重松清のレビュー一覧
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妻と生まれた子供のために、手料理を学んだコージー。
大怪我を負った母が不倫をしていたことにショックを受けるドン。そんな彼は自分を鼓舞し、大好きな母やみんなに手料理を振る舞うことで、離れ離れになりそうな家族の危機を救った。
長年別居していた桜子に離婚を宣言された一博。
最後に最高のおもてなしをするため、全国各地で最高の食材を探し求め、最高の料理を作り、元妻をねぎらった。
誰かの為に作る料理は、特別な味がするらしい。
それぞれの家庭には、家庭の味付けがあるように家族のあり方も様々だ。
落ち着くところに落ち着いた形。納得いくかいかないかは、読んだ人の感覚次第だと思う。
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Posted by ブクログ
戦中世代が高度経済成長期においてニュータウンに家を買って、猛烈サラリーマンとして成長を担ったあと、定年で一気に居場所を失ってしまったが、同じ定年仲間や家族との日々の中で試行錯誤しながら居場所を見つけていく、という感じの話。
なんか時代設定古くない?と思ったら、実際古いんですね。90年代に書かれた本でした。定年やってきて一気にやることなくなる、というのは多少労働市場の流動性が出てきた今でもままあることだと思うけれども、インターネットやSNS、スマートフォンがここまで浸透してくると、朝起きてさて何しようかとポツネンとする人は少なくなってきてるのではないかとも思います。それでソシャゲにはまってもどう -
Posted by ブクログ
2014年に飼い猫が死んじゃてから家人から再び猫を飼おうという話は出てこない。みんなミルクのことが大好きだった。実はオイラは猫を飼いたい。ギクシャクしている家族に光がほしい。よく考えてみると家がゴミ屋敷化したのは、家族のそれぞれが自室にこもるようになったのは、ミルクがいなくなってから。
やんちゃで迷惑や心配をかける猫だけど、それがみんなをやさしい気持ちにさせてくれていたんじゃないかな。
この7編の物語に登場する猫たちもそれぞれの環境の中で温もりと光を与えてくれる。猫ってホントは人間の言葉を理解してるんじゃないか、って思わせるところがあるけど、理解してるのかも。
「身代わりのブランケット・キャッ -
Posted by ブクログ
この本も私が買った本じゃなく、家の本棚に重ねてあった奴。
だれが買ったのかなぁ。。。
「かっぽん」ってのは地方の隠語で、男女の営みの事。
15歳の少年が頭にある事は四六時中かっぽんの事ですわな。
そんな少年の悩みとか、太宰治の研究をする大学教授の話とか全8編からなる短編集です。
レコードのようにA面とB面に別れていて、A面は青春純情物語、B面は世にも奇妙な物語的なように別れてます。
いつもは、ホロリとさせてくれる重松さんですが、この本中の物語ではそんなのは無かったなぁ。でも、青春期のノスタルジックな気分に浸れます。
重松さんにしては性描写がリアルな部分があるんだけど、この本、息子が買ったの
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