背筋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画化と聞いて、手に取ってみましたが、思わず本のサイズに「ちっさ」って言ってしまいました。しかし内容は濃厚でした。
まず、怪談に行った大学生数人にそれぞれ話を聞いていくんですが、どんどん何だかおかしい。ん?君は何を言っているんだ?という小さな違和感。
最後まで読み終わって、あ、これ、もしかして…と直接は書かれていないけど口調でわかることを想像していてページを読んだ瞬間
「アンケートを行います」
ん?と思いつつアンケートを読み進めて、真面目に答えていたら
うわーーーーー!!!思い浮かべちゃったーーー!!
やられました。最後の最後で、まさか、この大学生たちは?と思っていたことを書かずに想像さ -
Posted by ブクログ
ここ最近ずっと本の感想を書けていなかった。この本を読み終わったのは1年以上も前だ。感想を書く習慣を復活させるために、少しずつ、思い出しながら書いていく。
当時既に有名だったから存在だけはうっすらと知っていた。でも、内容については全く未知だった。それがよかった。この本は、何も予備知識を入れずに、ただただ書いてある内容に没頭していくのが正しい読み方だったように思う。
とても上質なホラーだった。ゾッとしたし、嫌な気持ちにさせられたし、こんな怪異に絶対に出くわしたくない、と思った。ホラー小説でこんなに満足のいく読書体験は久しぶりだった。
巻末の袋とじも良かった。なんだか、袋とじというものそのものがな -
Posted by ブクログ
とにかく不気味で、洒落怖を読んでいる不気味さに近い。謎を散りばめながらもしっかりと回収しない感じや、怪異の理不尽さがとても怖く、後味の悪さを感じた。だが、そこがこの手の本の面白さでもある。時系列がバラバラなので、整理されているネットの情報等を見るとよりわかりやすい。赤い女、息子、山の白い鬼?はいったいどういう関係なんだろうか?山の白い鬼は子どもを産んでない女を求め、女は息子の母親を求めて、息子はとにかく命を奪うといった感じか。整理できたようで整理できてない。
追記 モキュメンタリーをいろいろ読んだが、この本の二番煎じ感は否めない。読めば読むほどこの本の素晴らしさが際立つ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私が読んだ二作目のモキュメンタリーホラー。
読み終えて、そりゃモキュメンタリーホラーブームにもなるわ!と納得。
新しい読み味、一見すると関わりのないような情報と情報が繋がっていくときの何とも言えない快感と、繋がっていくのに結局謎が明らかにはならない気持ち悪さが最高だった。
で、結局なんなの?系が好きな私にとってはかなり刺さった。
ひとつの謎、一つの怪異が原因ではなく、ましら様、赤い服の女、あきらという男の子、それぞれの怪異がどう関係あるのか?こちらに考えさせる余地を残して終わるのがとても良い。
映画はまたちょっと違う内容で、白石監督さすがのモキュメンタリー感。怖かった…。
文庫版は内容が変わ -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて読んだモキュメンタリーというジャンルの本がこの本だった。
「結末を知るだけで呪われる」読み終わると同時に作者の罠にひっかかるトリックが読み終わったタイミングでやられた!と感じて読み終わってからも面白かった。
結論としては、著者は赤い女に選ばれて本書を媒体にして呪いを広める役割を担っており、母親が著者を使い読者と怪異の縁を深め呪いを大きくすることでひたすらに我々の命を食らう「あきらくん」を育てる、これが本書の存在意義。
新しい小説の読み方、見方を目の当たりにしてワクワクしながら読み進めれ、散りばめられた情報が最後にひとつになるのもスッキリした。
読みやすい本だとおもう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ近畿地方のある場所について
感想をあえて端的に示せば
「世の中のあらゆる事象にいいも悪いもない、
それをどう受け止めどう伝えるかでいい悪いが決まってくる、
そして悪いことは伝え方がむつかしくぶれやすい」
理系寄りの人間に言わせてしまうと、全てはことわりどおりに進んでる、という話であって、その事象には善悪もなければ意味もない。
極端な話「死」という言葉だけを聞くと、多くの人はそれをネガティブにとらえると思うのですが、「〇〇の死」と書くと〇〇次第で意味か変わってくる。
〇〇に親密な人の名前が入れば、それはどうしようもない不幸であり悪なのだけど、
〇〇に入るのが自分が嫌いで迷惑をかけてきた人 -