【感想・ネタバレ】ブランケット・キャッツのレビュー

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購入済み

切ないね

2014年07月31日

人生は切ないね。
登場人物達の人生がレンタル猫によって輪郭をはっきりさせられ
それを読者も主人公達も見せられる。
うん。俺もがんばらなきゃと切ない気分の中で感じました。

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Posted by ブクログ 2019年12月09日

ドラマとは違って貸主の出番はほとんどなく、ネコと、ネコを借りた人・家族の物語。自分の人生を振り返りたくなるお話でした。

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Posted by ブクログ 2018年03月24日

20180324

久しぶりの重松清さんの作品。

やはり、市井の人たちの思い通りにいかない人生の悲しさを描いたら超一流だな。
最後にはフッと悲しみの底から拾いあげられるような感じで、なんとも言えないじわっとくる読後感。

ブランケットキャットというタイトルだけど、あくまでも主人公は、様々な状況にお...続きを読むかれた人間たち。

その中で、猫目線のひと作品が特に印象に残った。

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Posted by ブクログ 2017年09月08日

NHKドラマで。
原作があったのね。読んでません。
DVD出たらみることはお勧めします。
シーズン2とか出ないかしら、、、。

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Posted by ブクログ 2011年12月31日

さらっと読めちゃう1冊
途中で1話あったブランケットキャッツ側のお話が好きだった。
ちょっとほろりと来そうだけどそうでもなかったり、あったかいよう清々しいような気持ちになった!

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Posted by ブクログ 2019年03月30日

起きてしまった事案や日々の生活が、突然劇的に良くなることなんてそうそうないけれど、猫の存在が癒されたり考え方を変えるきっかけになったり、救われないけどもがく力を持てるような話。

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Posted by ブクログ 2019年03月04日

身代わりのブランケット・キャットのお母ちゃんのくだり泣けちゃったなーこどもうまれたからこういうあざといのが泣けてきちゃうようになっちゃったな

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

以前テレビドラマになったのを見た。
小説ではペットショップで猫を貸し出す話だったのか。
ドラマでは西島秀俊演ずる家具職人が、亡き妻の残した猫の里親を探すという設定になっていたけれど。
原作のままの設定だと、動物愛護団体から批判を受けるからかなあ?
それとも西島さんを見せるため?

まあ、映像作品と小...続きを読む説は別物。
それぞれで味わえばよい。

小説は一編一編がほとんど独立した内容。
貸し出される猫も原則毎回別の猫。
その猫を借り出した人々の、少し切ない物語が展開される。
どの人も、どの家族も、何か問題を抱えている。
子どもを持てない夫婦、末期がんを一人で耐えている女性、いじめの主犯格に祭り上げられてしまった少年、火事で家族を失った老人、リストラされ、家と家族の信頼を失いつつある男性・・・。
それぞれの境遇を、なんともしみじみと読ませるのだ。

サトルとエミの兄弟の家出に寄り添う旅猫タビーは、先日読んだ『旅猫レポート』を思い出さずにいられなかった。
誇り高い猫が視点人物になっている点、そしてサトル。
どっちかというとこの本の方が、私の好みにはあっているかな。

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Posted by ブクログ 2017年10月09日

心があったまる短編をサクサク読みたいな、と思い、国語の教科書以来初めて作者の本を買った。
それぞれの作品に、鬱屈した面を持つ主人公がいて、それが猫を通じて氷解していく、というのがざっくりしたストーリーだが、当然そこまでに至る描写が読者の胸をゆさぶる。
個人的に好きな短編は「身代わりのブランケット・キ...続きを読むャッツ」。

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Posted by ブクログ 2017年08月24日

2泊3日で貸し出される、優秀なネコたちのお話。現実にしたら猫としては迷惑な話だろうけど、こんなに自立した優秀なネコちゃんたちと暮らせるならぜひ利用してみたい!

