  • 口に関するアンケート

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    最後のアンケートを見て、ゾゾっとする感覚を味わえたのは嬉しかった。ただ、登場人物や発言、時系列を追うのが難しく満足のいくような読後感にならなかった。読み終えた後にネタバレ考察サイトを見た。

    追記
    考察を見てから読み返すと情景を想像しやすい。それぞれ順番に語る、文字の色が変わっていく描写の意味が分かると背筋が震えてくるのが分かった。

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    2026年03月29日
  • ●●にいたる病

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    うまいのはやはり背筋さんのですね。どれも面白かった!

    切断にいたる病/我孫子武丸
    欲動にいたる病/神永学
    怪談にいたる病/背筋
    コンコルドにいたる病/真梨幸子
    拡散にいたる病/矢樹純
    しあわせにいたらぬ病/歌野晶午

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    2026年03月23日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    読み終わり〜読み終わりまでは残穢を読んだ時の、なんとも言えない気持ち悪さがあって面白かったです。
    結末はわからなくもないけど、オチが若干弱かったので、すごい怖い!って言うよりは得体の知れない気持ち悪さが少し残る感じの終わり方でした。
    気になってた本だったから読めて良かったです!!

    面白かったー!!!

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    2026年03月22日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    「近畿地方のある場所について」、「口に関するアンケート」に続いて背筋さんの作品を読むのは3回目になる。
    いつもミステリーばっかり読んでいる自分としては何らかの結論に帰着してくれる本作はこれまでの2冊よりも読みやすかった気がする。
    内容もそこまでハードなホラーではないが、読んだ後になんとも言えないモヤモヤが残る。
    怖面白い1冊だった。

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    2026年03月20日
  • 近畿地方のある場所について

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    ネタバレ

    モキュメンタリーの中でも好き。
    ただモキュメンタリーの性質上、カクヨムで読んだ方が掲示板部分など臨場感はありより好み。

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    2026年03月20日
  • だから捨ててと言ったのに

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    数ページで読み終わる短編を集めたアンソロジー小説。作者が全て異なるため、話が複雑になればその分読みづらさとして認識されてしまう作者が出てしまうのは、仕方ないかもしれない。

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    2026年03月14日
  • 口に関するアンケート

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    なんといっても、目を引くのが本の大きさです。
    小さな手帳サイズで、無料の小冊子なのではと最初思ったのですが、後ろを見るとバーコードと定価が表示されていて、れっきとした商品となっています。

    内容としては、ある心霊スポットに行った人たちの音声ファイルを文字化して、読者が読むという形式になっていました。
    約60ページという短さなのですが、色々な仕掛けがされていて、ゾワゾワさせられました。

    音声ファイルのタイトル名の違和感や文字の色が違ったりと、いかにもホラー小説と彷彿させるような演出が施されていて、面白かったです。

    特に印象的だったのは、題名でも示されているアンケートです。
    これは、物語の最後

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    2026年03月12日
  • だから捨ててと言ったのに

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    文体の合う合わないで小説を選びがちなので、
    こういうオムニバスではいろいろな著者の文体を少しずつ味見できるのが有難い。

    同じ書き出しでも、ミステリーになったりホラーになったり青春小説になったりとジャンルも色々楽しめた。

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    2026年03月04日
  • 最恐ホラー 呪われた図書館

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    夢明作品から読む。
    難解だがラストに向けてまとまっていくようで結局まとまってない どこか耽美的にも思う 独特さはさすがすぎたが もっと読みたい分厚い短編集を!!と飢餓感を覚える。
    背筋作品は、叙述テクに唸る 異なるものが混ざり合うことの不気味さが深い こちらもえっこれで終わり!背筋の無駄遣い!これ続きあるでしょ分厚い単行本の予定は無いの?!と暴れ出しそうでした
    企画もので以降色んなホラー作家で続刊 かと言って書き下ろしでも無いのか雑誌発表済みって
    いっそゴツい単行本でまとめて4980円で出して?とは思うが不景気でそんな高いのは売れないのかな 4980円でも元が取れないとか?

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    2026年03月03日
  • 口に関するアンケート

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    ネタバレ

    口は災いの元。何かに意味を与えたらその意味を全うしようという力が働く。目の前のことを信じ込むだけでは、誤ったものを生み出してしまう可能性がある。
    最後のアンケートですべてが繋がる感じに鳥肌が立った。赤字になってるのは、死ぬ直前の言葉だからなのか。
    杏の呪いによって、5人の大学生が集団自殺した話。
    自殺前にどういう経緯で杏が死に至ったのかを話させてる、気味の悪い内容だった。

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    2026年03月01日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    フリー編集者、小林、YouTuberのチャンイケ、霊視ができる宝条の三人はそれぞれの思惑で心霊本をでっち上げる。短編的に心霊現象が起きるキッカケやそれぞれの過去が挟まれるが、どのように交わっていくのかは終盤までわからない。その分、終盤の物語の加速度は凄まじく、「そんな事になっているのなら、どうなってしまうんだ?」とワクワクさせる。しかし、加速し切った末のオチはホラー小説としては弱く、微ハッピーエンド?と言ったような感じである。

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    2026年03月01日