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Posted by ブクログ 2017年08月11日

テレビドラマ化 という帯に引かれて買った1冊
ドラマとはちょっと違った設定でしたが。
うーん,猫の姿が見えない。テレビでは猫だらけだったのに。
でも,内容としてはいいストーリーでした。
よみたい方,ぜひ

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Posted by ブクログ 2017年08月07日

ドラマを見て原作を読みたくなったんだけど、期待通りドラマの光景が蘇ってきて楽しめた。

我が家の猫にはお気に入りのブランケットなんて無いから毛布付きでやってくる猫に出会ってみたい。
7つの短編、全てが人間ドラマになってる。
アメショの起源の話は興味深かった。

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Posted by ブクログ 2017年07月27日

ブランケットキャットが家に来て、いつもがいつもじゃなくなったり。。。
家族で抱えていた問題がこじれてるようで、解決に向かってるような。。。
出せなかった1歩を踏み出すきっかけだったり。。。
猫が家に来るってどんな感じなんだろう。
人生を変えるだけの力があるのかも。
2泊3日。ちょっと試したくなった。

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購入済み

ネコって偉大ですよね。

2017年07月08日

「レンタル猫」って無理があるなぁって思ってたんです。
でも、どのお話のコも長年飼われているかの様に主人公に寄り添い、誰にもぶつけられないでいる想いを、すぅ〜と吸い取って、寄り添ってくれる。この感じ!うちのコたちもそうだったなぁ〜。
「猫はワガママでクール」そんな巷の印象ですが、違うと思います。猫...続きを読むたちはよく分かっているのです。今 、飼い主さんに何が必要なのか。ずっと見てくれてるから。見てないふりして、ずっと。
うちのコたちに会いたくなりました。
TVでドラマが始まりましたね。小説とは違う設定、目線があります。好みはあるかもしれませんが、やはり、人の心の少し弱ってる部分にそっと手を当ててくれる猫たちが真髄を掴んでいると思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月05日

猫の目から見たら、ひとが背負う苦労はどんな風に見えるんでしょう。七匹のブランケットキャットが登場する短編集。

全話を通じてハッピーエンド的な話は出てきませんが、この先の未来に希望を抱かせる終わり方。好きなのが「身代わりのブランケットキャット」と「嫌われもののブランケットキャット」
お婆ちゃんのまる...続きを読むい優しさと、お爺さんの厳しい優しさ。うるっときました。

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Posted by ブクログ 2017年03月08日

結構軽い気持ちで読み始めたらほぼ全編で涙。

そうだった、私は重松清に弱いのであった…。

しかも猫…可愛い…。

重松さんは本当、上手だよなぁ。

夫婦、死、いじめ、介護、過去、そして家族の物語。

‪中でも介護の話はとても救われた気持ちになった。
デリケートな問題ってたくさんあるけど、どれも結果...続きを読むだけを見ないでほしいなと思った。
それに行き着く過程は人それぞれなのだ。‬

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年05月14日

 家に居つくと言われる猫が、様々な家を渡り歩くなんてことが可能なのか、そのストレスは如何許りか、傾げた首が戻らない。少なくとも、うちの猫たちにその適性がないことは確かである。

 が、この本の中の猫たち(ブランケット・キャッツ)は賢い。「生きていればいろいろある」酒に酔った人がよく吐くセリフだけど、...続きを読むその「いろいろ」に含まれている全部をまるっと分かっているかのように、借主に寄り添う。

 当然ながら、3日間猫と暮らしてみたところで、悩みの解決にも哀しみの癒しにもならない。嫌な人が嫌じゃなくなるわけでも、子どもができるわけでも、仕事が見つかるわけでも、はたまた幸せになれるわけでもない。

 でも、小さな「異物」が家に入り込むことで、心に小さな化学反応が起こる。下手な慰めや励ましの言葉は、人を余計落ち込ませることがある。「にゃあ」と鳴くだけの猫のほうが、人に一筋の光をあたえてくれるのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2012年05月05日

猫好きです。場の空気を読む、なんて頭がいい子なんだろう。うちのはダメダメです、ブランケットキャットにはなれません(苦笑)猫目線の話が、特に好きでした。

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Posted by ブクログ 2012年04月22日

猫の見透かしたような目とか、全てを理解しているような絶妙な間とか、猫を飼ったことある方なら経験があるかも。
それが物語になっていて、猫側からの目線もあって猫好きには楽しかった。
同時にやっぱり人間て勝手だなぁとも改めて思った(笑)

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Posted by ブクログ 2012年02月20日

どの話も切なくて、ちょっと哀しくて、でも「今日」とは少しだけ違う「明日」を予感させる温かい物語。ブランケットキャットによって劇的に人生や考えが変わるわけではないが、でも確実に何かが変わっていく。全てがハッピーエンドというわけではないが、後味の悪さがない。1話だけあるブランケットキャット目線の物語が印...続きを読む象的だった。

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Posted by ブクログ 2016年07月29日

いろいろな種類、性格の7匹の猫がでてくる短編集。
めちゃくちゃ明るい話ではなく、どこか問題をかかえた主人公たちが猫たちに救われるというお話が中心。

その中でも異色なのが6匹目のおはなしでこれがいちばんのお気に入り!
「旅に出たブランケットキャット」、これだけは猫視線で描かれていて、猫の気持ちが絶妙...続きを読むに表現されている。

猫好きにはたまらない1作品。

2016年7月28日 再読

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Posted by ブクログ 2016年01月05日

名古屋パルコのリブロにて。
猫の目線であったり,人の目線であったりするが,「家族」というもののあり方や人間としての生き方などについて考えさせられる短編集であった。

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Posted by ブクログ 2016年07月30日

7つの物語に描かれる7つの家族。
どの家族も「不幸」を持っています。子供のできない夫婦、出来心から横領した中年の女性事務員、自分がいじめにあう恐怖からいじめの加害者になった少年。。。。。不幸がすべて無くなる訳ではないけれど、ブランケット・キャッツ達によって、何か少し明かりのようなものが見えてきます。...続きを読む
ピカイチの出来とは思いません。重松さんらしくはあるのですが、それだけという感じもします。まあ、こちらがハードルを上げ過ぎているのかもしれませんが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年10月21日

「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈る温もりと小さな7つの光。
とあるようにいろいろな家族の短編集。いずれもやや癖のある人たちが出てきて感情移入はしづらかったが、猫視点の話は面白かった。

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Posted by ブクログ 2020年05月02日

2014年に飼い猫が死んじゃてから家人から再び猫を飼おうという話は出てこない。みんなミルクのことが大好きだった。実はオイラは猫を飼いたい。ギクシャクしている家族に光がほしい。よく考えてみると家がゴミ屋敷化したのは、家族のそれぞれが自室にこもるようになったのは、ミルクがいなくなってから。
やんちゃで迷...続きを読む惑や心配をかける猫だけど、それがみんなをやさしい気持ちにさせてくれていたんじゃないかな。
この7編の物語に登場する猫たちもそれぞれの環境の中で温もりと光を与えてくれる。猫ってホントは人間の言葉を理解してるんじゃないか、って思わせるところがあるけど、理解してるのかも。
「身代わりのブランケット・キャット」のおばあちゃんが、「優しいねえ、みんな、優しいよねえ……」って言った時、ロンロンの身代わりを含め実はすべてを把握した上での言葉だったんじゃないか、と思うと泣けた。

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Posted by ブクログ 2017年12月03日

タイトルとカバーから想像していたよりもずっと、深いお話でした。のっけから予想外でショックを受けましたが、なるほど、ねことはこういう役割もあるのだと納得。なかなか興味深い内容でした。

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Posted by ブクログ 2017年09月25日

ドラマが期待してたぶん、ガッカリ感が半端なかったので(富田靖子の演技は良かったけど)原作読んでみた。

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Posted by ブクログ 2017年07月02日

重松清さんは初めて読んだ。人気があるのがわかるし上手い作家なんだろうと思う。
けど、かなりリアリティがあって心苦しくなる。頼みもしない置き土産をおいて置かれたよう。悪くはないけど、しばらく敬遠しそう。
嫌われ者の猫と大家さんの話が一番よかった。

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Posted by ブクログ 2017年06月03日

重松氏の小説にしては心理描写がイマイチ。
氏の作品は、基本傑作。時折、ハズレあり。
今回は疲れている中書いたのかも。

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Posted by ブクログ 2016年12月31日

しっぽのないブランケット•キャットを読んで、そうそう、この感じが重松清だって思い出した。おじさんなのになんでこんなに学童期の男の子の気持ちが分かるんだろう。私は男性でないし、いじめも経験した事がないから想像でしかないけれど、すごくリアルに感じられる。
2016.12.30

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Posted by ブクログ 2014年06月03日

レンタネコとおんなじだね。
アメショーのタビーのお話が、猫好きとしてはたまらなく可愛く感じて好き。
でもどの話も、猫による癒しでは足りない位切ない事情があって、猫の可愛さを楽しむというよりそれらの人々の心を感じとる方に重きがあったかも。

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Posted by ブクログ 2012年08月04日

設定はさておき、重松さんっぽい話だったな〜。

タビーが旅に出る話だけ、雰囲気がちゃいましたが…

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